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2023年1月27日 (金) 04:42時点における版

北村 拓己
読売ジャイアンツ #52
読売ジャイアンツでの北村
(2022年3月11日、京セラドーム大阪にて)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 石川県金沢市
生年月日 (1995-08-29) 1995年8月29日(28歳)
身長
体重
181 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2017年 ドラフト4位
初出場 2018年7月20日
年俸 1700万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

北村 拓己(きたむら たくみ、1995年8月29日 - )は、石川県金沢市出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。

経歴

プロ入り前

金沢市立十一屋小学校2年時から2つ上の兄・祥治(現・トヨタ自動車硬式野球部)の影響で軟式野球(十一屋ファイターズ)[2][3]を始め、小学校高学年・星稜中学校・高等学校亜細亜大学では主将を務めた。

星稜高校入学後は1年春から三塁手のレギュラーを獲得し、兄・祥治と三遊間を守っていた。高校3年時には夏に甲子園出場。1回戦で板東湧梧擁する鳴門高校に敗戦するも、9回表にスリーランホームランを放った。当時のチームメイトには1学年後輩の岩下大輝がいた。

亜細亜大学進学後は1年秋からリーグ戦に出場し、3年秋は三塁手、4年秋は遊撃手でベストナインに選出された。大学には3学年先輩に山﨑康晃薮田和樹大下佑馬、2学年先輩に板山祐太郎藤岡裕大、1学年先輩に宗接唯人木浪聖也、同期に髙橋遥人がいた。一部リーグでは、通算53試合に出場し、163打数52安打、打率.319、2本塁打、35打点、10盗塁を記録した。3年生時には第40回日米大学野球選手権大会の代表に選出された[2]

2017年10月26日に行われたドラフト会議では、読売ジャイアンツから4位指名を受け[4]、11月17日に契約金5000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[5]。背番号は52。担当スカウトは、亜細亜大学の先輩でもある木佐貫洋[6]

巨人時代

2018年は、7月20日の対広島東洋カープ戦で代打として公式戦初出場を果たしたものの、シーズンではこの1打席のみとなった。二軍では109試合に出場し、打率.270、6本塁打、44打点を記録。オフに、40万円増の推定年俸840万円で契約を更改した[7]

2019年は、5試合に出場。プロ初スタメンとなった5月6日の対横浜DeNAベイスターズ戦では初盗塁を決めたものの、5打数0安打に終わった。二軍では112試合に出場し、打率.290、8本塁打、66打点を記録し、出塁率.414で最高出塁率のタイトルを獲得。また、打率、安打数(107本)はリーグ3位だった。オフに、20万円増の推定年俸860万円で契約を更改した[8]

2020年は、開幕一軍入りを果たし、開幕第3戦となった6月22日の対阪神タイガース戦では、代打でプロ初安打・初打点を記録した。翌23日には「1番・二塁手」でスタメン出場すると、勝ち越し二塁打を放つ活躍を見せ、初のヒーローインタビューを受けた[9]。8月4日の対阪神戦(阪神甲子園球場)ではプロ初本塁打を記録し、試合後には元アイドリング!!!伊藤祐奈と1月に結婚していたことと[10]、試合前に第一子となる長女が生まれたことを報告した[11]。最終的に、57試合出場と出場機会を大幅に増やし、打率.227、2本塁打、10打点を記録。オフに、640万円増の推定年俸1500万円で契約を更改した[12]

試合前ノック(2021年)

2021年は、2年連続の開幕一軍入り。地元の金沢で行われた6月22日のDeNA戦では、シーズン1号本塁打を含む2安打3打点の活躍を見せ、チームとして28年振りの金沢での勝利に貢献した[13]。オフには300万円増の1800万円で契約を更改した[14]

選手としての特徴・人物

守備のフットワークが良く、ドラフト時、内野守備三塁遊撃の両方を守れるとされ[15]、プロ入り後は一塁のレギュラー候補にあがったり[16]二塁の守備にもついていたりなど、内野全般を守れる。深い位置で守ることができ、これはスローイングに不安がないためであると、野球解説者の里崎智也は分析している[17]

幼い頃から巨人ファンであり、高橋由伸のパジャマを愛用していたり、自室の壁に「巨人にドラフト2位で入る」という目標を貼っていた[18]

前述の伊藤祐奈との結婚をすぐには公表しなかったが、これについて「結婚の報道で僕の名前が出るというのが、おこがましい部分があった。結婚で名前が出るより、プロ野球選手で名前を残していきたかった」と理由を説明している[19]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2018 巨人 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2019 5 7 5 3 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 1 2 0 .000 .286 .000 .286
2020 57 88 75 9 17 2 0 2 25 10 0 0 2 0 10 1 1 24 2 .227 .326 .333 .659
2021 53 103 92 13 23 3 0 4 38 11 1 0 2 0 8 1 1 28 4 .250 .317 .413 .730
2022 33 55 52 3 9 1 1 0 12 1 0 0 1 0 1 0 1 16 2 .173 .204 .231 .434
通算:5年 149 254 225 28 49 6 1 6 75 22 2 0 5 0 20 2 4 70 8 .218 .293 .333 .627
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



一塁 二塁 三塁 遊撃
















































2019 巨人 - - 2 0 4 0 1 1.000 -
2020 27 89 2 0 5 1.000 19 24 39 0 14 1.000 8 2 3 0 0 1.000 -
2021 18 39 2 0 3 1.000 29 48 60 1 13 .991 3 0 0 0 0 ---- -
2022 6 11 1 0 1 1.000 5 5 7 1 0 .923 4 0 3 0 0 1.000 14 8 25 0 4 1.000
通算 51 139 5 0 9 1.000 53 77 106 2 27 .989 17 2 10 0 1 1.000 14 8 25 0 4 1.000
  • 2022年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 52(2018年 - )

登場曲

  • 『今すぐに逢いにゆくから』小山翔吾(2018年)
  • 『明日へ』小山翔吾(2019年)
  • 『CHAIN BREAKER』PKCZ(R) feat. 登坂広臣(2020年)
  • 『ファンファーレ』小山翔吾(2021年 - )
  • Dear WOMANSMAP(2021年7月 - )

脚注

  1. ^ 巨人 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月30日閲覧。
  2. ^ a b “北村 拓己|侍ジャパンプロフィール”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. https://www.japan-baseball.jp/jp/profile/201604015.html 2020年6月23日閲覧。 
  3. ^ “小中高大で主将のドラ4北村「存在感出す」”. スポーツ報知. (2018年2月4日). https://hochi.news/articles/20180204-OHT1T50026.html 2020年6月23日閲覧。 
  4. ^ “亜大・北村拓己、ドラ4で指名された憧れ巨人で「1軍」”. スポーツ報知. (2017年10月28日). オリジナルの2018年10月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181019123428/https://www.hochi.co.jp/baseball/ama/20171028-OHT1T50008.html 2018年10月19日閲覧。 
  5. ^ “【巨人】ドラ4・北村、契約金5000万円で仮契約「背番号52といえば北村と言われる選手になりたい」”. スポーツ報知. (2017年11月17日). オリジナルの2017年11月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171117081232/https://www.hochi.co.jp/giants/20171117-OHT1T50098.html 2018年10月19日閲覧。 
  6. ^ 巨人・木佐貫スカウト、現役時代の“神対応”の裏側”. スポーツ報知 (2018年2月12日). 2021年3月28日閲覧。
  7. ^ 巨人北村40万増 自主トレで坂本勇人に弟子入り”. 日刊スポーツ (2018年11月19日). 2021年3月28日閲覧。
  8. ^ 巨人・北村20万UPで更改 来季は「来年はレギュラー格目指す」”. スポーツニッポン (2019年11月21日). 2021年3月28日閲覧。
  9. ^ “巨人・北村拓己(星稜出身)が今季初スタメンで決勝打 星稜時代から見せてた能力の片鱗”. 高校野球ドットコム. (2020年6月24日). https://www.hb-nippon.com/news/36-hb-bsinfo/42129-bsinfo20200624003 2020年8月6日閲覧。 
  10. ^ 【巨人】北村拓己、パパになった日にプロ1号&元アイドルと結婚発表「次は僕が頑張る番」”. スポーツ報知 (2020年8月5日). 2020年8月6日閲覧。
  11. ^ 巨人・北村 元アイドリング・伊藤祐奈さんと結婚していた この日誕生の長女に贈るプロ1号。”. スポーツニッポン (2020年8月4日). 2021年3月28日閲覧。
  12. ^ 巨人・北村“勝負の年”で640万円アップ 来季は「最後まで試合に出続ける」”. スポーツニッポン (2020年12月15日). 2021年3月28日閲覧。
  13. ^ 【巨人】地元・金沢で北村拓己が1号3ランなどマルチ安打の活躍!金沢では28年ぶり勝利”. スポーツ報知 (2021年6月22日). 2022年2月19日閲覧。
  14. ^ 【巨人】北村拓己 300万円増の1800万円でサイン オフは中島宏之と打撃に特化した自主トレで広角打法盗む 「秘けつを学んでいきたい」”. スポーツ報知 (2021年12月10日). 2022年2月19日閲覧。
  15. ^ “スカウトたちはドラフト候補のどこを見た? 球団コメントを一挙公開<セ・リーグ>”. ベースボールチャンネル. (2017年10月27日). https://www.baseballchannel.jp/npb/40775/2/ 2020年8月6日閲覧。 
  16. ^ “【巨人】北村拓己がサク越え連発「レベルアップしていきたい」内野のレギュラー狙う”. スポーツ報知. (2020年5月3日). https://hochi.news/articles/20200503-OHT1T50063.html 2020年5月3日閲覧。 
  17. ^ “里崎氏、巨人・北村の2回の好守備に「スーパープレー」”. ショウアップナイター. (2020年7月20日). https://baseballking.jp/ns/238332 2020年8月6日閲覧。 
  18. ^ “【巨人】プロ初安打の北村拓己、熱狂的G党 由伸パジャマ少年だった”. スポーツ報知. (2020年6月22日). https://hochi.news/articles/20200621-OHT1T50345.html 2020年8月6日閲覧。 
  19. ^ “【巨人】北村拓己、パパになった日にプロ1号&元アイドルと結婚発表「次は僕が頑張る番」”. スポーツ報知. (2020年8月5日). https://hochi.news/articles/20200805-OHT1T50029.html 2020年8月6日閲覧。 
  20. ^ 【巨人】北村拓己 代打で登場し初安打初打点をマーク”. スポーツ報知 (2020年6月21日). 2022年4月3日閲覧。
  21. ^ 巨人北村がプロ初本塁打「次につなごうと思った」”. 日刊スポーツ (2020年8月4日). 2022年4月3日閲覧。

関連項目

外部リンク