森下瑠大
横浜DeNAベイスターズ #36 | |
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2023年4月13日(平塚球場) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 京都府福知山市 |
生年月日 | 2004年9月19日(20歳) |
身長 体重 |
180 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト4位 |
年俸 | 550万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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森下 瑠大(もりした りゅうだい、2004年9月19日 - )は、京都府福知山市出身[2]のプロ野球選手(投手)。左投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]福知山市立昭和小学校1年生の時に6歳上の兄の影響で野球を始める[3]。福知山市立南陵中学校在学時は硬式野球のクラブチームである福知山ボーイズでプレーし、エースと4番を務め[4]、全国大会にも出場した[5]。DeNA同期入団の松尾汐恩とは中学時代から対戦し、ボーイズリーグ京都府選抜のチームメイトでもあった[6]。
30校以上から勧誘を受けた中で京都国際高等学校に進学し[7]、1年秋からベンチ入り。1学年上の中川勇斗とバッテリーを組み、2年春の第93回選抜高等学校野球大会に出場した。同大会は背番号9で臨み、柴田との1回戦に先発登板して5回2失点。チームはその後延長戦の末勝利した[8]。東海大菅生との2回戦でも先発登板したが、2点リードの9回裏に逆転サヨナラ負けを喫した[9]。同年夏に出場した第103回全国高等学校野球選手権大会には背番号1で臨み、ベスト4進出に貢献。前橋育英との初戦(2回戦)で完封勝利を記録し、二松学舎大付との3回戦では延長10回完投勝利、打っても秋山正雲から本塁打、決勝打を放つなど投打に活躍した[10][11]。同年秋の近畿大会でもベスト8に進出し、3年春の第94回選抜高等学校野球大会への出場が決定していたが、大会直前にメンバーが新型コロナウイルスに集団感染し、出場辞退となった[12]。その後は左肘や腰を痛めるなど故障に悩まされ、3年夏の京都府大会では準々決勝まで野手に専念した[13]。同大会で優勝し、第104回全国高等学校野球選手権大会に出場[14]。一関学院との1回戦に先発登板するも3回5安打4失点と打ち込まれ降板し、チームも延長戦の末サヨナラ負けを喫した[15]。大会後にプロ志望を明言し、2022年9月16日にプロ志望届を提出した[16][17]。
10月20日に行われたドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから4位指名を受けた[2]。11月10日、京都市内のホテルで入団交渉し、契約金3700万円、年俸510万円(推定)で合意した。背番号は36[18]。担当スカウトは安部建輝[19]。
DeNA時代
[編集]2023年、5月5日のイースタン・リーグの埼玉西武ライオンズ戦で初登板し、1回を投げ打者3人を無失点に抑えた[20]。後半戦は二軍の先発ローテーションに加わり、勝ち星は付かなかったが、最終的に二軍戦9試合に登板し防御率2.22と結果を残した。オフにはMLB移籍を表明していた今永昇太と自主トレを行った[21]。
2024年、7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに選抜された[22]。開幕から二軍の先発として13試合に登板し防御率1.32と好投を続けていたが、8月20日に左肘のクリーニング手術を行ったことを球団が発表し、シーズン後半で離脱となった[23]。
選手としての特徴
[編集]しなやかな投球フォームから[2]、最速143 km/hのストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボールを交える[5]。
高校時代は打撃の評価も高く、4番打者としてもチームを牽引した[24][25]。高校通算21本塁打を記録している[26]。
人物
[編集]詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 36(2023年 - )
脚注
[編集]- ^ 「DeNA - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月28日閲覧。
- ^ a b c 「DeNAが4位指名 京都国際の森下瑠大投手“二桁勝利を”」『NHK』2022年10月24日。2022年11月3日閲覧。
- ^ 「福知山出身の森下瑠大君 横浜DeNAからドラフト指名」『両丹日日新聞』2022年10月21日。2022年11月10日閲覧。
- ^ “森下瑠大 | 京都国際高 | 選手”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年10月3日閲覧。
- ^ a b 「【スポニチスカウト部(27)】京都国際・森下瑠大 聖地から球界No・1左腕へ」『スポニチ Sponichi Annex』2022年8月22日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「DeNAドラ4・森下「中学から友達」ドラ1・松尾と「森松」バッテリー結成へ意欲」『スポニチアネックス』2023年1月15日。2023年1月15日閲覧。
- ^ “世代を牽引してきたドラフト候補左腕・森下瑠大 不調に泣いた1年 ドラフト前の心境を語る”. 高校野球ドットコム. 2022年10月3日閲覧。
- ^ 「京都国際、初出場初勝利 胸張って歌った学校ルーツ - 高校野球」『日刊スポーツ』2021年3月24日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「京都国際・森下「勝負急いだ」逆転サヨナラ打浴び - 高校野球」『日刊スポーツ』2021年3月27日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「【甲子園】京都国際が春夏初戦突破で16強 森下10K完封、中川決勝弾 - 高校野球夏の甲子園」『日刊スポーツ』2021年8月19日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「【甲子園】京都国際・森下瑠大、同点弾&V打&10回完投 監督も絶賛 - 高校野球夏の甲子園」『日刊スポーツ』2021年8月24日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「センバツ 京都国際がコロナで出場辞退 滋賀の近江が出場へ | NHK」『NHK NEWS WEB』2022年3月17日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「プロ注目の京都国際・森下が決勝導いた 絶対的エース復活!83日ぶり実戦登板で躍動」『デイリースポーツ』2022年7月26日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「京都国際が2年連続甲子園 エース森下瑠大が決勝弾&1失点好投「彼と心中した」小牧監督/京都 - 高校野球夏の地方大会」『日刊スポーツ』2022年7月27日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「【甲子園】京都国際・森下瑠大3回4失点で散る「高校野球の一番いい舞台でやれたのは楽しかった」プロ志望届提出へ」『スポーツ報知』2022年8月7日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「京都国際・森下瑠大がプロ志望明言 「上の世界でやりたい」「プロ1本でいくと思う」」『Full-Count』2022年8月6日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「【一覧】高校生プロ志望届 京都国際・森下瑠大投手ら新たに3人が提出 計92人 - 高校野球」『日刊スポーツ』2022年9月16日。2022年10月3日閲覧。
- ^ 「【DeNA】4位森下瑠大が入団合意「真っすぐだけでも抑えられる投手に」憧れは今永昇太」『日刊スポーツ』2022年11月10日。2022年11月10日閲覧。
- ^ 「2022ドラフトを球団担当が採点! セ・リーグ 全35人指名選手一覧」『週刊ベースボールONLINE』2022年10月28日。2023年6月5日閲覧。
- ^ 「DeNA×西武 2023/5/5(金) の試合速報・結果」『週刊ベースボールONLINE』。2023年8月13日閲覧。
- ^ 「DeNA・森下瑠大 “考える”が支えとなり「型にはまる選手にはなりたくない。バリエーションも大事だと思う」」『週刊ベールボールONLINE』2024年5月28日。2024年9月18日閲覧。
- ^ 「『プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024』に森下・石田裕・井上選手が選抜!」『横浜DeNAベイスターズ』2024年6月20日。2024年7月19日閲覧。
- ^ 「【DeNA】森下瑠大が左肘クリーニング手術「最善の選択」 母校は甲子園準決勝進出」『日刊スポーツ』2024年8月20日。2024年8月21日閲覧。
- ^ 「【ドラフト注目選手】京都国際・森下瑠大(もりしたりゅうだい)の特徴、成績、評価は?」『ベースボールチャンネル』2022年10月13日。2022年11月10日閲覧。
- ^ 「京都国際がコールド発進、4番森下瑠大が本塁打含む3安打2打点「目の前の1勝を心がけ」/京都」『日刊スポーツ』2022年7月16日。2022年11月10日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】DeNA・4位 森下瑠大(京都国際高) パワーアップした左腕/プロ野球ドラフト会議」『週刊ベースボールONLINE』2022年10月20日。2022年11月10日閲覧。
- ^ 「【DeNA】ドラ4森下瑠大「ハマのしんちゃん」襲名を希望「クレヨンしんちゃんが好きなので」」『日刊スポーツ』2022年11月27日。2022年11月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 森下瑠大 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 - 横浜DeNAベイスターズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 森下瑠大 (@m.ryudai__09__19) - Instagram