第66独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
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第66独立機械化旅団 | |
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創設 | 2022年4月18日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 機甲戦 |
所在地 | チェルニーヒウ州オステール |
通称号/略称 | A7014 |
愛称 | ムスティスラウ・ホロブリー |
標語 | 邪魔しないでください |
上級単位 | 第11軍団 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | マキシム・スプルン大佐 |
第66独立機械化旅団(だい66どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 66-та окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。第11軍団隷下。
概要
[編集]ロシアのウクライナ侵攻
[編集]→「デスナの兵舎への爆撃」も参照
2022年4月18日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、チェルニーヒウ州で創設された[1]。
2022年5月、北部チェルニーヒウ州チェルニーヒウの第169訓練センターの兵舎がロシア軍のミサイル攻撃を受け、合同新兵訓練に参加していた団員2人が実戦配備前に戦死した[2]。
東部・アウディーイウカ戦線
[編集]→「マリンカの戦い (2022年)」も参照
2022年8月、東部ドネツィク州ポクロウシク地区に配備され、オレグ・デグチャレフ旅団長が戦死したが、マリンカ方面を防御した[1]。
東部・北ドネツク戦線
[編集]→「第二次リマンの戦い」および「2022年ウクライナの東部反攻」も参照
2022年9月、東部ドネツィク州クラマトルシク地区に再配置され、第109独立領土防衛旅団隷下の第106独立領土防衛大隊と共に攻勢を開始し、リマンを解放した[1][3][4]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
[編集]→「スヴァトヴェの戦い」も参照
2022年11月、東部ルハーンシク州スヴァトヴェ地区に再配置され、クプヤンシク方面に展開した[1]。
2023年7月28日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、名誉称号「ムスティスラウ・ホロブリー」を授与された。
2023年12月8日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[5]。
編制
[編集]- 旅団司令部(オステール)
- 第1機械化大隊
- 第2機械化大隊
- 第3機械化大隊
- 戦車大隊
- 第1独立小銃大隊
- 旅団砲兵群
- 本部中隊
- 第1自走砲大隊
- 第2自走砲大隊
- ロケット砲大隊
- 対戦車砲大隊
- 防空大隊
出典
[編集]- ^ a b c d Річниця створення 66-ої ОМБр ЗСУ: згадуємо найяскравіші перемоги воїнів ストップコア
- ^ “Bodies of 87 people found under rubble after Russian airstrike on Desna” (英語). www.ukrinform.net. 2022年5月23日閲覧。
- ^ “Пам’ятник загиблим визволителям міста відкрили у Лимані (ФОТО, ВІДЕО)”. FREEDOM
- ^ “プーチン氏が併合宣言した東部要衝リマンをウクライナが奪還宣言 撤退のロシア側には核使用の強硬論も”. 東京新聞
- ^ ウクライナ大統領令 No. 819/2023 ウクライナ大統領府