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2020年4月22日 (水) 08:03時点における版

< 1973年 | 1973年のスポーツ

馬齢は旧表記で統一する。

概要

ハイセイコーが社会的ブームを巻き起こす

地方競馬（大井競馬場）から中央競馬へ移籍した競走馬ハイセイコーが、3月から5月にかけて皐月賞優勝を含む中央競馬重賞4連勝を達成し、その人気は社会的ブームに発展した。

できごと

1月 - 3月

1月27日、高知競馬場で火災が発生し、実績馬ヤシマナショナルを含む14頭の競走馬が焼死した。

4月 - 6月

4月1日、中央競馬の騎手加賀武見が中央競馬史上3人目となる通算1000勝を達成。
4月1日、中央競馬の競走馬ジャンヌダルクが、日本競馬史上最低となる336キログラムの馬体重で競走に出走した。

7月 - 9月

10月 - 12月

12月2日、愛知杯に出走したシルバーランドが、日本で初めて芝2000mのコースを2分を切るタイムで走破した。

その他

中央競馬の騎手2人が八百長をしていたとして競馬法違反で逮捕される。
川崎競馬に所属する騎手1人、調教助手1人、厩務員1人が覚醒剤取締法違反で、また厩務員2人が競馬法違反で逮捕される。

競走成績

中央競馬主要競走

桜花賞（阪神競馬場・4月8日）優勝 : ニットウチドリ（騎手 : 横山富雄）
皐月賞（中山競馬場・4月15日）優勝 : ハイセイコー（騎手 : 増沢末夫）
天皇賞（春）（京都競馬場・4月29日）優勝 : タイテエム（騎手 : 須貝彦三）
優駿牝馬（オークス）（東京競馬場・5月20日) 優勝 : ナスノチグサ（騎手 : 嶋田功）
東京優駿（日本ダービー）（東京競馬場・5月27日) 優勝 : タケホープ（騎手 : 嶋田功）
菊花賞（京都競馬場・11月11日）優勝 : タケホープ（騎手 : 嶋田功）
天皇賞（秋）（東京競馬場・11月25日）優勝 : タニノチカラ（騎手 : 田島日出雄）
有馬記念（中山競馬場・12月16日）優勝 : ストロングエイト（騎手 : 中島啓之）

中央競馬・障害

中山大障害（春）（中山競馬場・4月8日）優勝 : ナスノヒエン（騎手 : 金井国男）
中山大障害（秋（中山競馬場・12月23日）優勝：クリユタカ（騎手：法理弘）

中央競馬・アングロアラブ

地方競馬主要競走

川崎記念（川崎競馬場・2月2日）優勝 : ネロ（騎手 : 高橋三郎）
東京ダービー（大井競馬場・6月11日）優勝 : ヨウコウザン（騎手 : 岡部正道）
全日本アラブ大賞典（大井競馬場・12月10日）優勝 : ホウラツキー（騎手 : 佐々木竹見）
東京大賞典（大井競馬場・12月24日）優勝 : ヒデムサシ（騎手 : 辻野豊）

騎手招待競走

表彰

優駿賞

年度代表馬・最優秀4歳牡馬　タケホープ（牡4・東京）
大衆賞　ハイセイコー（牡4・東京）

リーディング

リーディングジョッキー

分類	騎手の氏名	勝利数
中央競馬	福永洋一	80
地方競馬
ばんえい競走

リーディングトレーナー

分類	騎手の氏名	勝利数
中央競馬	夏村辰男	48
地方競馬
ばんえい競走

リーディングサイアー

順位	中央競馬	地方競馬
1	チャイナロック

リーディングブルードメアサイアー

順位	中央競馬・地方競馬総合
1

フリーハンデ(優駿)

誕生

この年に生まれた競走馬は1976年のクラシック世代となる。

競走馬

人物

1月8日 - 酒井忍騎手（川崎）
1月12日 - オリビエ・ペリエ騎手（フランス）
1月22日 - 草地保隆騎手（岩手）
2月16日 - 土谷智紀騎手（JRA）
3月12日 - 小林淳一騎手（JRA）
8月3日 - 菊沢隆仁元騎手（JRA）
8月15日 - 橋本美純騎手（JRA）
9月25日 - 田中学騎手（園田）
10月23日 - 上村洋行騎手（JRA）
11月16日 - 吉永護騎手（JRA）

死去

競走馬

3月3日 - シプリアニ（Cipriani）
6月25日 - ハマノパレード

人物

6月30日 - 川上武一調教師（JRA）

出典・参考

『新版競馬歴史新聞』（競馬歴史新聞編集委員会編、日本文芸社、2004年 4月、ISBN 4-537-25205-7）

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 * 中央競馬の騎手2人が[[八百長]]をしていたとして[[競馬法]]違反で逮捕される。
-* 川崎競馬に所属する騎手1人、調教助手1人、厩務員1人が[[覚せい剤取締法]]違反で、また厩務員2人が競馬法違反で逮捕される。
+* 川崎競馬に所属する騎手1人、調教助手1人、厩務員1人が[[覚醒剤取締法]]違反で、また厩務員2人が競馬法違反で逮捕される。
 == 競走成績 ==