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沢町 (室蘭市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 室蘭市 > 沢町 (室蘭市)
沢町
地図北緯42度19分19.24秒 東経140度57分52.31秒 / 北緯42.3220111度 東経140.9645306度 / 42.3220111; 140.9645306座標: 北緯42度19分19.24秒 東経140度57分52.31秒 / 北緯42.3220111度 東経140.9645306度 / 42.3220111; 140.9645306
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 350[1]
 世帯数 220[1] 世帯
設置日 1966年昭和41年)7月1日
郵便番号 051-0027[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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沢町(さわちょう)は北海道室蘭市住居表示実施済み。郵便番号は051-0027。かつて同名の大字,字,室蘭郡の町が存在した。

地理

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室蘭市の南西部に位置し、北に西小路町、東に海岸町、南に幕西町、西に清水町と接する。

地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]

測量山の谷あいにある住宅地で、東縁を室蘭市道室蘭中央通線、西縁を北海道道844号祝津西小路中央線が走る。
沢町会館,高野山真言宗大正寺,浄土宗鎮西派満冏寺,真宗大谷派証誠寺がある。

歴史

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沢町は1872年明治5年)からの札幌本道(現・室蘭市道室蘭中央通線)開削の進行に伴い形成された町並みで、1873年(明治6年)に室蘭郡の町名として成立した[5]1862年文久2年)開設の浄土宗鎮西派満冏寺が、1872年(明治5年)現在地に移転[5]1873年(明治6年)真宗大谷派説教所が設立、1875年(明治8年)証誠寺と寺号公称。1904年(明治37年)に開設された古義真言宗説教所(現大正寺)が、翌年消失し現在地へ移転[5]。同年満冏寺に下総国成田山から不動尊を勧請、不動尊祭が始まる[5]

地名の由来

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沢地であったことによる[5]

沿革

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  • 1873年(明治6年) - 開拓使の管轄、室蘭郡の町として沢町が成立[5]
  • 1900年(明治30年)7月1日 - 北海道一級町村制の施行により室蘭町(一級町)が発足、室蘭郡沢町は室蘭町の大字、沢町となる[6]
  • 1918年(大正7年)2月1日 - 北海道区制の施行により室蘭区が発足。室蘭町沢町は室蘭区沢町となる[7]
  • 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により沢町(大字)が沢町(字)となり、沢町(大字)を廃止[5][8]
  • 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区沢町は室蘭市沢町となる[9]
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 沢町新設[5][10]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
北海道一級町村制 1900年(明治30年)7月1日 室蘭町沢町(大字) 室蘭郡沢町[6]
字名改正 1922年(大正11年)4月1日 沢町(字) 沢町(大字)[8]
町名新設
住居表示
1966年(昭和41年)7月1日 沢町 沢町(字),港町(字),泉町(字)の各一部[10]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
沢町 220世帯 350人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 766人 [11]
2000年(平成12年) 670人 [12]
2005年(平成17年) 564人 [13]
2010年(平成22年) 491人 [14]
2015年(平成27年) 430人 [15]
2020年(令和2年) 366人 [16]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 321世帯 [11]
2000年(平成12年) 303世帯 [12]
2005年(平成17年) 266世帯 [13]
2010年(平成22年) 243世帯 [14]
2015年(平成27年) 220世帯 [15]
2020年(令和2年) 206世帯 [16]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]

街区 小学校 中学校
沢町 全域 室蘭市立みなと小学校 室蘭市立室蘭西中学校

交通

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道路

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施設

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公共施設

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  • 沢町会館

寺社

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  • 高野山真言宗大正寺
  • 浄土宗鎮西派満冏寺
  • 真宗大谷派証誠寺

脚注

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月3日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月3日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年。ISBN 4040010116 
  6. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、45頁。 
  7. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、60頁。 
  8. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、107頁。 
  9. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。 
  10. ^ a b “自治省告示第176号”, 官報 (国立印刷局) 号外第140号, (1966-11-30) 
  11. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  17. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月3日閲覧。
  18. ^ 道路台帳図”. 室蘭市オープンデータサイト. 室蘭市. 2024年3月3日閲覧。

関連項目

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