第65回日本レコード大賞
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第65回日本レコード大賞 | |
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受賞対象 | 2023年度の音楽作品 |
開催日 | 2023年12月30日 |
会場 | 新国立劇場中劇場 |
テレビ/ラジオ放送 | |
放送局 | TBSテレビ |
第65回 輝く!日本レコード大賞 | |
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ジャンル | 音楽番組 / 特別番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 2023年12月30日(終了) |
放送局 | TBSラジオ |
ネットワーク | JRN系列 |
第65回日本レコード大賞(だい65かいにほんレコードたいしょう)は、日本作曲家協会が主催する65回目の日本レコード大賞。2023年(令和5年)12月30日に新国立劇場中劇場で最終審査会及び発表音楽会を開催した[1]。
発表音楽会の模様はTBSテレビ・TBSラジオをキーステーションに全国で放送された。
ノミネートおよび各賞発表は、11月22日に主催者から発表された[2]。
概要
[編集]- 第65回の日本レコード大賞は、3人組ロックバンドのMrs. GREEN APPLEが歌唱した「ケセラセラ」に決定した。Mrs. GREEN APPLEは初の大賞受賞となった[3]。受賞曲はテレビ朝日系列[4](朝日放送テレビ[5]制作)テレビドラマ『日曜の夜ぐらいは…』[6]主題歌で、テレビ朝日系列のテレビドラマ主題歌が大賞を受賞するのは第32回(1990年)の『恋唄綴り』[7](堀内孝雄)以来33年ぶり[8]となった。
- 優秀作品賞は10組中、6組のアーティストが初受賞となった[9]。
- 第61回(2019年)以来4年ぶりに作曲賞・作詩賞・編曲賞・企画賞が選出された。
- 優秀作品賞に選出されたNewJeansの「Ditto」は、韓国語詞と英語詞で構成される。日本語が歌詞に含まれない楽曲が優秀作品賞に選出されるのは、史上初となった[10]。
- 「唱」が優秀作品賞に選出されたAdoは、2021年、2022年に続いて電話出演となった[11]。
- 特別賞に選ばれた「呪術廻戦」のアニメ主題歌としてキタニタツヤの「青のすみか」、崎山蒼志の「燈」が披露された[12]。
- この年のヒット曲として注目されたYOASOBIの「アイドル」はユニットとして特別国際音楽賞、Ayaseが作曲賞を受賞し、香港のフェス『Clockenflap』での歌唱映像が放送された[13][12]。ちなみに「アイドル」は翌日(大晦日)の「第74回NHK紅白歌合戦」(NHK総合テレビ他)で初めて地上波での生放送で披露された。
放送時間
[編集]テレビ放送
[編集]ラジオ放送
[編集]出演者
[編集]総合司会
[編集]リポーター
[編集]- 江藤愛(TBSアナウンサー)
ラジオ中継進行
[編集]ナレーション
[編集]アシスタント
[編集]- 川崎琴之
- 鶴田麗子
- 長崎百華
受賞作品・受賞者一覧
[編集]日本レコード大賞
[編集]- 「ケセラセラ」
- 歌手 - Mrs. GREEN APPLE
- 作詞・作曲 - 大森元貴
- 編曲 - 花井諒、大森元貴
- プロデューサー - AKINORI SASAKI(SHOW TIME INC,)
- 所属事務所 - Project-MGA(共同:ユニバーサルミュージック)
- レコード会社 - EMI Records(ユニバーサルミュージック)
優秀作品賞(大賞ノミネート作品)
[編集]- 新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」
- Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
- 緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」
- Ado「唱」
- 純烈「だってめぐり逢えたんだ」
- NewJeans「Ditto」
- JO1「Trigger」
- imase「NIGHT DANCER」
- 市川由紀乃「花わずらい」
- BE:FIRST「Mainstream」
最優秀歌唱賞
[編集]特別賞
[編集]特別国際音楽賞
[編集]作曲賞
[編集]作詩賞
[編集]- Hiro「I’m a mess」(歌唱:MY FIRST STORY)
編曲賞
[編集]最優秀新人賞
[編集]新人賞(最優秀新人賞ノミネート)
[編集]- 木村徹二
- FRUITS ZIPPER
- 僕が見たかった青空
- LIL LEAGUE
企画賞
[編集]日本作曲家協会選奨
[編集]特別功労賞
[編集]- 伊集院静(伊達歩)(作詞家)
- 犬塚弘(ベーシスト、ハナ肇とクレージーキャッツ)
- 大橋純子(歌手)
- KAN(歌手、ソングライター)
- 小西良太郎(音楽ジャーナリスト、音楽プロデューサー)
- 坂本龍一(作曲家、イエロー・マジック・オーケストラ)
- 櫻井敦司(歌手、BUCK-TICK)
- 高橋幸宏(ドラマー、イエロー・マジック・オーケストラ)
- 竹村次郎(編曲家)
- 谷村新司(歌手、アリス)
- 遠山一(歌手、ダーク・ダックス)
- 三浦徳子(作詞家)
- もんたよしのり(歌手、ソングライター、もんた&ブラザーズ)
視聴率
[編集]- 平均視聴率(世帯)は、1部(午後5時半から)が6.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)、2部(午後7時から)が9.6%を記録したが、2部制になって完全1桁視聴率になったのは史上初[17]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 令和5年度 事業計画書 - 日本作曲家協会
- ^ 「レコード大賞」各賞発表!リーダーズ、ミセス、Ado、NewJeans、JO1、ビーファら大賞候補に 音楽ナタリー、2023年11月22日配信・閲覧
- ^ “Mrs. GREEN APPLEが「日本レコード大賞」受賞”. 音楽ナタリー. 2023年12月30日閲覧。
- ^ 1975年3月30日まではMBSテレビが系列局だった。
- ^ 1975年3月30日まではTBS系列だった。
- ^ 主演:清野菜名。
- ^ 『はぐれ刑事純情派(第3シリーズ)』主題歌。
- ^ 当時は演歌・歌謡曲とポップス・ロックの2部門制で、『恋歌綴り』は演歌・歌謡曲部門での大賞受賞。1993年に統一されてからのテレビ朝日系列のテレビドラマ主題歌の大賞受賞は初。
- ^ “『レコ大』各賞発表 大賞候補にJO1、NewJeans、新しい学校のリーダーズ、Adoら YOASOBIは特別国際音楽賞”. ORICON NEWS (2023年11月22日). 2023年11月26日閲覧。
- ^ “レコ大に新風 史上初!「日本語なし」楽曲の優秀作品賞ノミネート 韓国女性5人組「NewJeans」”. スポーツニッポン. 2023年12月29日閲覧。
- ^ “【日本レコード大賞】Ado、「唱」で優秀作品賞、生電話トークで出演「テレビの前で拝見しております」”. スポーツ報知 (2023年12月30日). 2023年12月30日閲覧。
- ^ a b “「レコ大」にNewJeans、キタニタツヤ、崎山蒼志、ano、YOASOBI、ENHYPENが出演 歌唱曲も発表”. 音楽ナタリー. 2023年12月29日閲覧。
- ^ “YOASOBI、2023年年間タイトル77冠を獲得! 2タイトルで全世界1位に”. THE FIRST TIMES. 2023年12月30日閲覧。
- ^ “『第65回 輝く!日本レコード大賞』今年の音楽シーンを総決算する各賞受賞者が決定”. TBSテレビ (2023年11月22日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ “レコ大総合司会に川口春奈 安住紳一郎アナと「難しい文字は押しつけ合う」 30日放送、TBS系「第65回 輝く!日本レコード大賞”. 中日新聞Web (2023年12月4日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ “2023年-2024年 TBSラジオ 年末年始番組のラインアップ決定!”. TBSラジオ (2023年11月29日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ “日本レコード大賞:第2部視聴率9.6%で前年下回る 大賞はMrs.GREEN APPLE「ケセラセラ」、最優秀新人賞にFRUITS ZIPPER”. MANTANWEB. 2024年3月15日閲覧。
関連項目
[編集]- 2023年の音楽
- 第74回NHK紅白歌合戦(翌日に開催予定)
外部リンク
[編集]- 公益社団法人日本作曲家協会
- 第65回輝く!日本レコード大賞 - TBS