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|style="text-align:center"|第28回||2008年<br />11月30日||東京||2400m||[[スクリーンヒーロー]]||牡4||JRA||2:25.5||[[ミルコ・デムーロ|M.デムーロ]]||[[鹿戸雄一]]||[[吉田照哉]] |
|style="text-align:center"|第28回||2008年<br />11月30日||東京||2400m||[[スクリーンヒーロー]]||牡4||JRA||2:25.5||[[ミルコ・デムーロ|M.デムーロ]]||[[鹿戸雄一]]||[[吉田照哉]] |
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|style="text-align:center"|第29回||2009年<br />11月29日||東京||2400m||[[ウオッカ]]||牝5||JRA||2:22.4||[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]||[[角居勝彦]]||[[谷水雄三]] |
|style="text-align:center"|第29回||2009年<br />11月29日||東京||2400m||[[ウオッカ (競走馬)|ウオッカ]]||牝5||JRA||2:22.4||[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]||[[角居勝彦]]||[[谷水雄三]] |
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|style="text-align:center"|[[第30回ジャパンカップ|'''第30回''']]||2010年<br />11月28日||style="white-space:nowrap"|東京||2400m||[[ローズキングダム]]<ref group="注">第30回は[[ブエナビスタ (競走馬)|ブエナビスタ]]が1位で入線したが最後の直線で2位入線の[[ローズキングダム]]の進路を妨害したとして、審議の結果2着に降着処分を受け、ローズキングダムが繰り上がりで優勝となった(参考:ブエナビスタの走破タイム 2:24.9)。</ref>||牡3||JRA||2:25.2||武豊||[[橋口弘次郎]]||[[サンデーレーシング|(有)サンデーレーシング]] |
|style="text-align:center"|[[第30回ジャパンカップ|'''第30回''']]||2010年<br />11月28日||style="white-space:nowrap"|東京||2400m||[[ローズキングダム]]<ref group="注">第30回は[[ブエナビスタ (競走馬)|ブエナビスタ]]が1位で入線したが最後の直線で2位入線の[[ローズキングダム]]の進路を妨害したとして、審議の結果2着に降着処分を受け、ローズキングダムが繰り上がりで優勝となった(参考:ブエナビスタの走破タイム 2:24.9)。</ref>||牡3||JRA||2:25.2||武豊||[[橋口弘次郎]]||[[サンデーレーシング|(有)サンデーレーシング]] |
2021年11月10日 (水) 00:17時点における版
ジャパンカップ(国際招待) JAPAN CUP | |
---|---|
2019年(第39回)優勝馬:スワーヴリチャード | |
開催国 | 日本 |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 東京競馬場 |
創設 | 1981年11月22日 |
2021年の情報 | |
距離 | 芝2400m |
格付け | GI |
賞金 |
1着賞金3億円 |
出走条件 | サラ系3歳以上(国際招待)(指定) |
負担重量 | 定量(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減) |
出典 | [1][2] |
ジャパンカップは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)である。英称の頭文字から、JCという略称も用いられることがある[3]。
正賞はロンジン賞、日本馬主協会連合会会長賞、東京馬主協会賞[1][2]。
概要
1981年に創設された国際招待競走で、日本初の国際GIでもある[4]。また、国際競走であるため、JRAの厩舎関係者表彰においては、最優秀騎手賞と最優秀調教師賞の資格を得るにあたり「1着をとらねばならない競走」のひとつに指定され、いわゆる「八大競走」と同格の扱いを受けていた[5]。
かつては中山グランドジャンプとジャパンカップダートも国際招待競走になっていたが、中山グランドジャンプは2011年より[6]、ジャパンカップダートは2014年よりチャンピオンズカップに改称の上、いずれもJRAが馬や関係者の諸費用を負担しない国際競走となっている。
本競走は2014年にスイス発祥の世界大手時計メーカー・ロンジンとパートナーシップを締結し公式計時もロンジンがサポート[7]しており、2020年現在の正式名称は「ジャパン・オータムインターナショナル ロンジン賞 ジャパンカップ」となっている[1]。
国際的評価
世界の競馬開催国は国際セリ名簿基準委員会(ICSC)によってパートIからパートIVまでランク分けされており、2014年時点で日本は平地競走が最上位のパートI、障害競走はパートIVにランク付けされている[8]。
国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表した「世界のトップ100GIレース」によると、2018年の格付ランキングでは世界7位、日本のレースでは有馬記念を抜いて1位(有馬記念は日本2位)に位置付けられている[9]。2019年のランキングでは世界46位、日本のレースでは7位[10]。2020年は世界3位、日本の中では1位となっている[11]。
競走条件
出走資格:サラ系3歳以上(出走可能頭数:最大18頭)
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(選定馬のみ)
- 本競走に出走登録した外国馬(優先出走)
負担重量:定量(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
日本馬の出走権
- レーティング110(牝馬は106)以上の上位5頭に優先出走権が与えられる[2](レーティングが同じ値の場合は「近走成績や距離実績などを総合的に勘案して」順位をつけているとしている[12])。
- その他は「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI競走の収得賞金」の総計が多い順に出走できる[2][13]。
外国馬の出走権
出馬投票を行った外国馬は、優先出走が認められている[13]。
また、JRAが指定した競走(下表参照)の上位馬に対し、優先出走権を与えている[14]。
開催国・競走名 | 格 | 競馬場 | 距離 | 優先出走権対象馬 | 優先出走権付与年 |
---|---|---|---|---|---|
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス | G1 | アスコット | 芝11f211y | 1着馬・2着馬 | 2008年 - |
凱旋門賞 | G1 | パリロンシャン | 芝2400m | ||
アイリッシュチャンピオンステークス | G1 | レパーズタウン | 芝10f | 1着馬 | |
バーデン大賞 | G1 | バーデンバーデン | 芝2400m | ||
アーリントンミリオンステークス | G1 | アーリントンパーク | 芝10f | 2009年 -[要出典] | |
ブリーダーズカップ・ターフ | G1 | 持ち回り | 芝12f | 2011年 -[要出典] |
賞金・褒賞金
2021年の1着賞金は3億円で、以下2着1億2000万円、3着7500万円、4着4500万円、5着3000万円[1]。
1着賞金は有馬記念と並んで中央競馬・地方競馬を通じて最高額[15][注 1]。
褒賞金制度
天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念の3競走を同一年にすべて優勝したJRA所属馬には内国産馬2億円、外国産馬1億円の褒賞金が交付される[18]。
また、指定競走(下表参照)の当年優勝馬がジャパンカップに出走した場合に褒賞金を交付している[19]。
- 指定外国競走
- 競走名の「英」はイギリス (グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)、「仏」はフランス、「愛」はアイルランド。"f"はハロン (≒201.17 m)、"y"はヤード (=0.9144 m)。
開催国・競走名 | 格 | 競馬場 | 距離 |
---|---|---|---|
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス | G1 | アスコット | 芝11f211y |
凱旋門賞 | G1 | パリロンシャン | 芝2400m |
バーデン大賞 | G1 | バーデンバーデン | 芝2400m |
ミスターD.ステークス | G1 | アーリントンパーク | 芝10f |
ブリーダーズカップ・ターフ | G1 | 持ち回り | 芝12f |
英ダービー | G1 | エプソム | 芝12f6y |
仏ダービー | G1 | シャンティイ | 芝2100m |
愛ダービー | G1 | カラ | 芝12f |
カナディアンインターナショナルステークス | G1 | ウッドバイン | 芝12f |
コックスプレート | G1 | ムーニーヴァレー | 芝2040m |
パリ大賞典 | G1 | パリロンシャン | 芝2400m |
インターナショナルステークス | G1 | ヨーク | 芝10f56y |
サンクルー大賞 | G1 | サンクルー | 芝2400m |
ドバイシーマクラシック | G1 | メイダン | 芝2410m |
英チャンピオンステークス | G1 | アスコット | 芝9f212y |
プリンスオブウェールズステークス | G1 | アスコット | 芝9f212y |
エクリプスステークス | G1 | サンダウン | 芝9f209y |
ソードダンサーステークス | G1 | サラトガ | 芝12f |
愛チャンピオンステークス | G1 | レパーズタウン | 芝10f |
ジョーハーシュ・ターフクラシック | G1 | ベルモントパーク | 芝12f |
コーフィールドカップ | G1 | コーフィールド | 芝2400m |
メルボルンカップ | G1 | フレミントン | 芝3200m |
マンハッタンステークス | G1 | ベルモントパーク | 芝10f |
タンクレッドステークス | G1 | ローズヒルガーデンズ | 芝2400m |
過去の指定外国競走
開催国・競走名 | 格 | 競馬場 | 距離 |
---|---|---|---|
ブリーダーズカップ・クラシック | G1 | 持ち回り | ダート10f |
ドバイワールドカップ | G1 | メイダン | ダート2000m[20] |
- 褒賞金の額
本競走1着馬 | 本競走2着馬 | 本競走3着馬 | 左記以外 | |
---|---|---|---|---|
外国調教馬 | 300万米ドル | 120万米ドル | 75万米ドル | 20万米ドル |
日本調教馬 | 200万米ドル | 40万米ドル | 25万米ドル | 10万米ドル |
歴史
1970年代後半より「世界に通用する強い馬づくり」が提唱され[4][21]、日本国外の調教馬を招待して国際競走を開催する計画も持ち上がっていたが、招待馬の選定にあたり日本中央競馬会と各国との意向に齟齬があり実現しなかった[22]経緯がある。1981年に日本初の国際招待競走として、ジャパンカップが創設された。
第1回は北米とアジア地区から招待馬を選出したが、翌年からは招待範囲がヨーロッパ、オセアニアにも広げられ[4]、参加国の多さから「世界一の競走」「競馬のオリンピック」と評されることもあった[21]。さらに1983年からは、地方競馬の所属馬も招待対象に加えられた[4]。
第1回の優勝馬は、アメリカからやってきた成績の目立たない牝馬の上、当時のコースレコードを1秒更新したことから、日本の競馬関係者に「(日本馬は)永遠に勝てないのではないか」と思わせる衝撃を与えた。そうした懸念は極端なものであったが[23]、創設から1990年までの10年間は外国招待馬の8勝に対し、日本馬はカツラギエース(1984年)とシンボリルドルフ(1985年)の2勝にとどまり、外国招待馬の活躍が目立っていた[4][注 2]。しかし、その後は日本馬の活躍が目立つようになり、また外国招待馬の頭数も減った(後述)ことから、2004年から2013年までの10年間でみると外国招待馬は1勝、日本馬は9勝と完全に逆転した[4]。創設から2020年までの優勝は外国招待馬14勝、日本馬26勝である。
年表
- 1981年 - 4歳以上の馬による国際招待競走「ジャパンカップ」を創設、東京競馬場の芝2400mで施行[4]。
- 1984年 - JRAグレード制施行によりGI[注 3]に格付け。
- 1992年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)により国際GIに指定。
- 1999年 - ワールドレーシング・チャンピオンシップに参加(2005年まで)[4]。
- 2000年 - この年から日本の最高賞金競走となる。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準化により、出走条件を「3歳以上」に変更。
- 2008年 - ジャパン・オータムインターナショナルの構成レースに指定[4]。
- 2014年 - ロンジン社とパートナーシップを締結[7]。
- 2019年
歴代優勝馬
コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
外国馬の所属表記は、調教国の出典が示されているもののみ記載する。
回 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1981年 11月22日 |
東京 | 2400m | メアジードーツ | 牝5 | USA[26][27] | 2:25.3 | C.アスムッセン | J.フルトン | A.D.シェフラー |
第2回 | 1982年 11月28日 |
東京 | 2400m | ハーフアイスト | 牡3 | USA[27] | 2:27.1 | D.マクベス | S.ホッフ | B.R.ファイアーストーン |
第3回 | 1983年 11月27日 |
東京 | 2400m | スタネーラ | 牝5 | IRE[27] | 2:27.6 | B.ラウス | F.ダン | F.ダン |
第4回 | 1984年 11月25日 |
東京 | 2400m | カツラギエース | 牡4 | JRA[27] | 2:26.3 | 西浦勝一 | 土門一美 | 野出一三 |
第5回 | 1985年 11月24日 |
東京 | 2400m | シンボリルドルフ | 牡4 | JRA[27] | 2:28.8 | 岡部幸雄 | 野平祐二 | シンボリ牧場 |
第6回 | 1986年 11月23日 |
東京 | 2400m | ジュピターアイランド | 牡7 | GBR[27] | 2:25.0 | P.エデリー | C.ブリテン | タビストック侯爵 |
第7回 | 1987年 11月29日 |
東京 | 2400m | ルグロリュー | 牡3 | FRA[27] | 2:24.9 | A.ルクー | R.コレ | S.ウォルフ |
第8回 | 1988年 11月27日 |
東京 | 2400m | ペイザバトラー | 牡4 | USA[27] | 2:25.5 | C.マッキャロン | R.フランケル | エドムンド・ガン |
第9回 | 1989年 11月26日 |
東京 | 2400m | ホーリックス | 牝6 | NZL[27][28] | 2:22.2 | L.オサリバン | D.オサリバン | G.W.ド・グルシー |
第10回 | 1990年 11月25日 |
東京 | 2400m | ベタールースンアップ | 騸5 | AUS[27] | 2:23.2 | M.クラーク | D.ヘイズ | G.ファラー |
第11回 | 1991年 11月24日 |
東京 | 2400m | ゴールデンフェザント | 牡5 | USA[27] | 2:24.7 | G.スティーヴンス | C.ウィッティンガム | B.マクノール |
第12回 | 1992年 11月29日 |
東京 | 2400m | トウカイテイオー | 牡4 | JRA | 2:24.6 | 岡部幸雄 | 松元省一 | 内村正則 |
第13回 | 1993年 11月28日 |
東京 | 2400m | レガシーワールド | 騸4 | JRA | 2:24.4 | 河内洋 | 森秀行 | (株)ホースタジマ |
第14回 | 1994年 11月27日 |
東京 | 2400m | マーベラスクラウン | 騸4 | JRA | 2:23.6 | 南井克巳 | 大沢真 | 笹原貞生 |
第15回 | 1995年 11月26日 |
東京 | 2400m | ランド | 牡5 | GER[29] | 2:24.6 | M.ロバーツ | H.イエンチ | イットリンゲン牧場 |
第16回 | 1996年 11月24日 |
東京 | 2400m | シングスピール | 牡4 | GBR[29] | 2:23.8 | L.デットーリ | M.スタウト | H.H.シェイク・モハメド |
第17回 | 1997年 11月23日 |
東京 | 2400m | ピルサドスキー | 牡5 | GBR[29] | 2:25.8 | M.キネーン | M.スタウト | ウェインストック卿 |
第18回 | 1998年 11月29日 |
東京 | 2400m | エルコンドルパサー | 牡3 | JRA | 2:25.9 | 蛯名正義 | 二ノ宮敬宇 | 渡邊隆 |
第19回 | 1999年 11月28日 |
東京 | 2400m | スペシャルウィーク | 牡4 | JRA | 2:25.5 | 武豊 | 白井寿昭 | 臼田浩義 |
第20回 | 2000年 11月26日 |
東京 | 2400m | テイエムオペラオー | 牡4 | JRA | 2:26.1 | 和田竜二 | 岩元市三 | 竹園正繼 |
第21回 | 2001年 11月25日 |
東京 | 2400m | ジャングルポケット | 牡3 | JRA | 2:23.8 | O.ペリエ | 渡辺栄 | 齊藤四方司 |
第22回 | 2002年 11月24日 |
中山 | 2200m | ファルブラヴ | 牡4 | ITA[29] | 2:12.2 | L.デットーリ | L.ダウリア | スクデリーア・ランカティ |
第23回 | 2003年 11月30日 |
東京 | 2400m | タップダンスシチー | 牡6 | JRA | 2:28.7 | 佐藤哲三 | 佐々木晶三 | (株)友駿ホースクラブ |
第24回 | 2004年 11月28日 |
東京 | 2400m | ゼンノロブロイ | 牡4 | JRA | 2:24.2 | O.ペリエ | 藤沢和雄 | 大迫忍 |
第25回 | 2005年 11月27日 |
東京 | 2400m | アルカセット | 牡5 | GBR[29] | 2:22.1 | L.デットーリ | L.クマーニ | M.チャールトン |
第26回 | 2006年 11月26日 |
東京 | 2400m | ディープインパクト | 牡4 | JRA | 2:25.1 | 武豊 | 池江泰郎 | 金子真人ホールディングス(株) |
第27回 | 2007年 11月25日 |
東京 | 2400m | アドマイヤムーン | 牡4 | JRA | 2:24.7 | 岩田康誠 | 松田博資 | ダーレー・ジャパン・ファーム(有) |
第28回 | 2008年 11月30日 |
東京 | 2400m | スクリーンヒーロー | 牡4 | JRA | 2:25.5 | M.デムーロ | 鹿戸雄一 | 吉田照哉 |
第29回 | 2009年 11月29日 |
東京 | 2400m | ウオッカ | 牝5 | JRA | 2:22.4 | C.ルメール | 角居勝彦 | 谷水雄三 |
第30回 | 2010年 11月28日 |
東京 | 2400m | ローズキングダム[注 4] | 牡3 | JRA | 2:25.2 | 武豊 | 橋口弘次郎 | (有)サンデーレーシング |
第31回 | 2011年 11月27日 |
東京 | 2400m | ブエナビスタ | 牝5 | JRA | 2:24.2 | 岩田康誠 | 松田博資 | (有)サンデーレーシング |
第32回 | 2012年 11月25日 |
東京 | 2400m | ジェンティルドンナ | 牝3 | JRA | 2:23.1 | 岩田康誠 | 石坂正 | (有)サンデーレーシング |
第33回 | 2013年 11月24日 |
東京 | 2400m | ジェンティルドンナ | 牝4 | JRA | 2:26.1 | R.ムーア | 石坂正 | (有)サンデーレーシング |
第34回 | 2014年 11月30日 |
東京 | 2400m | エピファネイア | 牡4 | JRA | 2:23.1 | C.スミヨン | 角居勝彦 | (有)キャロットファーム |
第35回 | 2015年 11月29日 |
東京 | 2400m | ショウナンパンドラ | 牝4 | JRA | 2:24.7 | 池添謙一 | 高野友和 | 国本哲秀 |
第36回 | 2016年 11月27日 |
東京 | 2400m | キタサンブラック | 牡4 | JRA | 2:25.8 | 武豊 | 清水久詞 | (有)大野商事 |
第37回 | 2017年 11月26日 |
東京 | 2400m | シュヴァルグラン | 牡5 | JRA | 2:23.7 | H.ボウマン | 友道康夫 | 佐々木主浩 |
第38回 | 2018年 11月25日 |
東京 | 2400m | アーモンドアイ | 牝3 | JRA | 2:20.6 | C.ルメール | 国枝栄 | (有)シルクレーシング |
第39回 | 2019年 11月24日 |
東京 | 2400m | スワーヴリチャード | 牡5 | JRA | 2:25.9 | O.マーフィー | 庄野靖志 | (株)NICKS |
第40回 | 2020年 11月29日 |
東京 | 2400m | アーモンドアイ | 牝5 | JRA | 2:23.0 | C.ルメール | 国枝栄 | (有)シルクレーシング |
ジャパンカップの記録
- レースレコード - 2分20秒6(第38回優勝馬アーモンドアイ)[4]
- 最多勝利 - 2勝 ジェンティルドンナ(第32回・第33回)、アーモンドアイ(第38回・第40回)
外国馬の参戦について
ジャパンカップを含む一連のジャパン・オータム・インターナショナルシリーズの直後に、香港国際競走が行われ、そちらへ外国調教馬の参戦が多くなりつつあり、実際ジャパンカップは2019年の開催で外国馬の参加が一頭もないという異常事態となったことを踏まえ、2021年6月28日に日本中央競馬会関西定例会見(大阪市)の席で、「これまで、外国馬の関係者からは、帯同馬を連れていきたいが、走るレースがないと聞いたことがあったのです。今はジャパンカップの前日(平年の第5回東京競馬第7日)に「キャピタルステークス」がありますが、今年(2021年)から、外国馬の大量参戦を促すために、ジャパンカップが開催される週に、賞金条件戦クラスで国際競走を新設する」ことを目指すと、国際・競走担当理事の臼田雅弘が明かした[30]。
そして2021年8月1日に発表された「令和3年度秋季競馬番組」[31]において、調教などで帯同する予定の馬の出走機会を拡大しつつ、ジャパンカップに出走を予定する外国馬がジャパンカップに出走しやすい環境を提供することを目指し、次の競走を国際競走に指定することになった。
競走名 | 施行競馬場 | 開催日・競走番号 | 出走条件 | 距離 |
---|---|---|---|---|
(一般競争) | 東京競馬場 | 第5回東京競馬第7日第8競走 | 3歳以上・2勝馬クラス[注 5] | ダート1400m |
シャングリラステークス | 第5回東京競馬第7日第10競走 | 3歳以上・3勝馬クラス[注 6] | ||
オリエンタル賞 | 第5回東京競馬第8日第9競走 | 3歳以上・2勝馬クラス[注 5] | 芝2000m | |
ウェルカムステークス | 第5回東京競馬第8日第11競走[注 7] | 3歳以上・3勝馬クラス[注 6] |
脚注・出典
注釈
- ^ 地方競馬で施行する競走では、JBCクラシック(JpnI)と、東京大賞典(GI)の1着賞金8000万円が最高額[16][17]。
- ^ 第3回から第9回までは複勝圏(3着以内)には必ず来ている。
- ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。国際的にはリステッド競走扱い。
- ^ 第30回はブエナビスタが1位で入線したが最後の直線で2位入線のローズキングダムの進路を妨害したとして、審議の結果2着に降着処分を受け、ローズキングダムが繰り上がりで優勝となった(参考:ブエナビスタの走破タイム 2:24.9)。
- ^ a b 旧1000万円以下クラス
- ^ a b 旧1600万円以下=準オープンクラス
- ^ メイン競走の「ジャパンカップ」は第12競走で施工。
出典
- ^ a b c d e “令和3年第5回東京競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c d e “令和3年度重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 43. 2021年10月30日閲覧。
- ^ 日刊競馬で振り返るGI(第5回ジャパンカップ) - 日刊競馬新聞社、2015年2月13日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j “今週の注目レース(レースについて:ジャパンカップ)”. 日本中央競馬会. 2015年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月21日閲覧。
- ^ 「サークルだより『障害100勝騎手を表彰』」『優駿』、日本中央競馬会、1982年2月、84頁。
- ^ “2011年度開催日割および重賞競走について”. 日本中央競馬会 (2010年10月18日). 2010年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月30日閲覧。
- ^ a b ロンジン、公式計時としてジャパンカップをサポート - Gressive、2019年11月18日閲覧
- ^ “INTERNATIONAL GRADING AND RACE PLANNING ADVISORY COMMITTEE "INTERNATIONAL CATALOGUING STANDARDS and INTERNATIONAL STATISTICS 2014"” (PDF) (英語). The Jockey Club Information Systems, Inc.. 2015年3月7日閲覧。
- ^ JRAニュース『世界のトップ100 GⅠレースがIFHAから発表!』
- ^ JRAニュース『世界のトップ100 GⅠレースがIFHAから発表!』
- ^ “International Federation of Horseracing Authorities”. www.ifhaonline.org. 2021年1月26日閲覧。
- ^ “【ジャパンカップ(GI)】特別登録日本馬のレーティング順位”. 日本中央競馬会. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b “競馬番組一般事項” (PDF). 日本中央競馬会 (2021年). 2021年10月30日閲覧。
- ^ “ジャパンカップへの優先出走について”. JRAニュース. 日本中央競馬会. 2008年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月7日閲覧。
- ^ “令和3年度重賞競走一覧” (PDF). 日本中央競馬会. 2021年10月30日閲覧。
- ^ “ダート交流重賞競走一覧”. 地方競馬全国協会. 2021年10月30日閲覧。
- ^ “JBC実施要綱等 JBC特設サイト2021”. 地方競馬全国協会. 2021年10月30日閲覧。
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- ^ ジャパンCウイークに2、3勝クラスの国際競走新設へ「帯同馬が出走できるレースを」2021年6月28日 14:43 スポーツニッポン
- ^ 「2021年度秋季競馬番組が決定しました」の「○2021年度競馬番組の概要(秋季)PDFファイル 355KB」5ページ(9)ジャパンカップ実施週の(国際)=〇囲みについて参照
各回競走結果の出典
- 「ジャパンカップ(国際招待)」『中央競馬全重賞成績集【GI編】』日本中央競馬会、1996年、853-886頁。 1981年 - 1995年
- JRA年度別全成績
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- netkeiba.comより(最終閲覧日:2017年11月26日)
- 馬主名義についての出典
- 日本馬主協会連合会(編)『日本馬主協会連合会40年史』(日本馬主協会連合会、2001年):1981年 - 2000年
参考文献
- 中央競馬ピーアール・センター編 『ジャパンカップのあゆみ』、日本中央競馬会、1992年
外部リンク
- 今週の注目レース(第40回ジャパンカップ) - 日本中央競馬会