ホンダ・N-VAN
ホンダ・N-VAN JJ1/2型 | |
---|---|
+STYLE FUN・Honda SENSING | |
+STYLE COOL・Honda SENSING | |
L・Honda SENSING | |
概要 | |
販売期間 |
2018年7月13日 - (発表:2018年7月12日) |
ボディ | |
乗車定員 | 2名または4名 |
ボディタイプ | 5ドア軽ボンネットバン |
駆動方式 | 前輪駆動/四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
S07B型: 658cc 直列3気筒DOHC S07B型: 658cc 直列3気筒DOHCターボ |
最高出力 |
39kW (53PS)/6,800rpm (NA車) 47kW (64PS)/6,000rpm (ターボ車) |
最大トルク |
64N・m (6.5kgf・m)/ 4,800rpm (NA車) 104N・m (10.6kgf・m)/ 2,600rpm (ターボ車) |
変速機 |
6速MT(NA車のみ) 無段変速オートマチック(CVT) |
サスペンション | |
前 | マクファーソン式 |
後 |
車軸式(FF車) ド・ディオン式(4WD車) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,520mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 |
1,945mm(FF車) 1,960mm(4WD車) (ハイルーフ:G、L、+STYLE FUN系) 1,850mm(FF車) 1,865mm(4WD車) (ロールーフ:+STYLE COOL系) |
車両重量 |
930-1,020kg (ハイルーフ:G、L、+STYLE FUN系) 940-1,020kg (ロールーフ:+STYLE COOL系) |
最大積載量 |
2名乗車時: 350kg 300kg(+STYLE FUN系、+STYLE COOL系の4WD車) 4名乗車時: 200kg |
その他 | |
ブレーキ |
前:油圧式ディスク 後:油圧式リーディングトレーリング |
系譜 | |
先代 |
ホンダ・アクティバン[注 1] ホンダ・バモスホビオ[注 2] ホンダ・バモス[注 3] |
N-VAN(エヌ バン)は、本田技研工業が生産・販売する軽貨物車である。生産は基本的に鈴鹿製作所だが、一部はホンダオートボディーに委託されている[1]。
概要
[編集]2011年11月に発売した初代N-BOXを皮切りに展開している「Nシリーズ」の第5弾で、軽商用車の「新しい姿」を目指して開発された。LPL(ラージプロジェクトリーダー=開発責任者)は本田技術研究所所属で、初代N-BOXの開発に携わった経験のある古舘茂[2]。シリーズでは初の商用車種であるとともに、以前販売されていたアクティバン/バモス[注 4]/バモスホビオ[注 5] の実質的な後継車種でもある。但し、現時点ではN-BOXとのバッティングを避けるためか[要出典]、5ナンバーのワゴンモデルは用意されていない。
セミキャブオーバースタイルのアクティ系列から一転し、2代目N-BOXで開発されたFF車用プラットフォームをベースとしたトールワゴン型のスタイルを採用。これによりミッドシップエンジンレイアウトを採っていたアクティバンとの比較で、荷室長が大幅に削減されている(荷室長は左側が1,510mm、右側が1,330mmと、それぞれ215mm・395mmの短縮)。一方、軽商用車としては初めて助手席側のセンターピラーを廃した「ドアインピラー構造」を採り、長尺物などの積み下ろし作業における使い勝手の向上を図ったほか、N-BOX同様のセンタータンクレイアウト採用による低床化で、荷室高はアクティバンと比較して165mm高い1,365mmまで拡大された。また、リアシートに加え助手席シートにもダイブダウン機構を採用し、助手席からリアシート・テールゲートにかけてフラットにつながる荷室を実現。長尺物の積載も可能としている。スライドドアのアウターハンドルは、2代目以降のアクティバン、ストリートおよびバモスの流用である。
燃料タンクの容量は2WDが27L、4WDは25Lで、ベースとなった2代目N-BOXと同一となっている。25~27Lは軽自動車の中でも容量が少なく(商用貨物車の中では最も小さい)、タンク容量の拡大も検討されたが、室内スペースの優先を理由として行わなかった[3]。
パワーユニットはN-BOXと共通の「S07B」型を、商用車特有の積載負荷や使われ方に配慮して最適化。NAエンジンは最高出力・最大トルクがN-BOX比で4kW(5PS)/1N・m(0.1kgf・m)引き下げられている(ターボエンジンのスペックはN-BOXと同一)。トランスミッションはホンダの商用車では初採用となるCVT[注 6]を全タイプに設定するほか、NAエンジン搭載車はS660用をベースに改良した6速マニュアルを軽商用車[注 7]で初採用している[4]。
安全性能では、安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備[注 8]とした。衝突軽減ブレーキ<CMBS>、歩行者事故低減ステアリング、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、路外逸脱抑制機能は全タイプに備わるほか、「無段変速オートマチック」(CVT)車のみ、誤発進抑制機能、ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>、LKAS<車線維持支援システム>、後方誤発進抑制機能の各機能が加わる。また「N-VAN +STYLE」全車にはオートハイビームも追加される。
当初は全ての生産を本田技研工業鈴鹿製作所で行っていたが、2021年に生産の一部がホンダオートボディーへ移管された[1]。ホンダオートボディーにおいては、アクティバン/バモスの生産終了以来3年ぶりに軽ライトバンの生産が復活することになった。
先述した通り、後部スライドドアを採用したモノスペースタイプのハイトワゴン型軽商用車であるが、前方にエンジンを収めたボンネットフードが存在するため、全国軽自動車協会連合会の新車販売統計では「軽貨物車内訳-ボンネットバン」枠での集計が行われている。
余談であるが、同社が生産・販売する軽ボンネットバンとしては1998年に生産終了・販売終了となった初代トゥデイ(バン仕様)以来、20年ぶりとなる。
年表
[編集]- 2018年4月20日
- Honda公式ウェブサイト上のティザーページで先行公開[5] し、2018年夏に発売することを発表。
- 2018年7月12日
- 正式発表(7月13日発売)[6]。
- ラインアップは、軽バンとしての機能性を追求した「N-VAN」と、質感の高い内外装を採用し、レジャーユースも想定した「N-VAN +STYLE」の2種に大別される。「N-VAN」は「G・Honda SENSING」と「L・Honda SENSING」の2タイプ、「N-VAN +STYLE」は「+STYLE FUN・Honda SENSING」と「+STYLE COOL・Honda SENSING」、それぞれのターボエンジン搭載車である「+STYLE FUN・ターボ Honda SENSING」と「+STYLE COOL・ターボ Honda SENSING」の4タイプが用意されている。
- ルーフ形状は「G・Honda SENSING」・「L・Honda SENSING」・「+STYLE FUN」系がハイルーフなのに対し、「+STYLE COOL」系のみ全高が95mm低いロールーフとなる。
- エクステリアの細部はタイプによって異なる。フロントグリルは、「G・Honda SENSING」と「L・Honda SENSING」はカラード、「+STYLE FUN」系はカラード&プラチナ調クロームメッキ、「+STYLE COOL」系はクロームメッキとなる。「N-VAN +STYLE」は全タイプが専用フロントバンパーとLEDフォグライトを装備。「+STYLE COOL」系はテールゲートスポイラーを装備するほか、リアライセンスガーニッシュがクロームメッキとなる。また、「+STYLE FUN」系は「丸目デザイン」のLEDヘッドライトを、それ以外のタイプは角型のマルチリフレクターハロゲンヘッドライトを採用している。
- ボディカラーは「N-VAN」が全タイプともタフタホワイトIIとルナシルバー・メタリックの2色のみの設定。「N-VAN +STYLE」は全タイプ共通色として、新色のガーデングリーン・メタリック、既存色のプレミアムホワイト・パールII(有料色)、シャイニンググレー・メタリック、クリスタルブラック・パール、プレミアムピンク・パール(有料色)、ブリリアントスポーティブルー・メタリックを設定。「+STYLE FUN」系は、専用色としてプレミアムイエロー・パールII(有料色)を、「+STYLE COOL」系には、専用色のプレミアムベルベットパープル・パール(有料色)を加えた全7色ずつを設定している。
- 2018年11月14日
- 2019年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞[7][8]。
- 2018年11月29日
- JNCAPの2018年度「予防安全性能アセスメント」において、最高評価となる「予防安全性能 ASV+++」を獲得したことを発表[9]。
- 2018年12月7日
- 2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞を受賞[10]。
- 2018年12月8日
- 「+STYLE」に設定の「エクステリア:ガーデングリーン・メタリック/インテリア:ブラック」の組み合わせが、オートカラーアウォード2018グランプリを受賞[11][12]。
- 2019年7月11日
- 仕様変更。ボディカラーの設定が変更となり、「N-VAN +STYLE」に設定のプレミアムピンク・パールをピーチブロッサム・パールに、プレミアムホワイト・パールをプラチナホワイト・パールに変更。同時に「G・Honda SENSING」・「L・Honda SENSING」専用色のタフタホワイトIIはタフタホワイトIIIに移行となった。
- 2021年2月4日
- 一部改良(2月5日発売)[13]。
- 「Honda SENSING」はNA車に設定されていた非装備仕様が廃止され、従来は「N-VAN +STYLE」のみに装備されていたオートライト/オートハイビームを「N-VAN」にも拡大し、全車標準装備となった。
- タイプ名称が変更となり、「N-VAN」は「G」、「L」に変更。「N-VAN +STYLE」は「+STYLE COOL」系タイプを廃止して「+STYLE FUN」系タイプのみに集約した上で、タイプ名称を「+STYLE FUN」、「+STYLE FUN・ターボ」にそれぞれ変更したことで、全タイプハイルーフ仕様となった。
- ボディカラーは「+STYLE FUN」系タイプで変更となり、ピーチブロッサム・パールを廃止する替わりに、フレームレッドとサーフブルーを追加して8色展開となった。なお、「+STYLE COOL」系タイプ専用色のプレミアムベルベットパープル・パール(有料色)は「+STYLE FUN」系タイプには設定されず、廃止となった(「G」・「L」は変更なし)。
- また、今回の一部改良によりWLTCモードによる燃料消費率並びに排出ガスに対応(燃料消費率はJC08モード走行の数値も併記)し、全タイプ「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。
- 2021年4月
- 仕様変更。「N-VAN +STYLE」に設定のボディカラーが変更となり、青系のブリリアントスポーティーブルー・メタリックをフレンチブルー・メタリックに、グレー系のシャイニンググレー・メタリックをアドミラルグレー・メタリックに、黒系のクリスタルブラック・パールをナイトホークブラック・パールへそれぞれ差し替えた。
- 2021年4月28日(補足)
- 4代目アクティトラックが同日付で販売終了となったため、名実共にN-VANが同社唯一の貨物用自動車となった。
- 2022年4月
- 仕様変更。「N-VAN +STYLE」に設定のボディカラーが変更され、サーフブルーと入替でソニックグレー・パール(有料色)が設定された。
- 2023年2月
- 仕様変更。「N-VAN +STYLE」に設定のボディカラーが変更となり、発売当初から設定されていたプレミアムイエロー・パールII(有料色)とガーデングリーン・メタリックの2色が廃止され、6色に整理された。
- 2023年6月23日
- 原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、7月27日発売分からN-WGN、N-ONE、フィット、ヴェゼル、シビック(タイプRを除く)と共にメーカー希望小売価格の改定を実施することを発表。「G」は61,600円、「L」は67,100円、「+STYLE FUN」は78,100円、「+STYLE FUN・ターボ」は86,900円(いずれも10%の消費税込)それぞれ値上げされる[14]。
- 2024年4月18日
- 一部改良並びに特別仕様車「STYLE+ NATURE」が発表された(4月19日発売)[15]。
- 一部改良では、「N-VAN +STYLE」としていた「+STYLE FUN」と「+STYLE FUN・ターボ」のタイプ名称を「+STYLE」を廃した「FUN」と「FUN・ターボ」に変更。CVT車において「Honda SENSING」に急アクセル抑制機能を追加[注 9]。従来「FUN」系タイプの4WD車のみに装備されていたヒーテッドドアミラーを「G」と「L」の4WD車にも拡大したことで4WD車全車標準装備となった。「FUN」系タイプはボディカラーも一部変更となり、アドミラルグレー・メタリック、フレームレッド、フレンチブルー・パールの3色を廃止する替わりに、新色のオータムイエロー・パールとボタニカルグリーン・パール(2色とも有料色)を追加して5色に整理された。
- 「STYLE+ NATURE」は「N STYLE+」シリーズの第4弾として設定されたもので、「FUN」のCVT車をベースに、外観はフロントグリルをマットブラック&ピアノブラック調に、スチールホイール+フルホイールキャップをシルバー&ブラックにそれぞれ変え、電動格納式リモコンドアミラー・アウタードアハンドル・リアライセンスガーニッシュをブラックで統一。内装はジャージのシート表皮、ステアリングガーニッシュ(ピアノブラック調との組み合わせ)、エアコンアウトレットリング(運転席)、インパネガーニッシュ、フロントドアアッパーライニングにカーキが採用された。ボディカラーは新色2色を除く既存3色が設定される。
-
G・Honda SENSING
フロント -
+STYLE FUN・Honda SENSING
リア -
+STYLE COOL・Honda SENSING
リア -
L・Honda SENSING
リア -
G・Honda SENSING
リア -
L・Honda SENSING
インストルメントパネル -
G・Honda SENSING
インテリア -
N-VANの運転席から(カーナビなし)。助手席を畳むとフラットになるので、より長いものを積めるようになる。
N-VAN e:
[編集]ホンダ・N-VAN e: JJ3型 | |
---|---|
概要 | |
販売期間 |
2024年10月10日 - (予定) (発表:2024年6月13日) |
ボディ | |
乗車定員 | 1~4名 |
ボディタイプ | 5ドア軽ボンネットバン |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
モーター | MCF7型 交流同期電動機 |
最高出力 |
39kW (53PS)(e: G/e: L2) 47kW (64PS)(e: L4/e: FUN) |
最大トルク | 162N・m (16.5kgf・m) |
サスペンション | |
前 | マクファーソン式 |
後 | 車軸式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,520mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 |
1,950mm(e: G) 1,960mm(e: L2/e: L4/e: FUN) |
車両重量 | 1,060-1,140kg |
最大積載量 |
2名乗車時: 350kg(e: G/e: L2) 300kg(e: L4/e: FUN) 4名乗車時: 150kg |
その他 | |
ブレーキ |
前:油圧式ディスク 後:油圧式リーディングトレーリング |
N-VAN e:(エヌバン イー)は2023年に公開された、N-VANから派生した電気自動車。
経緯は、2040年にホンダが、世界で販売するすべての四輪車を電気自動車と燃料電池車とすることを目指すことを公開したためである。そのための重要なステップとして、軽商用EVである「N-VAN e:」を開発した[16]。さらに、環境負荷ゼロの循環型社会をめざして取り組んでいる「リソースサーキュレーション」の考えから、廃棄バンパーを回収・粉砕した再生素材を採用。N-VAN e:では充電コネクターと一体化されたフロントグリルにも採用されており、被膜の欠片の配合を増やして多彩な色をちりばめることで唯一無二のデザインとしている。
なお、軽商用EVとしての競合車として、三菱自動車工業の「ミニキャブEV」とそのOEMの日産自動車の「クリッパーEV」があげられる。
タイプバリエーションは4種類あり、2列・4人乗り仕様の「e: L4」と「e: FUN」、2代目アクティバン以来となる助手席側シートを省いた前後タンデム・2人乗り仕様の「e: L2」、運転席のみの1人乗り仕様の「e: G」の4タイプを設定。N-VANに比べて荷室長が30mm減少し、最大スペース長が10mm増加、荷室床面地上高が15mm上がった。最大積載量はN-VANの4WD車と同等の300kgである。「e: G」と「e: L2」は助手席側の席を省くのみならず、助手席側のインパネが垂直となり、さらにフロア高が「e: L4」や「e: FUN」より120mm下げられ、最大積載量も50kgアップの350kgとなる。なお「e:G」と「e: L2」は新車オンラインストア「Honda ON」や法人営業部での取り扱いとなり、リース契約[注 10]のみとなる。
安全機能では「e: L4」と「e: FUN」はN-VANと同じ12の機能を備えた安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備。CMBS、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、オートハイビーム、リアパーキングセンサーシステムの5点は「e: G」と「e: L2」を含む全タイプ標準装備となる。コネクティッドサービスの「Honda CONNECT」に対応しており、スマートフォンの専用アプリ上でバッテリー残量の確認や充電開始時間の指定などが可能となっているほか、「EVカーナビ by NAVITIME」との連携機能も備えている。
ボディカラーはN-VANと共通のバリエーションとなるが、タイプによって設定可能なカラーが異なり、「e: G」と「e: L2」はタフタホワイトIIIとルナシルバー・メタリックの2色のみ、「e: L4」は「e: G」・「e: L2」に設定の2色にプラチナホワイト・パール、ボタニカルグリーン・パール、オータムイエロー・パール(いずれも有料色)を加えた5色。「e: FUN」は「e: L4」に設定の有料色3色にナイトホークブラック・パールとソニックグレー・パール(有料色)を加えた5色が設定される。さらに、「e: L4」と「e: FUN」にはルーフとバックドアをブラックとした軽商用車では珍しい2トーンカラー(有料色)も設定され、ソニックグレー・パール(「e: FUN」専用色)、ボタニカルグリーン・パール、オータムイエロー・パールの3色が用意される。
- 2022年12月
- N-VANをベースとした新型軽商用EVを2024年春に発売することが発表された[17]
- 2023年6月1日
- プロトタイプ車をヤマト運輸に貸し出して8月31日まで東京都中野区・宇都宮市・神戸市でモニター運行[18][19]。9月からはインドネシア・ジャカルタでもモニター運行を実施。
- 2023年9月28日
- 前述した新型軽商用EVの車名が「N-VAN e:(エヌバン イー)」となり、概要と合わせて関連情報をホームページ上に公開したことが発表された[20]。
- 2023年10月28日
- 東京ビッグサイトを中心に開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」にプロトタイプを出展[21]。
- 2024年3月29日
- 公式サイトに全ボディーカラーのイメージ画像を追加。
- 2024年4月12日
- 発売時期を変更。2024年春に発売予定していたが、一部部品の量産に向けた生産体制の整備遅れのため、2024年秋に発売を延期した[22]。
- 2024年6月13日
- 10月10日からの発売を発表[23]。
車名の由来
[編集]Nシリーズが提案する『次世代の軽バン』を表現したものである。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ GおよびLの先代
- ^ +STYLE FUN系の先代
- ^ +STYLE COOL系の先代
- ^ バモスは5ナンバー車。
- ^ バモス同様の5ナンバー車に加え、4ナンバー車の「Pro」も設定されていた。
- ^ ホンダは「無段変速オートマチック」と呼称。
- ^ 2020年11月現在、軽自動車で6速マニュアルトランスミッションを採用する車種はS660、N-VAN、N-ONE(2代目のRS)で、いずれもホンダの軽乗用車である。
- ^ 発売当初、NAエンジン搭載車には非装備仕様が設定されていたが、のちの一部改良で廃止され、Honda SENSINGが全車標準装備となった。
- ^ 工場出荷時は機能オフの設定のため、オンにするにはディーラーの専用機器によるセッティング作業(ディーラーオプション扱い)が必要となる。
- ^ 「Honda ON」の場合は、税金・諸費用及びメンテナンス代込、バッテリーを含めた保証が付帯する専用サブスクリプションサービス。
出典
[編集]- ^ a b 製品情報 ホンダオートボディー
- ^ ホンダ、新型軽貨物車「N-VAN」が生まれた背景、魅力について開発責任者が語る発表会 Car Watch 2018年7月13日
- ^ “第15回:N-VAN開発責任者に聞きたいことを(ほぼ)全部聞いてみた”. Car Watch. 2024年2月25日閲覧。
- ^ 【新車速報】ホンダ「N-VAN」のマニュアルミッションはS660譲りの6速 「ホンダセンシング」は全車標準装備楽天Infoseeknews 2018年7月12日
- ^ 『新型「N-VAN(エヌ バン)」をホームページで先行公開』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2018年4月20日 。
- ^ 『新型「N-VAN」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2018年7月12日 。
- ^ “第28回(2019年次)RJC カー オブ ザ イヤー”. 特定非営利活動法人 自動車研究者ジャーナリスト会議. 2018年11月15日閲覧。
- ^ 『「N-VAN」が第28回(2019年次)RJCカーオブザイヤー特別賞を受賞』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2018年11月14日 。
- ^ 『「ふN-VAN」がJNCAP予防安全性能アセスメント最高評価を獲得』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2018年11月29日 。
- ^ 『2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、「CLARITY PHEV」が「イノベーション部門賞」を、「N-VAN」が「実行委員会特別賞」を受賞』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2018年12月7日 。
- ^ 【速報】オートカラーアウォード2018グランプリ決定!! - 日本流行色協会 2018年12月8日(2018年12月10日閲覧)
- ^ 『「N-VAN」がオートカラーアウォード2018「グランプリ」を受賞』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2018年12月10日 。
- ^ 『「N-VAN」を一部改良し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2021年2月4日 。
- ^ 『N-WGN、N-ONE、N-VAN、FIT、VEZEL、CIVICの価格改定について』(プレスリリース)本田技研工業、2023年6月23日 。2023年6月29日閲覧。
- ^ “ホンダ、「N-VAN」一部改良 特別仕様車「STYLE+ NATURE」設定”. Car Watch (2024年4月18日). 2024年4月20日閲覧。
- ^ “【独自取材】「N-VAN」が電動化!開発チームのプロジェクトリーダー4人が語る軽EV挑戦の裏側|Honda Stories|Honda公式サイト”. global.honda. 2024年4月6日閲覧。
- ^ 『新型軽商用EVを2024年春に発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2022年12月7日 。
- ^ 『Hondaとヤマト運輸 新型軽商用EVの集配業務における実用性の検証を2023年6月から開始』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、ヤマト運輸株式会社、2023年4月14日 。2023年4月20日閲覧。
- ^ “最前線の走行データで確信から確証へ。ヤマト運輸との「答え合わせ」で得た「N-VAN e:」の手応え”. Honda Stories. 本田技研工業株式会社 (2023年9月28日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ 『2024年春発売予定の「N-VAN e:」をホームページで先行公開』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2023年9月28日 。
- ^ “Japan Mobility Show Web Site”. Japan Mobility Show Web Site. 日本自動車工業会. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “「N-VAN e:」発売時期について | Honda 企業情報サイト”. Honda Global (2023年). 2024年4月14日閲覧。
- ^ “軽商用EVをお披露目 国内市場を開拓―ホンダ”. JIJI.COM. 時事通信社. 2024年6月14日閲覧。
関連項目
[編集]- 本田技研工業
- ホンダオートボディー
- ホンダ・N-BOX
- ホンダ・N-WGN - 2代目はN-VAN同様、古舘茂がLPLを務めている。
- ホンダ・アクティバン - N-VAN G/Lの先代車。
- ホンダ・バモス - +STYLE COOLの先代車。
- ホンダ・バモスホビオ - +STYLE FUNの先代車。
- スズキ・スペーシア - 2022年8月に発表・発売された商用モデルの「ベース」が競合車種となる。