「千年 (名古屋市)」の版間の差分
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| name = 千年 |
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2021年9月6日 (月) 08:59時点における版
千年 | |
---|---|
愛知県立熱田高等学校 | |
北緯35度6分48.04秒 東経136度53分55.26秒 / 北緯35.1133444度 東経136.8986833度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 |
熱田区 港区 |
町名制定 | 1971年(昭和46年)2月10日 |
人口 | |
• 合計 | 2,447人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
千年(ちとせ)は、愛知県名古屋市熱田区および港区の町名。現行行政地名は千年一丁目から千年三丁目及び字裏畑・平畑・船方[5][6]。住居表示は熱田区千年一丁目及び千年二丁目と港区千年二丁目及び千年三丁目が実施済み[5][7]。
地理
熱田区千年は区南東部に位置し、東は白鳥町・田中町・大瀬子町・南区明治、西は一番二丁目・南一番町、北は一番一丁目に接する。港区千年は区北東部に位置し、東は木場町、西は辰巳町・港明一丁目、南は作倉町に接する。
熱田区側は北から一・二丁目、港区側は二・三丁目で構成され、二丁目は両区にまたがる。町域の大半は町村制施行以前の旧千年村域で、堀川と国道154号で区切られた南北方向に長い町域となっている。小字をもつ単独町名としての千年は区画整理によりほとんどが消滅し、堀川の河川用地に僅かに残るのみである[6][5]。
字
単独町名としての千年には小字が残る。千年とその前身である千年村の小字は以下の通り[8][6]。ただし消滅した字については背景色 で示す。
字 | 読み | 備考 |
---|---|---|
裏畑 | うらはた | |
平畑 | ひらはた | |
船方 | ふなかた | |
イノ割 | いのわり | |
ロノ割 | ろのわり | |
ハノ割 | はのわり | |
ニノ割 | にのわり |
河川
- 堀川(白鳥橋・大瀬子橋・紀左ヱ門橋)
歴史
町名の由来
旧愛知郡千年村に由来する。千年の名は、作良新田と船方新田の合併により村名を決める際、当地には鶴が生息していたことから、「鶴は千年、亀は万年」の「千年」からとったものとされる[9][10]。
なお『熱田区誌』においては、この村名に関する逸話を天保年間(1830~1844年)のものとしているが、実際に千年村が成立したのは下記の通り1876年(明治9年)のことである[11][12]。
沿革
- 1876年(明治9年) - 作良新田と船方新田が合併し、千年村となる[13]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、宝田村大字千年となる[13]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 宝田村が明徳村、寛政村と合併し、小碓村大字千年となる[13]。
- 1907年(明治40年)7月16日 - 小碓村の一部が名古屋市に編入され、同市千年となる[13]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 行政区新設に伴い、南区所属となる[13]。
- 1912年(明治45年)
- 1913年(大正2年)4月29日 - 名古屋尚農会が採種田を設置[16]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 行政区再編に伴い、熱田区・港区所属となる[13][17]。
- 1949年(昭和24年)7月1日 - 港区千年の一部が港陽町となる[13]。
- 1971年(昭和46年)2月10日 -
- 1973年(昭和48年)10月20日 - 港区千年・熱田新田東組の各一部を同区千年二丁目に編入、および千年三丁目が成立。港区千年の残部が辰巳町、港明一丁目、港楽一・二丁目、港陽一・二丁目、作倉町となる[13]。
- 1976年(昭和51年)8月29日 - 熱田区一番町の一部を同区千年一丁目に編入[17]。
世帯数と人口
2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
区 | 丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|---|
熱田区 | 千年一丁目 | 614世帯 | 1,270人 |
千年二丁目 | 488世帯 | 1,137人 | |
熱田区 計 | 1,102世帯 | 2,407人 | |
港区 | 千年二丁目・三丁目 | 18世帯 | 40人 |
千年 計 | 1,120世帯 | 2,447人 |
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[18]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[19]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
区 | 丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|---|
熱田区 | 千年一丁目 | 全域 | 名古屋市立千年小学校 名古屋市立船方小学校 |
名古屋市立宮中学校 名古屋市立日比野中学校 |
尾張学区 |
千年二丁目 | 全域 | 名古屋市立千年小学校 | 名古屋市立宮中学校 | ||
港区 | 千年二丁目 | 全域 | 名古屋市立中川小学校 | 名古屋市立港明中学校 | |
千年三丁目 | 全域 |
施設
- 愛知時計電機本社
- 愛知県立熱田高等学校
- 名古屋市立千年小学校
- イオンタウン熱田千年
- 名古屋千年郵便局
- 名古屋市上下水道局千年水処理センター
- EQVo! by FEELちとせ店
- トーエネック本店別館
- UACJ名古屋製造所・技術開発研究所名古屋センター
交通
その他
日本郵便
- 集配担当する郵便局は以下の通りである[20]。
区 | 町丁 | 郵便番号 | 郵便局 |
---|---|---|---|
熱田区 | 千年一丁目・二丁目 | 456-0054[2] | 熱田郵便局 |
港区 | 千年二丁目・三丁目 | 455-0011[3] | 名古屋港郵便局 |
脚注
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2018年12月20日). 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b c “熱田区の町名”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2020年11月15日閲覧。
- ^ a b c “名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2021年2月14日閲覧。「名古屋市熱田区千年」のページを参考とした。
- ^ “港区の町名”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2020年11月15日閲覧。
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 906.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 828.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 529.
- ^ 『名古屋市熱田区誌』熱田区制50周年記念事業実行委員会、1987年、225頁。
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 430.
- ^ a b c d e f g h i 名古屋市計画局 1992, p. 836.
- ^ 名古屋市会事務局 1961, p. 403.
- ^ 名古屋市会事務局 1961, p. 404.
- ^ 名古屋市会事務局 1963, p. 203.
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 814.
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
参考文献
- 名古屋市会事務局 編『名古屋市会史 別巻 総合名古屋市年表(明治編)』名古屋市会事務局、1961年12月25日。全国書誌番号:49011381。
- 名古屋市会事務局 編『名古屋市会史 別巻第2 総合名古屋市年表(大正編)』名古屋市会事務局、1963年3月10日。全国書誌番号:49011382。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、千年 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。
一番一丁目 | ||||
一番二丁目・南一番町・ 辰巳町・港明一丁目 |
白鳥町・田中町・大瀬子町・ 木場町・南区明治 | |||
千年 | ||||
作倉町 |