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「日本の鉄道ラインカラー一覧」の版間の差分

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|'''青緑'''
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|'''濃黄'''
|'''濃黄'''

2017年9月4日 (月) 15:28時点における版

日本の鉄道ラインカラー一覧(にほんのてつどうラインカラーいちらん)とは、各鉄道事業者によって定められた日本鉄道路線および運転系統の色(ラインカラー)の一覧である。これらの色は誤乗防止などのために各路線の車両の車体色や、駅名標、地図式運賃表、サインシステムなどの案内表示に使用されている。

なお本項では、JR各社のコーポレートカラーについても記述する。

  • 色名については事業者が定めているもの、または一般的に認識されているものを記述した。実際に使用されている色や、その色名で一般的に認識されている色などとは若干相違がある場合がある。

JRグループ

各社のコーポレートカラー

社名(通称) コーポレートカラー
北海道旅客鉄道(JR北海道)   ライトグリーン(正確には萌黄色)
東日本旅客鉄道(JR東日本)   グリーン(緑)
東海旅客鉄道(JR東海)   オレンジ(橙)
西日本旅客鉄道(JR西日本)   ブルー(青)
四国旅客鉄道(JR四国)   ライトブルー(水)
九州旅客鉄道(JR九州)   レッド(赤)
日本貨物鉄道(JR貨物)   コンテナブルー(青22号

新幹線

路線名
■東海道新幹線
■山陽新幹線
■北陸新幹線JR西日本
  ブルー(青)
■九州新幹線   レッド(赤)[要出典]
■東北新幹線
■上越新幹線
■北陸新幹線(JR東日本
  グリーン(緑)
山形新幹線   オレンジ(橙)
秋田新幹線   ピンク(桃)
■北海道新幹線   ライトグリーン(正確には萌黄色)[注 1] [要出典]

JR東海の東海道新幹線・JR西日本の山陽新幹線と北陸新幹線(糸魚川駅 - 金沢駅間)では一部の駅を除き、発車案内板で3列車を識別する色を独自に用いている。なお、N700系のフルカラーLED行先表示器の種別色となる山陽新幹線直通の「みずほ」、「さくら」および九州新幹線博多発着の「つばめ」も新大阪駅や博多駅などでは、これらの3列車についても識別するために色を独自に用いて案内する。

列車名
のぞみかがやき   イエロー
ひかりレールスター)/はくたか   レッド
こだまつるぎ   ブルー
みずほ   オレンジ
さくら   ピンク
つばめ   ライトブルー

また、JR東日本の新幹線で、東京上野大宮の3駅では誤乗防止のため、発車標で6方面を識別する色を独自に用いて案内する。なお、北海道新幹線直通列車を除き、フルカラーLED式の行先表示器を採用する車両(E3系2000番台E2系1000番台J70番台編成、E5系E6系E7系、ならびにJR北海道所有のH5系、JR西日本所有のW7系)では、行先表示器の列車名もこれらの路線色で表示される。

直通先路線名
東北新幹線   グリーン
山形新幹線   オレンジ
秋田新幹線   ピンク
北海道新幹線
新函館北斗方面のみ
  イエローグリーン
上越新幹線   朱鷺色
北陸新幹線   パープル

北海道旅客鉄道(JR北海道)

2007年10月の駅番号表示の一環として、主要線区にラインカラーの使用を開始した。路線毎ではなく、札幌駅を中心とした特急列車や近郊普通列車の運行系統を下地にした経路毎のものであり、カラーの重複が発生している[1]。これを同社では「区間カラー」と呼んでいる。

以下の表では優先度の高い方を上にして記述する。本表では見やすくするため「区間名」ではなく方面表記(札幌基準)とする。なお下記に記されていない路線にはラインカラーは設定されていない(色の無指定=灰色扱い)。

JR北海道のラインカラー
JR北海道のラインカラー
方面 線区 記号
室蘭・函館 函館本線(札幌 - 白石)・
千歳線(支線除く)・
室蘭本線(沼ノ端 - 長万部)・
函館本線(長万部 - 函館)
H  
室蘭本線(東室蘭 - 室蘭) M
函館本線(森 - 渡島砂原 - 大沼) N
旭川・網走 函館本線(白石 - 旭川)・
宗谷本線(旭川 - 新旭川)・
石北本線
A   オレンジ
稚内 宗谷本線(新旭川 - 稚内) W  
帯広・釧路 石勝線(南千歳 - 新得)・
根室本線(新得 - 釧路)
K   黄緑
夕張 石勝線(新夕張 - 夕張) Y
新千歳空港 千歳線(南千歳 - 新千歳空港) AP   スカイブルー
小樽 函館本線(札幌 - 長万部) S  
北海道医療大学 札沼線(桑園 - 北海道医療大学) G  
富良野 根室本線(滝川 - 新得) T   薄いピンク
美瑛 富良野線 F  
摩周 根室本線(釧路 - 東釧路)・
釧網本線
B   ピンク

東日本旅客鉄道(JR東日本)

東京近郊地区

駅の旅客案内におけるラインカラーの使用例(異常時案内用ディスプレイ)

東京近郊地区では、誤乗防止のために、JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)の時代から路線ごとに車体の色が異なっており、駅の旅客案内においてもラインカラーとして車体と同様の色が使用されている。現在はほとんどの車両がステンレス車両となったため、ラインカラーはその帯に示されている形となっているが、JR発足後に新たにステンレス車両が導入された郊外の線区では、2色ないし3色の帯を巻いて東京都心の線区との区別がなされている。なお、東京近郊地区では路線案内に使われる色と車体の色とが一致している路線が多い。

東京近郊地区における路線案内色と車体色
路線・系統名 案内色[2] 車体色(JR車両の色のみ記載)
山手線   黄緑 ウグイス(国鉄黄緑6号
埼京線
川越線(大宮 - 川越)
  グリーン(国鉄緑15号)
京浜東北線根岸線   水色 スカイブルー(国鉄青24号
中央線(快速)
青梅線五日市線
  オレンジバーミリオン(国鉄朱色1号
中央・総武線(各駅停車)   カナリアイエロー(国鉄黄1号
地下鉄東西線直通:ブルー+スカイブルー
常磐線(快速)
成田線(我孫子 - 成田)
  エメラルドグリーン(国鉄青緑1号+ライトグリーン
常磐線(各駅停車)   [注 2] エメラルドグリーン(国鉄青緑1号)
京葉線   ワインレッド(国鉄赤14号[注 3]
武蔵野線   オレンジバーミリオン+茶
南武線(川崎 - 立川)   カナリアイエロー+オレンジ+茶色
南武線(尻手 - 浜川崎)   グリーン+イエロー、車体上部にクリーム
鶴見線   カナリアイエロー+スカイブルー
横浜線   黄緑 ウグイス黄緑6号+グリーン緑15号
相模線   青緑 ブルーグリーン+水色
八高線(八王子 - 川越)
川越線(高麗川 - 川越)
  グレー オレンジバーミリオン+ウグイス
湘南新宿ライン   オレンジ[注 4] グリーン+オレンジ湘南色
  [注 4]
上野東京ライン   オレンジ[注 5] グリーン+オレンジ「湘南色」
  [注 5] ブルー(国鉄青20号)
  [注 5] エメラルドグリーン(国鉄青緑1号)+ライトグリーン
東海道線伊東線[注 6]   オレンジ グリーン+オレンジ「湘南色」
宇都宮線高崎線   オレンジ グリーン+オレンジ「湘南色」
横須賀線総武線(快速)
成田線(空港支線[注 7]
  ブルー+クリームスカ色
常磐線中距離電車   ブルー(国鉄青20号)[注 8]
中央線(中距離電車)   ファイル:20160827.png 薄い青+薄い緑「長野色」[注 9]
内房線   水色 カナリアイエロー+ブルー[注 10]
外房線  
総武線(千葉 - 銚子)   黄色
成田線(千葉 - 銚子)  
東金線  
鹿島線  
日光線   マルーン[注 11] マルーン+ゴールド+白
烏山線   [注 11] ライトグリーン

地方線区

地方線区では、主に駅の地図式運賃表や案内サイン、駅名標、スマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」などにラインカラーが用いられている[3][4][5][6][7]

仙石線苦竹駅の駅名標。中央の四角形のスカイブルーがラインカラーを表す。
JR東日本各路線のラインカラー
路線
久留里線   シーグリーン
水戸線   ブルー
水郡線   グリーン
八高線   グレー
両毛線   イエロー[注 12]
上越線   スカイブルー[注 13]
吾妻線   ブルーグリーン
信越本線 高崎 - 横川   イエローグリーン
篠ノ井 - 長野
直江津 - 新潟
  スカイブルー[注 14]
小海線   グリーン
篠ノ井線   ダークオレンジ
大糸線[注 15]   パープル
飯山線   黄緑
越後線   グリーン
弥彦線   パープル
羽越本線   スカイブルー
白新線   ピンク
米坂線   パープル
東北本線 黒磯 - 盛岡
岩切 - 利府
  グリーン
磐越東線   レッドパープル
磐越西線  
只見線   ブルー
奥羽本線 山形線含む   オレンジ
仙石線   スカイブルー
仙石東北ライン   グリーン
  スカイブルー
仙山線   ウグイス
左沢線   ブルー
石巻線   ピンク
気仙沼線   パープル[注 16]
陸羽東線   グレー
陸羽西線   ライトグリーン
大船渡線   ライトオレンジ[注 16]
北上線   パープル
釜石線   ブルー
田沢湖線   レッドパープル
山田線   ブラウン
岩泉線[注 17]   グレー
男鹿線   グリーン
五能線   ブルー
花輪線   ワインレッド
八戸線   レッド
大湊線   ゴールド
津軽線   スカイブルー

東海旅客鉄道(JR東海)

普通列車の相互直通運転があるJR東日本長野支社の路線図においては便宜上独自に案内色を設定している(中央西線:オレンジ 飯田線:山吹色 身延線:薄桃色 )ものの、JR東海自体は在来線にラインカラーを設定していない。

一方で、種別案内色を以下のように全社で統一している。

  特別快速
  新快速・快速「みえ
  快速
  区間快速
  普通[注 18]

西日本旅客鉄道(JR西日本)

近畿エリア

路線記号導入後のアーバンネットワーク路線図。
大阪駅の駅名標。下部の赤が大阪環状線のラインカラーを現している。
関空快速 関西空港行きの種別幕。下部の青色が関西空港線のラインカラー、左のSが路線記号を現している。

JR西日本のアーバンネットワーク(京阪神地区)の各路線では、発足後の1990年に車体色とは異なった線別のラインカラーが定められた[8]。主に車内の路線図や車体側面の種別表示、駅名標でこれらのラインカラーが使用されている。2014年度末より、路線記号の導入に合わせて、アーバンネットワーク周辺の線区(主に福知山支社和歌山支社のエリア)も含める形で近畿エリア各路線のラインカラーが拡充された(学研都市線・JRゆめ咲線は変更)[9][10][11]

利用者の多い駅・路線300駅と12路線と300駅に駅番号[12]と路線番号を付与して分かりやすくする[13][14][15][16]。なお琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線で採用されている青がコーポレートカラーであるため、標準色に指定されている。

近畿地区各線のラインカラー
路線 記号 路線色
北陸本線東海道本線山陽本線和田岬線以外)・赤穂線
敦賀 - 上郡播州赤穂[注 19]
A   青色
湖西線 B   水色[注 20]
草津線 C   鶯色[注 20]
奈良線 D   茶色
山陰本線京都 - 城崎温泉[注 21] E   藤色
おおさか東線 F   青灰
福知山線[注 22] G   黄色
JR東西線学研都市線 H   桃色[注 23]
加古川線 I   青緑[注 24]
播但線 J   真紅[注 20]
姫新線[注 25] K   朱色[注 24]
舞鶴線 L   橙色[注 20]
大阪環状線 O   赤色
JRゆめ咲線 P   藍色[注 26]
関西本線(大和路線 Q   緑色
阪和線(羽衣線以外) R   橙色
関西空港線 S   青色
和歌山線 T   桜色[注 20]
万葉まほろば線 U   茜色[注 20]
関西本線(非電化区間) V   紫色[注 20]
紀勢本線(きのくに線) W   空色[注 20]

また、おおさか東線では放出駅・久宝寺駅を除き各駅ごとにステーションカラーが設定されている。

なお、国鉄時代は東京近郊地区と同様に、線区別に通勤型電車の車体の色が定められていた。現在、東海道・山陽本線、片町線、福知山線においては車体色がないが、それ以外の線区では車体色が残っている。東京近郊地区と異なり、JRによって定められた線区別ラインカラーと車体色の結びつきは薄く、JR西日本発足後に製造された車両や205系0番台は車体色が共通化され、ラインカラーは種別表示の方向幕に現れるのみである(ただし、205系0番台は阪和線に再転属の際にスカイブルーに戻された。また、大阪環状線用に新製された323系は女性専用車両を除き例外的にオレンジとなっている)。なお、おおさか東線はJR西日本発足後に開業した路線であるが、国鉄から引き継がれた車両はウグイス色の塗色で使用されている。

一方で、2014年に線区別ラインカラーが追加された路線については、従来から使用されている各線区の車体色が採用されている例もある(加古川線、播但線、姫新線、きのくに線、関西本線が該当)。

国鉄型普通鋼製通勤形電車の車体色(京阪神地区)
路線 車体色
東海道本線・山陽本線
京阪神緩行線
  スカイブルー(既に消滅)
大阪環状線・桜島線   オレンジバーミリオン
片町線   オレンジバーミリオン(既に消滅)
福知山線   カナリアイエロー(既に消滅[注 27]
  スカイブルー(既に消滅[注 27]
関西本線   ウグイス
阪和線   スカイブルー
奈良線   ウグイス
おおさか東線   ウグイス

地方線区

岡山支社広島支社米子支社では、独自のラインカラーが定められている。なお色名は公式なものではないため留意されたい。なお、金沢支社ではラインカラーが採用されていない。

岡山支社のラインカラー:2016年春より岡山デスティネーションキャンペーンの開催に合わせ、岡山駅または福山駅に乗り入れる8路線には路線記号とともに新カラーが制定された[17]

なお、この路線記号が制定されなかった路線(姫新線・因美線・芸備線)については、他支社が制定した路線記号(姫新線:神戸支社、因美線:米子支社、芸備線:広島支社)の区間に包含されたが[18]、自支社制定の路線記号とは異なり、駅掲示時刻表や案内標・路線図には反映されていない[19]

路線 記号
山陽本線(上郡以西、三石 - 岡山 S   黄緑色[注 28]
津山線 T   山吹色[注 29]
吉備線(桃太郎線) U   桃色[注 30]
伯備線(岡山 - 新見 V   緑色[注 31]
山陽本線(岡山 - 福山 W   橙色[注 28]
山陽本線(福山 - 糸崎 X   空色[注 28]
福塩線[注 32] Z   紫色[注 33]
宇野線(宇野みなと線) L   水色[注 34]
瀬戸大橋線(岡山 - 児島 M   青色[注 34]
赤穂線(播州赤穂以西、天和 - 岡山[注 35] N   赤色[注 36]

米子支社のラインカラー:2015年度2月より順次、管轄全路線に路線記号とラインカラーが導入されることとなった[21][22]

対象となっている区間には、福知山支社管轄の山陰本線城崎温泉居組、岡山支社管轄の因美線および乗り入れ先の姫新線津山東津山智頭も含まれ、福知山支社管内各駅では近畿エリアのラインカラー同様に、駅掲示時刻表などの案内物でも活用している。また、伯備線についてはカラー、記号共に先述の岡山支社と共通化されている。 なおキハ40・47形の方向幕での表示も決定している。

路線 記号
山陰本線城崎温泉 - 米子 A   黄緑
因美線 B   ブラウン[注 37]
境線 C  
山陰本線(米子以西、安来 - 益田 D  
木次線 E   山吹色
三江線 F   水色
伯備線(新見 - 米子) V   緑色

広島支社(広島地区)のラインカラー:2014年度末より、227系の導入に合わせ、広島駅周辺の4路線(山陽本線・呉線・可部線・芸備線)のみ路線記号とともに新カラーが制定された[9]。この時点では広島シティネットワークエリアのみを適用区間としたが、2016年改正で岡山エリアとの間の区間を補完するように、公式サイトの全域路線図における適用区間が延長された[23]。山陽本線・呉線・可部線のカラーは227系の方向幕にも使われている。

また、2016年のダイヤ改正では、後述の山口エリアを含め、駅掲示時刻表上にラインカラーのシンボルが付けられるようになったが、広島シティネットワークエリア外では路線記号制定有無にかかわらず、路線記号を抜いたカラーのみのシンボルを使用している。これに際して、公式サイトに山口エリアを含めた車内路線図が掲載されるようになった[20]

福塩線については岡山支社が制定した路線記号の区間に包含されたが[18]、自支社制定の路線記号とは異なり、駅掲示時刻表や案内標・路線図には反映されず、案内色も路線記号導入前のものが混在している[20]

路線 記号
山陽本線(糸崎以西、三原 - 広島[注 38] G   黄緑[注 39]
山陽本線(広島 - 岩国 R   [注 39]
呉線[注 40] Y   濃黄[注 41]
可部線 B   ターコイズブルー[注 42]
芸備線[注 43] P   [注 44]

広島支社(山口地区)のラインカラー:岩国駅以西の区間では2017年3月時点も路線記号は制定されておらず、2014年時点で駅の運賃表や車内路線図で使用していたラインカラーを継続使用している[20]

路線
山陽本線(岩国以西、南岩国 - 下関   [注 45]
岩徳線   緑青
山口線   オレンジ
宇部線   赤紫
小野田線   ブルーグレー
美祢線   濃いピンク
山陰本線(益田以西、戸田小浜 - 下関)   オリーブ

また、地方線区ではステンレス車や一部の車両を除き地域ごとに統一した車体色が使用されている[25]

地方線区における車体色
(ステンレス車・一部車両を除く)
車両 地区 車体色
電車 北陸地区(七尾線除く)   [注 46]
北陸地区(七尾線  
京都・北近畿地区   抹茶
和歌山地区   青緑
中国地区[26][27]   濃黄
気動車[26][27] キハ40、47、48形式
キハ120形200番台
  (国鉄朱色5号

四国旅客鉄道(JR四国)

駅番号表示の一環としてラインカラーの使用を開始した[28]。ただし本四備讃線には設定していない。なお徳島線・予土線の各末端部の他線乗り入れ区間は重複して設定されている。

JR四国のラインカラー
JR四国のラインカラー
路線 記号
予讃線(高松 - 松山) Y   オレンジ
予讃線・内子線
(松山 - 内子 - 伊予大洲 - 宇和島)
U
予讃線(向井原 - 伊予長浜 - 伊予大洲) S   グレー
土讃線(多度津 - 高知) D   ピンク
土讃線(高知 - 窪川) K
高徳線 T   黄緑
徳島線(よしの川ブルーライン)
(土讃線 佃 - 阿波池田を含む)
B  
予土線(しまんとグリーンライン)
(予讃線 北宇和島 - 宇和島を含む)
G  
鳴門線 N   赤紫
牟岐線(阿波室戸シーサイドライン) M   水色[注 47]

九州旅客鉄道(JR九州)

2001年に新たに設定された運転系統である福北ゆたか線では、方向幕に黄()を使用して他線区との区別を図っているが、それ以外の線区には特に設定されていない。

私鉄

JR以外の事業者の場合、自社の路線図での色分けを基準としているが、実際の車両の色と一致していることは少ない。

東武鉄道

東武鉄道の場合、元々は他社のようなラインカラーという概念はなく、路線図と駅の案内表示などでは全く違う色が使用されていることが多かった。

一方、車体の塗装は形式・系列や用途によって区別されており、あくまで「車両のデザインの一部」という存在に過ぎず、形式・系列毎の製造目的に由来して特定の区間にしか運転されていない塗色があるものの、使用線区と車体色との直接の相関はない。

また、駅名標になされている色分けは、車体色と一致している場合を含めて「歴史的経緯」や「その路線(または区間)を代表する車両の色」という意味合いによるもので、他社のように「車体の塗色と駅名標の色を一致させることによって路線の違いを強調し、旅客の案内や誤乗の防止に役立てる」といったものではなかった。しかし、2012年3月17日に駅番号が導入されることになり、これらの駅名標の色分けをベースにして、エリアごとに体系化されたナンバリングとカラーを設定することになった[29]。これが事実上のラインカラー導入となる。

東武鉄道のラインカラー
路線 記号
東武スカイツリーライン(伊勢崎線 浅草押上 - 東武動物公園間)
亀戸線大師線
TS  
伊勢崎線(和戸 - 伊勢崎間)・佐野線小泉線桐生線 TI  
日光線宇都宮線鬼怒川線 TN  
野田線(東武アーバンパークライン) TD  
東上本線越生線 TJ  

ただし、東武野田線に「東武アーバンパークライン」の愛称を導入した際には、「フューチャーブルー」と「ブライトグリーン」が路線のテーマカラーとして使われており[30](駅のナンバリングの使用色は従前どおり)、必ずしもラインカラーとして固定化されてはいない。

参考として、以下にホームの駅名標や車両塗色に使用されている色を示す。「車両」とはその塗色が用いられている系列、「線区」とは駅名標にその色が使われている線区を示している。前述したが、表中の路線で使用されている車両の色が駅名標の色と一致しない場合が多いので注意を要する。例えば、野田線の駅名標と同じ色の車両は8000系をはじめとして曳舟 - 押上を除く東武のすべての区間で運転されている。また、亀戸線や大師線には優等列車の運転がないため駅名標と同じ色の車両は運転されていない。なお、帯の太さは駅名標を元にしているが、比率は正確ではない。また、車両の帯の太さや配色はこれとは異なる。

塗色・配色 車両 駅名標に使用される線区
  8000・800・850系
普通鋼製の通勤形電車
野田線(2014年3月まで)
  100系300・350系6050系
日光線系統の優等列車
伊勢崎線 東武動物公園駅以南
(2012年3月までにオレンジと青のツートンに変更)
日光線宇都宮線鬼怒川線亀戸線大師線
  200・250系
伊勢崎線系統の優等列車
伊勢崎線 東武動物公園駅以北・佐野線
桐生線小泉線
  9000・9050系10000・10030・10080系20000・20050・20070系30000系
ステンレス車体の通勤形電車の帯色・ただし野田線所属車は下記の60000系と同色)
東上線越生線(2009年から青帯への変更が進んでいる)
  50000・50050系・50070系・50090系
アルミ合金車体の通勤形電車の帯。50090系のみ下に青のラインが入る)
(なし)
  60000系
(アルミ合金車体の通勤形電車)
東武アーバンパークライン(野田線)(2014年3月以降)[31]

なお、駅の自動改札機などでは本線系統は赤系、東上線系統では青系の色が使用されている。特に東上線ではTJライナー用の50090系に青いラインが用いられ、駅の番線案内、ホームの乗車目標などは青で統一されている。また、2009年からは駅名標に使用される色もマルーンから青へと変更が進んでいる。

また、列車種別の案内色は本線系統東上線系統では種別が大きく異なるため、急行が赤、準急が緑、普通が黒である以外は全く異なっている。

列車種別案内色(本線系統)

  特急「けごん」「きぬ」「日光」「きぬがわ」「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」[注 48]
  特急「りょうもう」
  特急「リバティけごん」「リバティりょうもう」「リバティきぬ」「リバティ会津」
  特急「しもつけ」「きりふり」「ゆのさと」(ただし種別幕の色は黄土色())
  特急「スカイツリーライナー」「アーバンパークライナー」(ただし種別幕の色は使用車両に準ずる)
  快速(2017年4月に廃止、種別幕は白地に青文字)
  区間快速(2017年4月に廃止、種別幕は青地に白文字)
  急行(ただし種別幕の色は赤())[注 49]
  区間急行(ただし種別幕の色は赤())[注 49]
  準急
  区間準急(ただし種別幕の色は緑())[注 50]
  普通(白地に黒文字)

列車種別案内色(東上線系統)

  TJライナー
  快速急行(2013年3月16日改正までは緑)
  快速
  急行
  通勤急行(2016年3月に廃止)
  準急(2013年3月16日改正までは青)
  普通(白地に黒文字)

西武鉄道

路線案内色

  池袋線西武秩父線豊島線狭山線西武有楽町線(2013年3月15日改正以前の西武有楽町線は紫([注 51]
  新宿線拝島線(多摩湖線直通含む)
  多摩湖線
  国分寺線(新宿線直通含む)・西武園線(2013年3月15日改正以前の西武園線は、新宿線等と同じ青())
  山口線新交通システム
  多摩川線
  有楽町線直通
  副都心線直通

列車種別案内色

直通先の東京メトロ(有楽町線・副都心線)でも共通してこの種別案内色が使用されている。

  特急レッドアロー号
  S-TRAIN
  快速急行
  急行
  通勤急行
  快速・拝島快速(現在、拝島快速の設定なし)
  通勤準急
  準急
  区間準急(現在設定されていないが、方向幕はこの色で表示される)
  各駅停車

京王電鉄

列車種別案内色

  特急
  準特急
  急行
  区間急行(種別幕は白地に緑文字)
  快速
  各駅停車

京王電鉄では1990年代の一時期、全路線を地域ごとに複数の色で区分けし全線の案内で使用された。

  京王線 新宿 - 明大前井の頭線 渋谷 - 明大前
  京王線 下高井戸 - 調布
  京王線 西調布 - 中河原競馬場線 府中競馬正門前
  京王線 聖蹟桜ヶ丘 - 京王八王子動物園線 多摩動物公園
  相模原線 京王多摩川 - 橋本
  高尾線 京王片倉 - 高尾山口
  井の頭線 永福町 - 吉祥寺

これはその後廃止され、同社のコーポレートカラーに統一している(駅名標ではゾーンカラーの帯からコーポレートカラーであるチェリーレッドとインディゴブルー2色の帯への変更など)。一部の駅には壁の色などに名残が残っている場合もあるが、他の色に塗り替えられた駅もある。

京王線を走る車両には、2010系までは緑一色、初代5000系6000系7000系まではアイボリーに臙脂の帯(ただし5000系と6000系・7000系では太さが違う)、8000系からはコーポレートカラーの帯が引かれており、6000系・7000系も後にコーポレートカラーの帯に変更している。また、後に登場する9000系2代目5000系もコーポレートカラーの帯が引かれている。

井の頭線使用車両では、7つの色を各編成に割り当てている。これらについては3000系2代目1000系を参照されたい。 代目

小田急電鉄

列車種別案内色

  快速急行
  急行
  多摩急行
  準急
  各駅停車

東京急行電鉄・横浜高速鉄道

路線案内色

  東横線
  目黒線
  田園都市線
  大井町線
  池上線
  東急多摩川線
  世田谷線
  こどもの国線
  みなとみらい線

列車種別案内色

2社で共通の種別案内色が使用されている。

  特急・通勤特急
  急行
  準急・各駅停車(大井町線の二子新地及び高津通過列車および二子玉川発着列車)
  各駅停車(東横線、田園都市線、大井町線の二子新地及び高津停車列車)
  各駅停車(目黒線)

また、田園都市線のうち旧新玉川線内(池尻大橋 - 用賀)および目黒線では各駅ごとにステーションカラーが設定されており、目黒線ではホームドアにその色の帯が巻かれている。

京浜急行電鉄・都営地下鉄浅草線・京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道・新京成電鉄

路線案内色

  京急線
  都営浅草線(地下鉄線内ではも)
  京成線(成田スカイアクセス線を除く)
  成田スカイアクセス線
  北総線
  芝山鉄道線
  新京成線

列車種別案内色

新京成電鉄を除く5社局で共通の種別案内色が使用されている(新京成電鉄のみは種別の概念自体がない)。

  スカイライナー
  シティライナー(2015年12月以降は臨時列車のみ)
  モーニングライナー・イブニングライナー(2010年7月までは
  快特(快速特急)(2012年10月20日まではエアポート快特もこの色を使用)
  エアポート快特・アクセス特急
  特急
  通勤特急(2010年7月までは
  快速
  急行・エアポート急行
  普通

相模鉄道

列車種別案内色

  特急
  急行
  快速(2007年11月3日までは、
  各駅停車(いずみ野線直通列車に限り、2007年11月3日までは、

関東鉄道

列車種別案内色

  快速
  普通

富山地方鉄道(鉄道線)

路線案内色(ただし完全に統一はなされていない)

  本線
  立山線
  不二越線上滝線

列車種別案内色

  アルペン特急
  特急うなづき号
  急行・快速急行
  普通
  臨時

名古屋鉄道

名古屋鉄道における路線カラーは案内図などで色分けする際に用いられる程度で、車体や駅名標などには反映されていない。現行の路線カラーは2011年3月ダイヤ改正前後に一新された路線案内図のものが主流だが、2016年3月中旬より導入が進んでいる駅ナンバリング(これにより駅名標にも路線カラーが反映される)のカラーは一部の路線が従来のものとは異なっており、現状では2種の色分けが併存している。

  • 色1 … 空港線開業以前[32]
  • 色2 … 空港線開業後[33]
  • 色3 … 2011年ダイヤ改正前後の路線案内図一新後(現行)[34]
  • 色4 … 2016年3月中旬、駅ナンバリング導入後(現行)[35]
路線 色1 色2 色3 色4
名古屋本線        
豊川線        
西尾線蒲郡線        
三河線(海線:知立駅 - 碧南駅 - 吉良吉田駅間)        
豊田線・三河線(山線:知立駅 - 猿投駅 - 西中金駅間)    
 
 
常滑線    
 
 
空港線 -  
 
 
築港線    
 
 
河和線知多新線    
 
 
津島線尾西線    
 
 
竹鼻線羽島線    
 
 
犬山線広見線八百津線各務原線モノレール線        
小牧線    
 
 
瀬戸線    
 
 
岐阜市内線揖斐線谷汲線美濃町線田神線   - - -

列車種別案内色

  ミュースカイ/快速特急/特急[注 52]
  快速急行/急行[注 52]
  準急
  普通

近江鉄道

2013年3月16日から使用開始[36]

  彦根・多賀大社線(近江鉄道本線米原 - 高宮多賀線
  湖東近江路線(近江鉄道本線高宮 - 八日市
  万葉あかね線(八日市線八日市 - 近江八幡
  水口・蒲生野線(近江鉄道本線八日市 - 貴生川

近畿日本鉄道

一般列車種別案内色

  快速急行/区間快速急行(2012年に廃止)[注 53]
  急行/区間急行[注 54]
  準急/区間準急
  普通(各駅停車)[注 55]

路線案内色

  奈良難波線系統
  大阪線系統
  南大阪吉野線系統
  京都橿原線系統
  けいはんな線
  名古屋線系統
  山田鳥羽志摩線系統
  鋼索線

かつて、けいはんな線以外の路線は明白なラインカラーは設定されなかったが、既に導入されていたけいはんな線以外の路線で2015年8月20日に駅ナンバリングが導入されたのに伴い、路線の系統ごとにラインカラーが設定された。

南海電気鉄道・泉北高速鉄道

路線案内色。これに加えて、シンボルマークも設定されている。

  南海本線高師浜線多奈川線加太線和歌山港線
  空港線
  高野線汐見橋線鋼索線
  泉北高速鉄道(ただし中百舌鳥駅のみ、南海の駅運賃表などでは黄色を使用する場合あり)

経営移管された貴志川線については南海本線およびその支線と同じラインカラーであった。

列車種別案内色

  特急(「ラピート」「サザン」「こうや」「りんかん」「泉北ライナー」を含む)
  快速急行・急行・空港急行
  区間急行
  準急行
  普通・各駅停車(ただし種別幕の色は黒(■))

阪急電鉄

車体の塗装は阪急マルーンを参照。
路線案内色

  神戸本線今津線伊丹線甲陽線
  宝塚本線箕面線
  京都本線千里線嵐山線

列車種別案内色

  快速特急・特急・通勤特急・特急日生エクスプレス・直通特急[注 56]
  快速急行・急行・通勤急行
  快速
  準急
  普通

阪神電気鉄道

列車種別案内色

  直通特急(A直特)・特急・区間特急
  直通特急(B直特、阪神三宮 - 板宿間各駅停車)
  快速急行[注 57]
  急行・区間急行
  準急・区間準急
  普通

京阪電気鉄道

かつては大まかなラインカラーとして、以下のような京阪線系統と大津線系統の識別用カラーが設定されていた。しかし、1997年京都市営地下鉄東西線開業に伴う京津線部分廃止以降は、京阪線系統と大津線系統が相互に独立性を強め次第に形骸化。2008年中之島線開業前後には、京阪線管内ではほぼ見られなくなった。ただ、大津線管内では案内サインの地色に水色が使われることが多い点や、東西線内では京津線のラインカラーとして水色が使われている点に、その名残が残っている。車体塗装は京阪電気鉄道#車両カラーまたは京阪グリーンを参照。

  京阪線(京阪本線鴨東線交野線宇治線
  大津線京津線石山坂本線

なお、大津線管内では、管内路線個別のラインカラーが設けられ、駅名標などに使われている(京都市営地下鉄線内除く)。こちらは現在も実施されている。

  京津線
  石山坂本線

列車種別案内色

  快速特急
  特急
  快速急行・通勤快急
  急行・深夜急行
  準急・通勤準急
  区間急行
  普通

京福電気鉄道

  A 嵐山本線
  B 北野線

叡山電鉄

これに加えて、シンボルマークも設定されている。

  叡山本線
  鞍馬線

高松琴平電気鉄道

  琴平線
  長尾線
  志度線

伊予鉄道(郊外線)

  高浜線
  横河原線
  郡中線

西日本鉄道

列車種別案内色(天神大牟田線

  特急
  急行
  普通(各駅停車)

地下鉄

各社局とも、駅構内の案内サインや駅名標・車体色に用いられるが、他社線、駅構外においてもこれらのラインカラーを用いた案内がされることもある。

東京の地下鉄ではラインカラーの円形の記号(銀座線 など)で路線を示し、駅ナンバリング実施後は円の中に黒文字で路線の英字記号を表示するようになった。

地下鉄各線のラインカラー
路線番号 路線 記号 路線図
札幌市交通局札幌市営地下鉄[37]
  南北線 N  
  東西線 T   オレンジ
  東豊線 H   スカイブルー
仙台市交通局仙台市地下鉄
仙台市地下鉄路線図
仙台市地下鉄路線図
  南北線 N  
  東西線 T   水色
東京地下鉄(東京メトロ)[38]
3号線 銀座線 G   オレンジ
4号線 丸ノ内線 M,Mb   レッド
2号線 日比谷線 H   シルバー
5号線 東西線 T   スカイブルー
9号線 千代田線 C   グリーン
8号線 有楽町線 Y   ゴールド
11号線 半蔵門線 Z   パープル
7号線 南北線 N   エメラルドグリーン
13号線 副都心線 F   ブラウン
東京都交通局都営地下鉄[38]
1号線 浅草線 A   ローズレッド[注 58]
6号線 三田線 I   ブルー
10号線 新宿線 S   リーフグリーン
12号線 大江戸線 E   マゼンタ[注 59]
横浜市交通局横浜市営地下鉄[39]
1号線・3号線 ブルーライン B   ブルー
4号線 グリーンライン G   グリーン
名古屋市交通局名古屋市営地下鉄[注 60]
1号線 東山線 H   菜種色
2号線・4号線 名城線 M   藤色
2号線 名港線 E
 
藤色に白線
3号線 鶴舞線 T   水色
6号線 桜通線 S  
上飯田線 上飯田線 K   桃色
京都市交通局京都市営地下鉄[40]
  烏丸線 K   緑色
  東西線 T   [注 61]
大阪市交通局大阪市営地下鉄・ニュートラム)[41]
1号線 御堂筋線 M   クリムゾンレッド臙脂色・赤色
2号線 谷町線 T   ロイヤルパープル京紫
3号線 四つ橋線 Y   ビクトリアブルー縹色・青色
4号線 中央線 C   スペクトリウムグリーン緑色
5号線 千日前線 S   チェリーローズ紅梅色・ピンク色
6号線 堺筋線 K   ビビッドブラウン茶色
7号線 長堀鶴見緑地線 N   スプリンググリーン萌黄色・黄緑色
8号線 今里筋線 I   ゴールデンオレンジ柑子色
  南港ポートタウン線 P   セルリアンブルー水色
神戸市交通局神戸市営地下鉄[42]
  西神・山手線 S  
  海岸線 K  
福岡市交通局(福岡市地下鉄)[43]
1号線 空港線 K   オレンジ
2号線 箱崎線 H  
3号線 七隈線 N  
地下鉄の駅名標・案内サインでのラインカラーの使用例。(写真は大阪市営地下鉄谷町線東梅田駅)

路面電車

富山地方鉄道富山市内軌道線

運転系統ごとにラインカラーが定められている[44]

番号 系統
1系統 南富山駅前 - 富山駅前  
2系統 南富山駅前 - 大学前   オレンジ
3系統 環状線(富山都心線  

京福電気鉄道(嵐電)

路線ごとにラインカラーと駅番号の頭につくアルファベットが定められている。

広島電鉄

運転系統ごとにラインカラーが定められている[45]

番号 系統
1号線 本線 - 宇品線 広島駅 - 紙屋町東 - 皆実町六丁目 - 広島港   オレンジ
2号線 本線 - 宮島線 広島駅 - 広電西広島 - 広電宮島口  
3号線 本線 - 宇品線 広電西広島 - 紙屋町西 - 広島港  
5号線 本線 - 皆実線 - 宇品線 広島駅 - 皆実町六丁目 - 広島港  
6号線 本線 - 江波線 広島駅 - 土橋 - 江波  
7号線 横川線 - 宇品線 横川駅 - 十日市町 - 紙屋町西 - 広電本社前   深緑
8号線 横川線 - 江波線 横川駅 - 十日市町 - 土橋 - 江波   ピンク
9号線 白島線 八丁堀 - 白島   グレー

伊予鉄道(市内線)

運転系統ごとにラインカラーが定められている[46]

番号 系統
1号線(環状線外回り) 花園線城南線大手町線城北線
→ 城南線 → 花園線
松山市駅 → JR松山駅前 → 木屋町 → 大街道 → 松山市駅  
2号線(環状線内回り) 花園線 → 城南線 → 城北線 → 大手町線
→ 城南線 → 花園線
松山市駅 → 大街道 → 木屋町 → JR松山駅前 → 松山市駅   オレンジ
3号線 城南線 - 花園線 道後温泉 - 大街道 - 松山市駅  
5号線 城南線 - 大手町線 道後温泉 - 大街道 - JR松山駅前  
6号線 城南線 - 本町線 道後温泉 - 大街道 - 本町六丁目  

長崎電気軌道

運転系統ごとにラインカラーが定められている。

番号 系統
1号系統 赤迫支線 - 本線 赤迫 - 長崎駅前 - 築町 - 正覚寺下  
2号系統 赤迫支線 - 本線 - 蛍茶屋支線 赤迫 - 長崎駅前 - 築町 - 蛍茶屋  
3号系統 赤迫支線 - 本線 - 桜町支線 - 蛍茶屋支線 赤迫 - 長崎駅前 - 桜町 - 蛍茶屋  
4号系統 本線 - 蛍茶屋支線 正覚寺下 - 西浜町 - 公会堂前 - 蛍茶屋  
5号系統 大浦支線 - 本線 - 蛍茶屋支線 石橋 - 築町 - 公会堂前 - 蛍茶屋  

熊本市交通局(熊本市電)

運転系統ごとにラインカラーが定められている。2011年3月1日に定められた。

番号 系統
A系統 田崎線 - 幹線 - 水前寺線 - 健軍線 田崎橋 - 熊本駅前 - 辛島町 - 水道町 - 水前寺公園 - 健軍町  
B系統 上熊本線 - 幹線 - 水前寺線 - 健軍線 上熊本駅前 - 辛島町 - 水道町 - 水前寺公園 - 健軍町  

鹿児島市交通局(鹿児島市電)

運転系統ごとにラインカラーが定められている[47]

番号 系統
1系統 第一期線 - 谷山線 鹿児島駅前 - 市役所前 - 天文館通 - 高見馬場 - 武之橋 - 郡元 - 谷山  
2系統 第一期線 - 第二期線 - 唐湊線 鹿児島駅前 - 市役所前 - 天文館通 - 高見馬場 - 加治屋町 - 鹿児島中央駅前 - 郡元  

モノレール

千葉都市モノレール

  千葉都市モノレール1号線2号線

多摩都市モノレール

  多摩都市モノレール線 オレンジ

沖縄都市モノレール

  沖縄都市モノレール線(ゆいレール) レッド

新都市交通システム(AGT)

埼玉新都市交通

  伊奈線 イエロー

ゆりかもめ

  ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 ブルーグレー

横浜新都市交通

  金沢シーサイドライン オレンジ

神戸新交通

  ポートアイランド線 グリーン
  六甲アイランド線

磁気浮上式鉄道(HSST)

愛知高速交通

  東部丘陵線 ブルー

第三セクター鉄道

青い森鉄道

    青い森鉄道線 スカイブルー

なお、JR東日本の駅掲示用の運賃表では、八戸以北移管前のコーポレートカラーであるブルー()で表現されている。

IGRいわて銀河鉄道

    いわて銀河鉄道線 ブルー

仙台空港鉄道

    仙台空港線 ブルー

首都圏新都市鉄道

つくばエクスプレス

種別案内色

    快速
    通勤快速
    区間快速
    普通

東葉高速鉄道

    東葉高速線 グリーン

北越急行

    ほくほく線 パープル

しなの鉄道

北しなの線の開業以降、駅名標に入るラインでしなの鉄道線と北しなの線の区別を行っている。

    しなの鉄道線 オレンジ(しなのオレンジ)
    北しなの線 黄土色

なお、JR東日本においては両線とも、長野支社の車内路線図ではに薄桃()で表現されるほか、駅掲示用の運賃表ではカナリアイエロー()の表現も見られる。

えちごトキめき鉄道

    日本海ひすいライン ブルー
    妙高はねうまライン グリーン

なお、JR西日本・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の3社の車内路線図ならびに駅掲示運賃表では両線ともに朱鷺色()で表現される。一方、JR東日本においては両線ともに、長野支社の車内路線図ではダークライトブルー()で表現されるが、駅掲示用の運賃表では色未指定扱い(黒色)となっている。

あいの風とやま鉄道

    あいの風とやま鉄道線 グリーン

IRいしかわ鉄道

    IRいしかわ鉄道線 明るい青色

なお、JR西日本とあいの風とやま鉄道の車内路線図ならびに駅掲示運賃表では、JR線との区別のために薄い青色()を使うことがある。

肥薩おれんじ鉄道

    肥薩おれんじ鉄道線 オレンジ[要出典]

脚注

注釈

  1. ^ 路線図などでは紫が用いられる場合が多い。[1]
  2. ^ 東京近郊路線図(路線ネットワーク図)や「JR東日本アプリ」ではグレーが用いられている。
  3. ^ かつて使用されていた鋼製車両ではスカイブルーが用いられていた。
  4. ^ a b 東京近郊路線図(路線ネットワーク図)などでのみ、上野東京ラインなどとの区別のため赤()が用いられる。
  5. ^ a b c 東京近郊路線図(路線ネットワーク図)などでのみ、湘南新宿ラインなどとの区別のため紫()が用いられる。
  6. ^ 伊東線については、「JR東日本アプリ」や駅掲示運賃表など緑で表現されているケースもある。
  7. ^ 空港支線については、「JR東日本アプリ」や駅掲示運賃表、成田駅での案内様式などでは千葉 - 銚子間同様に緑で表現されているが、ほぼすべての列車が総武快速線からの直通であるため、東京近郊路線図(路線ネットワーク図)や総武・房総路線図では総武快速線の延長として青で表現されており、空港第2ビル駅と成田空港駅での案内様式も後者に準拠されている。
  8. ^ 上野駅に乗り入れる車両のもののみ記載。
  9. ^ かつては「スカ色」の車両も存在していたが、2014年12月を以って消滅。以降は長野支社によるオリジナルカラーの車両のみ使用されている。
  10. ^ 総武快速線や京葉線へ入らない車両のもののみ記載。
  11. ^ a b 「JR東日本アプリ」や駅掲示運賃表などでは、宇都宮線と同じオレンジで表現されているケースもある。
  12. ^ 東京近郊路線図ではオレンジで表現される。
  13. ^ 東京近郊路線図ではオレンジで表現される。また、新潟支社でも2002年までオレンジを採用していた。また、E129系のフルカラーLED表示器では、ブルーを用いる。
  14. ^ 2015年のしなの鉄道およびえちごトキめき鉄道へ移管された区間も同カラーであった。2015年から採用された長野支社の新路線図のみ、直江津以東も含めて黄土色で表現しているが、駅掲示運賃表をはじめとしたこれ以外の旅客案内色は従来通りスカイブルーを使用している。
  15. ^ 2015年から採用された長野支社の新路線図では、JR西日本区間もこの色で表現しているが、駅掲示運賃表ではJR西日本区間にコーポレートカラーが用いられている。
  16. ^ a b BRT区間では赤()も併用される。
  17. ^ 2014年4月1日廃止
  18. ^ 幕式方向幕では白地に黒文字、フルカラーLED種別案内では黒地に白文字で表現。
  19. ^ 1990年制定版では長浜 - 姫路(琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の区間)のみ対象であった。
  20. ^ a b c d e f g h 1990年制定版では設定なし
  21. ^ 1990年制定版は嵯峨野線区間のみ、現行版の2014年制定当初は、京都 - 福知山間のみ対象としていた。2016年のダイヤ改正より城崎温泉駅まで包含。
  22. ^ JR宝塚線含む。1990年制定版ではJR宝塚線区間のみ対象。
  23. ^ 2014年制定版。1990年制定版はJR東西線のみ桜桃で、学研都市線が黄緑
  24. ^ a b 正式制定は2014年版からであるが、それ以前にも神戸支社独自に駅名標で使用していた。
  25. ^ 現行版の2014年制定当初は姫路 - 上月間のみ対象としていた。2016年のダイヤ改正より姫新線全区間が包含されたが、同改正時点の岡山支社管内での駅では、運賃表以外の旅客案内には使用していない。なお、岡山支社管内では2015年度まで紫を案内色として使用していた。
  26. ^ 2014年制定版。2001年制定版は。それ以前は設定なし。
  27. ^ a b 福知山線は京阪神緩行線からの乗り入れ開始に伴い、車体色が京阪神緩行線と共通のスカイブルーに変更された。
  28. ^ a b c 2016年の路線記号制定以前はであり、この色は2015年3月より神戸支社管内の一部の駅の停車駅案内図でも、近畿エリア路線記号の対象外となる上郡駅から岡山方の案内色として独自に使われている。
  29. ^ 2016年の路線記号制定以前はピンク
  30. ^ 2016年の路線記号制定以前はオレンジ
  31. ^ 2016年の路線記号制定以前は朱色
  32. ^ 岡山支社は対象区間を「福山 - 府中」と扱っているが、公式サイトの全域路線図では全区間が包含されている。
  33. ^ 2016年の路線記号制定以前は桜桃色。現在も広島エリアの路線図ではこの色が使用されている[20]
  34. ^ a b 2016年の路線記号制定以前はコバルトブルー
  35. ^ 岡山支社は対象区間を「寒河 - 岡山」と扱っているが、公式サイトの全域路線図においては近畿統括本部管内の天和駅と備前福河駅も包含されている。
  36. ^ 2016年の路線記号制定以前は黄色が使われており、この色は2015年3月より神戸支社管内の一部の駅の停車駅案内図でも、近畿エリア路線記号の対象外となる播州赤穂駅 - 東岡山駅間の案内色として独自に使われている。
  37. ^ 2015年度まで、岡山支社管内では紺で案内していた。なお、当該路線記号制定後も、岡山支社管内の駅では運賃表での表記のみにとどまっている。
  38. ^ このうち広島シティネットワークエリアは白市 - 広島。
  39. ^ a b 2014年の路線記号制定以前は、現在の山口地区同様の
  40. ^ このうち広島シティネットワークエリアは - 広島。
  41. ^ 2014年の路線記号制定以前はライムグリーン
  42. ^ 2014年の路線記号制定以前は
  43. ^ このうち広島シティネットワークエリアは狩留家 - 広島。2016年改正時の適用区間拡大後も、岡山支社管内の駅では運賃表での表記のみにとどまっている。
  44. ^ 2014年の路線記号制定以前は。岡山支社管内では2015年度までターコイズブルーを案内色として使用していた。
  45. ^ 2014年の路線記号制定以前は、広島支社管内の駅では区間を問わずこの色を使用していた。2016年改正時点では「R」区間の延長として赤で表現する媒体も存在していたが[24]、2017年の可部線延伸に伴う改正に合わせ、岩国駅を境界として山口地区を青で表現する形となった。しかし、駅掲示時刻表ではこの区間の駅でも引き続き赤で表現されているなど、完全に統一されたわけではない。
  46. ^ あいの風とやま鉄道への譲渡車を含む。
  47. ^ 正確にはエメラルドグリーン。
  48. ^ かつての「けごん」「きぬ」は方向幕では白地に赤文字であったが、現在は黄色地に改められている。
  49. ^ a b 厳密には幕式の場合はどちらも赤地に白文字であるが、LED式の場合には急行は赤地、区間急行は黒地に赤文字としている。
  50. ^ 厳密には幕式の場合は緑地に白文字であるが、LED式の場合に黒地に緑文字としている。なお、準急はLED式のみ運用に入り、緑地での表現となっている。
  51. ^ 駅の運賃表など、現在も紫の表現が残っている案内素材も多い。
  52. ^ a b 方向幕や時刻表などでは、ミュースカイと快速特急は「白地に赤字」、特急は「赤地に白字」、快速急行は「白地に水色字」、急行は「水色地に白字」で表記し区別する。
  53. ^ 奈良線の快速急行は阪神電気鉄道との直通運転を行うが、近鉄のカラー(赤)が使われるのは大阪難波駅以東。桜川駅以西では阪神のカラー(空色)が使われる。
  54. ^ 区間急行の案内色は、路線図や時刻表等ではこの色であるが、車両の方向幕ではほとんどが「赤」(快速急行/区間快速急行と同じ)が用いられる。
  55. ^ 普通電車の案内色は、近鉄所有車両の方向幕と、路線図や時刻表等ではこの色であるが、阪神所有車両のLED式行先表示機と、京都市交通局所有車両の方向幕では「紺」(阪神の普通電車と同じ)が用いられる。
  56. ^ 2012年1月現在は、行楽時の嵐山線直通臨時列車としてのみ運転。
  57. ^ 快速急行は近鉄との直通運転を行うが、阪神のカラー(空色)が使われるのは桜川駅以西。大阪難波駅以東では近鉄のカラー(赤)が使われる。
  58. ^ ただし、駅ナンバリング実施まで東京都交通局では朱色をラインカラーとしていたため、今も朱色が使われている箇所が多い(他社線でも同様)[2]
  59. ^ ルビーとする資料も存在する。
  60. ^ 名古屋市:名古屋の景観づくり(市政情報)に掲載の「名古屋市歩行者系サインマニュアル[第2次改訂版]」p.67 カラーチャート による。掲示色のRGB値は、DICの「COLORGUIDE」アプリを用い、サインマニュアルに掲載されたDICコードを検索して表示されるsRGB値(HTML値)を参考。
  61. ^ 京都市営地下鉄東西線には、さらに駅ごとのイメージカラーが存在する。

出典

  1. ^ 駅ナンバリング路線図 - 北海道旅客鉄道(2008年10月3日閲覧)
  2. ^ 東京近郊路線図 - 東日本旅客鉄道(2008年10月3日閲覧)
  3. ^ 路線図 - 東日本旅客鉄道(2017年6月17日閲覧)
  4. ^ 総武・房総路線図 - 東日本旅客鉄道千葉支社(2017年6月17日閲覧)
  5. ^ JR新潟支社路線案内図[リンク切れ] - 東日本旅客鉄道新潟支社(2011年1月4日閲覧)
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関連項目