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「富良野駅」の版間の差分

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* [[2007年]](平成19年)12月20日:駅前広場供用開始<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0010259009 |title=ロータリー、駐車場…富良野の玄関整然*駅前広場が供用開始*利便性向上に期待 |date=2007-12-21 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2018-05-27}}</ref>。
* [[2007年]](平成19年)12月20日:駅前広場供用開始<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0010259009 |title=ロータリー、駐車場…富良野の玄関整然*駅前広場が供用開始*利便性向上に期待 |date=2007-12-21 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2018-05-27}}</ref>。
* [[2016年]](平成28年)10月31日:キヨスク閉店。
* [[2016年]](平成28年)10月31日:キヨスク閉店。
* 未定 - 根室線の当駅 - 新得駅間が廃止予定。<ref>{{Cite web |url=https://www.sankei.com/article/20220129-DMWPR5AZ3FJWZH3J6RCGMAHMCA/ |title=JR根室線、一部区間で事実上の存続断念 バス転換へ |date=2002-01-29 |publisher=産経新聞 |accessdate=2022-01-29}}</ref>


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==

2022年1月29日 (土) 03:01時点における版

富良野駅
駅舎(2011年9月)
ふらの
Furano
地図
所在地 北海道富良野市日の出町1
北緯43度20分48.74秒 東経142度23分28.61秒 / 北緯43.3468722度 東経142.3912806度 / 43.3468722; 142.3912806座標: 北緯43度20分48.74秒 東経142度23分28.61秒 / 北緯43.3468722度 東経142.3912806度 / 43.3468722; 142.3912806
駅番号 T30
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 ラノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
596人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1900年明治33年)8月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 根室本線
キロ程 54.6 km(滝川起点)
T28 野花南 (19.4 km)
(6.3 km) 布部 T31
所属路線 富良野線
キロ程 54.8 km(旭川起点)
*F44 学田 (2.3 km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
*この間に本社鉄道事業本部直轄エリアと旭川支社境界あり(当駅は本社管内)
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富良野駅(ふらのえき)は、北海道富良野市日の出町1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。JR北海道の駅番号T30

概要

根室本線所属線としており[1]、当駅を終点とする富良野線を加えた2路線が乗り入れている。かつては特急「おおぞら」、急行「狩勝」の停車駅であった。現在は観光シーズンに札幌発着の臨時リゾート特急「フラノエクスプレス」が運転している。富良野線は北海道旅客鉄道旭川支社の管轄であるが、当駅は北海道旅客鉄道鉄道事業本部管内となるため、富良野線の場内信号機を管轄境界としている。駅名は、アイヌ語の「フラ・ヌイ」(臭いがするところ)に由来している。この臭いとは十勝岳の噴気や温泉水に含まれる硫黄の臭いである。

歴史

1977年(昭和52年)の富良野駅と周囲約1.2 km範囲。下が根室本線新得方面。上の右が富良野線旭川方面、左が根室本線滝川方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 1900年明治33年)
    • 8月1日:北海道官設鉄道十勝線上富良野駅 - 当駅間開業に伴い、下富良野駅(しもふらのえき)として開業(一般駅)。下富良野機関庫設置。
    • 12月2日:当駅 - 鹿越駅間延伸開業。
  • 1901年(明治34年)9月3日:下富良野機関庫が落合機関庫下富良野派出所となる。
  • 1905年(明治38年)4月1日:鉄道作業局移管。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、釧路線(後に釧路本線→根室本線)所属となる。
  • 1913年大正2年)
    • 10月21日:落合機関庫下富良野派出所が落合機関庫下富良野分庫となる。
    • 11月10日:釧路本線当駅 - 滝川駅間開業(旭川駅までの路線は富良野線と改称)。
  • 1914年(大正3年)4月1日:落合機関庫下富良野分庫が下富良野機関庫となる。
  • 1942年昭和17年)4月1日:富良野駅と改称。下富良野機関区も富良野機関区と改称。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道移管。
  • 1981年(昭和56年)10月1日:石勝線開通し、特急『おおぞら』全列車が石勝線経由に変更となったことに伴い、当駅に停車する定期優等列車は急行「狩勝」2往復のみとなる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:貨物取扱い廃止し、旅客駅となる。富良野コンテナセンター設置し、自動車代行輸送開始。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月31日:貨物取扱い再開(一般駅に戻る)。秋・冬季のみ貨物列車運行。
    • 4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道・JR貨物の駅となる。JR貨物は富良野コンテナセンターを継承。
  • 1990年平成2年)9月1日:急行「狩勝」の快速列車格下げに伴い、当駅を発着する定期優等列車がなくなる。
  • 2000年(平成12年)1月13日:東西自由通路 「ポッポブリッジ」供用開始[2][3]
  • 2006年(平成18年)4月1日:富良野コンテナセンター廃止し、富良野駅に統合。
  • 2007年(平成19年)12月20日:駅前広場供用開始[4]
  • 2016年(平成28年)10月31日:キヨスク閉店。
  • 未定 - 根室線の当駅 - 新得駅間が廃止予定。[5]

駅構造

2面4線の島式ホームを有する地上駅。駅舎とホーム間の移動には跨線橋を利用する。また、1番線と6番線は留置線となっている。社員配置駅みどりの窓口:朝晩は無人)・自動券売機と、飲食店として立ち食いそば・うどん店を設置している。改札外に男女別の水洗式便所がある。ジェイアール北海道レンタリース(駅レンタカー)富良野営業所を併設している[6]

のりば

番線 路線 方向 行先
2 根室本線 上り 滝川方面
3 下り 東鹿越新得方面
4・5 富良野線 上り 旭川方面

貨物駅

JR貨物の駅は旅客駅西口の北側にある。1面1線のコンテナホームを有しており、ホームの北端は国道237号に接続する。コンテナ貨物の取扱駅で、12フィートコンテナのみを取り扱う。当駅の取扱品はタマネギジャガイモなどの農産物が多いため、季節によって取扱量が大きく変動する。そのため、年間を通して札幌貨物ターミナル駅まで運行するトラック便が1日3往復あるほか、収穫期の秋・冬季のみに臨時高速貨物列車を1日2往復設定している。

利用状況

旅客

  • JR北海道によると、乗車人員(特定の平日の調査日)平均は以下のとおりである。
調査対象の5年間 5年間の各調査日における
平均乗車人員
(単位:人)
出典
2012 - 2016年(平成24 - 28年) 552.8 [JR北 1][JR北 2][JR北 3]
2013 - 2017年(平成25 - 29年) 542.4 [JR北 4][JR北 5]
2014 - 2018年(平成26 - 30年) 529.2 [JR北 6][JR北 7][JR北 8]
2015 - 2019年(平成27 - 令和元年) 500.4 [JR北 9][JR北 10][JR北 11]
2016 - 2020年(平成28 - 令和02年) 475.6 [JR北 12]
  • 「富良野市統計書」によると、JR北海道経営企画部提供の輸送実績は以下のとおりである。
年度 年間乗車人員推移
(千人)
乗車人員推移
(一日平均)
出典
2011年(平成23年) 265 724 [7]
2012年(平成24年) 267 732
2013年(平成25年) 254 696
2014年(平成26年) 254 696
2015年(平成27年) 248 678
2016年(平成28年) 245 671 [8]
2017年(平成29年) 240 658 [9]
2018年(平成30年) 228 625 [10]
2019年(令和元年) 218 596 [11]

貨物

「富良野市統計書」によると、JR貨物北海道支社提供の輸送実績は以下のとおりである。

年度 年間貨物トン数
発送 到着 出典
2011年(平成23年) 64,453 6,366 [7]
2012年(平成24年) 81,655 7,435
2013年(平成25年) 78,619 7,041
2014年(平成26年) 82,811 6,602
2015年(平成27年) 90,310 7,001
2016年(平成28年) 79,803 6,543 [8]
2017年(平成29年) 86,428 7,890 [9]
2018年(平成30年) 62,691 9,249 [10]
2019年(令和元年) 82,087 10,106 [11]

駅弁

主な駅弁は下記の通り[12]

  • ふらの とんとろ丼(6月から8月限定)

駅周辺

富良野市中心部にある駅であり、富良野文化会館、富良野市役所、北海道富良野保健所、北海道富良野高等学校富良野広域連合富良野消防署、富良野警察署などへの最寄駅になっている。コンシェルジュ フラノは徒歩約4分、フラノマルシェ・フラノマルシェ2は徒歩約7分、富良野税務署は徒歩約10分に位置している。また、駅東側にある北海道社会事業協会富良野病院は東西自由通路 「ポッポブリッジ」を利用して徒歩約5分に位置している。

バス路線

駅前には「富良野駅」バス停留所があり[13]ふらのバスが市内線や新富良野プリンスホテル・旭川方面への定期路線バス「ラベンダー号」、占冠村が占冠方面への村営バス、北海道中央バスが札幌方面への都市間高速バス「高速ふらの号」、道北バス北海道拓殖バス十勝バス共同運行で新得・帯広方面への都市間バス「ノースライナー」を運行している。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
快速(愛称なし。上りのみ)
上芦別駅 (T27) ← (一部野花南駅 (T28)) ← 富良野駅 (T30)山部駅 (T32)
快速「狩勝」(下りのみ)・普通
野花南駅 (T28) - *滝里駅 - (島ノ下信号場) - 富良野駅 (T30) - 布部駅 (T31)
*打消線は廃駅
富良野線
中富良野駅 (F42) - **学田駅 (F44) - 富良野駅 (T30)
**:一部列車は学田駅および隣の鹿討駅を通過する。

脚注

出典

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 線路ひとまたぎ 木目の自由通路*「ポッポブリッジ」開通*富良野駅”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2000年1月13日). 2018年5月27日閲覧。
  3. ^ JR富良野駅の東西自由通路*「ポッポブリッジ」開通*市民交流の場に期待*自然生かしたデザイン”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2000年1月13日). 2018年5月27日閲覧。
  4. ^ ロータリー、駐車場…富良野の玄関整然*駅前広場が供用開始*利便性向上に期待”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2007年12月21日). 2018年5月27日閲覧。
  5. ^ JR根室線、一部区間で事実上の存続断念 バス転換へ”. 産経新聞 (2002年1月29日). 2022年1月29日閲覧。
  6. ^ ジェイアール北海道レンタリース”. 2018年5月27日閲覧。
  7. ^ a b 第10章 運輸・通信(256KB)”. 富良野市統計書 平成27年度版. 富良野市 (2017年). 2017年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
  8. ^ a b 第10章 運輸・通信(262KB)” (PDF). 富良野市統計書 平成28年度版. 富良野市. p. 106・107 (2016年). 2018年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月29日閲覧。
  9. ^ a b 第10章 運輸・通信(262KB)” (PDF). 富良野市統計書 平成29年度版. 富良野市. p. 106・107 (2017年). 2019年4月22日閲覧。
  10. ^ a b 第10章 運輸・通信(262KB)” (PDF). 富良野市統計書 平成30年度版. 富良野市. p. 106・107 (2018年). 2020年8月26日閲覧。
  11. ^ a b 第10章 運輸・通信(262KB)” (PDF). 富良野市統計書 令和元年(平成31年)版. 富良野市. p. 106・107 (2019年). 2021年5月1日閲覧。
  12. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)713ページ
  13. ^ 中央バスのターミナル*富良野駅前に移転*高速ふらの号 来月から発着*各社集結、便利に”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2007年6月21日). 2018年5月27日閲覧。

JR北海道

  1. ^ 根室線(富良野・新得間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
  2. ^ 根室線(滝川・富良野間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
  3. ^ 富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
  4. ^ 根室線(滝川・富良野間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2018年7月2日). 2018年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
  5. ^ 根室線(富良野・新得間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2018年7月2日). 2018年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
  6. ^ 根室線(富良野・新得間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  7. ^ 根室線(滝川・富良野間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  8. ^ 富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  9. ^ 根室線(滝川・富良野間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  10. ^ 根室線(富良野・新得間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人未満の線区(「赤色」「茶色」5線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  11. ^ 富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  12. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 項目別のデータ. 北海道旅客鉄道 (2021年9月30日). 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月1日閲覧。

関連項目

外部リンク