又木鉄平
読売ジャイアンツ #46 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 山梨県笛吹市 |
生年月日 | 1999年2月12日(25歳) |
身長 体重 |
182 cm 92 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト5位 |
初出場 | 2024年6月1日 |
年俸 | 1000万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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又木 鉄平(またき てっぺい、1999年2月12日 - )は、山梨県笛吹市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]笛吹市立石和北小学校で3年生の時に石和北スポーツ少年団で野球を始める[2]。笛吹市立石和中学校では軟式野球部に所属していた。
山梨県立日川高等学校では甲子園大会出場はなく、3年夏は山梨大会準々決勝で東海大甲府に敗れた[3]。
高校卒業後は東京情報大学へ進学。1年春からリーグ戦に登板し、通算成績は15勝11敗。
その後は日本生命へ入社。1年目から公式戦に登板した。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、読売ジャイアンツから5位指名を受けた[4]。ドラフト後に開催された第48回社会人野球日本選手権大会では、JR四国との準々決勝に先発して6回を無安打無失点に抑え、勝利投手となった[5]。11月22日、契約金5000万円、年俸1000万円で入団に合意した(金額は推定)[6]。背番号は46[6]。担当スカウトは岸敬祐[7]。
巨人時代
[編集]2024年、開幕一軍入りは果たせず、二軍で8試合中7試合に先発し、1勝2敗、防御率2.75を記録[8]。6月1日に一軍に初登録され[9]、同日の埼玉西武ライオンズ戦(ベルーナドーム)でプロ初登板・初先発し、6回2安打(6四球)無失点で勝利投手の権利を持って降板したが、チームはサヨナラ負けを喫し、自身に勝敗はつかなかった[10]。シーズン終了後の11月には、西舘勇陽とともにプエルトリコのウィンターリーグに参加。カングレへーロス・デ・サントゥルセ(本拠地:サンフアン)に所属[11][12]。先発5登板を含む6登板で1勝0敗、防御率1.72を記録。12月25日に契約更改を行った[13]。
人物
[編集]日本人の父親とフィリピン人の母親との間に生まれたハーフだが、中学生の時に父親が逝去。母親の下で育てられた[6]。母親が木村拓哉の大ファンで、自身の名前「鉄平」は1997年放送のドラマ『ラブジェネレーション』にて主演の木村が演じた片桐哲平が由来[15]。
2023年11月23日に開催された「ジャイアンツ・ファンフェスタ2023」で新入団選手として紹介された際、「僕の名前は『マタギ』ではなく『マタキ』です!ですが、回またぎは得意なので、『マタキの回またぎ』で覚えてもらえるとうれしいです」と挨拶した[16]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2024 | 巨人 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 51 | 10.1 | 11 | 2 | 10 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 7 | 7 | 6.10 | 2.03 |
通算:1年 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 51 | 10.1 | 11 | 2 | 10 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 7 | 7 | 6.10 | 2.03 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2024 | 巨人 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 投手記録
- 打撃記録
- 初打席:2024年6月23日、対東京ヤクルトスワローズ11回戦(東京ドーム)、2回裏にミゲル・ヤフーレから空振り三振
背番号
[編集]- 46(2024年 - )
登場曲
[編集]- 「I was King」ONE OK ROCK(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ 「巨人 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年12月26日閲覧。
- ^ 「巨人ドラ5左腕・又木鉄平、急きょ出番も「投げやすい」1回2/3を3K無失点…社会人野球日本選手権」『スポーツ報知』2023年11月9日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 「巨人5位指名、日本生命・又木鉄平投手がベスト8進出に貢献!8回から2イニングを投げ2安打2奪三振無失点」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月15日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】日川高OB 又木鉄平投手が巨人から5位指名 同校41年ぶりのプロ野球選手誕生に“恩師”小幡徳生コーチ「夢をかなえたことがうれしい」」『スポーツ報知』2023年10月26日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 「日本生命4強 巨人ドラ5又木が圧巻6回ノーヒッ投 「チーム最優先」」『スポニチ Sponichi Annex』2023年11月17日。2023年11月18日閲覧。
- ^ a b c 「【巨人】ドラ5・又木鉄平が仮契約 1939年の中尾輝三以来、球団史上2人目の新人左腕2ケタ勝利を誓う」『スポーツ報知』2023年11月23日。2024年2月26日閲覧。
- ^ 「<巨人編>2023年ドラフト指名選手、スカウト注目のポイントは? 球団コメントを公開」『ベースボールチャンネル』2023年10月27日。2024年6月1日閲覧。
- ^ 「常に1軍のマウンドを想定していた巨人ドラ5・又木 デビュー戦に期待」『スポーツニッポン』2024年6月1日。2024年6月1日閲覧。
- ^ 「【セパ公示】(1日)巨人が又木鉄平を登録、阪神が青柳晃洋を抹消、オリックスが森友哉を抹消」『スポーツ報知』2024年6月1日。2024年6月1日閲覧。
- ^ a b 「巨人ドラ5・又木まさか…逆転サヨナラ負けでプロ初登板初先発初勝利が消滅 6四球も6回2安打零封」『スポーツニッポン』2024年6月1日。2024年6月1日閲覧。
- ^ “ウインターリーグへの派遣について”. giants (2024年10月23日). 2024年12月27日閲覧。
- ^ “【巨人】プエルトリコWLから西舘勇陽、又木鉄平が帰国「日本の野球とは全然違った」「乱闘とかも…」”. 報知 (2024年12月24日). 2024年12月27日閲覧。
- ^ “【巨人】又木鉄平が現状維持の1000万円で契約更改 「まずは初勝利を」”. 報知 (2024年12月25日). 2024年12月27日閲覧。
- ^ 「【巨人】ドラ5・又木鉄平、2戦連続好救援の2回0封 岸スカウトは阪神「スペードのエース」桐敷に「似ている」」『スポーツ報知』2023年11月16日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 中島麗「【巨人】ドラ5左腕又木鉄平が「鉄腕」の即戦力へ 水野雄仁スカウト部長「今年の船迫のように」」『日刊スポーツ』2023年10月28日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 「【巨人】ドラ5又木鉄平「マタキの回またぎで覚えてもらえるとうれしいです」新入団選手発表でアピール」『スポーツ報知』2023年11月23日。2024年6月1日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】初登板初先発のドラ5左腕・又木鉄平、初勝利の権利を持って降板「何とか0で抑えられて良かった」」『スポーツ報知』2024年6月1日。2024年6月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 又木鉄平 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手プロフィール - 読売ジャイアンツ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 又木鉄平 (@_mataki.46) - Instagram