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北海道道82号西野真駒内清田線

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西野真駒内清田線から転送)
主要地方道
北海道道82号標識
北海道道82号 西野真駒内清田線
主要地方道 西野真駒内清田線
地図
地図
総延長 26.572 km
実延長 26.394 km
制定年 1972年昭和47年)
起点 札幌市西区西町南21丁目【北緯43度5分14.4秒 東経141度16分29.1秒 / 北緯43.087333度 東経141.274750度 / 43.087333; 141.274750 (道道82号起点)
終点 札幌市豊平区福住3条1丁目【北緯43度1分4.0秒 東経141度24分31.5秒 / 北緯43.017778度 東経141.408750度 / 43.017778; 141.408750 (道道82号終点)
接続する
主な道路
記法
北海道道124号標識
北海道道124号宮の沢北一条線
北海道道453号標識
北海道道453号西野白石線
国道230号標識 国道230号
国道453号標識 国道453号
国道36号標識 国道36号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

北海道道82号西野真駒内清田線(ほっかいどうどう82ごう にしのまこまないきよたせん)は、北海道札幌市西区豊平区を結ぶ道道主要地方道)である。全線が札幌市管理路線となっている。

概要

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大倉山藻岩山を大きく回りこみ、豊平川を渡って札幌市の西郊と南郊を通じさせる道である。起点から札幌圏都市計画道路西野屯田通山の手通、手稲左股通、五輪通、水源池通福住桑園通のそれぞれ一部にあたる。

2010年平成22年)に策定された「道央都市圏の都市交通マスタープラン」では、都市圏の骨格道路網を構成する2高速3連携2環状13放射道路の外環状を構成する道路として新たに位置づけられた[1]

中央区南区の境界にあたるこばやし峠付近は急勾配・急カーブの隘路であるため、トンネルによる新ルートで改良する事業が進められ、2017年(平成29年)2月3日に盤渓北ノ沢トンネルが開通した[2][3]

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
都市計画道路として

当路線のうち以下の区間は、札幌圏都市計画道路として都市計画決定されている。

  • 札幌市西区西町南21丁目 - 西区西野2条9丁目:西野屯田通
  • 札幌市西区西野2条9丁目 - 西区西野2条3丁目:山の手通
  • 札幌市西区西野3条2丁目 - 西区福井10丁目:手稲左股通
  • 札幌市南区北ノ沢8丁目 - 豊平区西岡3条11丁目:五輪通
  • 札幌市豊平区西岡3条11丁目 - 豊平区西岡3条9丁目:水源池通
  • 札幌市豊平区西岡4条8丁目 - 豊平区福住3条1丁目:福住桑園通

歴史

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  • 1967年(昭和42年)3月31日:北海道道561号西野真駒内停車場線路線認定[5]
  • 1965年(昭和40年)11月:こばやし峠開通[6][注 1]
  • 1968年(昭和43年)5月20日:北海道道624号清田真駒内停車場線路線認定[7]
  • 1971年(昭和46年)12月4日:北海道道624号清田真駒内停車場線全線供用[8]
    • 札幌オリンピックの競技場間連絡道路のサブルートとして整備が進められる [9]。西岡高架橋、五輪大橋五輪小橋の架橋を含む五輪通の区間の整備や、こばやし峠、盤渓橋付近の線形改良等も行われる。
  • 1972年(昭和47年)2月4日:北海道道720号西野真駒内清田線として路線認定[10]
    • 北海道道561号西野真駒内停車場線及び北海道道624号清田真駒内停車場線を廃止し統合した。
  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、道道西野真駒内清田線が西野真駒内清田線として主要地方道に指定される[11]
  • 1994年(平成6年)10月1日: 路線番号を82号に変更[12]
  • 2017年(平成29年)2月3日: 盤渓北ノ沢トンネル開通[2][3]

路線状況

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重複区間

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道路施設

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五輪通を通す五輪大橋
こばやし峠 峠頂上には石碑がある
主な橋梁
  • 中の川1条橋(中の川)= 札幌市西区西野2条9丁目
  • 左股橋(琴似発寒川) = 札幌市西区西野8条2丁目 - 札幌市西区福井1丁目
  • 盤渓橋(左股川)= 札幌市西区福井 - 札幌市中央区盤渓
  • 峠下橋(右北の沢川)= 札幌市南区北ノ沢
  • 北の沢2号橋(北の沢川): = 札幌市南区北ノ沢
  • 北の沢1号橋(北の沢川)= 札幌市南区北ノ沢
  • 北の沢上橋(北の沢川)= 札幌市南区川沿1条3丁目
  • 五輪大橋豊平川) = 札幌市南区真駒内
  • 五輪小橋真駒内川) = 札幌市南区真駒内公園
  • 澄川跨道橋 = 札幌市南区真駒内東町3丁目
  • 澄川橋(精進川) = 札幌市南区真駒内東町3丁目 - 札幌市南区澄川4条11丁目
  • 西岡高架橋(望月寒川) = 札幌市南区澄川6条11丁目 - 札幌市豊平区西岡2条12丁目
  • にしおか橋(月寒川) = 札幌市豊平区西岡4条8丁目 - 札幌市豊平区福住1条9丁目
主な隧道
主な峠
  • こばやし峠 = 札幌市中央区盤渓 - 札幌市南区北ノ沢(盤渓北ノ沢トンネルの開通で旧道化)

地理

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起点から南西に進んだ後、左折し、山の手通として南東に向かう。西野3条2丁目で右折し手稲左股通となり琴似発寒川、左股川の谷に沿って山側に向かう。西野、福井の住宅地を抜け、中央区盤渓に入ると盤渓川に沿った山間部を抜ける道となる。藻岩山の南側のこばやし峠を盤渓北ノ沢トンネルで抜け南区北ノ沢に入ると再び市街地となる。川沿から五輪大橋で豊平川を渡り、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ等がある真駒内公園の中を通る。真駒内、澄川を経て豊平区西岡で左折し水源池通となった後、右折し福住桑園通となって終点に至る。途中、精進川望月寒川月寒川を渡る箇所では、谷が深いことから急勾配を避けるため長大な高架橋や盛土で谷間の住宅地を渡っている。

通過する自治体

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交差する道路

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豊平区福住の福住桑園通(2004年9月)
札幌市西区
札幌市南区
札幌市豊平区
  • 札幌市主要市道9903号羊ヶ丘線(羊ケ丘通) - 福住3条4丁目
  • 国道36号 - 福住3条1丁目(終点)

沿線にある施設など

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札幌市西区
札幌市中央区
札幌市南区
札幌市豊平区

脚注

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注釈

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  1. ^ 開通年について、ウェブページ上では「昭和41年(1966年)」、碑文中には「昭和四十年十一月」と記載

出典

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  1. ^ 道央都市圏の都市交通マスタープラン” (PDF). 札幌市. p. 64. 2011年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月15日閲覧。
  2. ^ a b こばやし峠のトンネル整備 事業概要・事業計画について”. 札幌市. 2016年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月5日閲覧。
  3. ^ a b “小林峠に新トンネル開通 札幌市南区と西区、移動スムーズに”. 北海道新聞. (2017年2月3日). オリジナルの2017年3月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170305194900/http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=news&v=5342509988001 2017年3月5日閲覧。 
  4. ^ a b c 道路現況調書 令和5年4月1日現在 北海道” (pdf). 一般財団法人 北海道建設技術センター. p. 115 (2024年5月30日). 2024年11月15日閲覧。
  5. ^ 昭和42年北海道告示第525号
  6. ^ 碑(いしぶみ)を訪ねて - こばやし峠(碑)”. 札幌市. 2024年11月15日閲覧。
  7. ^ 昭和43年北海道告示第1030号
  8. ^ 昭和46年北海道告示第3263号
  9. ^ さっぽろ文庫58 『札幌の通り』、札幌市教育委員会編、北海道新聞社、1991年、136頁 - 148頁
  10. ^ 昭和47年北海道告示第314号
  11. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  12. ^ 平成6年北海道告示第1468号
  13. ^ こばやし峠のトンネル整備事業パンフレット 中面” (PDF). 札幌市建設局土木部道路課. 2017年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月5日閲覧。

参考文献

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関連項目

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