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「新人王戦 (将棋)」の版間の差分

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2021年8月8日 (日) 10:04時点における版

新人王戦
棋戦の分類 一般棋戦(若手棋戦)
旧イベント名 新人王戦 U-26(2006-2007年)
開催概要
開催時期 10月(決勝)
初回開催 1970年(第1期)
持ち時間 3時間
番勝負 三番勝負
優勝賞金 未公表
主催 しんぶん赤旗
公式サイト 新人王戦|棋戦|日本将棋連盟
記録
現新人王 池永天志(第51期)
最多優勝 森安秀光森内俊之藤井猛(3期)
最長連覇 丸山忠久藤井猛増田康宏(2連覇)
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新人王戦(しんじんおうせん)は、しんぶん赤旗主催の将棋棋戦日本将棋連盟公式戦)。26歳・六段以下(タイトル戦経験者は除く)の棋士などが参加する優勝棋戦(一般棋戦)である。決勝は三番勝負で、例年10月から11月にかけて行われる。新人王が後にタイトルホルダーやA級棋士などの強豪になったケースは多く、若手プロ棋士の登龍門であるとされている。

方式

決勝戦対局会場には他の報道機関も取材に訪れる(第49期で優勝最年少記録を出した関西将棋会館)

若手の棋士女流棋士、アマチュア、奨励会員の計40名が参加するトーナメントを行い優勝者を決定する。

2005年秋から始まった第37期(2006年度)より参加資格がそれまでの制度(後述)から大幅に変更され、定員が42名に固定された[1]。特に、プロの参加が30歳以下から26歳以下に引き下げられたことにより、奨励会三段の出場枠は実質的に大きく広がった[注釈 1]。その際に、棋戦名が単なる「新人王戦」から「新人王戦 U-26」に改称された。第39期(2007年度)には再び「新人王戦」に名称が戻された[2]

第40期(2008年度)には、定員が最大40名(奨励会三段の出場人数は棋士の参加人数以下[注釈 2])に変更された。現在の参加資格は以下のとおり[3]

  1. 26歳以下かつ六段以下(ただしタイトル戦経験者を除く)の棋士全員[4]
  2. 26歳以下の女流棋士 4名(成績選抜による)[注釈 3]
  3. アマチュア 1名(赤旗名人、年齢制限無し)[注釈 4]
  4. 前期の奨励会三段リーグ成績上位者([出場人数]=40名-[上記1・2・3の合計人数])[注釈 3]

年齢については開始年(= 年度の前年)の10月1日を基準とする[3]。ただし27歳以上でも四段昇段から1年以内の棋士は1回に限り出場できる。

前期ベスト4以上で参加資格のある者はシードされ2回戦からの参加となる。また、棋士は基本的に2回戦からの登場であり、棋士の参加者数によっては女流棋士や奨励会員の一部も2回戦からの参加となる。決勝は三番勝負を行う。持ち時間は全ての対局で各3時間[3]

記念対局

新人王戦優勝者とタイトル保持者が記念対局を行う。非公式戦であり、成績は通算記録などに算入されない。

記念対局は、第36期(2005年度)までは公式戦であった。優勝者とその年の名人による記念対局が11月頃に行われた。2006年以降はタイトルホルダーのうちの1人との非公式の対局となっている。対局相手はスケジュール等を鑑みて決定される[5]

先後は振り駒を行わず、新人王が先手となる。ただし新人王がタイトルホルダーでもある場合は振り駒により先後を決めることとなっており[6]、2018年までに1999年の藤井猛、2005年の渡辺明(いずれも竜王就位)の2例がある。

対戦成績は、名人との公式戦だった時代は新人王の12勝24敗[7]、タイトルホルダーとの非公式戦となった2006年度から2018年度までは新人王の4勝9敗となっている[8][9]

特典

棋士の優勝者は、優勝翌年度のNHK杯戦にて、予選免除・本戦シード対象となる「公式棋戦優勝者」として扱われ、本戦1回戦から出場することが出来る(NHK杯戦に出場資格のない奨励会員・アマチュアは対象外だが、奨励会員が新人王戦参加中に四段昇段で棋士となって優勝した場合は本戦シード対象)。

奨励会員については、第44期新人王戦で奨励会三段の都成竜馬が優勝したことを受け、新人王戦で奨励会三段が優勝した場合、「進行中の三段リーグ終了時に次点がつく」という規定が新設された(ただし、この次点2つのみで四段昇段はできない)[10][11]。三段リーグにおける次点の詳細な規定については新進棋士奨励会#三段リーグを参照。

アマチュア及び女流棋士についても、2021年より、優勝した者に棋士編入試験の受験資格が与えられている[12]

インターネット配信

棋戦の性格上からか、インターネットでのライブ動画配信は行われてこなかったが、第48期(2017年)では3回戦の藤井聡太 対 横山大樹赤旗名人(アマチュア)の対局がAbemaTV将棋チャンネルで配信された[13]ほか、藤井が佐々木大地に敗れた準々決勝の対局[14]と、決勝三番勝負(増田康宏対佐々木大地)[15][16]ニコニコ生放送も加わって配信された。

第49期(2018年)でも同様に藤井の対局(初戦の2回戦:古森悠太[17]、3回戦:八代弥[18]、準々決勝:近藤誠也[19]、準決勝:青嶋未来[20]、決勝三番勝負:出口若武[21][22])が両サイトにより配信されている。さらに第49期を制した藤井と豊島将之二冠(棋聖・王位、対局当時)との記念対局も両局によって収録配信された[9]

第36期(2005年度)以前の制度

第36期以前は棋戦名が単に新人王戦であった。奨励会予選とトーナメント戦により優勝者を決定した。

奨励会予選

奨励会三段の全会員が参加するトーナメントで、6名が本戦に勝ち進めるシステムであった。持ち時間は各1時間。

この奨励会予選は第36期(2005年度 = 奨励会予選が行われたのは2004年)を最後に廃止された。

トーナメント戦

開始年10月1日時点での

  1. タイトル保持者を除く30歳以下かつ六段以下の棋士 全員
  2. 女流棋士 3名(成績選抜による。第36期は30歳以下[注釈 5]
  3. 奨励会三段 6名(奨励会予選通過者)
  4. アマチュア 1名(赤旗名人)

が本戦に参加していた[注釈 6]

1998年度(第30期)には1998年10月1日付で七段に昇段した藤井猛が出場している。

トーナメント形式であること、および、決勝が三番勝負であることは、第37期以降と同じであった。持ち時間は各4時間、決勝三番勝負のみ各5時間であり、いずれも第37期以降よりも長かった。

創設初期の制度

1970年度(第1回)準優勝の橋本三治は44歳、1971年度(第2回)優勝の若松政和は31歳、1974年度(第5回)準優勝の吉田利勝は41歳、1975年度(第6回)準優勝の桜井昇は34歳である。棋戦開設当初は、若手棋士の人数自体が少なかったこともあり、出場資格が「段位・六段以下」のみで、年齢の制限がなかった時期があったと思われる。

また、新人王戦の観戦記者だった奥山紅樹は1978年の著書『プロ棋士 その強さの秘密』(晩聲社)において、「奨励会二段から、35歳までの六段位棋士(年度途中の昇段者は可)が参加する」と書いている[23]

記録

  • 最長連覇 2連覇 丸山忠久、藤井猛、増田康宏
  • 最多優勝回数 3回 森安秀光、森内俊之、藤井猛
  • 最年少優勝 16歳2ヶ月 藤井聡太(第49期。最年少卒業記録でもある[注釈 7]
  • 最多出場記録 17回 宮田利男、中井広恵
  • 最多出場記録(制限年齢引き下げ後、第37期以降) 10回 阿部光瑠

奨励会三段の最高成績

第44期の都成竜馬が奨励会員として初めて優勝を果たした。この快挙を受け日本将棋連盟は、「新人王戦で奨励会三段が優勝した場合、進行中の三段リーグ終了時に次点をつける」という規定を設け、翌年の第55回奨励会三段リーグより適用することになった。

なお、第5期の青野照市・第18期の森内俊之・第37期の糸谷哲郎は出場時には三段で、勝ち進んでいる間に四段に昇段して優勝している。

アマチュアの最高成績

第41期(2010年度)では、元奨励会三段の加來博洋赤旗名人が決勝に進出した。1勝2敗でアマチュア初の公式棋戦優勝はならなかったが、アマチュアの公式棋戦準優勝は史上初の快挙であった[注釈 8]

歴代決勝結果

決勝三番勝負・記念対局の○●は優勝者から見た勝敗(三番勝負は左が第1局)。「年度」は決勝三番勝負が行われた西暦年と同じ。

☆は、出場時は三段であったものの、途中に四段に昇段してから優勝した棋士を示す。

制限年齢引き下げ前 / 名人との記念対局(公式戦)
年度 優勝者 勝敗 準優勝者 記念対局の勝敗
1 1970 山口英夫 ○○ 橋本三治 大山康晴
2 1971 若松政和 ○○ 森安秀光 大山康晴
3 1972 石田和雄 ○●○ 桐山清澄 中原誠
4 1973 森安秀光 ○●○ 勝浦修 中原誠
5 1974 青野照市 ○○ 吉田利勝 中原誠
6 1975 森安秀光 ○○ 桜井昇 中原誠
7 1976 石田和雄 ○○ 森安秀光 中原誠
8 1977 森安秀光 ○○ 真部一男 中原誠
9 1978 小阪昇 ●○○ 森安秀光 中原誠
10 1979 青野照市 ○○ 坪内利幸 中原誠
11 1980 森信雄 ○○ 島朗 中原誠
12 1981 田中寅彦 ○○ 伊藤果 中原誠
13 1982 小野修一 ○○ 島朗 加藤一二三
14 1983 中村修 ○○ 宮田利男 谷川浩司
15 1984 小野修一 ○○ 中村修 谷川浩司
16 1985 井上慶太 ●○○ 森下卓 中原誠
17 1986 塚田泰明 ○○ 脇謙二 中原誠
18 1987 森内俊之 ○○ 飯田弘之 中原誠
19 1988 羽生善治 ○○ 森内俊之 谷川浩司
20 1989 日浦市郎 ○○ 中川大輔 谷川浩司
21 1990 森下卓 ○○ 大野八一雄 中原誠
22 1991 森内俊之 ○○ 森下卓 中原誠
23 1992 佐藤秀司 ○○ 石飛英二(三段) 中原誠
24 1993 森内俊之 ○●○ 佐藤康光 米長邦雄
25 1994 丸山忠久 ○○ 郷田真隆 羽生善治
26 1995 丸山忠久 ●○○ 深浦康市 羽生善治
27 1996 藤井猛 ○●○ 丸山忠久 羽生善治
28 1997 藤井猛 ○○ 畠山鎮 谷川浩司
29 1998 三浦弘行 ○○ 畠山成幸 佐藤康光
30 1999 藤井猛 ○○ 堀口一史座 佐藤康光
31 2000 山崎隆之 ○●○ 北浜健介 丸山忠久
32 2001 松尾歩 ○○ 木村一基 丸山忠久
33 2002 木村一基 ●○○ 鈴木大介 森内俊之
34 2003 田村康介 ○●○ 行方尚史 羽生善治
35 2004 山崎隆之 ●○○ 佐藤紳哉 森内俊之
36 2005 渡辺明 ○○ 千葉幸生 森内俊之
制限年齢引き下げ後 / タイトル保持者との記念対局(非公式戦)
年度 優勝者 勝敗 準優勝者 記念対局の勝敗
37 2006 糸谷哲郎 ○○ 横山泰明 森内俊之 名人(棋王)
38 2007 村山慈明 ○○ 中村亮介 羽生善治 二冠(王座・王将)
39 2008 佐藤天彦 ○○ 星野良生(三段) 佐藤康光 棋王
40 2009 広瀬章人 ○○ 中村太地 羽生善治 名人(王将・王座・棋聖)
41 2010 阿部健治郎 ○●○ 加來博洋(アマ) 久保利明 二冠(王将・棋王)
42 2011 佐藤天彦 ●○○ 豊島将之 森内俊之 名人
43 2012 永瀬拓矢 ○●○ 藤森哲也 郷田真隆 棋王
44 2013 都成竜馬(三段) ●○○ 藤森哲也 羽生善治 三冠(王位・王座・棋聖)
45 2014 阿部光瑠 ●○○ 佐々木勇気 渡辺明 二冠(王将・棋王)
46 2015 菅井竜也 ●○○ 大橋貴洸(三段) 郷田真隆 王将
47 2016 増田康宏 ○○ 石田直裕 佐藤天彦 名人
48 2017 増田康宏 ○○ 佐々木大地 中村太地 王座
49 2018 藤井聡太 ○○ 出口若武(三段) 豊島将之 二冠(王位・棋聖)
50 2019 高野智史 ●○○ 増田康宏 木村一基 王位
51 2020 池永天志 ○○ 齊藤優希(三段) 渡辺明 名人(棋王・王将)
参加人数
合計 七段 六段 五段 四段 三段 女流 アマ
1 40 0 15 10 14 1 0 0
2 37 0 14 9 13 1 0 0
3 39 0 16 9 13 1 0 0
4 38 0 14 10 13 1 0 0
5 38 0 13 10 13 2 0 0
6 45 0 10 12 9 14 0 0
7 48 0 11 12 14 11 0 0
8 45 0 6 7 19 13 0 0
9 47 0 3 7 22 15 0 0
10 47 0 4 8 21 14 0 0
11 51 0 6 7 23 15 0 0
12 53 0 6 10 26 9 2 0
13 53 0 6 11 27 7 2 0
14 53 0 6 15 25 5 2 0
15 54 0 6 16 26 4 2 0
16 56 0 9 20 21 4 2 0
17 55 0 7 18 24 4 2 0
18 55 0 6 17 26 4 2 0
19 60 0 6 24 24 4 2 0
20 60 0 8 23 23 4 2 0
21 48 0 8 16 18 4 2 0
22 47 0 6 17 17 4 3 0
23 52 0 9 19 15 6 3 0
24 50 0 10 15 15 7 3 0
25 47 0 8 15 15 6 3 0
26 46 0 9 14 14 6 3 0
27 47 0 8 16 13 6 3 1
28 44 0 8 13 13 6 3 1
29 45 0 8 12 15 6 3 1
30 44 1 8 7 18 6 3 1
31 44 0 9 8 17 6 3 1
32 42 0 6 7 19 6 3 1
33 43 0 4 11 18 6 3 1
34 44 0 5 9 20 6 3 1
35 41 0 3 8 20 6 3 1
36 40 0 1 11 18 6 3 1
37 42 0 0 6 14 17 4 1
38 42 0 0 4 16 17 4 1
39 42 0 0 3 15 19 4 1
40 40 0 0 3 16 16 4 1
41 40 0 0 7 14 14 4 1
42 40 0 0 7 16 12 4 1
43 40 0 0 8 16 12 4 0
44 40 0 0 7 15 13 4 1
45 40 0 0 6 13 16 4 1
46 40 0 1 6 12 16 4 1
47 40 0 0 6 10 19 4 1
48 40 0 3 6 11 15 4 1
49 40 0 4 6 11 14 4 1
50 40 0 6 4 8 17 4 1
51 40 0 3 3 11 18 4 1
52 40 0 4 3 13 16 4 0

脚注

出典

  1. ^ 新人王戦システム変更のお知らせ(日本将棋連盟)
  2. ^ 『将棋年鑑 平成21年版』2008年。ISBN 978-4-8399-3261-9  288頁
  3. ^ a b c 新人王戦|棋戦|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2017年10月17日閲覧。
  4. ^ 第47期(2015年度)までは26歳以下かつ五段以下の棋士全員
  5. ^ 出演予定。(12/29~1/1) - 渡辺明ブログ”. blog.goo.ne.jp. 2021年1月5日閲覧。
  6. ^ 明日対局。 渡辺明ブログ、2005年11月23日(2019年5月18日閲覧。)
  7. ^ 毎日新聞・将棋のツイート 2018年10月25日(2018年10月27日閲覧)。
  8. ^ 毎日新聞・将棋のツイート 2018年10月25日(2018年10月27日閲覧)。
  9. ^ a b ニコ生公式_将棋 (2019年1月1日). “【第49期新人王戦 特別対局】「藤井聡太七段、豊島将之二冠に勝利」”. @nico2shogi. 2019年1月1日閲覧。
  10. ^ 新人王戦における奨励会三段優勝者の規定について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2014年1月14日). 2017年10月17日閲覧。
  11. ^ 新人王戦Vの三段に「次点」 将棋連盟が新規定”. 朝日新聞デジタル (2014年1月21日). 2014年1月25日閲覧。
  12. ^ 女流棋士・奨励会員・アマチュアにおける 棋戦優秀者への対応について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月25日閲覧。
  13. ^ 将棋・藤井聡太四段 16連勝なるか!? AbemaTVで第48期新人王戦を緊急生中継 - AbemaTIMES・2017年5月2日
  14. ^ 将棋☗第48期新人王戦 佐々木大地四段 vs 藤井聡太四段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  15. ^ 将棋☗第48期新人王戦 第1局 増田康宏四段 vs 佐々木大地四段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  16. ^ 将棋☗第48期新人王戦 第2局 増田康宏四段 vs 佐々木大地四段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  17. ^ 【将棋】第49期新人王戦 藤井聡太五段 vs 古森悠太四段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  18. ^ 【将棋】第49期新人王戦 藤井聡太七段 vs 八代弥六段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  19. ^ 【将棋】第49期新人王戦 藤井聡太七段 vs 近藤誠也五段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  20. ^ 【将棋】第49期新人王戦 準決勝 藤井聡太七段 vs 青嶋未来五段”. ニコニコ生放送. 2018年10月14日閲覧。
  21. ^ 【将棋】第49期新人王戦 決勝三番勝負 第1局 藤井聡太七段 vs 出口若武三段”. ニコニコ生放送. 2018年10月17日閲覧。
  22. ^ 【将棋】第49期新人王戦 決勝三番勝負 第2局 藤井聡太七段 vs 出口若武三段”. ニコニコ生放送. 2018年10月17日閲覧。
  23. ^ 同著 P.78

注釈

  1. ^ たとえば、2006年度と2007年度は17名、2008年度は19名であり、三段リーグの半数強が出場。
  2. ^ よって、棋士の参加が17名以下の場合は、総人数は40名に満たない。
  3. ^ a b 女流棋士ではない女性の奨励会員が女流タイトルを保持している場合も女流棋士枠で選抜対象となる場合があり、奨励会三段の西山朋佳は第48期と第49期で奨励会枠、第50期と第51期では女王のタイトル保持による女流枠で出場している。
  4. ^ 第51期の関矢寛之のように、新人王戦の進行中に年齢制限で奨励会退会となった元奨励会三段が、アマチュア扱いで参加を続ける例も存在する。
  5. ^ 第36期から女流棋士の年齢制限が始まったことにより、第35期までは常連であった清水市代中井広恵ら、女流将棋界の強豪が出場できなくなった。また、上述のとおり翌年の第37期からは、さらに棋士と女流棋士の年齢制限が26歳以下となった。
  6. ^ 第36期トーナメント戦の参加者は40名。
  7. ^ 第49期に参加が決まった時点では四段だったが、第49期進行中に一気に七段まで昇段したため、新人王戦に参加できるのはこの第49期が最後となった。
  8. ^ この5年後、2015年度の第6期加古川青流戦稲葉聡アマが優勝し、アマチュア初の公式棋戦優勝が達成された。

関連項目

外部リンク