「恵庭駅」の版間の差分
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|画像説明 = 西口(2018年9月) |
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|よみがな= えにわ |
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|ローマ字 = Eniwa |
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2020年2月15日 (土) 06:30時点における版
恵庭駅 | |
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西口(2018年9月) | |
えにわ Eniwa (北海道文教大学前) | |
◄H11 サッポロビール庭園 (2.3 km) (2.5 km) 恵み野 H09► | |
所在地 | 北海道恵庭市相生町501-1 |
駅番号 | ○H10 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■千歳線 |
キロ程 | 29.4 km(沼ノ端起点) |
電報略号 | エニ←ヱニ |
駅構造 | 橋上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
7,334人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)8月21日[1] |
備考 |
業務委託駅[新聞 1] みどりの窓口 有 |
恵庭駅(えにわえき)は、北海道恵庭市相生町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅。恵庭市の代表駅である。駅番号はH10。電報略号はエニ。副駅名称は北海道文教大学前。「北斗」・「スーパー北斗」、「すずらん」などの特急列車は停車しないが、かつては急行「ちとせ」が停車していたほか、現在では快速「エアポート」が全列車停車する。
歴史
- 1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道札幌線の駅として開業[1]。一般駅。
- 1927年(昭和2年)5月14日:王子製紙が漁川水力発電所の建設資材運搬のため当駅-盤尻(ウシの沢土場)間14.4 km軌道敷設認可を受ける[2]。
- 1931年(昭和6年)1月19日:帝室林野局札幌支局(後の林野庁札幌営林局)が王子製紙の軌道を買収し恵庭森林鉄道開設[2]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:戦時買収により札幌線が国有化。鉄道省千歳線の駅となる[1]。
- 1948年(昭和23年)6月1日:公共企業体日本国有鉄道(国鉄)が発足する。
- 1954年(昭和29年)5月:駅舎改築[3]。
- 1955年(昭和30年)11月:恵庭森林鉄道軌道撤去[注釈 1][2]。
- 1963年(昭和38年)10月:住鉱吉野石膏北海道工場(現在の北海道吉野石膏)操業開始[注釈 2][4]。
- 1965年(昭和40年)9月22日:千歳方面複線化供用開始[5]。
- 1966年(昭和41年)
- 1980年(昭和55年)5月:千歳駅が高架化され旅客駅になるに伴い、従来の千歳駅扱い貨物を当駅へ移管[7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
- 1986年(昭和61年):橋上駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[1]。
- 2002年(平成14年)3月16日:快速「エアポート」の停車駅となる[8]。駅自動放送設置。
- 2005年(平成17年):自由通路供用開始、バリアフリー化実施[新聞 2][新聞 3]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリング実施 (H10)[報道 1]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始[1]。
- 2014年(平成26年)8月30日:駅構内全面禁煙化[報道 2]。
- 2015年(平成27年)3月23日:恵庭駅西口空中歩廊開通[報道 3]。
- 2016年(平成28年)11月1日:駅業務委託[新聞 1][報道 4]。管理駅業務を島松駅に移管。
- 2019年(令和元年)8月1日:副駅名称として「北海道文教大学前」を設置[報道 5]。
駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ橋上駅。島松駅が管理し、北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を行う業務委託駅であり[新聞 1]、みどりの窓口(営業時間5時35分 - 23時30分)、自動券売機、自動改札機、エスカレーター、エレベーター、キヨスクを設置している[9]。2002年3月のダイヤ改正まで快速「エアポート」は当駅には停車していなかったため、運転士への注意を促すため、駅手前には「恵庭注意」「快速停車」と記載された注意喚起の標識が設置されている。その後も当駅では度々列車のオーバーランが起こっており、2007年(平成19年)5月から6月にかけて快速「エアポート」が誤って当駅を通過する事故が3回発生している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■千歳線 | 上り | 新千歳空港・苫小牧方面 |
2 | 下り | 札幌・手稲・岩見沢方面 |
(出典:JR北海道:駅の情報検索)
-
自由連絡通路(2007年7月)
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西口のエスカレーター(2007年7月)
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改札口(2018年9月)
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ホーム(2018年9月)
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恵み野方を望む(2007年5月)
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サッポロビール庭園方を望む(2007年5月)
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駅ホーム上に設置された発車標(2007年3月)
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前駅発車時の表示(2007年3月)
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快速エアポート乗車口案内板(2015年1月)
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駅名標(2017年5月)
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駅名標(2018年9月)
利用状況
「恵庭市統計書」によると、近年の年度別乗車人員の推移は以下の通りである。なお、2001年(平成13年)度から2006年(平成18年)度の乗車人員の単位は百人、2007年(平成19年)度以降の乗車人員の単位は千人である。
年度 | 乗車人員 | 出典 |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 11,841 | [10] |
2002年(平成14年) | 14,016 | |
2003年(平成15年) | 14,991 | |
2004年(平成16年) | 16,053 | |
2005年(平成17年) | 17,739 | |
2006年(平成18年) | 18,998 | [11] |
2007年(平成19年) | 1,994 | [12] |
2008年(平成20年) | 2,072 | |
2009年(平成21年) | 2,140 | |
2010年(平成22年) | 2,239 | |
2011年(平成23年) | 2,396 | |
2012年(平成24年) | 2,460 | [13] |
2013年(平成25年) | 2,532 | |
2014年(平成26年) | 2,567 | |
2015年(平成27年) | 2,615 | |
2016年(平成28年) | 2,639 | |
2017年(平成29年) | 2,677 | [14] |
駅周辺
西口は恵庭市役所、恵庭市民会館、札幌法務局恵庭出張所、恵庭市交流プラザまなび館、アルファコート緑と語らいの広場(えにあす)への最寄口であり、東口は恵庭市総合体育館、北海道文教大学、北海道安全衛生技術センターへの最寄口になっている。西口周辺は土地区画整理事業と市街地再開発事業を一体的に施行し、恵庭市の玄関口にふさわしい「まちの顔」づくりを進めるとともに、交通の利便性を活かした都市機能の導入を目指している[報道 6][報道 7]。2015年(平成27年)にアルファ恵庭駅西口再開発ビル(いざりえ)がオープンし[新聞 4]、空中歩廊によって恵庭駅と直結している。
- 西口
- 千歳警察署恵庭駅前交番
- 道央農業協同組合(JA道央)相生支店
- サツラク農業協同組合恵庭事業所
- えにわコミュニティバス(ecoバス)「JR恵庭駅西口」停留所[15]
- 東口
- えにわ病院
- えにわステーションホテル
- えにわコミュニティバス(ecoバス)「JR恵庭駅東口」停留所[15]
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■千歳線
- ■快速「エアポート」
- ■普通
- 長都駅 (H12) - *サッポロビール庭園駅 (H11) - 恵庭駅 (H10) - 恵み野駅 (H09)
- *:一部の列車は、サッポロビール庭園駅を通過する。
脚注
注釈
- ^ 1953年(昭和28年)時点で漁川上流の「滝の上」まで、途中インクラインを挟む総延長29.7 kmに達していた。小熊米雄 の『北海道における森林鉄道用ジーゼル機関車について』(1959年)によれば、B5t1938年酒井製ガソリン/1953年ディーゼル改造機関車1台の運用が記録されている。また、北海道文化財保護協会『北海道の文化 No.74』(2002年)によれば、漁川本流線の他に支流のラルマナイ川上流、イチャンコッペ川上流へそれぞれ軌道が敷設されたが、いずれも3、4年の短期運用で1943年(昭和18年)に撤去された。ラルマナイ川の合流点には機関庫や宿泊所が設けられていた。インクラインが設置された場所の滝には「インクラインの滝」の名が付けられている。
- ^ 昭和39年版全国専用線一覧にて作業距離1.0 km。
出典
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、18-21頁。
- ^ a b c 恵庭市史 昭和57年7月発行。
- ^ 恵庭市史 P1204 巻末年表。
- ^ 恵庭市史 P1211。
- ^ a b 北海道鉄道百年史 下巻 日本国有鉄道北海道総局 1981年発行、P62。
- ^ 札幌工事局70年史 昭和52年3月発行 P284。
- ^ 北海道鉄道百年史 下巻 P98。
- ^ “快速列車 恵庭にも停車*市民ら100人 記念セレモニー”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2002年3月17日). 2017年5月9日閲覧。
- ^ “キヨスク恵庭店”. 北海道キヨスク. 2017年5月9日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信” (PDF). 平成18年版恵庭市統計書. 恵庭市. p. 104 (2006年). 2018年1月23日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信” (PDF). 平成19年版恵庭市統計書. 恵庭市 (2007年). 2018年1月23日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信” (PDF). 平成24年版恵庭市統計書. 恵庭市 (2012年). 2018年1月23日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信” (PDF). 平成29年版恵庭市統計書. 恵庭市 (2017年). 2018年1月23日閲覧。
- ^ “第8編 運輸・通信” (PDF). 平成30年版恵庭市統計書. 恵庭市 (2018年). 2019年4月21日閲覧。
- ^ a b “市内中心部路線図” (PDF). 恵庭市. 2019年5月31日閲覧。
報道発表資料
- ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2007年9月12日). 2014年9月6日閲覧。
- ^ “札幌圏(Kitacaエリア)における駅構内全面禁煙化の実施について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2014年7月9日). 2014年7月9日閲覧。
- ^ “恵庭駅西口の空中歩廊が3月23日に開通しました”. 恵庭市. 2017年5月9日閲覧。
- ^ “当社のこれまでの経営改善の取り組みについて” (PDF). 北海道旅客鉄道. p. 2 (2016年11月18日). 2016年11月19日閲覧。
- ^ "JR北海道で初となる「副駅名称」を恵庭駅、長都駅の2駅に設置します!" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 11 July 2019. 2019年7月11日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年7月11日閲覧。
- ^ “恵庭駅西口周辺整備事業の概要について”. 恵庭市. 2017年5月9日閲覧。
- ^ “恵庭駅西口周辺再整備事業” (PDF). 恵庭市. 2017年5月9日閲覧。
新聞記事
- ^ a b c “JR北海道 琴似、恵庭駅の業務を委託”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年11月14日)
- ^ “JR恵庭駅がバリアフリー化に”. 千歳民報(苫小牧民報) (苫小牧民報社). (2005年2月17日) 2017年5月9日閲覧。
- ^ “JR恵庭駅でバリアフリー完成記念セレモニー”. 千歳民報(苫小牧民報) (苫小牧民報社). (2005年2月21日) 2017年5月9日閲覧。
- ^ “恵庭駅西口に再開発ビル 6階建て「いざりえ」オープン”. 千歳民報(苫小牧民報) (苫小牧民報社). (2015年4月1日) 2017年5月9日閲覧。