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「阿田和駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:31時点における版

阿田和駅
駅舎(2017年1月)
あたわ
Atawa
紀伊市木 (2.8 km)
(5.4 km) 紀伊井田
地図
三重県南牟婁郡御浜町大字阿田和5114
北緯33度48分19.33秒 東経136度2分34.81秒 / 北緯33.8053694度 東経136.0430028度 / 33.8053694; 136.0430028
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 168.4 km(亀山起点)
電報略号 タワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
159人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1]
備考 駅員無配置駅
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阿田和駅(あたわえき)は、三重県南牟婁郡御浜町大字阿田和にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

歴史

当駅は開業の数ヶ月前から紀伊半島内陸部にある紀州鉱山のひとつである入鹿鉱山からの鉱石を積み出していた。鉱石は紀和町板屋にあった入鹿鉱山からはるばるこの阿田和まで索道を使って運び出され、当駅から鉄道で運ばれた。鉱山は1978年(昭和53年)に廃止された。

年表

1946年(昭和21年)頃の駅舎

駅構造

ホーム
待合室

島式ホーム1面2線と側線2本を持つ行違い可能な地上駅。構内は広い。駅舎とホームとを遮断機・警報機つきの構内踏切が結んでいる。

開業当初からの駅舎が残る。駅舎の中の待合室は周りの駅と比べても広い。また駅舎内部には出札口および小荷物台がシャッターの閉まった状態で残っている。

熊野市駅管理の無人駅自動券売機乗車駅証明書発行機などの設置はない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 紀勢本線 下り 新宮方面[注釈 1]
2 上り 尾鷲名古屋方面[注釈 1]

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 217
1999年 215
2000年 222
2001年 236
2002年 228
2003年 217
2004年 196
2005年 190
2006年 198
2007年 189
2008年 166
2009年 156
2010年 168
2011年 145
2012年 128
2013年 132
2014年 136
2015年 148
2016年 164
2017年 159

駅周辺

御浜町の中心部に近い。阿田和は熊野古道の浜街道から熊野本宮大社への尾呂志街道が分岐する地点であった。

駅前は整備され歩道橋が張り巡らされている。駅からまっすぐ歩くとすぐに七里御浜の海岸であり、その海岸沿いを国道42号が走っている。駅前には道の駅パーク七里御浜があり、その中にはオークワなどもある。周辺にはこのほか商店や御浜町の町民サービスセンターなども位置している。また駅前の国道を熊野市方面へしばらく進むと御浜町役場がある。

バス路線

国道には約30分おきに熊野市駅新宮駅とを結ぶ路線バスが運行されており、当駅からは「阿田和駅前」のバス停が近い。

三重交通

名古屋南紀高速バス(三重交通が運行)

熊野市・御浜町コミュニティバス熊野市・御浜町広域バス

  • 瀞流荘紀南病院線
    • 紀南病院
    • 平谷
    • 瀞流荘

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
紀伊市木駅 - 阿田和駅 - 紀伊井田駅

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ

関連項目

外部リンク