長谷山彰
人物情報 | |
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生誕 |
1952年11月22日(72歳) 日本 秋田県秋田市 |
出身校 |
慶應義塾大学文学部史学科卒業 慶應義塾大学法学部法律学科卒業 慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了 慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学 |
学問 | |
研究分野 | 日本法制史 |
研究機関 | 慶應義塾大学 |
学位 |
博士(法学・慶應義塾大学) 修士(史学・慶應義塾大学) 法学士 文学士 |
学会 |
法制史学会 木簡学会 日本古文書学会 三田史学会 |
主な受賞歴 |
義塾賞『日本古代の法と裁判』(2004年) 名誉大英勲章MBE(2022年)[1] |
長谷山 彰(はせやま あきら、1952年11月22日[2] - )は、日本の法制史学者。専攻は、日本法制史。学位は、法学博士(慶應義塾大学)[3]。前学校法人慶應義塾長・慶應義塾大学長。学校法人慶應義塾学事顧問、慶應義塾大学名誉教授。
2022年4月1日、国立大学法人北海道国立大学機構の初代理事長として就任した[4]。
経歴
[編集]1952年に秋田県秋田市で生まれ、宮城県仙台市で育った。宮城県仙台第一高等学校を経て[5]、1975年に慶應義塾大学法学部法律学科、1979年に同大学文学部史学科を卒業した。1984年に慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻博士課程単位取得満期退学となる。
1987年から駿河台大学法学部専任講師、助教授を経て、1994年に教授に昇格。1997年に慶應義塾大学文学部教授に就任した。その後、同大学の相撲部長、学生総合センター長、学生部長、大学附属研究所斯道文庫長を歴任し、2007年から文学部長、2009年に清家篤慶應義塾長のもとで、常任理事を務めた[6]。2017年5月28日から2021年5月27日まで慶應義塾長[7][8]。2021年6月から慶應義塾学事顧問に就任。2022年2月、全日本大学野球連盟の会長と日本学生野球協会の副会長に就任[9]。 同年4月1日、北海道国立大学機構理事長就任[10][4]。
人物
[編集]趣味は史跡巡り、映画鑑賞。また、慶大相撲部長を務めたほどの好角家でもある。
研究
[編集]1988年に『律外科刑の基礎的研究』で慶應義塾大学より法学博士の学位を取得した[3]。法制史上の制定法と慣習法の関係や日本の前近代の裁判制度を日中の制度的比較によって研究している。三田史学会、法制史学会、日本古文書学会などで活動した。
栄典
[編集]著書
[編集]- 『法史学の諸問題』利光三津夫編著、慶應通信、1987年。ISBN 4766403703
- 『律令外古代法の研究』慶應通信、1990年。ISBN 476640453X
- 『日本古代史叢説』村山光一編著、慶應通信、1992年。ISBN 4766405153
- 『新裁判の歴史』利光三津夫共著、成文堂、1997年。ISBN 4792302692
- 『政治と宗教の古代史』三田古代史研究会編、慶應義塾大学出版会、2004年。ISBN 4766410793
- 『日本古代の法と裁判』創文社、2004年。ISBN 4423740869
- 『律令法とその周辺』國學院大學日本文化研究所編、汲古書院、2004年。ISBN 4762941662
- 『律令制国家と古代社会』吉村武彦編、塙書房、2005年。ISBN 482731196X
- 『体育研究所新棟完成記念フォーラム報告書』慶應義塾大学体育研究所編、2009年。全国書誌番号:21554113、NCID BA89069306
- 『法制と社会の古代史』三田古代史研究会編、慶應義塾大学出版会、2015年。ISBN 9784766422306、NCID BB18791519
- 『日本古代史──法と政治と人と』慶應義塾大学出版会、2016年。ISBN 9784766423280、NCID BB21192181
脚注
[編集]- ^ “長谷山彰学事顧問が英国から「名誉大英勲章MBE」を受章”. ニュース. 慶應義塾 (2022年8月22日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ 「北海道国立大学機構理事長 長谷山彰氏に聞く」『北海道建設新聞』2022年4月7日。オリジナルの2022年4月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 長谷山彰『律外科刑の基礎的研究』(法学博士論文)慶應義塾大学、1988年9月。doi:10.11501/11603503。学位授与番号: 乙第1960号。
- ^ a b “令和4年4月1日、国立大学法人 北海道国立大学機構が発足しました”. 北海道国立大学機構 (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月4日閲覧。
- ^ “総会 ゲストスピーカー 慶應義塾 長谷山彰 塾長” (DOCX). 慶應義塾大学国際関係会(IIR)OB/OG会 (2019年2月24日). 2019年4月15日閲覧。
- ^ “新常任理事が決まる”. 慶應義塾 (2009年5月27日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月25日閲覧。
- ^ “次期塾長に、長谷山彰常任理事が選任される:[慶應義塾]”. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “「ほっとしているという気持ちが強い」長谷山彰前塾長退任インタビュー”. www.Jukushin.com. 慶應塾生新聞ONLINE. 慶應塾生新聞会 (2021年6月9日). 2021年10月27日閲覧。
- ^ 大学野球連盟新会長に慶大の長谷山彰前塾長、学生野球協会は八田英二会長再任日刊スポーツ 2022年2月22日1
- ^ “国立大学法人北海道国立大学機構理事長 候補者の選考について” (PDF). 国立大学法人北海道国立大学機構 合同理事長選考会議 (2021年10月26日). 2021年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月27日閲覧。
- ^ “Ambassador Julia Longbottom presents Honorary MBEs to Mr Norihiko Fukuda, Dr Akira Haseyama, and Ms Fumiko Hayashi” (英語). GOV.UK (2024年2月6日). 2024年2月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- K-RIS 長谷山彰 - 慶應義塾研究者情報データベース。
- 長谷山彰 - researchmap
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