「清水駅 (静岡県)」の版間の差分
6行目: | 6行目: | ||
| pxl = 280px |
| pxl = 280px |
||
| 画像説明 = 駅舎西口(2016年2月5日撮影) |
| 画像説明 = 駅舎西口(2016年2月5日撮影) |
||
{{Infobox mapframe |frame-width=280 |marker=rail |zoom=14}} |
|地図={{Infobox mapframe |frame-width=280 |marker=rail |zoom=14}} |
||
| よみがな = しみず |
| よみがな = しみず |
||
| ローマ字 = Shimizu |
| ローマ字 = Shimizu |
2020年2月15日 (土) 02:13時点における版
清水駅* | |
---|---|
駅舎西口(2016年2月5日撮影) | |
しみず Shimizu | |
◄CA13 興津 (4.7 km) (5.2 km) 草薙 CA15► | |
所在地 | 静岡市清水区真砂町1番1号 |
駅番号 | CA 14 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 169.0 km(東京起点) |
電報略号 | シミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅[1]) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
10,652人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)2月1日 |
乗換 | S 15 新清水駅 - 静岡鉄道静岡清水線 徒歩10分 |
備考 |
駅長配置駅(管理駅) JR全線きっぷうりば 有 |
* 1934年に江尻駅から改称。 |
清水駅* | |
---|---|
しみず Shimizu | |
(1.4 km) 清水港► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 清水港線** |
キロ程 | 0.0 km(清水起点) |
電報略号 | シミ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)7月10日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)4月1日 |
清水駅(しみずえき)は、静岡県静岡市清水区真砂町(まさごちょう)にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA14。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
概要
旧・清水市の中心駅で、現在は清水区の中心駅となっている。事務管コードは、▲520113[2]。
身延線経由で甲府駅方面に向かう特急「(ワイドビュー)ふじかわ」が停車する。また廃止された「(ワイドビュー)東海」も停車していた。1986年までは大垣夜行(上りのみ)が深夜に停車していた。
歴史
- 1889年(明治22年)2月1日:官設鉄道(現在の東海道本線)の江尻駅(えじりえき)として、 国府津 - 静岡間開通時に開業。一般駅。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1916年(大正15年)7月10日:東海道本線の貨物支線(後の清水港線)が江尻 - 清水港間で開業。
- 1934年(昭和9年)12月1日:清水駅に改称。
- 1944年(昭和19年)12月1日:東海道本線の貨物支線が清水港線として旅客営業が開始。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。上り「大垣夜行」の停車取り止め。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承。
- 1992年(平成4年)12月19日:自動改札機を設置。
- 2001年(平成13年)8月:貨物列車の発着が終了。
- 2002年(平成14年)4月1日:日本貨物鉄道の駅(貨物取扱)が廃止。
- 2003年(平成15年)6月22日:清水駅の橋上駅舎と自由通路が完成[1]。
- 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームに接する線路が本線で、その両側にホームのない副本線(待避線)がある。上り副本線側に保線基地、下り副本線側に保線車両の車庫が設置されている。構内の東西を結ぶ自由通路に接して橋上駅舎を備える。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、興津駅・草薙駅を管理している。駅舎内にはJR全線きっぷうりばや自動改札機、自動券売機などがある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東海道本線 | 上り | 沼津・熱海方面[注釈 1] |
2 | 下り | 静岡・浜松方面[注釈 1] |
(出典:JR東海:駅構内図)
貨物取扱
かつて当駅では貨物の取り扱いがあり、2002年まで日本貨物鉄道(JR貨物)の駅だった。晩年は車扱貨物のみの取り扱いで、最後まで行われていたのは武田薬品工業の化学薬品の取り扱いで、新南陽駅から輸送されたポリプロピレングリコール(PPG) を当駅でタンクローリーに詰め替えていた。
2001年(平成13年)6月末まで、現在も駅北東にある東燃ゼネラル石油清水油槽所の荷役設備へ専用線が続いており、潤滑油発送が行われていた。晩年の発送先は汐見町駅や安善駅であった。1980年代までは駅南東にある豊年製油静岡工場(現・J-オイルミルズ静岡事業所)へ続く専用線もあり、接着剤などの発送が行われていた。
国鉄分割民営化前には、駅舎北に複数の有蓋車用貨物ホームが、駅東南(現在の清水テルサ付近)に1面1線のコンテナホームがあったが、1984年(昭和59年)1月に東静岡駅に集約され廃止された。現在コンテナホーム跡は保線車両の留置線及び資材積み込み所となっている。
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は10,652人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)14,085 | [利用客数 2] |
1994年(平成 | 6年)13,357 | [利用客数 3] |
1995年(平成 | 7年)13,170 | [利用客数 4] |
1996年(平成 | 8年)13,078 | [利用客数 5] |
1997年(平成 | 9年)12,529 | [利用客数 6] |
1998年(平成10年) | 12,227 | [利用客数 7] |
1999年(平成11年) | 11,855 | [利用客数 8] |
2000年(平成12年) | 11,699 | [利用客数 9] |
2001年(平成13年) | 11,663 | [利用客数 10] |
2002年(平成14年) | 11,251 | [利用客数 11] |
2003年(平成15年) | 11,352 | [利用客数 12] |
2004年(平成16年) | 11,271 | [利用客数 13] |
2005年(平成17年) | 11,278 | [利用客数 14] |
2006年(平成18年) | 11,272 | [利用客数 15] |
2007年(平成19年) | 11,329 | [利用客数 16] |
2008年(平成20年) | 11,374 | [利用客数 17] |
2009年(平成21年) | 11,049 | [利用客数 18] |
2010年(平成22年) | 11,001 | [利用客数 19] |
2011年(平成23年) | 10,822 | [利用客数 20] |
2012年(平成24年) | 10,984 | [利用客数 21] |
2013年(平成25年) | 11,214 | [利用客数 22] |
2014年(平成26年) | 10,908 | [利用客数 23] |
2015年(平成27年) | 10,857 | [利用客数 24] |
2016年(平成28年) | 10,705 | [利用客数 25] |
2017年(平成29年) | 10,652 | [利用客数 1] |
駅周辺
西口(江尻口)
- 駅前銀座(清水駅前商店街・駅前商店会・中央銀座商店街・清水銀座商店街)
- 清水駅前郵便局
- 静岡市こどもクリエイティブタウンま・あ・る(えじりあ)
- 国道1号
- 国道149号
東口(みなと口)
- 清水港
- エスパルスドリームフェリー・水上バス江尻のりば
- 清水テルサ(静岡市東部勤労者福祉センター) - かつての清水港線ホームや貨物ホームがあった場所にある。
- 清水文化会館(マリナート)
- 清水魚市場(河岸の市)
- 清水漁業協同組合
- JXTGエネルギー清水油槽所
- はごろもフーズ本店・はごろもイノベーションセンター
- エスパルスドリームプラザ
- ちびまる子ちゃんランド
バス路線
区内のバス交通はしずてつジャストラインが運行している。路線名の前の数字は幕番号(行先番号)である。
西口発着
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 5番乗り場
東口発着
その他
- 開業時の「江尻駅」は、現在の駅よりも若干静岡寄りに位置していたが、後に移転する。現在の位置は二代目となる。
- 西口側の国道1号上には、1975年3月まで静岡鉄道清水市内線の停留所があった(厳密には前年7月の七夕豪雨以後は路線自体が休止している)。
- かつては、清水港線廃止と引き替えに新設された南口改札口があった。朝夕のラッシュ時に使用され、清水港線廃止代替バスの乗換え口ともなっていたが、橋上駅舎の落成に伴い廃止され、跡地も区画整理によって消滅し現存しない。
- 清水港線ホームは東海道本線のホームより南側に大きく離れた場所に立地していた。ホームは対向式一面一線で、清水港線を利用するためには東海道本線のホームを通って、長い通路を渡って清水港線ホームに行く必要があった。清水港線の廃止後、ホーム跡は貨物ヤード共々区画整理され、住宅地となっている。
- エスパルスドリームプラザのシャトルバス乗り場がルート変更によって西口から東口に改められている。以前は駅西口のロータリーの一角、清水駅前銀座商店街のアーケードの入口近くに乗り場があった。
隣の駅
※特急「ふじかわ」の隣の停車駅はふじかわ (列車)を、「ホームライナー沼津」「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を、それぞれ参照のこと。
かつて存在した路線
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- ^ a b “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。