愛のハーモニー
「愛のハーモニー」 | ||||||||
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ロッド・スチュワートの楽曲 | ||||||||
収録アルバム | 『ラブ IN ニューヨーク』 | |||||||
リリース | 1982年 | |||||||
ジャンル | ポップス | |||||||
時間 | 3:54 | |||||||
レーベル | ワーナー・レコード | |||||||
作詞者 | キャロル・ベイヤー・セイガー | |||||||
作曲者 | バート・バカラック | |||||||
プロデュース | トム・ダウド | |||||||
その他収録アルバム | ||||||||
ボディ・ウィッシーズ(ボーナストラック・バージョン)
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「愛のハーモニー」(That's What Friends Are For)は、バート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーが制作した楽曲。オリジナルのボーカルは、1982年の映画『ラブ IN ニューヨーク』のサウンドトラックに収録されたロッド・スチュワートのバージョン[1]。1985年にディオンヌ・ワーウィックがスティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト、エルトン・ジョンと共演したカバー・バージョンの方が一般的に広く知られており、こちらは全米シングルチャート1位の大ヒットとなった[1]。
ディオンヌ・ワーウィックのバージョン
[編集]「愛のハーモニー」 | ||||||||||||||||||||
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ディオンヌ&フレンズ の シングル | ||||||||||||||||||||
初出アルバム『フレンズ』 | ||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||
ジャンル | ポップス | |||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||
レーベル | アリスタ・レコード | |||||||||||||||||||
作詞・作曲 | バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー | |||||||||||||||||||
プロデュース | バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー | |||||||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||
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ディオンヌ・ワーウィックによるカバー・バージョンは、スティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト、エルトン・ジョンと共演したもので、ディオンヌ&フレンズとして、ワーウィックのアルバム『フレンズ』のセッションで録音された。当初はスティーヴィー・ワンダーだけとのデュエットとなる予定だったが、このセッションに共同プロデューサーとして参加した作者バート・バカラックは、ゲストを増やそうと考え、ワーウィックの指名でグラディス・ナイトとエルトン・ジョンも迎えられた[3]。
このバージョンは、米国エイズ研究財団のためのチャリティーシングルとして、1985年にイギリスとアメリカで発売され、300万ドル以上の収益を上げることができた。Billboard Hot 100ではチャートイン3週目の1986年1月に1位にあがると、そこから4週連続1位を記録した[4]。そして、1986年のBillboard年間チャートで1位のシングルとなった[1]。
エルトン・ジョンはピアノを、スティーヴィー・ワンダーはハーモニカを演奏している。この2人のピアノ・ハーモニカによる共演は、1983年の楽曲「ブルースはお好き?」(I Guess That's Why They Call It The Blues) 以来である。1988年にワシントン・ポストが、「鎌状赤血球症のような多くの血液関連の病気のためにお金を集めた数年後、再びエイズのために行ったのは正しい行為のようにみえた。『エイズが引き起こす不幸から人々を救うためには、一枚岩にならなければなりません。友人が苦しんで死ぬのをみて、私は身を切られるようにとても辛く我慢できませんでした』とワーウィックは振り返っている。」と記事にしている。
ディオンヌ&フレンズのバージョンは、第29回グラミー賞の最優秀ポップパフォーマンス賞デュオ/グループと、最優秀楽曲賞を獲得した(最優秀楽曲賞の受賞者は、ソングライターのバート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガー)。さらに、Billboardによる1986年の年間1位の曲となった[5]。
ディオンヌ・ワーウィックとエルトン・ジョン、グラディス・ナイトとスティーヴィー・ワンダーは、2011年2月10日にニューヨークで開催された米国エイズ研究財団の25周年記念で、23年ぶりにこの曲を共演した[6]。
ディオンヌ&フレンズ・バージョンは、「Billboard's Greatest Songs of all time」において2008年時点で61位にランクされ[7]、2018年時点では78位となっている[8]
ディオンヌ・ワーウィック | スティーヴィー・ワンダー | グラディス・ナイト | エルトン・ジョン |
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1990年のチャリティ・コンサート
[編集]1990年3月17日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールでエイズ撲滅コンサート『愛のハーモニー:アリスタ・レコード15周年記念コンサート』が開催された。ゲスト・パフォーマーは、エア・サプライ、ローレン・バコール、バート・バカラック、エリック・カルメン、チェビー・チェイス、ジェーン・カーティン、クライヴ・デイヴィス、テイラー・デイン、マイケル・ダグラス、エクスポゼ、ウーピー・ゴールドバーグ、メラニー・グリフィス、ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ジェニファー・ホリデイ、ホイットニー・ヒューストン、アラン・ジャクソン、ケニー・G、メリッサ・マンチェスター、バリー・マニロウ、ミリ・ヴァニリ、ジェニファー・オズボーン、カーリー・サイモン、パティ・スミス、リサ・スタンスフィールド、フォー・トップスとディオンヌ・ワーウィックである。「愛のハーモニー」は、ワーウィックと従妹のホイットニー・ヒューストンが、イベントのフィナーレで歌った。アリスタから250万ドル以上の収益が様々なエイズ組織に寄付された。
メンバー変えバージョン
[編集]ディオンヌ・ワーウィックは、上記の1990年のホイットニー・ヒューストンと2人でのデュエット以外にも、ホイットニー・ヒューストンとスティーヴィー・ワンダー、ルーサー・ヴァンドロスの面々と授賞式ライヴでパフォーマンスしている。
チャート
[編集]チャート(1985年) | 最高位 |
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Billboard Hot 100[9] | 1 |
スイス・シングルチャート[2] | 11 |
オランダ・シングルチャート[2] | 13 |
スウェーデン・シングルチャート[2] | 7 |
ノルウェー・シングルチャート[2] | 6 |
ニュージーランド・シングルチャート[2] | 3 |
全英シングルチャート[10] | 16 |
出典
[編集]- ^ a b c That's What Friends Are For Dionne Warwick(Genius データ)
- ^ a b c d e f “lescharts.com”. DIONNE & FRIENDS - THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR (SONG). 2011年6月11日閲覧。
- ^ Hogan, Ed. “That's What Friends Are For - Elton John, Gradys Knight, Dionne Warwick, Stevie Wonder - Song Info”. AllMusic. 2015年12月1日閲覧。
- ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 610
- ^ Billboard.com - Year End Charts - Year-end Singles - The Billboard Hot 100(2006年10月20日時点のアーカイブ)
- ^ Heyman, Marshall (2011年2月11日). “Superstar 'Friends' Reunite”. The Wall Street Journal
- ^ Billboard Hot 100 Chart 50th Anniversary(2008年9月13日時点のアーカイブ)
- ^ The Biggest Hits of All: The Hot 100's All-Time Top 100 Songs(Billboard、2018年8月)
- ^ FM Fan編集部『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』共同通信社、1996年。ISBN 978-4-7641-0367-2。
- ^ “ChartArchive - Dionne Warwick And Friends”. 2012年7月7日閲覧。
先代 「セイ・ユー、セイ・ミー」 by ライオネル・リッチー |
Billboard Hot 100 ナンバー1シングル 1986年1月18日 - 1986年2月8日 |
次代 「恋は手さぐり」 by ホイットニー・ヒューストン |
外部リンク
[編集]ミュージックビデオ That's What Friends Are For (Dionne Warwick) - YouTube
ミュージックビデオ 愛のハーモニー (ルーサー・ヴァンドロス、ホイットニー・ヒューストン参加バージョン) - YouTube