「石狩月形駅」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m 一部表記修正 |
|||
7行目: | 7行目: | ||
|pxl= 300px |
|pxl= 300px |
||
|画像説明= 駅舎(2018年5月) |
|画像説明= 駅舎(2018年5月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな= いしかりつきがた |
|よみがな= いしかりつきがた |
||
|ローマ字= Ishikari-Tsukigata |
|ローマ字= Ishikari-Tsukigata |
2020年2月15日 (土) 05:53時点における版
石狩月形駅 | |
---|---|
駅舎(2018年5月) | |
いしかりつきがた Ishikari-Tsukigata | |
◄知来乙 (2.1 km) (4.7 km) 豊ヶ岡► | |
所在地 | 北海道樺戸郡月形町字月形 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 札沼線(学園都市線) |
キロ程 | 46.3 km(桑園起点) |
電報略号 | ツキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)10月3日 |
備考 | 社員配置駅 |
石狩月形駅(いしかりつきがたえき)は、北海道樺戸郡月形町字月形にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。電報略号はツキ。
概要
月形町の中心駅。当初から交換駅として設置され、石狩当別駅 - 当駅間の区間列車も設定されている。札沼線の非電化区間では唯一の交換可能駅であると同時に、石狩当別駅方面からの列車は当駅が最後の交換駅となっており、当駅から終点の新十津川駅までは1閉塞であるため、1列車しか入れない。
歴史
- 1935年(昭和10年)10月3日:国有鉄道札沼線 石狩当別駅 - 浦臼駅間の開通[報道 1]に伴い、同線の駅として開業。一般駅。
- 1943年(昭和18年)10月1日:第二次世界大戦の激化に伴い、札沼線の当駅 - 石狩追分駅間が不要不急線に指定され、営業休止[1]。終着駅となる。
- 1944年(昭和19年)7月21日:札沼線の石狩当別駅 - 当駅間が不要不急線に指定され、営業休止[2]。それに伴い、当駅も営業休止。
- 1946年(昭和21年)12月10日:札沼線の石狩当別駅 - 浦臼駅間が営業再開[3]。それに伴い、当駅も営業再開。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1979年(昭和54年)2月1日:貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:出改札要員の配置を廃止。以降は運転要員が出札業務を兼務する。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[4]。
- 1991年(平成3年)3月16日:札沼線に「学園都市線」の愛称を設定[報道 1][5][6]。
- 1996年(平成8年)3月16日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む石狩当別駅 - 新十津川駅間でワンマン運転開始[6]。
- 2000年(平成12年):札沼線(学園都市線)の桑園駅 - 当駅間に自動進路制御装置 (PRC) を導入[7]。
- 2020年(令和2年)5月7日:北海道医療大学駅 - 新十津川駅間の廃止とともに廃駅となる予定[報道 2][新聞 1][新聞 2][新聞 3]。
駅名の由来
駅の所在する地名に旧国名の石狩を冠する。地名は樺戸集治監初代典獄(所長)の月形潔の姓に由来し、旧国名を冠したのは開業時すでに同音の駅(月潟駅)が存在していたためである[8]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。1976年時点では、ホームの駅舎側にさらに貨物積卸線が1本敷かれており、そこから駅表の札幌側にある土場へ斜めに1線引込まれていた。貨物の取扱が廃止された現在は、かつての積卸線が保線車用側線として残されている。
新十津川方がスタフ閉塞式であり、運転取り扱い業務のため、終日社員配置駅となっている(石狩当別駅管理)。出札窓口あり。JR北海道の社員配置駅・業務委託駅で唯一みどりの窓口がない。改札業務はしない(集札は車内で行う)。2019年11月現在、発売している切符は数種類の常備券のみで、これ以外の切符は補充券を含め発売していない。
駅員は石狩当別駅の駅員が交代で当駅で業務を行う形となっている[新聞 4]。
-
待合室・窓口
-
ホーム
-
対向列車とのスタフ交換
-
列車交換風景。
当駅が新十津川駅方面では最後の交換駅となる。 -
構内踏切
-
駅名標
利用状況
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は79.0人[報道 3]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は79.0人[報道 4]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は69.2人[報道 5]。
駅周辺
- 北海道道376号石狩月形停車場線
- 国道275号
- 月形町役場[新聞 4]
- 岩見沢警察署月形駐在所
- 月形郵便局
- 北海道信用金庫月形支店
- 北海道銀行月形支店
- 月形町農業協同組合(JA月形町)
- 北海道月形高等学校
- 皆楽公園
- 円山公園
- 月形温泉
- 月形樺戸博物館[新聞 4]
- 月形刑務所(豊ヶ岡駅までの間で線路から僅かに刑務所外壁の一部が見える)
- 北海道中央バス(岩見沢営業所)、新篠津村営バス「月形駅前」停留所[9]
- かつてはジェイ・アール北海道バス(岩見沢線・石狩線)も乗り入れていた。ともに2003年3月1日の改正をもって廃止されている。
隣の駅
脚注
出典
- ^ 「鉄道省告示第255号」『官報』1943年9月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「運輸通信省告示第353号」『官報』1944年7月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「運輸省告示第313号」『官報』1946年12月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、24-25頁。
- ^ "札沼線(学園都市線)の電化開業時期について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 October 2011. 2011年10月17日閲覧。
- ^ a b 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。
- ^ 『JRガゼット』2009年10月号、交通新聞社
- ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、31頁。NDLJP:1029473。
- ^ “月形駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。
報道発表資料
- ^ a b "札沼線(学園都市線)の電化について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 9 September 2009. 2009年9月14日閲覧。
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 21 December 2018. 2018年12月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年12月24日閲覧。
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. 2017年12月10日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. 2017年12月31日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月4日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ “札沼線(北海道医療大学・新十津川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
新聞記事
- ^ “札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止”. 北海道新聞. (2018年12月8日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。 2018年12月8日閲覧。
- ^ “札沼線廃止、21日にも届け出 JR、沿線4町と覚書調印”. 北海道新聞. (2018年12月21日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。
- ^ “JR札沼線、北海道医療大学-新十津川間が廃止へ 2020年5月、地元と合意”. 毎日新聞. (2018年12月20日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。
- ^ a b c 高橋賢司 (2012年4月1日). “【駅 人 話】石狩月形駅”. 朝日新聞(朝日新聞デジタル) (朝日新聞社). オリジナルの2014年8月14日時点におけるアーカイブ。 2014年8月14日閲覧。