「熊野市駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2019年3月) |
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|よみがな = くまのし |
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|ローマ字 = Kumanoshi |
|ローマ字 = Kumanoshi |
2020年2月15日 (土) 06:40時点における版
熊野市駅 | |
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駅舎(2019年3月) | |
くまのし Kumanoshi | |
◄大泊 (2.4 km) (2.0 km) 有井► | |
所在地 | 三重県熊野市井戸町809-3 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 紀勢本線 |
キロ程 | 157.6 km(亀山起点) |
電報略号 | クノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
483人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)8月8日[1] |
備考 |
駅長配置駅(管理駅) みどりの窓口 有 * 1959年に紀伊木本駅から改称。 |
熊野市駅(くまのしえき)は、三重県熊野市井戸町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
特急『南紀』を含む全ての列車が停車し、また普通列車の一部が折り返すなど、線内の主要駅にして境界駅の一つでもある。
歴史
1940年8月、国鉄紀勢西線が新宮駅から延伸され、国鉄紀勢西線の終着駅として開業した。当時は現在の熊野市はまだ誕生しておらず、木本町の代表駅という位置付けであった。
開業から十年以上、和歌山方面からの終着駅の役目を担っていたが、1956年4月には紀勢西線がさらに新鹿駅まで延長されたため、中間駅となった。その後、1959年に紀勢西線と紀勢東線が接続し、亀山駅 - 和歌山駅(現在の紀和駅)間が紀勢本線となったことを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
年表
- 1940年(昭和15年)8月8日:国鉄紀勢西線の紀伊木本駅(きいきのもとえき)として開業[1]。
- 1956年(昭和31年)4月1日:紀勢西線が当駅から新鹿駅まで延伸[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:現在の紀勢本線が全通し、紀勢本線所属となる[1]。これにあわせて熊野市駅(くまのしえき)に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により東海旅客鉄道の駅となる[1]。
- 1990年(平成2年)3月:駅舎改築。
駅名について
1959年(昭和34年)の改称に当たっては「熊野市駅」にするか「熊野駅」にするかが国鉄や地元で問題となった。このうち、「熊野駅」では広大な熊野地域の観光中心地の印象を与えるし、熊野地域は隣接する和歌山県にも多くかかっており、三重県内である熊野市はその一部分で地域の中心ではない、という国鉄側の意見で「熊野市駅」とすることとなった[2]。
なお、公式なローマ字表記は「Kumanoshi Station」であるが、国道42号の案内では「Kumano City Station」と表記されている。
駅構造
1面1線の単式ホーム(1番のりば)と1面2線の島式ホーム(2・3番のりば)、合計2面3線を有する地上駅。駅舎は南の単式ホーム(1番のりば)側にあり、島式ホーム(2・3番のりば)へは跨線橋で連絡している。
駅舎は開業当初からの木造のもので、大きな三角屋根が特徴。駅前にはロータリーが整備され、バスやタクシーが乗り入れるなど、周辺の駅の中では規模が大きい。
終日有人駅(一部の時間帯を除く)で、みどりの窓口や自動券売機[注釈 1]が設置されている(自動改札機は未設置)。駅長が配置された直営駅で、管理駅として二木島駅 - 鵜殿駅間の各駅を管理している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■紀勢本線 | 下り | 新宮方面[注釈 2] | 特急『南紀』を含む |
2 | 上り | 尾鷲・名古屋方面[注釈 2] | ||
3 | 上り | 尾鷲・名古屋方面 | 待避・始発 | |
下り | 新宮方面 |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 869 |
1999年 | 854 |
2000年 | 823 |
2001年 | 814 |
2002年 | 759 |
2003年 | 720 |
2004年 | 644 |
2005年 | 630 |
2006年 | 643 |
2007年 | 655 |
2008年 | 647 |
2009年 | 597 |
2010年 | 585 |
2011年 | 536 |
2012年 | 517 |
2013年 | 494 |
2014年 | 462 |
2015年 | 466 |
2016年 | 469 |
2017年 | 483 |
駅周辺
井戸川の河口附近に発達した熊野市(旧・木本町)の市街地の北の端に位置していて、同市の玄関口となっている。北の端ではあるが市街地の中にあるため、市役所をはじめとする公的機関に近い。イオン(徒歩10分)など大規模な商業施設もある。
公的機関
- 熊野市文化交流センター(熊野市立図書館)
- 熊野市役所
- 熊野市消防本部 熊野市消防署
- 津地方法務局 熊野支局
- 津地方検察庁 熊野支部・熊野区検察庁
- 三重農政事務所 熊野統計・情報センター
- 三重労働局 熊野公共職業安定所
- 三重労働局 熊野労働基準監督署
- 中部地方整備局 紀勢国道工事事務所 熊野維持出張所
- 津地方裁判所 熊野支部・津家庭裁判所 熊野支部・熊野簡易裁判所
- 三重県 熊野保健所
- 熊野警察署
学校
その他
- 鬼ヶ城
- 熊野郵便局
- 大峰近隣公園
- 木本神社
- 七里御浜
- 花窟神社
- NHK名古屋放送局 熊野ラジオ中継局
- CBCラジオ 熊野ラジオ中継局
- 東海ラジオ放送 熊野中継局
- 井戸川
- 獅子岩
- 要害山
- 三重県道34号七色峡線
- 三重県道204号木本港熊野市停車場線
- 国道42号
バス路線
一般路線バス
コミュニティバス・公営バス
- 熊野古道瀞流荘線 - 瀞流荘 行き / 木本高校 行き
- おくとろ公園(道の駅おくとろ)行き / 小松 行き
中・長距離バス
いずれも三重交通による運行である。
隣の駅
※特急『南紀』の隣の停車駅は列車記事を参照。