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布駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
布駅
駅跡(2010年7月)
ぬの
Nuno
安芸飯室 (2.4 km)
(2.1 km) 小河内
地図
所在地 広島市安佐北区安佐町飯室
北緯34度32分2.8秒 東経132度24分29.28秒 / 北緯34.534111度 東経132.4081333度 / 34.534111; 132.4081333座標: 北緯34度32分2.8秒 東経132度24分29.28秒 / 北緯34.534111度 東経132.4081333度 / 34.534111; 132.4081333
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 可部線
キロ程 27.5 km(横川起点)
電報略号 ヌノ 
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
13人/日(降車客含まず)
-2003年-
開業年月日 1946年昭和21年)8月15日
廃止年月日 2003年平成15年)12月1日
備考
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布駅(ぬのえき)は、広島県広島市安佐北区安佐町飯室に存在した西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線廃駅)である。

可部線非電化区間(可部 - 三段峡間)の廃線に伴い、2003年平成15年)12月1日に廃止された。

歴史

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年表

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駅構造

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営業していた当時の布駅
(2003年11月)

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅であったが、晩年は上り線(北側)の線路が撤去され、単式ホームとなっていた。駅舎はなく、無人駅であった。また、待合所もあったが、廃止前には既に撤去されていた。

利用状況

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以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。

年度 1日平均
乗車人員
年度毎
総数
定期券
総数
普通券
総数
1968年(昭和43年) 167.6 122,339 113,560 8,779
1969年(昭和44年) 147.9 107,933 98,934 8,999
1970年(昭和45年) 165.5 120,810 90,234 30,576
1971年(昭和46年) 108.4 79,344 68,114 11,230
1972年(昭和47年) 100.2 73,158 62,970 10,188
1973年(昭和48年) 95.2 69,518 52,496 17,022
1974年(昭和49年) 84.5 61,679 49,832 11,847
1975年(昭和50年) 70.2 51,359 39,566 11,793
1976年(昭和51年) 71.7 52,335 40,436 11,899
1977年(昭和52年) 76.2 55,591 45,008 10,583
1978年(昭和53年) 73.0 53,285 46,050 7,235

以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。

年度 1日平均
乗車人員
1979年(昭和54年) 67
1980年(昭和55年) 63
1981年(昭和56年) 77
1982年(昭和57年) 71
1983年(昭和58年) 72
1984年(昭和59年) 75
1985年(昭和60年) 71
1986年(昭和61年) 64
1987年(昭和62年) 61
1988年(昭和63年) 63
1989年(平成 元年) 71
1990年(平成02年) 70
1991年(平成03年) 68
1992年(平成04年) 50
1993年(平成05年) 46
1994年(平成06年) 41
1995年(平成07年) 41
1996年(平成08年) 37
1997年(平成09年) 34
1998年(平成10年) 30
1999年(平成11年) 21
2000年(平成12年) 17
2001年(平成13年) 16
2002年(平成14年) 11
2003年(平成15年) 13

駅周辺

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駅前には自転車置き場と未舗装の駅前広場があった。駅のすぐ南側を国道191号が通り、国道191号の南側には太田川が流れている。

駅から国道191号を広島方面に少し行ったところにある大川橋(広島県道38号広島豊平線になっている)で対岸の広島市安佐北区安佐町久地に渡ることができる。

現状

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ホームが残っているが線路や待合室は撤去されている。草木が生い茂っており、駅跡地の面影を探すことも難しい状態となっている[6]

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
可部線
安芸飯室駅 - 布駅 - 小河内駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 特定都区市内制度導入前の1971年5月20日から広島市内に所在(旧安佐郡安佐町が同日付で広島市に編入合併)しているが、制度導入当時は古市橋駅 - 上八木駅間が広島市外であったため、当駅は対象外とされた。

出典

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  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、282頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第571号」『官報』1965年9月29日。
  3. ^ 「通報 ●可部線布駅及び安野駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1965年9月29日、8面。
  4. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年10月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
  5. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年5月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
  6. ^ 旧布駅、彩ったコスモス畑は舗装されて 跡地は草木が生い茂る【廃線20年 可部線今昔】(16)」『中国新聞デジタル』2023年12月19日。オリジナルの2024年1月5日時点におけるアーカイブ。2024年1月4日閲覧。

参考書籍

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  • 各 広島市統計書
  • 各 広島市勢要覧

関連項目

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