「平和駅」の版間の差分
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|画像説明 = 上下線間に設置された駅舎とホーム<br/>(2004年6月) |
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|よみがな = へいわ |
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|ローマ字 = Heiwa |
|ローマ字 = Heiwa |
2020年2月15日 (土) 03:36時点における版
平和駅 | |
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上下線間に設置された駅舎とホーム (2004年6月) | |
へいわ Heiwa | |
◄H05 新札幌 (2.9 km) (2.2 km) 白石 H03► | |
所在地 | 札幌市白石区平和通16丁目北[1] |
駅番号 | ○H04 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■千歳線 |
キロ程 | 54.4 km(沼ノ端起点) |
電報略号 | ヘワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,737人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[2] |
備考 |
札幌市内駅 業務委託駅 みどりの窓口有 |
平和駅(へいわえき)は、北海道札幌市白石区平和通16丁目北[1]にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅。駅番号はH04。
歴史
- 1986年(昭和61年)11月1日:日本国有鉄道の平和臨時乗降場として開業[2]。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[2]。同時に駅に昇格[2]。
- 1992年(平成4年):相対式ホームの上下ホームを一体化して島式ホームとする。
- 1998年(平成10年)7月1日:駅舎が新設され有人化(業務委託)。
- 2002年(平成14年)10月17日:柏山跨線人道橋が架け替え完了[3]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[2]。
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ地上駅である。以前は上下線内側の相対式ホームだったが、利用者増加にともない上下ホーム間に板を渡し一体化、島式ホームになった。また2005年にホーム上屋が設置された。
駅の両脇を函館本線の上下線が挟む形で隣接し、ここを境に千歳線と分岐する形となっているが、函館本線にホームは設置されておらず、千歳線専用の駅となっている。
駅の南側は札幌貨物ターミナル駅で、線路の両側は広大な引込線敷地で分断されているため、長大な連絡通路(柏山跨線人道橋)を介して駅へ通じている。いわゆる橋上駅舎ではなく、連絡通路から階段を降りた先の島式ホームの上に駅舎が設置されているという珍しい構造である。
北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口(営業時間7時00分-18時40分)や自動券売機、簡易自動改札機(Kitaca・磁気券ともに対応)が設置されている。管理駅・夜間連絡先は白石駅となっている。
2015年2月頃に改札付近に発着案内を表示する液晶画面が設置され、3月頃より使用され始めた。
札幌市議会は、平成15年第2回定例会(2003年)で駅のエレベーターと多機能トイレに対し、費用の3分の1を事業者に補助する補正予算「駅バリアフリー施設整備費補助費」(2500万円)を決定。これにより駅のバリアフリー化(エレベーター、車イス対応型トイレ・オストメイト用設備)が実現した[4]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■千歳線 | 上り | 新千歳空港・苫小牧方面 |
2 | 下り | 札幌・小樽方面 |
(出典:JR北海道:駅の情報検索)
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北側から見た駅舎(2018年8月)
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南側から連絡通路の様子。先が見通せないほど長いのが分かる
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平和駅連絡通路(柏山跨線人道橋)
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人道橋上にある駅入口
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みどりの窓口と自動券売機
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改札口
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ホーム
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駅名標①
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駅名標②
利用状況
「札幌の都市交通データ」によると、2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は2,737人である[5]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)1,090 | [5] |
: | ||
1995年(平成 | 7年)1,561 | [5] |
: | ||
2000年(平成12年) | 2,012 | [5] |
2001年(平成13年) | 2,000 | |
2002年(平成14年) | 2,036 | |
2003年(平成15年) | 2,154 | |
2004年(平成16年) | 2,198 | |
2005年(平成17年) | 2,338 | |
2006年(平成18年) | 2,397 | |
2007年(平成19年) | 2,425 | |
2008年(平成20年) | 2,467 | |
2009年(平成21年) | 2,512 | |
2010年(平成22年) | 2,558 | |
2011年(平成23年) | 2,615 | |
2012年(平成24年) | 2,637 | |
2013年(平成25年) | 2,738 | |
2014年(平成26年) | 2,772 | |
2015年(平成27年) | 2,777 | |
2016年(平成28年) | 2,710 | |
2017年(平成29年) | 2,737 |
駅周辺
札幌市都市計画上、駅舎は準工業地域上に存在し、駅から南側は国道12号付近まで札幌市大谷地流通業務団地が続いている。北側は住居用地となっており、平和駅は駅隣接地に商業地域が存在しない駅の一つである。2017年2月14日時点で、商業地域が隣接していない札幌市内の駅は、平和駅のほか、稲積公園駅、稲穂駅、八軒駅、新川駅、太平駅、百合が原駅、上野幌駅がある[6]。
- 北郷側(北側)
- 白石警察署北都交番
- 白石北郷二条郵便局
- 北海道信用金庫北都支店
- 川下公園
- 北海道札幌白石高等学校
- 北海道札幌白陵高等学校
- 学校法人大藤学園北都幼稚園
- 札幌市立北都中学校
- 札幌市立北都小学校
- 札幌市立東川下小学校
- 北海道中央バス「北郷2条13丁目」停留所(北13条北郷通沿い)
- 平和通側(南側)
- 日本貨物鉄道(JR貨物)札幌貨物ターミナル駅
- 国道12号・国道274号(札幌新道)
- 道央自動車道大谷地インターチェンジ
- 北海道ノーモアヒバクシャ会館
- 「広島・長崎原爆資料展示館」として資料展示を行っている。
- 札幌団地倉庫
バス路線
- 北海道中央バス →「北海道中央バス白石営業所」を参照
その他
- 平和の象徴である鳩を描いたオリジナルのオレンジカードが販売されていた。なお南口にある平和通の建設が始まったのは、駅や臨時乗降場ができる前の1961年(昭和36年)で、名称は地域住民が話し合いで決定した[7]。
- 札幌貨物ターミナル駅の開業以前には踏切道(函館本線柏山踏切)があり、北郷側と平和通側とを自動車で往来することが可能であったが昭和42年12月に国鉄貨物ヤードと札幌貨物ターミナル駅建設による踏切廃止論議が起き、地区住民は座り込みなどの強力な反対運動を起こしたが踏切は廃止となり、その代替として昭和46年10月に北郷側と平和通側とを結ぶ柏山跨線人道橋(全長約300m・幅員約1m)が設けられた。その後、近隣に札幌新道の白石高架橋が開通し、自動車での往来が再び可能となった。2002年(平成14年)10月17日、人道橋の架け替え工事が完了し、フード付きの連絡橋となり幅員も広くとられた。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■千歳線
- ■快速「エアポート」
- 通過
- ■普通
- 新札幌駅 (H05) - (貨)札幌貨物ターミナル駅 - 平和駅 (H04) - 白石駅 (H03)
- ■快速「エアポート」
脚注
- ^ a b 北口の一部は札幌市白石区北郷1条12丁目8にも跨る。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、21頁。
- ^ “駅すてーしょん 平和(千歳線)”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (2004年1月21日)
- ^ 札幌市財政局財政部財政課 (3 July 2003). 平成15年度第2回定例市議会補正予算の概要 (PDF) (Report). 札幌市: 札幌市. p. 5. 2017年2月16日閲覧。
- ^ a b c d "3.JR" (PDF). 札幌の都市交通データ (Press release). 札幌市. 2018. pp. 42・43. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “都市計画情報提供サービス”. 札幌市 (2017年2月14日). 2017年2月16日閲覧。
- ^ 地名の由来 「平和通(へいわどおり)」 (札幌市白石区)