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「群馬県第3区」の版間の差分

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[[小選挙区制]]開始以来、[[農林水産大臣]]を務め、[[族議員|農林族]]として活躍してきた[[谷津義男]]が当選を続けてきたが、[[2009年]]は民主党新人・[[柿沼正明]]に敗れた。谷津は73歳までの年齢制限により[[比例北関東ブロック]]との[[重複立候補]]ができず落選した。
[[小選挙区制]]開始以来、[[農林水産大臣]]を務め、[[族議員|農林族]]として活躍してきた[[谷津義男]]が当選を続けてきたが、[[2009年]]は民主党新人・[[柿沼正明]]に敗れた。谷津は73歳までの年齢制限により[[比例北関東ブロック]]との[[重複立候補]]ができず落選した。


[[2012年]]の選挙では谷津の引退を受け、自民党はかつて[[自由民主党総務会|党総務会長]]を務め、2009年に落選した[[笹川堯]]の息子・[[笹川博義]]を擁立。全国的な自民党への追い風を受けて前職・柿沼を破り初当選(柿沼は比例復活できず)。2014年の47回選挙では、自民笹川、新たに民主党候補となった[[長谷川嘉一]]、共産党候補が出馬し、自民笹川が2選(長谷川は比例復活できず)。2017年の48回選挙では、自民笹川と[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]に入党した長谷川の2候補が出馬。共産党は長谷川を支援するため候補を取り下げた。結果は組織票を手堅く固めた自民笹川が3選。長谷川は比例復活し初当選となった。
[[2012年]]の選挙では谷津の引退を受け、自民党はかつて[[自由民主党総務会|党総務会長]]を務め、2009年に落選した[[笹川堯]]の息子・[[笹川博義]]を擁立。全国的な自民党への追い風を受けて前職・柿沼を破り初当選(柿沼は比例復活できず)。2014年の47回選挙では、自民笹川、新たに民主党候補となった[[長谷川嘉一]]、共産党候補が出馬し、自民笹川が2選(長谷川は比例復活できず)。2017年の48回選挙では、自民笹川と[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]に入党した長谷川の2候補が出馬。共産党は長谷川を支援するため候補を取り下げた。結果は組織票を手堅く固めた自民笹川が3選。長谷川は比例復活し初当選となった。


== 小選挙区選出議員 ==
== 小選挙区選出議員 ==
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2020年11月1日 (日) 09:48時点における版

日本の旗群馬県第3区

行政区域 太田市館林市邑楽郡
(2024年1月1日現在)
比例区 北関東ブロック
設置年 1994年
2022年区割変更)
選出議員 笹川博義
有権者数 319,027人
1.407 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2023年9月1日)
テンプレートを表示

群馬県第3区(ぐんまけんだい3く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域

歴史

旧群馬2区のうち太田市館林市新田郡尾島町新田町邑楽郡で構成されることとなった。その後区域は変更されていないが市町村合併により尾島町、新田町、薮塚本町、太田市が合併し新たに太田市となっている。

小選挙区制開始以来、農林水産大臣を務め、農林族として活躍してきた谷津義男が当選を続けてきたが、2009年は民主党新人・柿沼正明に敗れた。谷津は73歳までの年齢制限により比例北関東ブロックとの重複立候補ができず落選した。

2012年の選挙では谷津の引退を受け、自民党はかつて党総務会長を務め、2009年に落選した笹川堯の息子・笹川博義を擁立。全国的な自民党への追い風を受けて前職・柿沼を破り初当選(柿沼は比例復活できず)。2014年の47回選挙では、自民笹川、新たに民主党候補となった長谷川嘉一、共産党候補が出馬し、自民笹川が2選(長谷川は比例復活できず)。2017年の48回選挙では、自民笹川と立憲民主党に入党した長谷川の2候補が出馬。共産党は長谷川を支援するため候補を取り下げた。結果は組織票を手堅く固めた自民笹川が3選。長谷川は比例復活し初当選となった。

小選挙区選出議員

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 谷津義男 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年
第43回衆議院議員総選挙 2003年
第44回衆議院議員総選挙 2005年
第45回衆議院議員総選挙 2009年 柿沼正明 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 笹川博義 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年
第48回衆議院議員総選挙 2017年

選挙結果

第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 群馬県第3区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:30万6339人 最終投票率:50.87% (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
笹川博義51自由民主党83,446票
55.30%
――公明党推薦
比当長谷川嘉一64立憲民主党67,456票
44.70%
80.84%民進党群馬県総支部・社会民主党群馬県連合推薦
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 群馬県第3区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:29万9587人 最終投票率:51.86% (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
笹川博義48自由民主党83,837票
56.15%
――公明党
長谷川嘉一62民主党49,494票
33.15%
59.04%
渋沢哲男55日本共産党15,972票
10.70%
19.05%
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 群馬県第3区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:29万9459人 最終投票率:57.67% (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
笹川博義46自由民主党84,363票
51.11%
――公明党
柿沼正明47民主党37,878票
22.95%
44.90%
長谷川嘉一60日本未来の党33,793票
20.47%
40.06%新党大地
渋沢哲男53日本共産党9,025票
5.47%
10.70%
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 群馬県第3区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:29万9261人 最終投票率:69.33% (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
柿沼正明43民主党109,173票
53.99%
――
谷津義男75自由民主党89,436票
44.23%
81.92%
石見泰介47幸福実現党3,586票
1.77%
3.28%
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 群馬県第3区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
谷津義男71自由民主党111,034票
58.07%
――
柿沼正明39民主党69,734票
36.47%
62.80%
小菅啓司54日本共産党10,444票
5.46%
9.41%
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 群馬県第3区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
谷津義男69自由民主党91,330票
54.87%
――
長沼広53民主党67,087票
40.31%
73.46%
渋沢哲男44日本共産党8,019票
4.82%
8.78%
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 群馬県第3区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
谷津義男65自由民主党99,345票
57.56%
――
長沼広49民主党60,836票
35.25%
61.24%
渋沢哲男41日本共産党12,415票
7.19%
12.50%
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 群馬県第3区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
谷津義男62自由民主党85,562票
51.49%
――
笹川博義30新進党41,452票
24.94%
48.45%
長沼広46民主党28,901票
17.39%
33.78%
渋沢哲男37日本共産党10,262票
6.18%
11.99%

関連項目