「本千葉駅」の版間の差分

本千葉駅
	東口（2015年4月15日）
	ほんちば; Hon-Chiba;
	◄千葉 (1.4 km) (2.4 km) 蘇我►
所在地	千葉市中央区長洲一丁目30-1 北緯35度36分4秒東経140度7分15.5秒 / 北緯35.60111度東経140.120972度座標: 北緯35度36分4秒東経140度7分15.5秒 / 北緯35.60111度東経140.120972度
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■外房線; （■内房線直通含む）
キロ程	1.4 km（千葉起点）
電報略号	ホハ
駅構造	高架駅
ホーム	1面2線
乗車人員; -統計年度-	10,798人/日（降車客含まず）; -2016年-
開業年月日	1896年（明治29年）2月25日
備考	直営駅; * 1902年に寒川駅から改称。
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本千葉駅
配線図

凡例

↑千葉駅

2

1

↓蘇我駅

本千葉駅 （ほんちばえき）は、千葉県千葉市中央区長洲一丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）外房線の駅である。

蘇我駅より乗り入れる内房線の列車も利用できる。

歴史

当駅が開業したのは1896年（明治29年）と国内でも早い部類に属しており、その開業は房総鉄道によるものである^[1]。開業当初は寒川駅（さむかわえき）と称していたが、1902年（明治35年）に本千葉駅に改称された。

房総鉄道は1907年（明治40年）に国有化され、当駅はその後房総線・房総東線を経て、1972年（昭和47年）には外房線の駅となった。開業当初は京成電鉄千葉中央駅付近に位置していたが第二次世界大戦中に被害を受け、戦後復興の一環として移転した。

1896年（明治29年）　2月25日 - 房総鉄道の千葉駅から蘇我駅までの開通に伴い寒川駅として^[1]、千葉中央駅付近にて開業。旅客・貨物取扱い。
1902年（明治35年）1月28日 - 本千葉駅に改称^[2]。
1907年（明治40年）9月1日 - 房総鉄道が買収され、国有鉄道の駅となる^[1]。
1945年（昭和20年）7月7日 - 千葉空襲で被災^[1]。
1958年（昭和33年）2月1日 - 千葉市の戦災復興事業の一環として現在地に移転^[1]。
1960年（昭和35年）7月15日 - 当駅から蘇我駅までが複線化される^[1]。
1961年（昭和36年）9月10日 - 貨物扱い廃止^[要出典]。
1963年（昭和38年）4月28日 - 千葉駅から当駅までが複線化される^[1]。
1968年（昭和43年）7月13日 - 千葉駅から当駅を経て木更津駅までが電化される^[1]。
1973年（昭和48年）10月13日 - 昭和天皇が千葉県がんセンターを視察する際の下車駅となる^[要出典]。
1980年（昭和55年）12月 - 高架化工事に着工^[3]。
1983年（昭和58年）12月 - 上り線高架化^[3]。
1986年（昭和61年）5月26日 - 下り線も高架化され工事が完了、高架駅となる^[3]。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる^[1]。
2001年（平成13年）11月18日 - ICカードSuica供用開始^{[広報 1]}。
2010年（平成22年）12月4日 - ホームが15両編成対応に延伸され、総武線直通快速停車駅となる^[4]^[5]^{[広報 2]}
2016年（平成28年）3月1日 - みどりの窓口営業終了^[6]。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ高架駅で、駅舎は高架下にある。

千葉駅管理の直営駅で、指定席券売機設置駅。2007年12月より、コンコース階とホーム階を結ぶエレベーター・エスカレーターが稼働している。

当駅付近を京成千原線が並行して走っているが、千原線に駅は設置されていない。当初、小湊鐵道が路線を計画していた際は当駅が起点となる予定だったが、後に京成千葉駅（現在の千葉中央駅）に変更されている。

のりば

番線	路線	方向	行先
1	■外房線	下り	大網・茂原・大原方面
1	■内房線	下り	五井・木更津・館山方面
2	■外房線（■内房線含む）	上り	千葉・東京方面

実際の2番線の案内サインについては、誤乗防止のためか路線名を省いて表記される。千葉駅からの直通先である「総武線（快速）」の表記もない。
ホーム蘇我寄りは構造上、幅員が狭くなっている。

発車メロディー

1	ベル(電子音)
2

利用状況

2016年（平成28年）度の1日平均乗車人員は10,798人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員^{[統計 1]}^{[統計 2]}
年度	1日平均乗車人員	出典
1990年（平成02年）	6,920	^{[* 1]}
1991年（平成03年）	7,443	^{[* 2]}
1992年（平成04年）	7,881	^{[* 3]}
1993年（平成05年）	8,124	^{[* 4]}
1994年（平成06年）	8,191	^{[* 5]}
1995年（平成07年）	7,866	^{[* 6]}
1996年（平成08年）	7,608	^{[* 7]}
1997年（平成09年）	7,435	^{[* 8]}
1998年（平成10年）	7,384	^{[* 9]}
1999年（平成11年）	7,010	^{[* 10]}
2000年（平成12年）	^{[JR 1]} 7,037	^{[* 11]}
2001年（平成13年）	^{[JR 2]} 7,338	^{[* 12]}
2002年（平成14年）	^{[JR 3]} 7,575	^{[* 13]}
2003年（平成15年）	^{[JR 4]} 7,622	^{[* 14]}
2004年（平成16年）	^{[JR 5]} 7,814	^{[* 15]}
2005年（平成17年）	^{[JR 6]} 7,881	^{[* 16]}
2006年（平成18年）	^{[JR 7]} 7,939	^{[* 17]}
2007年（平成19年）	^{[JR 8]} 7,985	^{[* 18]}
2008年（平成20年）	^{[JR 9]} 8,146	^{[* 19]}
2009年（平成21年）	^{[JR 10]} 8,469	^{[* 20]}
2010年（平成22年）	^{[JR 11]} 8,643	^{[* 21]}
2011年（平成23年）	^{[JR 12]} 9,069	^{[* 22]}
2012年（平成24年）	^{[JR 13]} 9,341	^{[* 23]}
2013年（平成25年）	^{[JR 14]} 9,807	^{[* 24]}
2014年（平成26年）	^{[JR 15]} 10,024	^{[* 25]}
2015年（平成27年）	^{[JR 16]} 10,458	^{[* 26]}
2016年（平成28年）	^{[JR 17]} 10,798

駅周辺

千葉市の中心部である。千葉県庁や千葉地方裁判所などは千葉駅付近ではなく当駅の北東側にある。

東口（市場町・長洲・末広・亥鼻・葛城）

千葉県庁
- 千葉県庁内郵便局
千葉都市モノレール1号線県庁前駅 - 徒歩5分
亥鼻公園
- 千葉県立中央図書館
- 千葉県文化会館
- 千葉市立郷土博物館
千葉大学亥鼻キャンパス（医学部・薬学部・看護学部）
柏戸病院
ミナーレ本千葉（リブレ京成・ヤックスドラッグ） - 千葉中央バス本社跡地
千葉市立末広中学校
千葉市武道館
千葉県立千葉中学校・高等学校
トップマート・末広店
千葉地方裁判所

西口（長洲・寒川・港町）

バス路線

小湊鐵道バスによって運行されており、バス停は駅前の道路上にある。

発着路線

乗り場	経由地	行先
本千葉駅	県庁前	JR千葉駅
	県庁前	京成千葉中央駅
	蘇我駅西口・塩田営業所前・浜野駅前	八幡宿駅西口
	蘇我駅西口・塩田営業所前	浜野
	蘇我駅西口・浜野駅東口・ちはら台駅入口・喜多	ロングウッドステーション
	宮崎公民館	大厳寺

^[7]

隣の駅

東日本旅客鉄道

■外房線・■内房線（内房線は蘇我駅まで外房線）

■快速・■普通（各駅停車）

千葉駅 - 本千葉駅 - 蘇我駅

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 31号内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
^ 「停車場改称」『官報』1902年1月28日（国立国会図書館デジタル化資料）
^ ^a ^b ^c 『鉄道ジャーナル』第20巻第9号、鉄道ジャーナル社、1986年8月、117頁。
^ “本千葉駅に快速停車へ東京直通増発に備え 12月めどホーム延伸”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (2010年5月13日)
^ “本千葉駅に快速52本停車 12月4日 JRダイヤ改正で”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (2010年9月25日)
^ “千葉支社「千葉運輸区」の要員を提案 6駅委託と窓口削減・要員削減も提案”. 日刊動労千葉 (国鉄千葉動力車労働組合（動労千葉）). (2015年8月24日) 2016年3月16日閲覧。
^ 小湊バス

統計資料

^ 千葉県統計年鑑
^ 千葉市統計書 - 千葉市

JR東日本の2000年度以降の乗車人員

千葉県統計年鑑

広報資料・プレスリリースなど一次資料

^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)
^ 『2010年12月ダイヤ改正について』（2010年10月11日時点のアーカイブ） - JR東日本千葉支社 2010年9月24日 (PDF) 。

外部リンク

JR東日本本千葉駅

[sone31-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 31号内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。

[2] 「停車場改称」『官報』1902年1月28日（国立国会図書館デジタル化資料）

[RJ236-3] 『鉄道ジャーナル』第20巻第9号、鉄道ジャーナル社、1986年8月、117頁。

[chibanippo2010513-5] “本千葉駅に快速停車へ東京直通増発に備え 12月めどホーム延伸”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (2010年5月13日)

[chibanippo2010925-6] “本千葉駅に快速52本停車 12月4日 JRダイヤ改正で”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (2010年9月25日)

[8] “千葉支社「千葉運輸区」の要員を提案 6駅委託と窓口削減・要員削減も提案”. 日刊動労千葉 (国鉄千葉動力車労働組合（動労千葉）). (2015年8月24日) 2016年3月16日閲覧。

[54] 小湊バス

[9] 千葉県統計年鑑

[10] 千葉市統計書 - 千葉市

[21] 各駅の乗車人員（2000年度） - JR東日本

[23] 各駅の乗車人員（2001年度） - JR東日本

[25] 各駅の乗車人員（2002年度） - JR東日本

[27] 各駅の乗車人員（2003年度） - JR東日本

[29] 各駅の乗車人員（2004年度） - JR東日本

[31] 各駅の乗車人員（2005年度） - JR東日本

[33] 各駅の乗車人員（2006年度） - JR東日本

[35] 各駅の乗車人員（2007年度） - JR東日本

[37] 各駅の乗車人員（2008年度） - JR東日本

[39] 各駅の乗車人員（2009年度） - JR東日本

[41] 各駅の乗車人員（2010年度） - JR東日本

[43] 各駅の乗車人員（2011年度） - JR東日本

[45] 各駅の乗車人員（2012年度） - JR東日本

[47] 各駅の乗車人員（2013年度） - JR東日本

[49] 各駅の乗車人員（2014年度） - JR東日本

[51] 各駅の乗車人員（2015年度） - JR東日本

[53] 各駅の乗車人員（2016年度） - JR東日本

[11] 千葉県統計年鑑（平成3年）

[12] 千葉県統計年鑑（平成4年）

[13] 千葉県統計年鑑（平成5年）

[14] 千葉県統計年鑑（平成6年）

[15] 千葉県統計年鑑（平成7年）

[16] 千葉県統計年鑑（平成8年）

[17] 千葉県統計年鑑（平成9年）

[18] 千葉県統計年鑑（平成10年）

[19] 千葉県統計年鑑（平成11年）

[20] 千葉県統計年鑑（平成12年）

[22] 千葉県統計年鑑（平成13年）

[24] 千葉県統計年鑑（平成14年）

[26] 千葉県統計年鑑（平成15年）

[28] 千葉県統計年鑑（平成16年）

[30] 千葉県統計年鑑（平成17年）

[32] 千葉県統計年鑑（平成18年）

[34] 千葉県統計年鑑（平成19年）

[36] 千葉県統計年鑑（平成20年）

[38] 千葉県統計年鑑（平成21年）

[40] 千葉県統計年鑑（平成22年）

[42] 千葉県統計年鑑（平成23年）

[44] 千葉県統計年鑑（平成24年）

[46] 千葉県統計年鑑（平成25年）

[48] 千葉県統計年鑑（平成26年）

[50] 千葉県統計年鑑（平成27年）

[52] 千葉県統計年鑑（平成28年）

[4] Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)

[7] 『2010年12月ダイヤ改正について』（2010年10月11日時点のアーカイブ） - JR東日本千葉支社 2010年9月24日 (PDF) 。

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[広報 1]

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[広報 2]

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[統計 1]

[統計 2]

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[JR 1]

[* 11]

[JR 2]

[* 12]

[JR 3]

[* 13]

[JR 4]

[* 14]

[JR 5]

[* 15]

[JR 6]

[* 16]

[JR 7]

[* 17]

[JR 8]

[* 18]

[JR 9]

[* 19]

[JR 10]

[* 20]

[JR 11]

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[JR 12]

[* 22]

[JR 13]

[* 23]

[JR 14]

[* 24]

[JR 15]

[* 25]

[JR 16]

[* 26]

[JR 17]

[7]

@@ 70行目: / 70行目: @@
 * [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]によりJR東日本の駅となる<ref name="sone31"/>。
 * [[2001年]]（[[平成]]13年）[[11月18日]] - ICカード[[Suica]]供用開始{{Refnest|group="広報"|[http://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010904/suica.pdf Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)]}}。
-* [[2010年]]（平成22年）[[12月4日]] - ホームが15両編成対応に延伸され、総武線直通快速停車駅となる<ref name="chibanippo2010513">{{Cite news |title=本千葉駅に快速停車へ 東京直通増発に備え 12月めどホーム延伸 |newspaper=千葉日報 |page=4 |publisher=千葉日報社 |date=2010-05-13}}</ref><ref name="chibanippo2010925">{{Cite news |title=本千葉駅に快速52本停車 12月4日 JRダイヤ改正で |newspaper=千葉日報 |page=4 |publisher=千葉日報社 |date=2010-09-25 }}</ref><ref group="広報">{{PDFlink|[https://web.archive.org/web/20101011083614/http://www.jrchiba.jp/news/pdf/20100924daiya.pdf 『2010年12月ダイヤ改正について』]（2010年10月11日時点の[[インターネット・アーカイブ|アーカイブ]]） - JR東日本千葉支社 2010年9月24日}}。
+* [[2010年]]（平成22年）[[12月4日]] - ホームが15両編成対応に延伸され、総武線直通快速停車駅となる<ref name="chibanippo2010513">{{Cite news |title=本千葉駅に快速停車へ 東京直通増発に備え 12月めどホーム延伸 |newspaper=千葉日報 |page=4 |publisher=千葉日報社 |date=2010-05-13}}</ref><ref name="chibanippo2010925">{{Cite news |title=本千葉駅に快速52本停車 12月4日 JRダイヤ改正で |newspaper=千葉日報 |page=4 |publisher=千葉日報社 |date=2010-09-25 }}</ref><ref group="広報">{{PDFlink|[https://web.archive.org/web/20101011083614/http://www.jrchiba.jp/news/pdf/20100924daiya.pdf 『2010年12月ダイヤ改正について』]（2010年10月11日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]） - JR東日本千葉支社 2010年9月24日}}。
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 * [[2016年]]（[[平成]]28年）[[3月1日]] - [[みどりの窓口]]営業終了<ref>{{Cite news |title=千葉支社「千葉運輸区」の要員を提案 6駅委託と窓口削減・要員削減も提案 |newspaper=日刊動労千葉 |date=2015-08-24 |publisher=[[国鉄千葉動力車労働組合]]（動労千葉） |url=http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_07_12/n7963.htm |accessdate=2016-03-16}}</ref>。