陣屋町 (室蘭市)
陣屋町 | |
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町 | |
北緯42度22分19.09秒 東経140度57分24.52秒 / 北緯42.3719694度 東経140.9568111度座標: 北緯42度22分19.09秒 東経140度57分24.52秒 / 北緯42.3719694度 東経140.9568111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 651[1] 人 |
世帯数 | 355[1] 世帯 |
設置日 | 1978年(昭和53年)11月1日 |
郵便番号 | 050-0067[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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陣屋町(じんやまち)は北海道室蘭市の地名。陣屋町一丁目から五丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は050-0067。かつて同名の字が存在した。
地理
[編集]室蘭市の西部に位置し、西から北に崎守町、東に幌萌町と接し、南に室蘭港と面する。
河川
[編集]- 準用河川 ポロペケレオタ川
海洋
[編集]- 室蘭港
地域の特徴
[編集]室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭北地域に属する[4]。
大部分は鷲別岳の裾野に広がる丘陵地であり、谷あいに住宅地があり、その中心をポロペケレオタ川が南西流する。南部をJR北海道 室蘭本線が横断し、その南側を国道37号が走る。国道37号より南側は埋め立て地であり、ENEOSの石油タンクが立ち並ぶ。また南の対岸、祝津町とを結ぶ白鳥大橋(白鳥新道)の陣屋ランプがあり、北海道道127号室蘭インター線に接続する。北海道道127号室蘭インター線は町域の丘陵地帯を北東に走り抜け道央自動車道の室蘭ICに接続する。
二丁目に室蘭市民俗資料館 とんてん館,稲荷大明神,東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡、三丁目に室蘭市消防署 蘭北支所,陣屋町会館、白鳥新道 陣屋ランプがある。
歴史
[編集]1934年(昭和9年)東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡が国指定史跡となり、1954年(昭和29年)石碑を建立[5]、1968年(昭和43年)から5年がかりで土塁と堀の修復や屋敷跡の平面復元が行われた[6]。三丁目には1948年(昭和23年)開校の室蘭市立陣屋小学校があった[5]が、2018年(平成30年)に室蘭市立本室蘭小学校、室蘭市立白鳥台小学校と統合して室蘭市立白蘭小学校となり、閉校した[7]。1953年(昭和28年)国鉄 室蘭本線 陣屋町駅開設。当初は旅客の取り扱いのある一般駅であったが、1970年に旅客営業を停止、貨物駅となった。2008年(平成20年)のダイヤ改正では貨物列車の設定も消滅、その後は廃車車両や譲渡車両の拠出などに利用されている。
地名の由来
[編集]盛岡(南部)藩の出張陣屋跡であったことによる[5]。
沿革
[編集]- 1929年(昭和4年)10月16日 - 字名改正により輪西村(大字)の一部が陣屋町(字)となり、輪西村(大字)を廃止[5][8]。
- 1967年(昭和42年)7月1日 - 陣屋町新設[注 1]。
- 1978年(昭和53年)11月1日 - 陣屋町一丁目 - 五丁目新設[10]。
町名の変遷
[編集]実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
字名改正 | 1929年(昭和4年)10月16日 | 陣屋町(字) | 輪西村(大字)の小字、 ベキリウタ,ペケレオタ,ホロモイ,ベキリウタ奥,ポロベキリウタ,ポンベキリウタ,沢奥[8] |
町名新設 | 1967年(昭和42年)7月1日 | 陣屋町 | 陣屋町(字) |
町名新設 住居表示 |
1967年(昭和42年)7月1日 | 陣屋町一丁目 | 陣屋町の一部[10] |
陣屋町二丁目 | 陣屋町の一部[10] | ||
陣屋町三丁目 | 陣屋町の一部[10] | ||
陣屋町四丁目 | 陣屋町の一部[10] | ||
陣屋町五丁目 | 陣屋町の一部[10] |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
陣屋町一丁目 | -世帯 | -人 |
陣屋町二丁目 | 97世帯 | 173人 |
陣屋町三丁目 | 117世帯 | 210人 |
陣屋町四丁目 | 117世帯 | 222人 |
陣屋町五丁目 | 24世帯 | 46人 |
計 | 355世帯 | 651人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 917人 | [11] | |
2000年(平成12年) | 944人 | [12] | |
2005年(平成17年) | 863人 | [13] | |
2010年(平成22年) | 776人 | [14] | |
2015年(平成27年) | 721人 | [15] | |
2020年(令和2年) | 672人 | [16] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 324世帯 | [11] | |
2000年(平成12年) | 359世帯 | [12] | |
2005年(平成17年) | 349世帯 | [13] | |
2010年(平成22年) | 337世帯 | [14] | |
2015年(平成27年) | 333世帯 | [15] | |
2020年(令和2年) | 316世帯 | [16] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
陣屋町一丁目 | 全域 | 室蘭市立白蘭小学校 | 室蘭市立本室蘭中学校 |
陣屋町二丁目 | 全域 | ||
陣屋町三丁目 | 全域 | ||
陣屋町四丁目 | 全域 | ||
陣屋町五丁目 | 全域 |
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道南バスが路線バスを運行する。
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道路
[編集]- 国道37号
- 白鳥大橋(白鳥新道)
- 陣屋ランプ
- 北海道道127号室蘭インター線
施設
[編集]役所・公的機関
[編集]- 室蘭市消防署 蘭北支所
公共施設
[編集]- 陣屋町会館
文化施設
[編集]- 室蘭市民俗資料館 とんてん館
寺社
[編集]- 稲荷大明神
公園
[編集]- 陣屋1号公園
史跡
[編集]- 東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 新室蘭市史 第2巻によれば「町名地番を整理する新住居の実施は、…四十二年(一九六七)七月の第五次整理をもって一応完了した。これによって五十町九十一丁に統合整理された…」となっている[9]。1967年7月1日時点での町を数えると、陣屋町も含めなければ50町にならないため、1967年7月1日の第五次整理にて町として成立したと考えられる。
出典
[編集]- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月27日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月27日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月8日閲覧。
- ^ a b c d 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、762頁。ISBN 4040010116。
- ^ “東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡”. 室蘭市教育部生涯学習課. 2024年2月27日閲覧。
- ^ “室蘭市立小学校・中学校一覧”. 2024年2月27日閲覧。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、110頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、111頁。
- ^ a b c d e f “自治省告示第26号”, 官報 (国立印刷局) 第15614号, (1979-02-05)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月28日閲覧。
関連項目
[編集]崎守町 | 崎守町 | |||
崎守町 | 幌萌町 | |||
陣屋町 | ||||