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山本駅 (佐賀県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山本駅
駅舎(2005年3月)
やまもと
Yamamoto
地図
所在地 佐賀県唐津市山本469
北緯33度23分33.99秒 東経129度58分52.13秒 / 北緯33.3927750度 東経129.9811472度 / 33.3927750; 129.9811472座標: 北緯33度23分33.99秒 東経129度58分52.13秒 / 北緯33.3927750度 東経129.9811472度 / 33.3927750; 129.9811472
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 ヤモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
249人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1898年(明治31年)12月1日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 唐津線
キロ程 32.9 km(久保田起点)
本牟田部 (2.8 km)
(3.7 km) 鬼塚
所属路線 筑肥線
キロ程 0.0 km(山本起点)
*(鬼塚) (- km)
(5.1 km) 肥前久保
備考 無人駅[3]自動券売機 有)
* 全列車が唐津駅(一部はさらに西唐津駅)まで乗入。
テンプレートを表示

山本駅(やまもとえき)は、佐賀県唐津市山本にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。

概要

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唐津市中心部から南へ6km程離れた郊外の山本地区に位置する。当駅の所属線である唐津線[4]、当駅を起点とする筑肥線(西区間)の2路線が乗入れている。なお、筑肥線列車は全列車が唐津線に乗入れて唐津駅または西唐津駅始発・終着で運行される。

かつて当駅は唐津線と筑肥線の唯一の接続駅で、加えて岸嶽駅へ至る唐津線岸嶽支線の起点でもあったため5方向に線路が延びており、唐津市内の鉄道の乗換駅として賑わい、急行「平戸」も停車していた。しかし1971年に岸嶽支線が廃止され、1983年には筑肥線の新線開業・部分廃止によって唐津線と筑肥線姪浜駅博多駅方面との接続機能が当駅から唐津駅に移行したため、往年の賑わいは失われた。

現在も唐津線と筑肥線伊万里駅方面との接続機能は残されているが乗換客は少なく、唐津市と佐賀市伊万里市を結ぶ2つの路線それぞれの中間駅としての意味合いが強くなっている。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である[1]。筑肥線部分廃止までは島式ホーム1面2線がもう1面あり3面5線、さらに岸嶽支線が廃止されるまでは単式ホームの南寄りに切欠きホーム0番線があって3面6線であった。木造駅舎を有する。

駅舎は1912年(大正元年)建設の木造平屋であるが、1985年に無人駅となっている[3]。出札口部分だけ板で塞がれている。自動券売機が設置され駅構内で切符を購入することが可能。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
1 唐津線 下り 唐津西唐津方面
2 唐津線 上り 多久小城久保田佐賀方面
筑肥線 大川野伊万里方面
3 唐津線 下り 唐津・西唐津方面
筑肥線 大川野・伊万里方面

利用状況

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2021年度の1日平均乗車人員249人である[8]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年 361 -
2001年 363
2002年 369
2003年 394
2004年 387
2005年 353
2006年 347
2007年 357
2008年 353
2009年 353
2010年 344
2011年 338
2012年 349
2013年 366
2014年 330
2015年 313
2016年 319 [9]
2017年 346 [10]
2018年 339 [11]
2019年 304 [12]
2020年 254 [13]
2021年 249 [8]
2022年 非公表[注 1] [14]

駅周辺

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バス路線

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山本駅すぐ前の国道203号沿いに、昭和自動車(昭和バス)の山本バス停がある。唐津市内、旧北波多村等への路線バスや、高速バスいまり号」も停車するため(福岡市伊万里市両方向共乗降車可能)、JRとバスの乗継にも利用されている。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
唐津線
本牟田部駅 - 山本駅 - 鬼塚駅
筑肥線(西唐津駅 - 当駅間唐津線)
鬼塚駅 - 山本駅 - 肥前久保駅

かつて存在した路線

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日本国有鉄道
筑肥線
久里駅 - 山本駅
唐津線(岸嶽支線)
山本駅 - 牟田部駅
鉄道院
唐津線(貨物支線)
山本駅 - 鹿ノ口駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 100人以上だが267人未満

出典

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  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、27頁。 
  2. ^ a b c 停車場変遷大事典、720頁
  3. ^ a b c “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1985年1月17日) 
  4. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  5. ^ a b c 停車場変遷大事典、722頁
  6. ^ a b 停車場変遷大事典、726頁
  7. ^ “筑肥、唐津両線で一部駅を合理化”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1983年3月25日) 
  8. ^ a b 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
  11. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
  12. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
  13. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
  14. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年3月1日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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  • 山本駅(駅情報) - 九州旅客鉄道