篠目駅
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篠目駅 | |
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駅舎(2008年8月) | |
しのめ Shinome | |
◄仁保 (8.7 km) (3.4 km) 長門峡► | |
所在地 | 山口県山口市阿東篠目字細野 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山口線 |
キロ程 | 28.9 km(新山口起点) |
電報略号 | ノメ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年)7月1日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
篠目駅(しのめえき)は、山口県山口市阿東篠目字細野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線の駅である。
歴史
[編集]- 1917年(大正6年)7月1日:鉄道院山口線山口駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1][2]。
- 1918年(大正7年)4月28日:山口線当駅 - 三谷駅間延伸[1]、途中駅となる[1]。
- 1971年(昭和46年)8月10日:貨物取扱廃止[2][3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]、無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本に移管[2][5]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。下り線西側山口寄りに駅舎があり、駅舎とホーム間は構内踏切で連絡している。無人駅。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
反対側(1) | ■山口線 | 上り | 山口・新山口方面 |
駅舎側(2) | 下り | 津和野・益田方面 |
※実際には上記ののりば番号は無い。上記番号は列車運転指令上の番線番号である。
給水塔
[編集]当駅では一際目を引くレンガ造りの「給水塔」が残っている。これは大正6年7月1日、山口線山口駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設した際、蒸気機関車への給水のために設置されたものである。殆どがディーゼル列車となり、「SLやまぐち号」も使用していないため、現在はポンプ機能等は備えていないがフォトスポットとなっている。
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駅構内の給水塔(2006年11月)
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駅遠景(2017年9月)
利用状況
[編集]乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 37 |
2000 | |
2001 | 25 |
2002 | 25 |
2003 | 23 |
2004 | 20 |
2005 | 16 |
2006 | 13 |
2007 | 14 |
2008 | 12 |
2009 | 8 |
2010 | 9 |
2011 | 8 |
2012 | 9 |
2013 | 9 |
2014 | 11 |
2015 | 9 |
2016 | 13 |
2017 | 14 |
2018 | 10 |
2019 | 7 |
2020 | 5 |
2021 | 5 |
2022 | 4 |
駅周辺
[編集]阿東地区南西端近くの山間部に位置しており、駅前は小集落となっている。駅北東約600mの山口線沿いに阿東町立篠目小学校があったが、1999年度限りで廃校となった。駅の西側約1kmの場所を国道9号が通っている。
- 山口県道310号迫田篠目停車場線
- 山口市阿東生活バス「篠目駅前」停留所:徳佐篠生線が経由する。平日水・金に1往復のみの運行(※篠目駅前から乗車する場合は要予約)
その他
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 7号、12頁
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、286-287頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「山口線を大幅合理化 長門峡駅を無人化に」『中國新聞』昭和46年7月2日山口版.8面
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 7号、15頁
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
- ^ 込山富秀『「青春18きっぷ」ポスター紀行』講談社、2015年5月26日、120-121頁。ISBN 978-4-06-219279-8。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 篠目駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道