「市川大門駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2006年1月) |
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|よみがな= いちかわだいもん |
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2020年2月15日 (土) 07:31時点における版
市川大門駅 | |
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駅舎(2006年1月) | |
いちかわだいもん Ichikawadaimon | |
◄鰍沢口 (3.0 km) (0.9 km) 市川本町► | |
山梨県西八代郡市川三郷町市川大門423-1 | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 身延線 |
キロ程 | 69.8 km(富士起点) |
電報略号 | イモ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
523人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月17日 |
備考 | 簡易委託駅 |
市川大門駅(いちかわだいもんえき)は、山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。SuicaやPASMO、TOICAなどの交通系ICカードは利用できない。
歴史
- 1927年(昭和2年)12月17日:富士身延鉄道線が身延駅から延伸、その終着駅として当駅が開業(当時は一般駅)。
- 1928年(昭和3年)3月30日:富士身延鉄道線が甲府駅まで延伸。
- 1938年(昭和13年)10月1日:富士身延鉄道を国が借り上げ。
- 1941年(昭和16年)5月1日:国有化され、国鉄身延線の駅となる。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東海の駅となる。
- 1995年(平成7年)10月15日:中国風の駅舎に改築。
- 2006年 (平成18年) 4月3日:増穂町コミュニティバス(現在の富士川町コミュニティバス)が乗り入れ開始、当駅と山梨県立増穂商業高等学校(現在は鰍沢口駅まで運行区間を延伸)を結ぶ。
- 2013年 (平成25年) 4月1日:市川三郷町の受託による簡易委託駅化。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。北側から見ると駅舎、1番線、2番線の順に並んでおり1番線に甲府方面の列車が、2番線に富士方面の列車が発着する。このほか当駅は駅舎と1番線の間に側線を1本有している。ホームの鰍沢口方の端はスロープになっておりこれを下ったところから1番線の線路と側線を越えて駅舎に構内踏切(遮断機・警報機つき)がのびている。
駅舎は1995年(平成7年)10月15日に竣工したものでコンクリート造り、1994年(平成6年)に市川大門町(当時)内に出来た大門碑林公園に合わせて中国風のデザインとなっている。この駅舎は市川大門下地区公民館との合築となっていて、駅舎内部には待合所のほか市川大門下地区公民館の設備として、調理実習室や町民のみ利用可能な風呂場などがあるが、一般の旅客が立ち入ることが出来るのは待合所のみである。待合所の片隅に市川大門下地区公民館への入り口がありここを入ると公民館の受付がある。基本的には1階建てであるが公民館部分の一部のみ2階建てとなっている。
南甲府駅管理の簡易委託駅である。2013年4月1日から、市川三郷町の受託による簡易委託駅として有人化された[1]。ただし、クレジットカードなどが使えないため、クレジットカードなどを利用する際は東花輪駅を利用するように案内が掲示されている。自動券売機は設置されていない。
乗車券類の発売業務のみ委託されており、その他の改札業務などは当駅では行っておらず、ワンマン電車では無人駅と同じ扱い(ドア締切)となる。
2013年3月31日までは無人駅で、自動券売機も設置されていないので当駅で切符を購入することは基本的にできなかった(特急列車、車掌乗務列車に乗車の場合は車内で乗車券類を購入する形だった。ワンマン列車の場合は整理券を取って下車駅か乗りかえ先の列車内で精算となった。現在も窓口閉鎖時間は同様の扱いである)が、毎年8月7日に開かれる神明の花火大会の際には臨時窓口が設置され当駅発の切符が販売されていた。
かつての急行富士川号は当駅を通過して隣の市川本町駅に停車していたが、急行列車が特急に格上げされた際に、町が新駅舎を新築するのと引き換えに当駅に停車する事になった。
神明の花火大会の開催日は、当駅を始発・終着にする列車が設定されている。[2]
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 身延線 | 下り | 甲府方面[注釈 1] | 一部列車は2番線から発車 |
2 | 上り | 身延・富士方面[注釈 1] | 一部列車は1番線から発車 |
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2006 | 533 |
2007 | 543 |
2008 | 582 |
2009 | 544 |
2010 | 536 |
2011 | 493 |
2012 | 489 |
2013 | 546 |
2014 | 533 |
2015 | 539 |
2016 | 523 |
駅周辺
市川の街の西端に位置する。駅の北500メートルほどのところには笛吹川と釜無川が並行して流れており、鰍沢口駅の近くで両者は合流し、富士川と名前を変える。
バス路線
山梨交通路線バスの廃止後数年間は市川大門駅を経由するバス路線は存在しなかったが、2006年から川を挟んで対岸の富士川町(当時は増穂町)が山交タウンコーチに運行を委託して運行を開始した富士川町コミュニティバス(当時は増穂町コミュニティバス)が当駅と増穂商業高校を経由して鰍沢口駅を結んでいる。運行は平日の朝夕と増穂商業高校の登校日のみで、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが使える。富士川町コミュニティバスの乗り場は駅前ではなく200メートルほど歩いた所にある道路際に設けられている。なお市川大門駅と鰍沢口駅以外に市川三郷町内にバス停は設置されておらず、富士川町内(甲西道路入口バス停~駅前通り一丁目バス停)まで存在しない。
隣の駅
※特急「ふじかわ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
注釈
出典
- ^ 交通、医療サービス復活 市川大門駅を有人化、富士ケ嶺に診療所 - 山梨日日新聞、2013年4月2日。
- ^ 交通新聞社『JR時刻表』2015年8月号
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- イリヤの空、UFOの夏 - 秋山瑞人作のライトノベル。作中で「市川大門駅」が登場する。