神代町 (室蘭市)
神代町 | |
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町 | |
北緯42度23分43.12秒 東経141度0分7.09秒 / 北緯42.3953111度 東経141.0019694度座標: 北緯42度23分43.12秒 東経141度0分7.09秒 / 北緯42.3953111度 東経141.0019694度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 16[1] 人 |
世帯数 | 10[1] 世帯 |
設置日 | 1967年(昭和42年)7月1日 |
郵便番号 | 050-0053[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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神代町(かみしろちょう)は北海道室蘭市の町。住居表示未実施。郵便番号は050-0053。かつて同名の字が存在した。
地理
[編集]室蘭市の北部に位置し、西から北に香川町、北東に登別市上鷲別町、東に水元町、南東に八丁平、南に港北町,柏木町,本輪西町、南西に幌萌町と接する。
河川
[編集]地域の特徴
[編集]室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭北地域に属する[4]。
鷲別岳の南側の丘陵地であり、居住者は少ない。北東縁の登別市との境界を鷲別川が南東流する。道央自動車道 が南部を横断、西縁付近には上り線に本輪西展望所がある。南東端にある道道自動車道の神代トンネル上を通る北海道道107号室蘭環状線が東縁に沿って北上、半円を描くように大きくカーブしながら西に向きを変えた後、西縁付近で南西に向きを変えて南西端から出ていく。
北海道道107号室蘭環状線が大きくカーブする途中に室蘭市神代火葬場があり、さらに西に進んで町域の中央付近に望洋台霊園がある。南部には社会福祉法人室蘭源泉学園 花ファクトリーあけぼの,室蘭市少年野球場がある。北部には香川町に跨る形で室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)がある。
歴史
[編集]1887年(明治20年)本州からの移住者によって開拓が始まり、5年後には30戸ほどになったというが、冷涼のため去る人が多かった[5]。また初の入植者が兵庫県(淡路国)の出身者であることから、かつては淡路町と呼ばれ、離散した後には奥輪西と呼ばれた[6]。1966年(昭和41年)神代火葬場が寿町から移転[6]。1970年(昭和45年)望洋台霊園が市内8か所の墓地を統合して開設[6]。1981年(昭和56年)市少年野球場設置[6]。
地名の由来
[編集]旧地名のカミシロコタンに由来する[7]。カミシロは「髪白」で白馬を表し、白馬村の意味との説がある[8]。またアイヌ語の「カムイシロコタン」のなまりであり、「神の山(霊山)にある祭場」だという説もある[8]。
沿革
[編集]町名の変遷
[編集]実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
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字名改正 | 1929年(昭和4年)10月16日 | 神代町(字) | 輪西村(大字)の小字、 八丁平・コイカクシ・ヤムクシナイ・カミシロコタン・石炭沢・ワニシ奥・ホンワニシ・ワニシ沢・奥ワニシ・ワニシサワ奥・ホロワニシ・天神山[7] |
町名新設 | 1967年(昭和42年)7月1日 | 神代町 | 神代町(字) |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
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神代町 | 10世帯 | 16人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 39人 | [10] | |
2000年(平成12年) | 29人 | [11] | |
2005年(平成17年) | 24人 | [12] | |
2010年(平成22年) | 20人 | [13] | |
2015年(平成27年) | 18人 | [14] | |
2020年(令和2年) | 15人 | [15] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 13世帯 | [10] | |
2000年(平成12年) | 11世帯 | [11] | |
2005年(平成17年) | 8世帯 | [12] | |
2010年(平成22年) | 9世帯 | [13] | |
2015年(平成27年) | 9世帯 | [14] | |
2020年(令和2年) | 7世帯 | [15] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]。
町 | 地番 | 小学校 | 中学校 |
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神代町 | 本輪西町又は柏木町に隣接する区域 | 室蘭市立蘭北小学校 | 室蘭市立港北中学校 |
上記以外 | 室蘭市立八丁平小学校 | 室蘭市立桜蘭中学校 |
交通
[編集]道路
[編集]- 道央自動車道
- 北海道道107号室蘭環状線
施設
[編集]公共施設
[編集]- 室蘭市神代火葬場
- 室蘭市少年野球場
社会福祉施設
[編集]- 社会福祉法人室蘭源泉学園 花ファクトリーあけぼの
公園
[編集]- 室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 新室蘭市史 第2巻によれば「町名地番を整理する新住居の実施は、…四十二年(一九六七)七月の第五次整理をもって一応完了した。これによって五十町九十一丁に統合整理された…」となっている[9]。1967年7月1日時点での町を数えると、神代町も含めなければ50町にならないため、1967年7月1日の第五次整理にて町として成立したと考えられる。
出典
[編集]- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年3月2日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年3月2日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月8日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 下巻』角川書店、1987年、428頁。ISBN 4040010124。
- ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、391頁。ISBN 4040010116。
- ^ a b c 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、110頁。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第1巻』室蘭市役所、1981年3月25日、168頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、111頁。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年3月2日閲覧。
関連項目
[編集]香川町 | 香川町 | 登別市上鷲別町 | ||
香川町 | 水元町 | |||
神代町 | ||||
幌萌町 | 本輪西町・柏木町・港北町 | 八丁平 |