コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

新潟市の教育

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 新潟県 > 新潟市 > 新潟市の教育

新潟市の教育(にいがたしのきょういく)は、新潟県新潟市教育についての概略。

学校教育

[編集]
市内教育機関(2014年4月時点)
教育機関 国立 県立 市立 私立
大学 1 1 0 5 7
短期大学 0 0 0 4 4
小学校 1 0 113 0 114
中学校 1 0 56 3 60
高等学校 0 19 2 8 29
中等教育学校 0 0 1 0 1
特別支援学校 1 6 2 0 9

新潟市中心部に「学校町」があるが、これは、新潟大学旭町キャンパスにはかつて同大学の全ての学部があり、その周辺には高等学校が三校あったことに由来する。

一方、古町新潟駅周辺などには、専門学校が立ち列ぶ。特にNSGグループの専門学校が多い。

教育機関

[編集]

大学

[編集]

短期大学

[編集]

専門職大学

[編集]

中等教育学校

[編集]

小学校・中学校・高等学校

[編集]

幼稚園

[編集]

専修学校

[編集]

特別支援学校

[編集]

各種学校

[編集]

学校教育以外の教育機関

[編集]

幼児教育

[編集]

保育所

[編集]

認定こども園

[編集]

公共職業能力開発施設(公共職業訓練施設)

[編集]
  • 新潟県立新潟テクノスクール(職業能力開発校)
  • 新潟市職業訓練センター
  • 新潟市高等職業訓練校(職業訓練法人新潟市職業訓練協会)、平成30年度末で閉校

自動車教習所

[編集]

文化施設

[編集]

文化会館

[編集]

美術館

[編集]

博物館

[編集]

動植物園

[編集]
新潟市水族館 マリンピア日本海

市域内の動物園水族館植物園は下記の通り。水族館は市が所有する1館の他、下記の植物園および植物の常設展示施設が所在する。

市内も含めた新潟県内には、前述の動物ふれあいセンターをはじめとする小規模な動物関連の施設は数箇所所在するものの、日本動物園水族館協会に加盟し、ゾウなどの大型動物も含め複数種の動物を飼育する本格的な動物園は所在しない[注 1]。2012年春現在、動物園が所在しない県は新潟県など6県である。新潟市では元県庁職員らが主体となって、2012年(平成24年)4月に「にいがたに動物園をつくる会」を設立し、新潟市内での動物園整備を求め活動を行っている[2]

一方、新潟市では県立鳥屋野潟公園の鐘木地区に隣接する区域において、2010年代に入り食と花の交流センターエリア「いくとぴあ食花」の整備を進めた。詳しくはいくとぴあ食花を参照。

動物園・動物愛護施設

[編集]

水族館

[編集]

植物園・農業試験施設

[編集]
  • 東区
    • 新潟市園芸センター
  • 中央区
    • いくとぴあ食花
      • 新潟市食育・花育センター
  • 秋葉区
  • 南区

生涯学習・社会教育施設

[編集]

市民会館等

[編集]
クロスパルにいがた

※出典:市民会館等 - 新潟市.2019年4月20日閲覧。

図書館・図書室

[編集]

新潟市内には県立1館、市立18館の図書館がある。これに加え市立の地区図書室が出張所・連絡所・公民館などに計23室設けられている[3]。また新潟大学の附属図書館は学外向けにも開放しており、原則として県内在住者であれば利用登録が可能である。

市立図書館には長らく基幹となる施設がなく、沼垂図書館が実質上の中央図書館的な機能を果たしていたが老朽化が著しく、蔵書の収容施設が不足していた。一部は廃校となった小学校などに所蔵され、そのため保存環境の悪さに起因する蔵書の傷みなどが問題となっていた。こうした問題の解決のため中央図書館の建設計画が立案され、2007年(平成19年)10月1日、旧市立長嶺小学校跡地に新潟市立中央図書館(愛称・ほんぽーと)が開館した。なお中央図書館オープンに伴い、沼垂図書館は2007年(平成19年)5月31日をもって閉館している。

新潟市立図書館
(★=中央図書館(1館)、☆=区中心図書館(6館)、その他=地区館)
その他の図書館
  • 新潟県立図書館
  • 新潟大学附属図書館
    • 中央図書館(五十嵐キャンパス)
    • 医歯学図書館(旭町キャンパス)

青少年教育施設

[編集]

公民館

[編集]

※出典:公民館一覧 - 新潟市.2019年4月20日閲覧。

地域コミュニティ施設

[編集]

※出典:地域コミュニティ施設 - 新潟市.2019年4月20日閲覧。

歴史

[編集]

近世

[編集]
  • 1844年(弘化元年):新潟町奉行所の学問所として「観光館」が設立される[史 1]

近代

[編集]

明治

[編集]

大正

[編集]
  • 1914年(大正3年) - 沼垂町が新潟市と合併したことにより、私立沼垂図書館が閉館する[史 16]
  • 1915年(大正4年)4月1日 - 明治記念新潟県立図書館が開館する。
  • 1919年(大正8年)
  • 1920年(大正9年)
    • 2月 - 新潟市教育会が西新潟の各小学校区に青年会を結成することを決める。
    • 9月10日 - 私立沼垂図書館が再び開館する[史 16]
    • 11月7日 - 新潟市立新潟小学校校長豊川善曄らが、思想問題研究会を結成。
  • 1921年(大正10年)
    • 1月7日 - 新潟市青年団連合会が結成される。
    • 4月 - 新潟市が各小学校に実習補習学校を開設する。
    • 6月1日 - 新潟市立実科高等女学校の開校式が行われる。
    • 9月3日 - 新潟夜間中学講習会が設立される。
    • 10月 - 新潟高等女学校が洋服の制服を定める[史 19]
    • 10月7日 - 新潟高等学校教授らが新潟文化学会を結成する。
  • 1922年(大正11年)
  • 1923年(大正12年)
  • 1925年(大正14年)6月1日 - 新潟自動車商会が新潟自動車学校を設立する。
  • 1926年(大正15年)
    • 4月1日 - 私立沼垂図書館が新潟市に移管される。
    • 7月1日 - 新潟市が市内の小学校6校に青年訓練所を開設する[史 24]
    • 7月17日 - 新潟市連合処女会が新潟市女子青年団に改称する。

昭和初期

[編集]
  • 1927年(昭和2年)5月24日 - 新潟高等学校文芸部が芥川龍之介の講演会を開く。
  • 1928年(昭和3年)4月1日 - 新潟市立栄小学校が開校。
  • 1929年(昭和4年)
    • 2月25日 - 万代小学校が『教育事実に即せる小学校教育の実際』を刊行。
    • 8月17日 - 白山公園に猿小屋が設置される。
  • 1930年(昭和5年)6月6日 - 石山村第三小学校訓導山本吾一らが新潟県教育者労働組合を結成する。
  • 1931年(昭和6年) - 新潟市立白山小学校、新潟市立長嶺小学校の新設をめぐって市会が混乱する。
    • 1月21日 - 新潟高等学校生徒が同盟休校する。
    • 7月1日 - 新潟高等学校生徒が再び同盟休校する。
  • 1932年(昭和7年)
    • 3月25日 - 新潟市小学校教員会が『郷土読本』上を刊行[史 22]
    • 4月1日 - 新潟市立白山小学校、新潟市立長嶺小学校が開校。
    • 10月 - 湊小学校が『郷土教育の実際』を刊行。
    • 11月 - 栄、入船、万代、鏡淵小学校が学校給食を開始[史 25]
  • 1933年(昭和8年)
    • 2月 - 新潟市学校衛生研究会が結成される。
    • 4月1日 - 礎小学校が虚弱児童の特別学級を設置[史 26]
  • 1934年(昭和9年)
    • 4月7日 - 新潟市小学校教員の精神作興大会が開催される。
    • 9月10日 - 大畑小学校で歯科検診が始まる。
  • 1935年(昭和10年)
  • 1936年(昭和11年)4月11日 - 北越商業学校が開校[史 28]
  • 1937年(昭和12年)4月1日 - 宮浦高等小学校が開校。
  • 1938年(昭和13年)11月21日 - 新潟市公会堂の竣工式が行われる[史 29]
  • 1939年(昭和14年)
  • 1941年(昭和16年)
  • 1942年(昭和17年)2月16日 - 綴り方教育に関係した新潟市内の小学校教員が逮捕される。
  • 1943年(昭和18年)
    • 3月 - 沼垂国民学校校庭に残る旧蔵所の松が供出される。
    • 4月1日 - 新潟市立新潟青年学校が設立される。
  • 1944年(昭和19年)
    • 4月1日 - 新潟商業学校や北越商業学校が工業学校になり、新潟女子工芸学校が新潟高等実践女学校になる[史 33]
    • 5月 - 二葉国民学校高等科児童が新潟硫酸関屋工場で働き始める[史 34]
    • 5月 - 新潟高等女学校、市立高等女学校などで縫製作業が始まる。
    • 8月 - 宮浦国民学校高等科児童が石井精密工業に通年動員される。
    • 8月24日 - 東京都深川区東川国民学校の児童が、両川村酒屋に学童疎開する[史 35]
  • 1945年(昭和20年)
    • 3月1日 - 新潟市立工業学校が開校[史 33]
    • 4月14日 - 宮浦国民学校の校舎が船舶工兵(暁部隊)の宿舎となる。新潟市通4、p.403、[史 36]

現代

[編集]

昭和

[編集]

平成

[編集]

脚注

[編集]

注釈

  1. ^ 新潟市内に所在する動物飼育施設のうち、日本動物園水族館協会に加盟しているのはマリンピア日本海のみである(2012年12月現在)。

出典

  1. ^ 新潟盲学校と新潟聾学校の統合・新設校の設置について - 新潟県 2022年5月8日閲覧。
  2. ^ 新潟市に動物園を 市民が署名活動 - 新潟日報(2012年6月21日付Web版、22日付朝刊)- 2012年6月22日閲覧
  3. ^ 図書館・地区図書室 - 新潟市.2019年4月20日閲覧。
  4. ^ 赤沢保育園について
  5. ^ 新潟市北区文化会館
  6. ^ 秋葉区文化会館 新潟市秋葉区

出典(新潟市史)

参考文献

[編集]
  • 『新潟市史 通史編3 近代』新潟市、1996年3月22日。 
  • 『新潟市史 通史編4 近代』新潟市、1997年3月31日。 
  • 『新潟市史 通史編5 現代』新潟市、1997年3月31日。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]