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「石狩月形駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 05:53時点における版

石狩月形駅
駅舎(2018年5月)
いしかりつきがた
Ishikari-Tsukigata
知来乙 (2.1 km)
(4.7 km) 豊ヶ岡
地図
所在地 北海道樺戸郡月形町字月形
北緯43度20分27.03秒 東経141度40分12.7秒 / 北緯43.3408417度 東経141.670194度 / 43.3408417; 141.670194
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 札沼線(学園都市線)
キロ程 46.3 km(桑園起点)
電報略号 ツキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1935年昭和10年)10月3日
備考 社員配置駅
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石狩月形駅(いしかりつきがたえき)は、北海道樺戸郡月形町字月形にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)のである。電報略号ツキ

概要

月形町の中心駅。当初から交換駅として設置され、石狩当別駅 - 当駅間の区間列車も設定されている。札沼線の非電化区間では唯一の交換可能駅であると同時に、石狩当別駅方面からの列車は当駅が最後の交換駅となっており、当駅から終点の新十津川駅までは1閉塞であるため、1列車しか入れない。

歴史

1976年の石狩月形駅と周囲約750m範囲。左下が札幌方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

駅の所在する地名に旧国名の石狩を冠する。地名は樺戸集治監初代典獄(所長)の月形潔の姓に由来し、旧国名を冠したのは開業時すでに同音の駅(月潟駅)が存在していたためである[8]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。1976年時点では、ホームの駅舎側にさらに貨物積卸線が1本敷かれており、そこから駅表の札幌側にある土場へ斜めに1線引込まれていた。貨物の取扱が廃止された現在は、かつての積卸線が保線車用側線として残されている。

新十津川方がスタフ閉塞式であり、運転取り扱い業務のため、終日社員配置駅となっている(石狩当別駅管理)。出札窓口あり。JR北海道の社員配置駅・業務委託駅で唯一みどりの窓口がない。改札業務はしない(集札は車内で行う)。2019年11月現在、発売している切符は数種類の常備券のみで、これ以外の切符は補充券を含め発売していない。

駅員は石狩当別駅の駅員が交代で当駅で業務を行う形となっている[新聞 4]

利用状況

  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は79.0人[報道 3]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は79.0人[報道 4]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は69.2人[報道 5]

駅周辺

駅前

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
札沼線(学園都市線)
知来乙駅 - 石狩月形駅 - 豊ヶ岡駅

脚注

出典

  1. ^ 「鉄道省告示第255号」『官報』1943年9月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 「運輸通信省告示第353号」『官報』1944年7月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 「運輸省告示第313号」『官報』1946年12月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、24-25頁。 
  5. ^ "札沼線(学園都市線)の電化開業時期について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 October 2011. 2011年10月17日閲覧
  6. ^ a b 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。 
  7. ^ 『JRガゼット』2009年10月号、交通新聞社
  8. ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、31頁。NDLJP:1029473 
  9. ^ 月形駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ a b "札沼線(学園都市線)の電化について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 9 September 2009. 2009年9月14日閲覧
  2. ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 21 December 2018. 2018年12月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年12月24日閲覧
  3. ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. 2017年12月10日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  4. ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. 2017年12月31日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月4日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  5. ^ 札沼線(北海道医療大学・新十津川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

新聞記事

  1. ^ “札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止”. 北海道新聞. (2018年12月8日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/qEpUj 2018年12月8日閲覧。 
  2. ^ “札沼線廃止、21日にも届け出 JR、沿線4町と覚書調印”. 北海道新聞. (2018年12月21日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/4BNpa 2018年12月23日閲覧。 
  3. ^ “JR札沼線、北海道医療大学-新十津川間が廃止へ 2020年5月、地元と合意”. 毎日新聞. (2018年12月20日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181223073106/https://mainichi.jp/articles/20181220/k00/00m/040/147000c 2018年12月23日閲覧。 
  4. ^ a b c 高橋賢司 (2012年4月1日). “【駅 人 話】石狩月形駅”. 朝日新聞朝日新聞デジタル (朝日新聞社). オリジナルの2014年8月14日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20140814135604/http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20120402011000001.html 2014年8月14日閲覧。 

関連項目

外部リンク