コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

法華 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
法華町から転送)
日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 中川区 > 法華 (名古屋市)
法華
法華の位置(愛知県内)
法華
法華
法華の位置
法華の位置(名古屋市内)
法華
法華
法華 (名古屋市)
北緯35度7分43.95秒 東経136度50分45.95秒 / 北緯35.1288750度 東経136.8460972度 / 35.1288750; 136.8460972
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
中川区
人口
2019年(平成31年)2月1日現在)[WEB 1]
 • 合計 1,130人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
454-0933[WEB 2]
市外局番 052 (名古屋MA)[WEB 3]
ナンバープレート 名古屋

法華(ほっけ)は、愛知県名古屋市中川区にある町名。現行行政地名は法華一丁目及び法華二丁目。住居表示未実施[WEB 4]

地理

[編集]

名古屋市中川区の中央部の南側に位置し、東に中島新町、北東に中郷、西に高杉町、北西に法華西町、南に西中島、北に中花町に接する。

歴史

[編集]

町名の由来

[編集]

尾張国地名考』によれば、村内に法華宗(日蓮宗)の寺があることに由来するという[1]。さらに『徇行記』には、村内の農民の7割が日蓮宗に帰依しており、村には神社が存在しないと記している[1]。ただし、神社については後に神明社が建立されている[1]

沿革

[編集]
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 愛知郡法花村が合併に伴い、同郡一柳村大字法華となる[2]
  • 1906年(明治39年)5月10日 - 合併に伴い、愛知郡荒子村大字法華となる[2]
  • 1921年(大正10年)8月22日 - 合併に伴い、名古屋市南区法華町となる[2]
  • 1937年(昭和12年)10月1日 - 中川区編入に伴い、同区法華町となる[2]
  • 1938年(昭和13年)12月16日 - 一部が昭和橋通に編入される[3]
  • 1944年(昭和19年)6月20日 - 一部が法華西町に編入される[2]
  • 1959年(昭和34年)5月1日 - 一部が打出本町に編入される[2]
  • 1974年(昭和49年)2月23日 - 法華町の一部により、法華一丁目および法華二丁目がそれぞれ成立する[2]。また、一部が高杉町[3]・法華西町[2]中花町[4]に編入される。
  • 1977年(昭和52年)5月1日 - 法華一丁目に中郷町の一部が編入される[2]
  • 1980年(昭和55年)7月20日 - 法華二丁目に高杉町・法華町の各一部が編入される[2]
  • 1982年(昭和57年)5月16日 - 法華一丁目に中島新町の一部、法華二丁目に昭和橋通・中島新町・法華町の各一部がそれぞれ編入される[2]。また、法華町は法華二丁目・中島新町二丁目および中島新町三丁目・中郷五丁目に編入され消滅[2]

世帯数と人口

[編集]

2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]

丁目 世帯数 人口
法華一丁目 339世帯 776人
法華二丁目 170世帯 354人
509世帯 1,130人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 953人 [WEB 5]
2000年(平成12年) 911人 [WEB 6]
2005年(平成17年) 964人 [WEB 7]
2010年(平成22年) 928人 [WEB 8]
2015年(平成27年) 1,083人 [WEB 9]

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 11]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
法華一丁目 全域 名古屋市立中島小学校 名古屋市立高杉中学校 尾張学区
法華二丁目 全域

施設

[編集]
地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
6
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋共立病院
2
法華公園
3
名古屋市営バス中川営業所
4
長伝寺
5
妙伝寺
6
神明社
山号は学立山と号する日蓮宗の寺院[5]1662年寛文2年)開基[5]
山号は清長山と号する日蓮宗の寺院[5]
  • 神明社
法華一丁目[6]。祭神として天照大御神[6]。新田開発に伴って祀られるようになった社[6]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]

WEB

[編集]
  1. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  4. ^ 中川区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年2月13日閲覧。
  5. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
  10. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  11. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月10日閲覧 (PDF)

書籍

[編集]

参考文献

[編集]
  • 山田寂雀『中川区の歴史』愛知県郷土資料刊行会〈名古屋市区史シリーズ 2〉、1982年8月20日。 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  • ウィキメディア・コモンズには、法華 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。