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LE PILOTE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『LE PILOTE』
加藤和彦 / マーク・ゴールデンバーグスタジオ・アルバム
リリース
録音 1992年
Kazuhiko Kato Studio (Tokyo)
Pacifique Recording Studios (California)
Snetterton Circuit (London)
ジャンル フレンチ・ポップス
イージーリスニング
時間
レーベル TM FACTORY
TOCT-6541
プロデュース 加藤和彦
マーク・ゴールデンバーグ
加藤和彦 / マーク・ゴールデンバーグ アルバム 年表
-LE PILOTE
1992年
-
EANコード
ASIN B000UV2GLK
JAN 4988006096325
『LE PILOTE』収録のシングル
  1. 「INNOCENCE〜AGURI'S THEME」
    リリース: 1992年8月5日 (1992-08-05)
加藤和彦 年表
ボレロ・カリフォルニア
1991年
LE PILOTE
(加藤和彦/マーク・ゴールデンバーグ)
1992年
加藤和彦の世界
1999年
マーク・ゴールデンバーグ 年表
THE SPIDER'S WEB
1990年
LE PILOTE
(加藤和彦/マーク・ゴールデンバーグ)
1992年
テンプレートを表示

LE PILOTE』(ル・パイロッテ)は、1992年8月5日に発売された、F1チーム「フットワーク無限ホンダ」のオフィシャル・イメージ・アルバムである。

解説

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1992年のF1世界選手権に参戦した、ミケーレ・アルボレート鈴木亜久里を擁するF1チーム「フットワーク無限ホンダ」のイメージ・アルバムで、音楽は加藤和彦とマーク・ゴールデンバーグが担当している。内容は、企画シングルとして発売されCMにも使われた「イノセンス」を除き、インストゥルメンタルで構成されている[1]。なお、本作と同時にフットワーク無限の映像作品が発売されている[2]

アートワーク

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アルバム・カバーにはフットワーク・FA13の写真が使われている。なお、帯には以下のキャッチコピーが記載されている。

亜久里ッシブな走りに無限の可能性を秘めて

収録曲

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作編曲は#1〜#3および#5〜#7が加藤和彦、#4, #8, #9がマーク・ゴールデンバーグ。
特記を除き、演奏も作者自身による。

  1. INNOCENCE〜AGURI'S THEME - (6:21)
    作詞/ヴォーカル:ミシェル・フリン(Michelle Flynn)、ギター:クリストフ・ゴーズ(Christophe Goze)
    フレンチ・ボサ調の楽曲。発売当時、鈴木亜久里が出演していた東芝DynaBook EZのCMに使われ、#9とのカップリングでシングルとしてもリリースされた[3]。なお、ヴォーカルを担当したミシェル・フリンはのちに加藤が楽曲プロデューサーとして関与したアルバム『ゲンスブール・トリビュート'95』にも参加している。
  2. A NEVERS MAGNY - COURS - (7:11)
  3. Le Pilote - (3:37)
  4. Les Rêveurs - (5:54)
  5. Circuit de CATALUNYA - (5:52)
  6. Autodromo JOSE CARLOS PACE - (5:43)
    F1ドライバー、ホセ・カルロス・パーチェに因んだ曲。
  7. Le Peur et L'émotion - (3:54)
  8. Les Amoureux - (5:40)
  9. The Silverstone - (6:05)

クレジット

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  • Produced by Kazuhiko Kato
  • Composed, Arranged, Programmed, Performed & Produced by Kazuhiko Kato (#1〜#3, #5〜#7) Mark Goldenberg (#4, #8, #9)
  • Recorded & Mixed by Kazuhiko Kato & Takeshi Tanaka (#1〜#3, #5〜7) Greg Droman (#4, #8, #9)
  • Assistant Engineered by Sean Rowbottom & Chad Raymon (#4, #8, #9)
  • Manipulated by Scott Plunkett (#4, #8, #9)
  • Guitar – Christophe Goze (#1)
  • Bass – Mark Browne (#4, #8, #9)
  • Recorded at
    • Kazuhiko Kato Studio, Tokyo (#1〜#3, #5〜#7)
    • Pacifique Recording Studios, California (#4, #8, #9)
    • Snetterton Circuit, London (#6)
  • Mixed at
    • Kazuhiko Kato Studio, Tokyo (#1〜#3, #5〜#7)
    • Pacifique Recording Studios, California (#4, #8, #9)
  • Mastered by
    • Syogo Takeuchi (Studio Terra)
    • Takeshi Tanaka (Kazuhiko Kato Studio)
    • Masanori Matsubara (Studio Terra)
  • Executive Producer – Hiroshi Koizumi
  • Producers – Fumihiko Mihoya, Takao Suzuki
  • A&R Chief – Yoshiaki Sanada
  • A&R Director – Tetsu Saito
  • Heads of Promotion – Masahiko Enomoto, Shigeki Fujiwara
  • Public Relation – TOSHIBA EMI TM FACTORY Division Promotion Section
  • Sales Promotion – Toshiaki Tsuboi
  • Art Direction & Design – Tsuyoshi Kato
  • Production Coordination & Exclusive Representation of Mark Goldenberg for Japan by Shizuo Matsuo
  • Special Thanks to Team Footwork

発売履歴

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形態 発売日 品番 レーベル アートワーク 解説 リマスタリング 備考
CD 1992年08月05日 TOCT-6541 TMファクトリー Tsuyoshi Kato なし なし 【初出】

脚注

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  1. ^ 『加藤和彦 ラスト・メッセージ』
  2. ^ 『VICTORY-F1 team Footwork Mugen』(1992年8月、東芝EMI VHS:TOVS-1174 / LD:TOLS-1174(当該CDブックレット)
  3. ^ 「イノセンス〜亜久里のテーマ c/w ザ・シルバーストーン / イノセンス(インストゥルメンタル)」1992年8月発売。TMファクトリー/東芝EMI TODT-2862

参考文献

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  • 松木直也 (聞き手・構成) 編『加藤和彦 ラスト・メッセージ』文藝春秋、2009年12月。ISBN 978-4-16-372280-1