斎藤文夫 (参議院議員)
斎藤 文夫 さいとう ふみお | |
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生年月日 | 1928年7月11日 |
出生地 | 日本 神奈川県川崎市 |
没年月日 | 2024年11月29日 (96歳没) |
死没地 | 日本 神奈川県川崎市川崎区 |
出身校 | 慶應義塾大学経済学部経済学科卒業 |
前職 | 国会議員秘書 |
所属政党 | 自由民主党 |
称号 | 勲二等瑞宝章 |
選挙区 | 神奈川県選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1986年7月8日 - 1998年7月25日 |
第74代 神奈川県議会議長 | |
在任期間 | 1981年5月 - 1982年5月 |
選挙区 |
(川崎市選挙区→) 川崎市川崎区選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 |
1963年4月23日 - 1975年3月25日 1979年4月23日 - 1986年6月15日 |
斎藤 文夫 (さいとう ふみお、1928年7月11日 - 2024年11月29日)は、日本の政治家。元参議院議員(2期)。
経歴
[編集]慶應義塾大学経済学部経済学科を卒業。大学在学中の1949年には観光事業を勉強しようと考え、観光研究会を立ち上げる[1]。大学を卒業し、1951年に大日本製糖入社。1958年、外務大臣藤山愛一郎の秘書となる。1963年、統一地方選挙で川崎市選出県議に当選。1975年の川崎市長選挙で敗北し、1979年に県議復帰。1981年に県議会議長就任[2]。1983年には県議選で5選。
1986年、第14回参議院議員通常選挙で自民党中曽根派の新人候補として出馬し、初当選。1990年第2次海部内閣で通産政務次官。1991年自民党総裁選では渡辺美智雄推薦人名簿に名を連ねた。1992年第16回参議院議員通常選挙で再選。
1998年第18回参議院議員通常選挙で自民党政調会長山崎拓や甘利明・田中和徳・亀井善之の全面的な支援を受けながら落選。1999年勲二等瑞宝章を受章[3]。2000年、次期参院選での自民党公認候補を目指したが、小林温にその座を奪われ国政復帰を断念した。
日本会議神奈川会長[4][5]、川崎市日韓親善協会会長[6]、公益社団法人神奈川県観光協会会長、一般社団法人川崎市観光協会会長、川崎大師観光協会会長、公益社団法人川崎港振興協会会長、大川崎宿祭実行委員長、川崎・砂子の里資料館館長、東海道かわさき宿交流館推進委員会会代表、社会福祉法人母子育成会理事[7]などとして活動した。
2013年に神奈川の文化の向上発展に力を尽くし、顕著な功績を残した人・団体に贈られる神奈川文化賞を受賞した[8]。2024年には川崎市政特別功労賞を受賞した[9]。
2024年11月29日の夜、川崎区の病院で死去。96歳没[11]。
浮世絵コレクターとして
[編集]浮世絵の個人コレクション(浮世絵約4千点、総額約7億円)の展示場所として、自宅を改造して私立美術館である川崎・砂子の里資料館を開館していた[12]。川崎・砂子の里資料館は2016年9月17日に休館し、川崎市の福田紀彦市長が休館までの活動に敬意を表して感謝状を授与した[13]。浮世絵コレクションの相続が課題となっており[14]、管理のできる施設への寄託及び東海道かわさき宿交流館での展示を摸索していたが[15]、川崎市が初期投資9千万円を負担して、浮世絵展示のための展示スペースを整備することとなった[16]。この「川崎浮世絵ギャラリー」は2019年12月3日に開館し、斎藤は名誉館長に就任した[17]。なお、2016年7月に開館した藤沢市藤澤浮世絵館の顧問も務めている。
脚注
[編集]- ^ 東海道ここにあり!「観光都市・かわさき」の発信に情熱をかけて IIST WORLD FORUM
- ^ 神奈川県. “神奈川県議会 県議会の歴史 歴代議長・副議長一覧”. 神奈川県. 2021年4月30日閲覧。
- ^ 「99年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人、在日外国人の受章者一覧」『読売新聞』1999年11月3日朝刊
- ^ “地方議員から「誇りある国づくり」を~松田 良昭 日本会議神奈川議員懇談会会長、川本 学 事務局長に聞く”. 日本会議 (2020年11月9日). 2024年2月1日閲覧。
- ^ “「日本会議神奈川」”. 三原じゅん子オフィシャルブログ. 2016年10月20日閲覧。
- ^ “「日韓議員連盟の設立を」”. タウンニュース川崎区版. 2016年10月20日閲覧。
- ^ “「法人詳細情報」”. 2024年6月25日閲覧。
- ^ “神奈川文化賞 斎藤文夫さんが受賞 浮世絵文化の普及に貢献”. タウンニュース. (2013年12月6日) 2024年12月1日閲覧。
- ^ “市政特別功労賞 「皆様の温情に感謝」 斎藤文夫さん手記”. タウンニュース. (2024年7月12日) 2024年12月1日閲覧。
- ^ 川崎市・新議場の開場式で園児が合唱 東京新聞
- ^ “斎藤文夫氏が死去、96歳 元自民党参院議員”. カナロコ by 神奈川新聞 (2024年11月30日). 2024年11月30日閲覧。
- ^ “「砂子の里資料館が9月に休館 管理、展示場所摸索へ」”. 神奈川新聞社. 2016年8月22日閲覧。
- ^ “「ありがとう砂子の里」”. タウンニュース社. 2016年9月23日閲覧。
- ^ “「横浜本郷ロータリークラブ会報」2014年3月25日号(P.3)”. 2016年10月6日閲覧。
- ^ “「砂子の里資料館が9月に休館 管理、展示場所摸索へ」”. 神奈川新聞社. 2016年8月22日閲覧。
- ^ “「浮世絵3千点を活用 川崎市がギャラリー整備へ」”. 神奈川新聞社. 2018年5月3日閲覧。
- ^ 川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~(2019年12月9日閲覧)、お知らせNews&Topics(2019年11月28日付)に、「12月3日(火)、オープン! ギャラリートークを開催します。(11月28日現在;都合により、日程や内容の変更などがございます)・12月3日(火)15時~ 斎藤文夫(名誉館長)川崎浮世絵ギャラリーおよび…」とある。
関連項目
[編集]議会 | ||
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先代 岩本政光 |
参議院商工委員長 1992年 - 1993年 |
次代 中曽根弘文 |