「徳和駅」の版間の差分
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|画像説明 = ホーム(2009年9月21日) |
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|よみがな = とくわ |
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|ローマ字 = Tokuwa |
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2020年2月14日 (金) 23:14時点における版
徳和駅 | |
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ホーム(2009年9月21日) | |
とくわ Tokuwa | |
◄松阪 (3.0 km) (4.9 km) 多気► | |
所在地 | 三重県松阪市下村町1855 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 紀勢本線 |
キロ程 | 37.6 km(亀山起点) |
電報略号 | トク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
438人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)12月31日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
徳和駅(とくわえき)は、三重県松阪市下村町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
1942年(昭和17年)までは、廃止された関西急行鉄道伊勢線(旧・伊勢電気鉄道本線)との接続駅であった。
歴史
- 1893年(明治26年)12月31日:参宮鉄道の津 - 相可(現・多気) - 宮川間が開通[1]。
- 1894年(明治27年)12月31日:徳和駅が開業、旅客営業と手荷物・小荷物の取扱開始[2]。
- 1907年(明治40年)10月1日:参宮鉄道国有化[3]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、参宮線の所属駅となる[3]。
- 1930年(昭和5年)12月25日:伊勢電気鉄道本線の徳和駅が開業。
- 1936年(昭和11年)9月15日:参宮急行電鉄へ伊勢電気鉄道が合併、同社の名古屋伊勢本線所属となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道と参宮急行電鉄が合併、関西急行鉄道発足。同社の伊勢線所属となる。
- 1942年(昭和17年)8月11日:関西急行鉄道伊勢線廃止。
- 1959年(昭和34年)7月15日:紀勢本線全通に伴い、当駅を含む参宮線亀山 - 多気間が紀勢本線に編入され、同線の所属駅となる[3]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:荷物の取扱いを廃止。同時に無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)が継承[3]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。平成初期(1994年以前)まで1915年(大正4年)3月改築の駅舎が存在したが、解体され現存しない[5]。旧駅舎に掲げられていた、駅鈴を模した駅名看板が駅の入り口に現存する[5]。待合所が構内西側の1番線に置かれている。1番線と2番線は跨線橋で繋がる。
2番線を本線とした一線スルー配線(制限速度90km/h)であり、通過列車は原則として上下線とも2番線を通過する。停車列車は原則として上り列車が1番線、下り列車が2番線に発着するが、反対方向の通過列車に道を譲るために1番線に入る下り列車もある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■紀勢本線 | 上り | 亀山・名古屋方面[注釈 1] | |
2 | 下り | 新宮・伊勢市方面[注釈 1] | 一部は1番線から発車 |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 334 |
1999年 | 333 |
2000年 | 378 |
2001年 | 426 |
2002年 | 436 |
2003年 | 415 |
2004年 | 371 |
2005年 | 403 |
2006年 | 410 |
2007年 | 434 |
2008年 | 438 |
2009年 | 421 |
2010年 | 403 |
2011年 | 413 |
2012年 | 416 |
2013年 | 432 |
2014年 | 406 |
2015年 | 418 |
2016年 | 417 |
2017年 | 438 |
駅周辺
三重県道756号松阪環状線が駅の真上をオーバークロスする。これはかつての関西急行鉄道伊勢線(元:伊勢電気鉄道本線)の築堤を転用したものである。1980年代半ばまではJR線をまたぐ両側のコンクリート構造物も残っていたが、道路整備により消滅している。
駅周辺には、パークタウン、レインボータウン、ハイタウンといった住宅団地が点在する。レインボータウン、ハイタウンへは当駅から三重交通バス(49系統:ハイタウン松阪 - 松阪駅前・松阪中央病院)が運行されていたが、2007年に廃止された。
- 松阪市役所 徳和地区市民センター
- ワークセンター松阪
- 三重信用金庫徳和支店
- 三重県立松阪商業高等学校
- 三重中学校・高等学校
- 松阪市立徳和小学校
- 松阪徳和郵便局
- オークワ 松阪下村店
- ぎゅーとら 下村店
- コメリ ハード&グリーン 松阪下村店
隣の駅
かつて存在していた路線
- 伊勢電気鉄道(→関西急行鉄道)
- 本線(→伊勢線)
- 花岡駅 - 徳和駅 - 上櫛田駅
脚注
注釈
出典
- ^ “開業廣告”. 伊勢新聞: p. 1. (1894年1月1日)
- ^ “参宮鐵道德和驛開業廣告”. 伊勢新聞: p. 3. (1894年12月30日)。『明治27年 三重県統計書』でもその旨注記あり。ただし鉄道省編集『鉄道停車場一覧』(大正15年版)では開業日が1893年(明治26年)12月31日となっている(各リンクは国立国会図書館デジタルコレクション)。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、18-21頁。
- ^ “「CTC化」完成 紀勢本線と参宮線”. 伊勢新聞: p. 1. (1983年12月20日)
- ^ a b 西崎 2019, p. 66.
参考文献
- 西崎さいき『新駅舎・旧駅舎』イカロス出版、2019年6月30日、119頁。ISBN 978-4-8022-0725-6。