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緑町 (室蘭市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 室蘭市 > 緑町 (室蘭市)
緑町
地図北緯42度19分38.17秒 東経140度57分50.62秒 / 北緯42.3272694度 東経140.9640611度 / 42.3272694; 140.9640611座標: 北緯42度19分38.17秒 東経140度57分50.62秒 / 北緯42.3272694度 東経140.9640611度 / 42.3272694; 140.9640611
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 238[1]
 世帯数 156[1] 世帯
設置日 1966年昭和41年)7月1日
郵便番号 051-0021[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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緑町(みどりちょう)は北海道室蘭市住居表示実施済み。郵便番号は051-0021。かつて同名の字が存在した。

地理

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室蘭市の南西部に位置し、西から北に小橋内町、北東に築地町、東に海岸町、南に西小路町、南西に清水町と接する。

地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]

測量山の谷あいにある住宅地で、南西縁を北海道道844号祝津西小路中央線が、東縁近くを北海道道699号室蘭港線が走る。道道室蘭港線から分岐する形で室蘭市道室蘭中央通線が南東縁を通る。
町の中央付近に緑町会館がある。

歴史

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元はトキカラモイと呼ばれ、アイヌ民族の漁民2戸8人が住んでいた入江であった[5]1872年(明治5年)ここに木造桟橋が築かれ、ここを起点に札幌と函館を結ぶ札幌本道(室蘭 - 間は航路)が開削された[6][5]。トキカラモイには木造桟橋の他、灯台も設置されていた[7]

1969年(昭和44年)、常盤小学校が栄町から緑町に移転、2006年平成18年)には創立130周年記念祝賀会も催されたが、2011年(平成23年)3月31日に閉校した[8]

地名の由来

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開拓使が杉などの植林を行い、緑が多かったことによる[7]

沿革

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  • 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により札幌通(大字)の一部が緑町(字)となる[7][9]
  • 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区緑町は室蘭市緑町となる[10]
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 緑町新設[7][11]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1922年(大正11年)4月1日 緑町(字) 札幌通(大字)の小字、
トツカリサワ,トツカリモイ,山ノ上,ヲシクネ[9]
町名新設
住居表示
1966年(昭和41年)7月1日 緑町 緑町(字),海岸町(字)の各一部[11]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
緑町 156世帯 238人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 529人 [12]
2000年(平成12年) 488人 [13]
2005年(平成17年) 416人 [14]
2010年(平成22年) 346人 [15]
2015年(平成27年) 288人 [16]
2020年(令和2年) 252人 [17]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 238世帯 [12]
2000年(平成12年) 231世帯 [13]
2005年(平成17年) 212世帯 [14]
2010年(平成22年) 188世帯 [15]
2015年(平成27年) 169世帯 [16]
2020年(令和2年) 149世帯 [17]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[18]

街区 小学校 中学校
緑町 全域 室蘭市立みなと小学校 室蘭市立室蘭西中学校

交通

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バス

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道南バスが道道室蘭港線沿いに路線バスを運行する。

道路

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施設

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公共施設

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  • 緑町会館

脚注

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月3日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月3日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 炭鉄港デジタル資料館 室蘭港(1)|publisher=炭鉄港推進協議会”. 2024年3月3日閲覧。
  6. ^ 室蘭市のあゆみ”. 室蘭市. 2024年3月3日閲覧。
  7. ^ a b c d 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、1453頁。ISBN 4040010116 
  8. ^ 室蘭市立常盤小学校”. 室蘭市立常盤小学校. 2024年2月3日閲覧。
  9. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、107頁。 
  10. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。 
  11. ^ a b “自治省告示第176号”, 官報 (国立印刷局) 号外第140号, (1966-11-30) 
  12. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  17. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  18. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月3日閲覧。

関連項目

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