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神代町 (室蘭市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 室蘭市 > 神代町 (室蘭市)
神代町
地図北緯42度23分43.12秒 東経141度0分7.09秒 / 北緯42.3953111度 東経141.0019694度 / 42.3953111; 141.0019694座標: 北緯42度23分43.12秒 東経141度0分7.09秒 / 北緯42.3953111度 東経141.0019694度 / 42.3953111; 141.0019694
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 16[1]
 世帯数 10[1] 世帯
設置日 1967年昭和42年)7月1日
郵便番号 050-0053[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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神代町(かみしろちょう)は北海道室蘭市住居表示未実施。郵便番号は050-0053。かつて同名の字が存在した。

地理

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室蘭市の北部に位置し、西から北に香川町、北東に登別市上鷲別町、東に水元町、南東に八丁平、南に港北町柏木町本輪西町、南西に幌萌町と接する。

河川

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地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭北地域に属する[4]

鷲別岳の南側の丘陵地であり、居住者は少ない。北東縁の登別市との境界を鷲別川が南東流する。道央自動車道 が南部を横断、西縁付近には上り線に本輪西展望所がある。南東端にある道道自動車道の神代トンネル上を通る北海道道107号室蘭環状線が東縁に沿って北上、半円を描くように大きくカーブしながら西に向きを変えた後、西縁付近で南西に向きを変えて南西端から出ていく。
北海道道107号室蘭環状線が大きくカーブする途中に室蘭市神代火葬場があり、さらに西に進んで町域の中央付近に望洋台霊園がある。南部には社会福祉法人室蘭源泉学園 花ファクトリーあけぼの,室蘭市少年野球場がある。北部には香川町に跨る形で室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)がある。

歴史

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1887年明治20年)本州からの移住者によって開拓が始まり、5年後には30戸ほどになったというが、冷涼のため去る人が多かった[5]。また初の入植者が兵庫県(淡路国)の出身者であることから、かつては淡路町と呼ばれ、離散した後には奥輪西と呼ばれた[6]1966年(昭和41年)神代火葬場が寿町から移転[6]1970年(昭和45年)望洋台霊園が市内8か所の墓地を統合して開設[6]1981年(昭和56年)市少年野球場設置[6]

地名の由来

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旧地名のカミシロコタンに由来する[7]。カミシロは「髪白」で白馬を表し、白馬村の意味との説がある[8]。またアイヌ語の「カムイシロコタン」のなまりであり、「神の山(霊山)にある祭場」だという説もある[8]

沿革

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  • 1929年(昭和4年)10月16日 - 字名改正により輪西村(大字)の一部が神代町(字)となり、輪西村(大字)を廃止[6][7]
  • 1967年(昭和42年)7月1日 - 神代町新設[注 1]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1929年(昭和4年)10月16日 神代町(字) 輪西村(大字)の小字、
八丁平・コイカクシ・ヤムクシナイ・カミシロコタン・石炭沢・ワニシ奥・ホンワニシ・ワニシ沢・奥ワニシ・ワニシサワ奥・ホロワニシ・天神山[7]
町名新設 1967年(昭和42年)7月1日 神代町 神代町(字)

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
神代町 10世帯 16人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 39人 [10]
2000年(平成12年) 29人 [11]
2005年(平成17年) 24人 [12]
2010年(平成22年) 20人 [13]
2015年(平成27年) 18人 [14]
2020年(令和2年) 15人 [15]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 13世帯 [10]
2000年(平成12年) 11世帯 [11]
2005年(平成17年) 8世帯 [12]
2010年(平成22年) 9世帯 [13]
2015年(平成27年) 9世帯 [14]
2020年(令和2年) 7世帯 [15]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]

地番 小学校 中学校
神代町 本輪西町又は柏木町に隣接する区域 室蘭市立蘭北小学校 室蘭市立港北中学校
上記以外 室蘭市立八丁平小学校 室蘭市立桜蘭中学校

交通

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道路

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施設

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公共施設

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  • 室蘭市神代火葬場
  • 室蘭市少年野球場

社会福祉施設

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  • 社会福祉法人室蘭源泉学園 花ファクトリーあけぼの

公園

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脚注

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注釈

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  1. ^ 新室蘭市史 第2巻によれば「町名地番を整理する新住居の実施は、…四十二年(一九六七)七月の第五次整理をもって一応完了した。これによって五十町九十一丁に統合整理された…」となっている[9]。1967年7月1日時点での町を数えると、神代町も含めなければ50町にならないため、1967年7月1日の第五次整理にて町として成立したと考えられる。

出典

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年3月2日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年3月2日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年3月2日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月8日閲覧。
  5. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 下巻』角川書店、1987年、428頁。ISBN 4040010124 
  6. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、391頁。ISBN 4040010116 
  7. ^ a b c 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、110頁。 
  8. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第1巻』室蘭市役所、1981年3月25日、168頁。 
  9. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、111頁。 
  10. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年3月2日閲覧。

関連項目

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