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「東戸塚駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 22:19時点における版

東戸塚駅
東口(2010年8月)
ひがしとつか
Higashi-Totsuka
地図
所在地 横浜市戸塚区品濃町692
北緯35度25分49.7秒 東経139度33分24.3秒 / 北緯35.430472度 東経139.556750度 / 35.430472; 139.556750座標: 北緯35度25分49.7秒 東経139度33分24.3秒 / 北緯35.430472度 東経139.556750度 / 35.430472; 139.556750
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ツカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
59,329人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1980年昭和55年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 横須賀線
湘南新宿ライン宇都宮線直通)*
(いずれも正式には東海道本線
駅番号 JO 11
JS 11
キロ程 36.7km(東京起点)
東京から品鶴線経由で39.6 km
JO 12・JS 12 保土ケ谷 (4.9 km)
(4.2 km) 戸塚 JO 10・JS 10
所属路線 東海道本線貨物支線
東海道貨物線
キロ程 16.0km(鶴見起点)
東京(タ)から34.2km
浜松町から41.3 km
備考 業務委託駅
みどりの窓口
浜 横浜市内
* 高崎線 - 東海道線系統は通過。
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西口(2004年11月)

東戸塚駅(ひがしとつかえき)は、神奈川県横浜市戸塚区品濃町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。「塚」は旧字体の「塚」が使われることもある[要出典]1980年10月1日開業。地域住民からの要望を受けて新設された請願駅であり、横須賀線のいわゆる「SM分離」に際して、新川崎駅とともに開業した[1]

乗り入れ路線

乗り入れ路線は、線路名称上は東海道本線である(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)が、当駅には横須賀線専用線路上にのみ旅客ホームがあり、同線路を走行する横須賀線電車および湘南新宿ライン宇都宮線 - 横須賀線直通列車のみが停車し、旅客案内では「東海道(本)線」とは案内されていない。湘南新宿ラインの東海道線 - 高崎線系統は全列車が快速運転のため通過する[注釈 1]

当駅には、各路線ごとに駅番号が付与されている。

  • JO 横須賀線:東海道本線(品鶴線経由)を経て、下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する。 - 駅番号JO 11
  • JS 湘南新宿ライン:東海道本線(品鶴線経由)を経て、西大井駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で宇都宮線へ直通する。 - 駅番号「JS 11

このほか、東海道本線の本線と横浜羽沢駅経由の東海道本線支線との分岐駅になっている。この支線は、当駅以西で旅客線と並行して小田原駅まで延びる貨物列車専用線と繋がっており、併せて東海道貨物線と呼ばれている。ただし当駅の貨物線上には停車場が存在せず、列車はすべて通過する。

また、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」に属する。

歴史

当駅は地元住民の1世紀を越える請願運動の末に、新一開発興業社長の福原政二郎が中心となって設置された請願駅である[2]大正期に「武蔵駅」としていったん開業が決まったが、関東大震災により頓挫[1]。戦後、地元住民による10万人超の署名運動が行政を動かし、官民一体となった運動が結実して開業した[3]1980年代に開業した比較的新しい駅であるが、1990年代後半からは駅前再開発事業が行われ、百貨店ショッピングモールなどの商業施設が相次いで開業し、駅周辺ではマンションなどの建設も進み住宅街としても発展している。

年表

地元住民が以降、横浜新貨物線の早期開業を求め、国鉄と自治体(横浜市、神奈川県および県議会議長、神奈川県収用委員会)へ陳情を続ける[3]
  • 1977年(昭和52年)- 期成同盟、横浜市都市計画局と新駅設置についての覚書を締結[3]
新駅は請願駅として設置されることになり、横浜市長・福原誠二郎・期成同盟会長の3者で協定書を締結。駅設置のための費用と用地は地元負担とする[3]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅で、戸塚駅が当駅を管理している。エスカレーターは上下の双方が設置されているが、平日・休日とも午後5:30以降は2つとも昇り専用となり、ホームに降りるにはエレベーターか階段を利用せねばならない。

ホームの東側に東海道線、西側に東海道貨物線の線路が通っているが、ホームは設置されていない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 JO 横須賀・総武線(快速) 上り 横浜品川東京千葉方面
JS 湘南新宿ライン 北行 渋谷新宿大宮方面
2 JO 横須賀線 下り 大船鎌倉横須賀久里浜方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • ATOSのプログラムが、2013年に更新され、宇都宮線直通の湘南新宿ラインが、「新宿経由○○行き」と案内されていたのが、「湘南新宿ライン宇都宮線直通○○行き」と案内されるようになった。

駅構内設備

駅売店・コンビニ
  • NewDays 東戸塚店 - 駅舎外、東口出口傍
  • NEWDAYS mini 東戸塚1号店 - 改札外、改札を出てすぐ左手
  • レッツキヨスク 東戸塚2号店 - 改札外、西口出口付近
  • NewDays KIOSK 東戸塚8号店 - 改札内正面
飲食店など
その他
  • 横浜市行政サービスコーナー - 駅舎1階

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員59,329人である[利用客数 1]。JR東日本全体では辻堂駅に次いで第82位。横須賀線内の乗り換えのない駅で最も利用客が多く、ここ10年ほどで急増している。特にラッシュ時の混雑は激しい。

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1991年(平成03年) 38,541
1992年(平成04年) 40,644
1993年(平成05年) 42,414
1994年(平成06年) 43,354
1995年(平成07年) 44,175 [統計 2]
1996年(平成08年) 45,330
1997年(平成09年) 45,269
1998年(平成10年) 45,756 [* 1]
1999年(平成11年) [JR 1]48,063 [* 2]
2000年(平成12年) [JR 2]49,094 [* 2]
2001年(平成13年) [JR 3]50,197 [* 3]
2002年(平成14年) [JR 4]51,298 [* 4]
2003年(平成15年) [JR 5]52,179 [* 5]
2004年(平成16年) [JR 6]53,122 [* 6]
2005年(平成17年) [JR 7]54,213 [* 7]
2006年(平成18年) [JR 8]55,906 [* 8]
2007年(平成19年) [JR 9]57,047 [* 9]
2008年(平成20年) [JR 10]57,523 [* 10]
2009年(平成21年) [JR 11]57,818 [* 11]
2010年(平成22年) [JR 12]57,754 [* 12]
2011年(平成23年) [JR 13]57,520 [* 13]
2012年(平成24年) [JR 14]57,808 [* 14]
2013年(平成25年) [JR 15]58,487 [* 15]
2014年(平成26年) [JR 16]57,613 [* 16]
2015年(平成27年) [JR 17]58,172 [* 17]
2016年(平成28年) [JR 18]58,400 [* 18]
2017年(平成29年) [JR 19]58,780 [* 19]
2018年(平成30年) [JR 20]59,329

駅弁

主な駅弁は下記の通り[5]

  • 小腹だから…。
  • あじさいちらしずし
  • 鯛めし
  • 鰺の押寿し
  • 神奈川牛肉弁当
  • 鯵と小鯛の押寿し
  • 伝承 鰺の押寿し

駅周辺

東戸塚遠景(2009年1月)

2017年現在、東戸塚という町名は存在せず、駅東口周辺は品濃町、西口周辺は川上町という町名である。

近年は駅前再開発により、商業施設や住宅地の充実で大きく発展している。東口では駅前再開発が進み、再開発ビルオーロラシティペデストリアンデッキで高層マンションと結ばれている。オーロラシティのキーテナントである西武東戸塚店脇にある紳士服コナカ東戸塚総本店は、株式会社コナカの本社でもある。

西口には、駅前再開発で東急ストアをキーテナントとするモレラ東戸塚が建設された。東口ほど大規模ではないが、商業施設やマンションなど住宅街を中心に近年発展している。横浜カントリークラブ戸塚カントリー倶楽部といったゴルフ場が比較的近く、バスターミナルから送迎バスが運行されている。

駅から少し離れると、農地果樹園、草原や小さな山々(谷戸)など、未開発の田園風景が残り、開業が比較的新しい駅の典型的な特徴がある。特に、駅の保土ケ谷寄りから品濃トンネルの間には肥田牧場という農場があり、併設のアイス工房メーリアでは牧場の牛乳を使ったソフトクリームが販売されている。また夕方から夜間を中心に、牧場ならではの匂いが漂うのも当駅の特徴である。

商業施設

駅東口

駅西口

金融機関

運動施設

学校

旧跡・神社仏閣

行政

  • 横浜市東戸塚駅行政サービスコーナー
  • 横浜西年金事務所

企業

その他

バス路線

西口バスターミナル(2004年11月29日)

東戸塚駅前・東戸塚駅東口

乗り場 系統 経由地 行き先 会社 備考
1 210 境木中学校前 市営
境木中学校前・平戸2丁目 【循環】東戸塚駅前
374 平戸幼稚園 深夜バス
境木中学校 町内会館入口
214 境木本町西・境木中学校前 【循環】東戸塚駅前
260 権太坂上 平和台折返場
2 東10 天王山橋 緑園都市駅 神奈中
東23 天王山橋・白百合台団地 弥生台駅
リムジン 羽田空港 神奈中

京急

乗車のみ
3 戸33 天王山橋・秋葉・不動坂 戸塚駅東口 神奈中
東02 舞岡
東04 川上団地
4 横17 国道平戸・保土ヶ谷駅東口 横浜駅西口
東21 水道道 平日・土曜の朝のみ
205 国道平戸 保土ヶ谷駅東口
東06 国道平戸・井土ヶ谷 県庁入口 平日朝のみ
東01 国道平戸・こども医療センター・井土ヶ谷 井土ヶ谷下町
東08 国道平戸 横浜パークタウン
東03 平戸団地
5 203 芹が谷 上大岡駅
206 芹が谷・蒔田駅前・井土ヶ谷 東戸塚駅東口 平日日中のみ
上202 南高校前・港南区総合庁舎前 上大岡駅
東12 上永谷駅 京急ニュータウン
6 東50 環二平戸・美晴台 上永谷駅
東55 環二平戸・柏尾台中央 東戸塚駅東口

東戸塚駅西口

乗り場 系統 経由地 行き先 会社 備考
1 東16 新戸塚病院前 東戸塚駅西口 神奈中
公園前商店街入口 平日夜1本
浜17 横浜新道・藤塚町 東戸塚駅西口 相鉄
浜18 星川ランプ 夜間のみ運行
2 旭6 市沢町 市沢小学校
左近山第五
市沢町・左近山第五 左近山第一
市沢町・左近山第五・左近山第一 二俣川駅南口

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JO 横須賀線(東京駅 - 大船駅間は東海道本線)
保土ケ谷駅 (JO 12) - 東戸塚駅 (JO 11) - 戸塚駅 (JO 10)
JS 湘南新宿ライン
特別快速・快速(いずれも高崎線 - 東海道本線直通)
通過
普通(横須賀線 - 宇都宮線直通)
保土ケ谷駅 (JO 12) - 東戸塚駅 (JS 11) - 戸塚駅 (JS 10)
東海道貨物線
横浜羽沢駅 - (東戸塚駅) - 大船駅
※書類上は当駅が貨物支線の終点。当駅より大船方は旅客線と並行する貨物線を走行する。

今後の予定

横浜環状鉄道構想の停車駅として想定されている[6]

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ ただし、人身事故などの影響でダイヤ乱れや列車運休があった場合、当駅に臨時停車する場合もある。また東海道線も同様に当駅に臨時停車することがあるが、この場合は横浜 - 戸塚間で横須賀線の線路を使用する。

出典

  1. ^ a b c d “新川崎-東戸塚 新設2駅の開業式”. 読売新聞 夕刊. (1980年9月30日) 
  2. ^ 東海道線がJR東戸塚駅に停車する可能性は? - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト”. はまれぽ.com. 2019年7月17日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 東戸塚駅開業までのあゆみ 東戸塚街づくり開発委員会 公式サイト、2019年11月13日閲覧。
  4. ^ ダイエー「旗艦店級」28店舗、3月1日からイオンに転換”. 都市商業研究所 (2016年2月10日). 2017年1月12日閲覧。
  5. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、536頁。 
  6. ^ 国土交通省鉄道局 (2000年1月27日). “運輸政策審議会答申図(三大都市圏)” (PDF). 運輸政策審議会答申第18号. 国土交通省. pp. 運輸政策審議会答申図(三大都市圏). 2011年2月19日閲覧。

利用状況

JR東日本の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の統計データ
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
神奈川県県勢要覧

関連項目

外部リンク