第49回日本レコード大賞
第49回日本レコード大賞 | |
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受賞対象 | 音楽 |
開催日 | 2007年12月30日 |
会場 | 新国立劇場中劇場 |
国 | 日本 |
主催 | 社団法人 日本作曲家協会 日本レコード大賞制定委員会 日本レコード大賞実行委員会 |
司会 | 堺正章 蛯原友里 押切もえ |
最新受賞者 | コブクロ「蕾」 |
テレビ/ラジオ放送 | |
放送局 | TBSテレビ |
放送時間 | 日曜日18:30 - 21:54 |
視聴率 | 16.8% |
第49回日本レコード大賞(だい49かいにほんレコードたいしょう)は、2007年(平成19年)12月30日に新国立劇場中劇場で行われた、49回目の『日本レコード大賞』である。
概要
[編集]第49回の大賞は、コブクロの「蕾(つぼみ)」に決定した。コブクロは初の受賞。男性デュオとしては史上初。
最優秀歌唱賞にEXILEが選ばれた。グループへの最優秀歌唱賞は史上初。
最優秀新人賞には℃-uteが選ばれたものの、受賞のステージには出演できなかった[注釈 1]。そのため、代理として作詞・作曲・プロデュースを務めたつんく♂が賞を受け取り、楽屋に待機していたメンバーを訪問して喜びの声を聞く演出が取られた。なお、つんく♂はシャ乱Qとしても「ズルい女」を披露していた。
この年のオリコン年間シングルチャート1位だった秋川雅史の「千の風になって」(2006年5月発売)は、大賞候補となる金賞ではなく、特別賞を受賞した。第24回(1982年)の岩崎宏美「聖母たちのララバイ」などと同様に原詩が日本語でなかったことや、発売が前年5月で今回の金賞審査対象から外れていたこと[1]などが理由として挙げられる。
前回(2006年)、1日早めて行われた『第48回日本レコード大賞』が高視聴率をマーク。このため、2007年の第49回も12月30日に授賞式が行われることになった。視聴率は16.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、前年の48回より0.2P下がったものの、ほぼ前年並みとなった。ちなみにこの時間帯の首位は18.0%で、日本テレビの「おとなの学力検定スペシャル小学校教科書クイズ!」であった。
関西地区のMBSは20.0%(19:00 - 21:54の部)。
司会
[編集]12月14日の会見で発表。全員前回からの続投。
受賞作品・受賞者一覧
[編集]日本レコード大賞
[編集]- 「蕾」
- 歌唱:コブクロ
- 作詞・作曲:小渕健太郎、編曲:コブクロ
- プロダクション:ミノスケオフィスコブクロ
- レコード会社:ワーナーミュージック・ジャパン
最優秀歌唱賞
[編集]最優秀新人賞
[編集]金賞(大賞、最優秀歌唱賞ノミネート作品)
[編集]- 絢香「Jewelry day」
- w-inds.「LOVE IS THE GREATEST THING」
- EXILE「時の描片~トキノカケラ~」
- 大塚愛「PEACH」
- 川中美幸「金沢の雨」
- 倖田來未「愛のうた」
- コブクロ「蕾」
- 氷川きよし「きよしのソーラン節」
- BoA「LOVE LETTER」
- 水森かおり「ひとり薩摩路」
新人賞(最優秀新人賞ノミネート)
[編集]作曲賞
[編集]編曲賞
[編集]作詩賞
[編集]特別賞
[編集]企画賞
[編集]- 「伊東ゆかり プレミアム・ベスト~60カラットの愛の歌~」
- 石川さゆり「歌芝居」
- 中森明菜「艶華 -Enka-」
- 尾上菊五郎劇団音楽部「歌舞伎・黒御簾音楽精選110」
- 「作詞家高野公男―没五周年記念―別れの一本杉は枯れず」
- 「ブラバン!甲子園」
功労賞
[編集]特別功労賞
[編集]- 阿久悠(作詞家)
- 井沢八郎(歌手)
- 植木等(ジャズ・ミュージシャン、ギタリスト、歌手、ハナ肇とクレージーキャッツ・メンバー)
- 掛昇一(音楽評論家)
- 坂井泉水(歌手、音楽ユニット:「ZARD」)
- 羽田健太郎(作曲家、ピアニスト)
日本作曲家協会奨励賞
[編集]TV中継スタッフ
[編集]- ナレーション:ケイ・グラント
- 構成:樋口弘樹、あべ
- 取材:三好千春、川上共子、板垣寿美
- 監修:小西良太郎
- TM:箸透(新国立劇場)
- TP:小林敏之(新国立劇場)
- TD:長谷川晃司・荒木健一(新国立劇場)、福田俊夫(新国立劇場・外)、伊東修(OAサブ)
- カメラ:藤田栄治(新国立劇場)、鈴木康雄(新国立劇場・外)
- VE:伊藤賢一(新国立劇場)、岩佐博(新国立劇場・外)、高橋康弘(OAサブ)
- 照明:松本修一・高橋章(新国立劇場)、佐藤友泰(新国立劇場・外)
- 音声:菅原正巳・寿田道陽(新国立劇場)、武田聡之(新国立劇場・外)、川島雅裕(OAサブ)
- PA:池戸和幸・小暮倫見(新国立劇場)
- 音効:岡本智宏(新国立劇場)、半藤徹・山下祐司(OAサブ)
- プロンプター:テイクシステムズ
- 美術プロデューサー:飯田稔
- 美術デザイナー:中西忠司
- 美術制作:長谷川隆之
- 装置:成本活明
- メカシステム:庄子泰広
- 電飾:真鍋明
- LEDグラフィックス:市川元信
- 装飾:野呂利勝
- 植木装飾:小林正和
- 花装飾:安藤紀子
- アクリル装飾:渡邊卓也
- 特殊効果:矢島克祐、高橋一男
- 楽器:高井啓光
- 衣裳:軽石真央
- 持道具:貞中照美
- 化粧:惣門亜希子
- テクニカルCG:森享大、藤井晶之、MTPlanning
- 回線:穴澤毅
- MA:藤本大
- 編集:藤森唯史、大江剛史、水澤望
- TK:長谷川道子、葛貫明子、野村佳乃子
- 公開:廣中信行
- VTR担当:斉藤慶一郎、清宮嘉浩、渡部亮
- AP:鹿渡弘子、神田祐子
- 演出スタッフ:熊倉哲央、近藤尚、岩佐実季、小関美保子、堅木絢/永岡浩紹
- 演出:吉田裕二、西川永哲
- 舞台監督:岡本慎吾/田辺和弘
- チーフプロデューサー:利根川展
- プロデューサー:片山剛、服部英司
- 総合演出:平賀渉
- 映像協力:フジテレビ721(現・フジテレビTWO)、瀬戸内海放送
- 楽器協力:ローランド
- 技術協力:東通、ティ・エル・シー、エヌ・エス・ティー、TAMCO、ティ・アール・シー、赤坂ビデオセンター、ダブルビジョン、ウィッシュ、PRG、SJP、MTPlanning、テクト
- 協力:新国立劇場運営財団
- 制作協力:BMC
- 制作:TBSテレビ
- 製作著作:TBS
- 主催:社団法人 日本作曲家協会、日本レコード大賞制定委員会、日本レコード大賞実行委員会
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ メンバーの平均年齢が出演時に13.5歳。児童福祉法や労働基準法の規定やテレビ局での18歳未満の21時以降の出演自主規制による。