「シルエット・ロマンス」の版間の差分
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本楽曲で、1982年に開催された[[第24回日本レコード大賞]]の最優秀歌唱賞を受賞した。[[北島三郎]]と[[田中邦衛]]が特別ゲストとして[[祝福]]に訪れ、両者に見守られる中、熱唱した。 |
本楽曲で、1982年に開催された[[第24回日本レコード大賞]]の最優秀歌唱賞を受賞した。[[北島三郎]]と[[田中邦衛]]が特別ゲストとして[[祝福]]に訪れ、両者に見守られる中、熱唱した。 |
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[[2003年]][[6月4日]]発売のアルバム『June』には、「シルエット・ロマンス」と同じ作詞・作曲コンビにより、本楽曲の主人公2人の22年後という設定の[[アンサーソング]]「二人のアフタヌーン」が収録されている<ref>[http://web.archive.org/web/20030608190538/http://www.sanspo.com/geino/top/gt200306/gt2003060517.html 大橋純子が歌う「シルエット・ロマンス」の22年後]、SANSPO.COM、2003年6月4日。([[インターネット |
[[2003年]][[6月4日]]発売のアルバム『June』には、「シルエット・ロマンス」と同じ作詞・作曲コンビにより、本楽曲の主人公2人の22年後という設定の[[アンサーソング]]「二人のアフタヌーン」が収録されている<ref>[http://web.archive.org/web/20030608190538/http://www.sanspo.com/geino/top/gt200306/gt2003060517.html 大橋純子が歌う「シルエット・ロマンス」の22年後]、SANSPO.COM、2003年6月4日。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>。 |
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[[和歌山毒物カレー事件]]で逮捕された林眞須美は、[[2006年]]に著書「死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら 林眞須美 家族との書簡集」を出版した。林の4人の子供がラジオ番組に「ママの大好きな曲」として「シルエット・ロマンス」をリクエストし、拘置所でその放送を聴いた林が声を出して泣いたエピソードがタイトルの由来となっている<ref>[http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062135139 死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら 林眞須美 家族との書簡集]</ref>。来生たかおは[[2009年]]のコンサートでこの本をMCの話題に取り上げた後、「シルエット・ロマンス」を披露している。 |
[[和歌山毒物カレー事件]]で逮捕された林眞須美は、[[2006年]]に著書「死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら 林眞須美 家族との書簡集」を出版した。林の4人の子供がラジオ番組に「ママの大好きな曲」として「シルエット・ロマンス」をリクエストし、拘置所でその放送を聴いた林が声を出して泣いたエピソードがタイトルの由来となっている<ref>[http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062135139 死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら 林眞須美 家族との書簡集]</ref>。来生たかおは[[2009年]]のコンサートでこの本をMCの話題に取り上げた後、「シルエット・ロマンス」を披露している。 |
2017年9月4日 (月) 17:46時点における版
「シルエット・ロマンス」(Silhouette Romance)は、恋愛小説の新書のレーベル、及びそのレーベルのイメージソングとして製作された歌。
新書レーベル
サンリオが米シルエット(Silhouette)社と契約し、1981年9月より刊行を開始した恋愛小説のレーベル。1985年5月より版権がハーレクインに移行し、2006年12月をもって休刊した。レーベルの座付き作家はハーレクイン・イマージュレーベルに移籍した。
楽曲「シルエット・ロマンス」
「シルエット・ロマンス」 | ||||
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大橋純子 の シングル | ||||
B面 | 過ぎてきた河 | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | フィリップス・レコード | |||
作詞・作曲 |
作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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大橋純子 シングル 年表 | ||||
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上記のイメージソングとして、来生えつこ作詞・来生たかお作曲・大橋純子歌唱により、1981年11月5日にレコードが発売された。
発売当初の売れ行きは低調であったが[1]、翌1982年に入ってじわじわと売れ始め、5月24日付のオリコンで最高位の7位を記録し、その後もロングヒットを続けた。累計売上は48万枚[2]。またTBS系の音楽番組『ザ・ベストテン』でも、1978年の「たそがれマイ・ラブ」以来4年ぶりにランクインを果たした。
同年4月25日には来生たかおによるセルフカバーが「気分は逆光線」とのカップリングでシングル発売され、大橋自身もまたことある毎にセルフカバーを録音している。また、その後に斉藤慶子、ZERO、石井竜也、徳永英明、松原のぶえ、坂本冬美、Acid Black Cherry、桑田佳祐、PENICILLIN等によるカバー・バージョンも発売された。香港の俳優のチョウ・ユンファ(周潤發)も「舊情人」の題でカバーしている。
- 詳細は来生たかお関連作品#被カヴァー曲を参照。
本楽曲で、1982年に開催された第24回日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を受賞した。北島三郎と田中邦衛が特別ゲストとして祝福に訪れ、両者に見守られる中、熱唱した。
2003年6月4日発売のアルバム『June』には、「シルエット・ロマンス」と同じ作詞・作曲コンビにより、本楽曲の主人公2人の22年後という設定のアンサーソング「二人のアフタヌーン」が収録されている[3]。
和歌山毒物カレー事件で逮捕された林眞須美は、2006年に著書「死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら 林眞須美 家族との書簡集」を出版した。林の4人の子供がラジオ番組に「ママの大好きな曲」として「シルエット・ロマンス」をリクエストし、拘置所でその放送を聴いた林が声を出して泣いたエピソードがタイトルの由来となっている[4]。来生たかおは2009年のコンサートでこの本をMCの話題に取り上げた後、「シルエット・ロマンス」を披露している。
関連項目
脚注
- ^ 読売新聞社文化部『この歌この歌手―運命のドラマ120〈下〉』現代教養文庫、1997年、172頁。ISBN 4390116029
- ^ 『この歌この歌手―運命のドラマ120〈下〉』173頁。
- ^ 大橋純子が歌う「シルエット・ロマンス」の22年後、SANSPO.COM、2003年6月4日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ 死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら 林眞須美 家族との書簡集