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「南宮崎駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 05:24時点における版

南宮崎駅*
改装後の駅舎(2014年5月1日)
みなみみやざき
Minami-Miyazaki
地図
所在地 宮崎県宮崎市東大淀二丁目2-29[1][2]
北緯31度53分42.13秒 東経131度25分20.44秒 / 北緯31.8950361度 東経131.4223444度 / 31.8950361; 131.4223444
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 ヤキ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,891人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1913年大正2年)10月31日[1]
乗入路線 3 路線
所属路線 日豊本線
キロ程 342.5 km(小倉起点)
宮崎 (2.6 km)
(2.6 km) 加納
所属路線 日南線
宮崎空港線直通を含む)
キロ程 0.0 km(南宮崎起点)
**(宮崎) (- km)
(2.0 km) 田吉
備考 業務委託駅[2]
みどりの窓口[1]
* 改称経歴
- 1915年 赤江駅→大淀駅[1]
- 1942年 大淀駅→南宮崎駅[1]
** 大半の列車が宮崎駅まで乗り入れ。
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ホームの様子(2006年8月20日)

南宮崎駅(みなみみやざきえき)は、宮崎県宮崎市東大淀二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである[1][2]事務管コードは▲940505[3]

概要

宮崎県の鉄道交通の要衝となる駅である。日豊本線所属線[4]とし、当駅を起点とする日南線を加えた2路線が乗り入れている。日南線の下り列車の大半と上り列車の一部は日豊本線宮崎駅発着で運行され、1往復のみはさらに佐土原駅まで乗り入れる。

このほか、日南線田吉駅を起点とする宮崎空港線の全列車が当駅まで乗り入れる。宮崎空港線の列車は大半が延岡駅大分駅方面に直通している(一部当駅または宮崎駅発着の列車もある)。

全列車が停車し、特急「にちりん」「ひゅうが」のうち朝・夜間の列車は当駅発着で運行される。

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線と車両留置用側線7本を有する地上駅で、鉄筋コンクリート2階建ての橋上駅舎を有する[1]。1階は食堂トイレ、2階が改札口となっており、ホームとは跨線橋エレベーターで連絡する。

宮崎総合鉄道事業部の傘下で駅長配置駅である。ただしJR九州本体社員が行うのは輸送業務に限り、営業上はJR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅[9][2]で、みどりの窓口が設置されている[1]

1973年(昭和48年)製の継電器連動装置を使用し、PRC未導入のため構内の進路変更は全て手動で行われていたが[5]、2017年10月1日に電子連動装置へ更新、2018年2月4日PRCが導入された[5]。同時に2017年10月より接近放送が導入された。構内PRC化以降、本社職員の配置は減された。

IC乗車カードSUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入できる。

タッチパネル式のICカード対応自動券売機が設置されており、SUGOCAポイントのチャージやICカードでの特急券の購入などが行える。また、改札内にもICカードチャージ機が設置されている。

主要駅かつ都城鹿児島中央方面の「きりしま」と延岡大分方面の「にちりん」などの特急同士の乗換駅でもあるが、改札内・ホームに売店は無い。都城方面は1・2番線に、青島・宮崎空港方面は主に3・4番線、稀に2番線に発着する。延岡方面はいずれの番線からも発着する。駅構内には宮崎車両センターがあり、当駅の車両留置用側線を用いて鉄道車両の滞泊・整備や列車の組成などを行っている[1]

2014年2月には駅舎の改装とバリアフリー化が完了した。1・2番線ホームと比較して幅が狭くなっていた3・4番線のホームが拡幅され、踊り場にあったトイレは1階へ移動、2階部分の改札口と1階のホームなどを結ぶエレベーター(3基)が新設された[6][7]

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2 日豊本線 下り 田野都城鹿児島中央方面
上り 宮崎延岡大分方面
3・4 日南線 青島油津志布志方面
宮崎空港線 宮崎空港行き

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員1,891人である[10]。宮崎県内では宮崎駅に次いで2番目に多い。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1995年 2,598
1996年 2,268
1997年 2,126
1998年 2,079
1999年 2,076
2000年 2,011
2001年 2,115
2002年 2,226
2003年 2,223
2004年 2,212
2005年 2,157
2006年 2,088
2007年 2,057
2008年 2,049
2009年 1,943
2010年 1,960
2011年 1,991
2012年 2,000
2013年 2,030
2014年 1,939
2015年 1,963
2016年 1,963
2017年 1,960
2018年 1,891

駅周辺

大淀川の南側に位置し、周辺は宮崎市の中心市街地の南端部にあたる。

バス路線

駅前には宮崎交通の南宮崎駅前バス停があるが、2013年9月現在、ここを終着とする便は多数設定されているものの、ここから発車するのは平日で1日1本(学休日運休)・土曜で1日2本(学休日1本)のみである。その他、博多駅筑紫口への「サンマリンライナー」と「みとシティライナー」の共同バス停が設けられている。

駅から300mほど離れた場所にある宮交シティにバスターミナル(宮交シティバスセンター)が設けられており、そこから宮崎市内・宮崎県内外各地への路線バス・高速バスが多数運行されている。宮交シティと宮崎空港を結ぶバスは並行する列車より便数がはるかに多い。

隣の駅

九州旅客鉄道
日豊本線
普通
宮崎駅 - 南宮崎駅 - 加納駅
日南線(宮崎駅 - 当駅間は日豊本線)
快速「日南マリーン号」・普通
宮崎駅 - 南宮崎駅 - 田吉駅
宮崎空港線(宮崎駅 - 当駅間は日豊本線、当駅 - 田吉駅間は日南線)
  • 特急「にちりん」「にちりんシーガイア」「ひゅうが」停車駅
普通
宮崎駅 - 南宮崎駅 - 田吉駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、24頁。 
  2. ^ a b c d 鹿児島支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月24日閲覧。
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  5. ^ a b c d e 古庄 尚貴, 青木 直幸「南宮崎駅電子連動化及びPRC化」『鉄道と電気技術 平成30年5月号』第29巻第5号、2018年、22-28頁。 
  6. ^ a b 南宮崎駅バリアフリー工事 概要図(PDF) - 宮崎市ホームページ
  7. ^ a b 南宮崎駅の改装完了 バリアフリー化、ホームも拡幅 - 宮崎日日新聞
  8. ^ "宮崎エリアでSUGOCAが始まります!" (PDF) (Press release). 九州旅客鉄道. 17 September 2015. 2017年10月13日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧
  9. ^ 鉄道駅業務・旅行事業 宮崎駅事業所”. JR九州サービスサポート株式会社. 2019年7月14日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年7月12日閲覧。

関連項目

外部リンク