「白老駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) 副駅名称設置について公表された為追記 |
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|画像説明= 駅舎(2017年9月) |
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|よみがな= しらおい |
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|ローマ字= Shiraoi |
|ローマ字= Shiraoi |
2020年2月15日 (土) 09:04時点における版
白老駅 | |
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駅舎(2017年9月) | |
しらおい Shiraoi | |
◄H24 萩野 (5.8 km) (5.5 km) 社台 H22► | |
所在地 | 北海道白老郡白老町東町一丁目 |
駅番号 | ○H23 |
所属事業者 | 北海道 |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 113.6 km(長万部起点) |
電報略号 | シラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
713人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1892年(明治25年)8月1日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口有 |
白老駅(しらおいえき)は、北海道白老郡白老町末広町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH23、電報略号はシラ。事務管コードは▲130321[1]。特急「すずらん」の停車駅となっている。当駅から沼ノ端駅までの28.7 kmは日本国内で最も長い鉄道の直線区間になっている[2]。
歴史
- 1892年(明治25年)8月1日:北海道炭礦鉄道の駅として開業[3]。一般駅。機関庫設置。
- 1906年(明治39年)
- 1917年(大正 5年)頃:駅裏から白老川まで砂利岐線敷設[5][注釈 1]。
- 1934年(昭和 9年)12月:駅舎改築[6]。
- 1969年(昭和44年)11月:跨線橋設置[6]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)
- 2003年(平成15年):売店営業開始[新聞 1]。
- 2008年(平成20年):売店リニューアル[新聞 2]。
- 2020年(令和2年):3月14日実施のダイヤ改正に合わせて、副駅名称として「ウポポイ 民族共生象徴空間前」を設置(予定)[報道 1]。
駅構造
混合ホーム2面3線の地上駅。上り貨物列車専用の待避線が1番のりばと2番のりばの間に1本ある。3番のりばは下り列車のみ待避が可能である。駅舎は白老町の所有であり[報道 4]、北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅務を受託する業務委託駅である。みどりの窓口(営業時間7時00分 - 18時00分)を設置している[7]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■室蘭本線 | 上り | 東室蘭・室蘭方面 | |
2・3 | 下り | 苫小牧・札幌方面 | 待避列車は3番線から発車 |
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改札口(2017年9月)
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ホーム(2017年9月)
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跨線橋(2017年9月)
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駅名標(2017年9月)
利用状況
「白老町統計書」によると、2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は713人であった[8]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 | 乗車人員 | 出典 |
---|---|---|
2003年(平成15年) | 550 | [9] |
2004年(平成16年) | 550 | [10] |
2005年(平成17年) | 510 | [11] |
2006年(平成18年) | 490 | |
2007年(平成19年) | 480 | |
2008年(平成20年) | 520 | |
2009年(平成21年) | 530 | |
2010年(平成22年) | 550 | |
2011年(平成23年) | 590 | |
2012年(平成24年) | 625 | |
2013年(平成25年) | 653 | |
2014年(平成26年) | 631 | |
2015年(平成27年) | 744 | |
2016年(平成28年) | 731 | [12] |
2017年(平成29年) | 713 | [8] |
駅周辺
白老町中心部にある駅であり、白老町役場や白老町立国民健康保険病院、北海道白老東高等学校や北海道栄高等学校への最寄駅になっている。駅近くには道南バス「白老駅前」停留所がある。仙台藩白老元陣屋資料館(白老仙台藩陣屋跡)まで車で約5分の距離に位置している。駅前から国道36号(白老バイパス)までは北海道道388号白老停車場線が通っている。白老駅北広場には、北海道での運行を最後に姿を消した蒸気機関車(SL)「D51-333」(愛称:SLポロト号)を展示している(10月半ばから4月半ばの冬期はシートで覆われる)[13]。
-
D51-333(愛称:SLポロト号)(2012年7月)
今後の計画
白老町では2020年にポロト湖畔へのウポポイ(国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園ほか)の開設が予定されており、アクセス整備の一環として、白老駅の周辺整備事業を北海道胆振総合振興局・白老町・JR北海道が共同で実施し、2020年4月までに順次供用を開始する予定である[報道 4]。
これにより、自由通路と一体化した新しいこ線橋の新設や上りホームのかさ上げ、駅前広場整備などが行われる[報道 4]。
また、今後の検討事項として、現在全列車が通過している特急「スーパー北斗」の一部停車や、自由通路直結の臨時改札の設置が検討されている[報道 4]。
2019年12月13日、JR北海道が2020年3月14日のダイヤ改正より、下り10本・上り9本の特急「北斗」を新たに停車させることを発表した[報道 2]。
2020年1月21日、JR北海道が同年3月14日に乗換跨線橋の新設、上りホームの嵩上げ、駅前広場[注釈 2]、自由通路の供用や駅舎のリニューアルなどがなされることを発表した[報道 3]。また、観光案内ブースを2020年4月中、臨時改札口の新設を2020年4月24日に行うことを発表した[報道 3]。
2020年2月13日、JR北海道が同年3月14日実施のダイヤ改正に合わせて、副駅名称として「ウポポイ 民族共生象徴空間前」を設置することを発表した[報道 1]。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ “鉄道の世界一・日本一大集合”. 北海道ファンマガジン (2008年3月14日). 2017年3月22日閲覧。
- ^ “白老町の歴史”. 白老町. 2017年3月19日閲覧。
- ^ 北海道炭礦鐵道 第三十四回営業報告。
- ^ 新白老町史 上巻 平成4年11月発行 P1475-1482。
- ^ a b c d 新白老町史 下巻 P696-698
- ^ “JR北海道のおもな駅”. 北海道旅客鉄道. 2017年3月22日閲覧。
- ^ a b “白老町統計書(平成30年度)” (PDF). 白老町. p. 114 (2018年). 2019年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月6日閲覧。
- ^ “白老町統計書(平成26年度)” (PDF). 白老町. p. 116 (2014年). 2019年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月23日閲覧。
- ^ “白老町統計書(平成27年度)” (PDF). 白老町. p. 115 (2015年). 2019年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月23日閲覧。
- ^ “白老町統計書(平成28年度)” (PDF). 白老町. p. 115 (2016年). 2019年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月22日閲覧。
- ^ “白老町統計書(平成29年度)” (PDF). 白老町. p. 114 (2017年). 2019年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月23日閲覧。
- ^ “SLポロト号”. 白老町. 2017年3月22日閲覧。
報道発表資料
- ^ a b "ウポポイ(民族共生象徴空間)オープンに向けた告知PRを行います" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 February 2020. p. 2. 2020年2月13日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月13日閲覧。
- ^ a b "2020年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 December 2019. 2019年12月13日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年12月13日閲覧。
- ^ a b c d e "白老駅周辺整備事業における施設の供用開始等について" (PDF) (Press release). 北海道胆振振興局、白老町、北海道旅客鉄道. 21 January 2020. 2020年1月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月22日閲覧。
- ^ a b c d “白老駅周辺整備事業の実施について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2018年9月5日). 2018年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月30日閲覧。
新聞記事
- ^ “【白老】駅に消費者協会売店、28日に店開き”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2003年4月18日) 2017年3月22日閲覧。
- ^ “JR白老駅売店がリニューアル、駅弁も販売へ”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2008年6月13日) 2017年3月22日閲覧。