1926年ウィンブルドン選手権
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1926年 ウィンブルドン選手権(1926ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1926)に関する記事。イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。
大会の流れ
[編集]- チャレンジ・ラウンドとオールカマーズ・ファイナルによる旧方式が1921年を最後に廃止され、1924年からこの年まで「ナショナル・シーディング」(National seeding)によって抽選を決定した。ナショナル・シーディングとは、ウィンブルドンに出場選手を派遣する国のテニス協会が、最大でシングルス4名・ダブルス2組まで有力選手を指名し、それに基づいて抽選を決める方式である。まだイギリス人選手が大半を占めていた時代、この方法では外国選手の大半が早期敗退するデメリットがあった。1926年までの抽選表は、シード選手の公式な順位を残していない。
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
- ジャック・ブルニョン vs. チャールズ・キングスレー 6-2, 4-6, 6-2, 4-6, 6-4
- ハワード・キンゼイ vs. パトリック・スペンス 6-3, 6-3, 3-6, 6-3
- アンリ・コシェ vs. コリン・グレゴリー 3-6, 6-4, 6-2, 4-6, 6-3
- ジャン・ボロトラ vs. ヤン・コジェルフ 6-4, 4-6, 9-7, 6-1
準決勝
- ハワード・キンゼイ vs. ジャック・ブルニョン 6-4, 4-6, 6-3, 3-6, 9-7
- ジャン・ボロトラ vs. アンリ・コシェ 2-6, 7-5, 2-6, 6-3, 7-5
女子シングルス
[編集]準々決勝
- リリ・デ・アルバレス vs. クレア・ベッキングハム 6-2, 6-2
- モーラ・マロリー vs. コルネリア・ボウマン 3-6, 7-5, 6-3
- ジュリー・ブラスト vs. エレン・コントスタブロス 6-3, 6-3
- キティ・ゴッドフリー vs. C・ティレル 6-2, 6-0
準決勝
- リリ・デ・アルバレス vs. モーラ・マロリー 6-2, 6-2
- キティ・ゴッドフリー vs. ジュリー・ブラスト 6-4, 6-0
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス
- 女子シングルス
- キティ・ゴッドフリー vs. リリ・デ・アルバレス 6-2, 4-6, 6-3
- 男子ダブルス
- アンリ・コシェ& ジャック・ブルニョン vs. ビンセント・リチャーズ& ハワード・キンゼイ 7-5, 4-6, 6-3, 6-2
- 女子ダブルス
- メアリー・ブラウン& エリザベス・ライアン vs. キティ・ゴッドフリー& イブリン・コリヤー 6-1, 6-1
- 混合ダブルス
- レスリー・ゴッドフリー& キティ・ゴッドフリー vs. ハワード・キンゼイ& メアリー・ブラウン 6-3, 6-4
外部リンク
[編集]参考文献
[編集]- Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 [大会経過、選手国籍] ナショナル・シーディングについて、本書の221ページを参照した。
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 [大会経過、選手フルネーム]
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