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「紀伊市木駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:31時点における版

紀伊市木駅
駅舎(2016年8月)
きいいちぎ
Kii-ichigi
神志山 (1.5 km)
(2.8 km) 阿田和
地図
三重県南牟婁郡御浜町大字下市木4489
北緯33度48分41.10秒 東経136度3分19.13秒 / 北緯33.8114167度 東経136.0553139度 / 33.8114167; 136.0553139
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 165.6 km(亀山起点)
電報略号 チキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
44人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1]
備考 駅員無配置駅
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紀伊市木駅(きいいちぎえき)は、三重県南牟婁郡御浜町大字下市木にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

歴史

旧駅舎(2005年8月)

この駅は昭和15年8月、国鉄紀勢西線の新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により国鉄紀勢西線の駅として開業した[1]。その後当駅は昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている[1]

年表

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅であり、列車の行き違いはできない。開業当初からの駅舎が残っていたが、2016年(平成28年)に解体され、待合室だけの簡易型駅舎に建て替えられた。熊野市駅管理の無人駅

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 78
1999年 77
2000年 67
2001年 65
2002年 63
2003年 55
2004年 50
2005年 45
2006年 47
2007年 44
2008年 43
2009年 40
2010年 41
2011年 39
2012年 35
2013年 36
2014年 40
2015年 42
2016年 38
2017年 44

駅周辺

国道から少し内陸に入ったところにこの駅はある。下市木の集落は当駅よりもさらに内陸にある。駅の周りにも少しは人家があり駅前には商店もあるが、集落から離れているため寂しい場所である。駅は国道や下市木の集落から見て非常に高い位置にあり、駅前からは下市木の集落の広がる様子が一望できる。

熊野古道で御浜町と熊野市紀和町の境の場所にある峠である。朝霧の名所である。「風伝おろしと言われる寒風が秋から冬にかけて吹き下ろす。尾呂志地区はこの峠から御浜町側に下った場所にあり尾呂志の名はこの「風伝おろし」からきたものと言われている。

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
神志山駅 - 紀伊市木駅 - 阿田和駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
  3. ^ a b 総務課総務係 編(2015):12ページ

参考文献

  • 総務課総務係 編『公報みはま 2015年12月号』No.560、御浜町役場、2015年12月1日、18p.

関連項目

外部リンク