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「BIG MACHINE」の版間の差分

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B'z王道のハードロックナンバーやポップな曲、そしてバラード曲がバランスよく収録されている。ライトファンの中では捨て曲なしのアルバムとして人気が高い。B'zがちょうど15年目に発売されており、タイアップも非常に多い(13曲中8曲がタイアップつき)。実は前作『[[GREEN (B'z)|GREEN]]』が発売される前の2002年6月頃からすでにデモテープを用意していた。稲葉曰く'''「『GREEN』の発展形かつ、変わる前って感じ」'''だとか。アルバムタイトルの「BIG MACHINE」とは15周年をむかえ、ファンやスタッフと共につくった'''B'z=BIG MACHINE'''を意味している。
B'z王道のハードロックナンバーやポップな曲、そしてバラード曲がバランスよく収録されている。ライトファンの中では捨て曲なしのアルバムとして人気が高い。B'zがちょうど15年目に発売されており、タイアップも非常に多い(13曲中8曲がタイアップつき)。実は前作『[[GREEN (B'z)|GREEN]]』が発売される前の2002年6月頃からすでにデモテープを用意していた。稲葉曰く'''「『GREEN』の発展形かつ、変わる前って感じ」'''だとか。アルバムタイトルの「BIG MACHINE」とは15周年をむかえ、ファンやスタッフと共につくった'''B'z=BIG MACHINE'''を意味している。


多くの音楽評論家から指摘されているが、'''アルバムの前半と後半で雰囲気の異なる印象'''がある。その二極化した構成のためか、コアなファンには不評のようであるが、前作同様初心者には聴きやすいアルバムである。尚、曲の終わり方が似ている楽曲が多く、それぞれの曲が似ている印象を持ってしまっている部分もあり、過渡期の作品といえる。しかし、稲葉の詞の視点に変化がみられ、松本も7弦ギターの導入など、名盤といわれるようになる次作『[[THE CIRCLE]]』に繋る伏線がはられている。なお、『[[THE CIRCLE]]』に収録されている『BLACK AND WHITE』は本来ならこの作品に収録されるはずだったが、アルバムのイメージに合わないという理由で、先送りされたアウトテイクである。また、『[[ARIGATO (B'z)|ARIGATO]]』の[[2nd beat]]『輝く運命はその手の中に』もこの頃のデッド・ストックである。
多くの音楽評論家から指摘されているが、'''アルバムの前半と後半で雰囲気の異なる印象'''がある。その二極化した構成のためか、コアなファンには不評のようであるが、前作同様初心者には聴きやすいアルバムである。尚、曲の終わり方が似ている楽曲が多く、それぞれの曲が似ている印象を持ってしまっている部分もあり、過渡期の作品といえる。しかし、稲葉の詞の視点に変化がみられ、松本も7弦ギターの導入など、名盤といわれるようになる次作『[[THE CIRCLE]]』への予兆られる。なお、『[[THE CIRCLE]]』に収録されている『BLACK AND WHITE』は本来ならこの作品に収録されるはずだったが、アルバムのイメージに合わないという理由で、先送りされたアウトテイクである。また、『[[ARIGATO (B'z)|ARIGATO]]』の[[2nd beat]]『輝く運命はその手の中に』もこの頃のデッド・ストックである。


== 売り上げ ==
== 売り上げ ==
累計売上枚数74.6万枚。初動売上枚数50.0万枚。
累計売上枚数74.6万枚。初動売上枚数50.0万枚。収録されたシングル曲に大きなヒットがなかったためか、4枚目のアルバム『[[RISKY]]』以降続いていたアルバムのミリオン記録を止めてしまったが、アルバムチャートの年間順位は今までと変わらない。


''売上はいずれもオリコン調べ。''
''売上はいずれもオリコン調べ。''
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曲の解説やタイアップ等は[[B'z]]で解説しているため一部簡潔に解説する。
曲の解説やタイアップ等は[[B'z]]で解説しているため一部簡潔に解説する。
#'''アラクレ''' (3:25)
#'''アラクレ''' (3:25)
#:ファーストナンバーにふさわしい、スピーディでポップなロックナンバー。イントロのギターが印象的。どこか懐かしい感じがする。「真っ赤な心臓は理性を超えて鳴るよ」という歌詞が稲葉の一番言いたかったことだという。フジテレビ系ドラマ「[[あなたの隣に誰かいる]]」主題歌としてオンエアされて、ファンじゃない人の間に非常に知れ渡った。ライブだけでなくこのアルバムの中で人気の高い曲のひとつ。
#:ファーストナンバーにふさわしい、スピーディでポップなロックナンバー。「真っ赤な心臓は理性を超えて鳴るよ」という歌詞が稲葉の一番言いたかったことだという。フジテレビ系ドラマ「[[あなたの隣に誰かいる]]」主題歌としてオンエアされて、ファンじゃない人の間に非常に知れ渡った。ライブだけでなくこのアルバムの中で人気の高い曲のひとつ。
#'''[[野性のENERGY]]''' (4:39)
#'''[[野性のENERGY]]''' (4:39)
#:曲名に変わりはないが、ミックスなどを変えた'''アルバムバージョン'''である。最後が微妙に違うことが一番判りやすい。
#:曲名に変わりはないが、ミックスなどを変えた'''アルバムバージョン'''である。最後が微妙に違うことが一番判りやすい。
#'''WAKE UP,RIGHT NOW''' (3:18)
#'''WAKE UP,RIGHT NOW''' (3:18)
#:リズムは軽快であるものの、ロック色の強いポップナンバーである。ファンの中での人気の高い曲である。歌詞もかなりポジティブである。スタッフの間ではこの曲を先行シングルにしようという意見もあった。(ちなみにアサヒ”スーパードライ”のCMでオンエアされており、シングルとして発売される期待も多かったが、実際の次のシングルは「野性のENERGY」であった。)「[[1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト|1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト2003]]」でも演奏された。
#:ロック色の強いポップナンバーである。ファンの中での人気の高い曲である。歌詞もかなりポジティブである。スタッフの間ではこの曲を先行シングルにしようという意見もあった。(ちなみにアサヒ”スーパードライ”のCMでオンエアされており、シングルとして発売される期待も多かったが、実際の次のシングルは「野性のENERGY」であった。)「[[1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト|1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト2003]]」でも演奏された。
#'''儚いダイヤモンド''' (3:28)
#'''儚いダイヤモンド''' (3:28)
#:「アラクレ」以上にスピーディでヘヴィなハードロックナンバー。ヘヴィメタ、ハードロックファンにはたまらない。稲葉自身もノリノリでレコーディングしたそうだ。編曲は豊田みのるのアイデアを生かし徳永らとアレンジしたものらしい。この曲のメイキングがDVD「The Days of Pleasure」に収録されている。
#:「アラクレ」以上にスピーディでヘヴィなハードロックナンバー。稲葉自身もノリノリでレコーディングしたそうだ。編曲は豊田みのるのアイデアを生かし徳永らとアレンジしたものらしい。この曲のメイキングがDVD「The Days of Pleasure」に収録されている。
#'''I'm in love?''' (2:59)
#'''I'm in love?''' (2:59)
#:前作『[[GREEN (B'z)|GREEN]]』の雰囲気がする爽やかなポップナンバー。B'z本人曰く恋心Ⅱ』らしい。あの曲に比べると主人公は成長しているようで「子供じゃないから、なんでも好き好きで始まればいいっていうもんじゃない」と一歩引いた位置に立っている。曲時間は3分を切るほど短い。
#:爽やかなポップナンバー。B'z本人曰く恋心II」らしい。「恋心」より主人公は成長しているようで「子供じゃないから、なんでも好き好きで始まればいいっていうもんじゃない」と一歩引いた位置に立っている。曲時間は3分を切るほど短い。
#'''[[IT'S SHOWTIME!!]]''' (4:00)
#'''[[IT'S SHOWTIME!!]]''' (4:00)
#:「野性のENERGY」同様、曲名に変化はないが'''アルバムバージョン'''である。ドラムを打ち込みから[[シェーン・ガラース]]による生ドラムに変更されている。
#:「野性のENERGY」同様、曲名に変化はないが'''アルバムバージョン'''である。ドラムを打ち込みから[[シェーン・ガラース]]による生ドラムに変更されている。
#'''愛と憎しみのハジマリ''' (4:26)
#'''愛と憎しみのハジマリ''' (4:26)
#:ダークな匂いがするロックバラードナンバー。当時開戦した[[イラク戦争]]を知った稲葉が感じたことを歌詞にしており、稲葉曰く「『愛だと思ってやってることが、逆の立場から見れば愛じゃなかった』ということを書きたかった」とのこと。稲葉の詞の変化がでている代表的な曲。なお、松本はこの曲のギターソロがお気に入りだとか
#:ダークな匂いがするロックバラードナンバー。当時開戦した[[イラク戦争]]を知った稲葉が感じたことを歌詞にしており、稲葉曰く「『愛だと思ってやってることが、逆の立場から見れば愛じゃなかった』ということを書きたかった」とのこと。なお、松本はこの曲のギターソロ気に入っている
#'''BIG MACHINE''' (3:34)
#'''BIG MACHINE''' (3:34)
#:このアルバム表題曲であり、アルバム中で最もヘヴィなハードロックナンバー。曲名は自分達が「ビッグ(大物)」という意味ではなく、「大きな車輪」を自分達でひたすら転がして突き進むという意味であり、『RUN』(曲名)同様、B'zのことを歌っている。B'zでは珍しく7弦ギターが使用されている。
#:このアルバム表題曲であり、アルバム中で最もヘヴィなハードロックナンバー。曲名は自分達が「ビッグ(大物)」という意味ではなく、「大きな車輪」を自分達でひたすら転がして突き進むという意味であり、『RUN』(曲名)同様、B'zのことを歌っている。B'zでは珍しく7弦ギターが使用されている。
#'''Nightbird''' (3:56)
#'''Nightbird''' (3:56)
#:ダークで幻想的なバラード。メロディは穏やかになったり激しくなったりする。どこか懐かしい感じがする。雰囲気を出すために鍵盤はあえて打ち込みになっている。稲葉は「こんな鳥はいないと思う。探してみて」と言っていた
#:ダークで幻想的なバラード。メロディは穏やかになったり激しくなったりする。雰囲気を出すために鍵盤はあえて打ち込みになっている。
#'''ブルージーな朝''' (3:57)
#'''ブルージーな朝''' (3:57)
#:タイトル通りブルージーな雰囲気が漂うジャジーな曲。ファンからの人気も高い。女性目線で詞が描かれている。稲葉曰く「ここから抜け出せてどこかへ行ける感じはある」らしい
#:タイトル通りブルージーな雰囲気が漂うジャジーな曲。女性目線で詞が描かれている。
#'''眩しいサイン''' (4:05)
#'''眩しいサイン''' (4:05)
#:「I'm in love?」同様ポップな曲。昔のB'zを髣髴させるナンバー。実際に松本と稲葉もコーディグ中にそんな話ていて、わざとそういう風にアレンジしたという話もある。『The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"』ツアーのライブ終了時に流された。
#:「I'm in love?」同様ポップな曲。意図的に昔のB'zを髣髴させるレン施されている。『The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"』ツアーのライブ終了時に流された。
#'''CHANGE THE FUTURE''' (3:56)
#'''CHANGE THE FUTURE''' (3:56)
#:サイケデリックなハードロックナンバー。収録曲では唯一L.Aで制作されたもの。歌詞は環境問題がテーマとなっており、稲葉がとある本にあった、「今の世界は未来の人々から借りているもの」という表現に共感し、そこからイメージし書いたという。アニメの世界観とも良く合っている。元々はアルバムの最後に収録される予定だった。
#:サイケデリックなハードロックナンバー。収録曲では唯一L.Aで制作されたもの。歌詞は環境問題がテーマとなっており、稲葉がとある本にあった、「今の世界は未来の人々から借りているもの」という表現に共感し、そこからイメージし書いたという。元々はアルバムの最後に収録される予定だった。
#'''ROOTS''' (5:13)
#'''ROOTS''' (5:13)
#:ファンの間ではB'zのバラード曲の中でも名曲のひとつに入ると言われるほど評価が高い。『[[OFF THE LOCK]]』収録の『ROSY』を今のB'zでアレンジしたような儚くて優しく、かつ切ないポップなバラード。歌いだしの最初の節が非常に印象的。歌詞は内容からして朝鮮の南北分断問題、そして日本と北朝鮮における拉致問題がモデルとなっており、稲葉曰く「世界中を旅行するような気持ちで書いた」とのこと。またこの歌詞は難産だったようでL.A.で書き始めて歌入れ直前まで書き直していたという。メロディはどこが懐かしい感じがし、間奏では激しく弾き、時には優しく弾く哀愁漂うギターソロと優しい感じで終わる[[フェードアウト]]が特徴的である。当初はアルバムの最後に収録される予定ではなかったが、最後に合う曲として急遽最後に収録するように変更された。実際にアルバムの終わりにふさわしい曲であり、この決断は正しかったといえる
#:ポップなバラード。稲葉曰く「世界中を旅行するような気持ちで書いた」とのこと。またこの歌詞は難産だったようでL.A.で書き始めて歌入れ直前まで書き直していたという。間奏では激しく弾き、哀愁漂うギターソロと優しい感じで終わる[[フェードアウト]]が特徴的である。当初はアルバムの最後に収録される予定ではなかったが、最後に合う曲として急遽最後に収録するように変更された。


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2007年2月26日 (月) 10:47時点における版

BIG MACHINE

  1. 内外出版社が発行する大型自動二輪車についての月刊雑誌
  2. 日本のロックグループB'zのアルバムと楽曲。本稿で後述する。

『BIG MACHINE』
B'zスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロック
J-POP
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • 第18回ゴールドディスク大賞ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー
  • B'z アルバム 年表
    The Ballads ~Love & B'z~
    2002年
    BIG MACHINE
    2003年
    THE CIRCLE
    2005年
    テンプレートを表示

    BIG MACHINE』(ビッグマシーン)は、日本ロックグループB'z2003年9月17日にリリースした13枚目のオリジナルアルバム及びそれに収録されている楽曲のタイトルである。アルバム未収録シングル曲はない。

    概要

    B'z王道のハードロックナンバーやポップな曲、そしてバラード曲がバランスよく収録されている。ライトファンの中では捨て曲なしのアルバムとして人気が高い。B'zがちょうど15年目に発売されており、タイアップも非常に多い(13曲中8曲がタイアップつき)。実は前作『GREEN』が発売される前の2002年6月頃からすでにデモテープを用意していた。稲葉曰く「『GREEN』の発展形かつ、変わる前って感じ」だとか。アルバムタイトルの「BIG MACHINE」とは15周年をむかえ、ファンやスタッフと共につくったB'z=BIG MACHINEを意味している。

    多くの音楽評論家から指摘されているが、アルバムの前半と後半で雰囲気の異なる印象がある。その二極化した構成のためか、コアなファンには不評のようであるが、前作同様初心者には聴きやすいアルバムである。尚、曲の終わり方が似ている楽曲が多く、それぞれの曲が似ている印象を持ってしまっている部分もあり、過渡期の作品といえる。しかし、稲葉の詞の視点に変化がみられ、松本も7弦ギターの導入など、名盤といわれるようになる次作『THE CIRCLE』への予兆が見られる。なお、『THE CIRCLE』に収録されている『BLACK AND WHITE』は本来ならこの作品に収録されるはずだったが、アルバムのイメージに合わないという理由で、先送りされたアウトテイクである。また、『ARIGATO』の2nd beat『輝く運命はその手の中に』もこの頃のデッド・ストックである。

    売り上げ

    累計売上枚数74.6万枚。初動売上枚数50.0万枚。

    売上はいずれもオリコン調べ。

    参加ミュージシャン

    収録曲

    曲の解説やタイアップ等はB'zで解説しているため一部簡潔に解説する。

    1. アラクレ (3:25)
      ファーストナンバーにふさわしい、スピーディでポップなロックナンバー。「真っ赤な心臓は理性を超えて鳴るよ」という歌詞が稲葉の一番言いたかったことだという。フジテレビ系ドラマ「あなたの隣に誰かいる」主題歌としてオンエアされて、ファンじゃない人の間に非常に知れ渡った。ライブだけでなくこのアルバムの中で人気の高い曲のひとつ。
    2. 野性のENERGY (4:39)
      曲名に変わりはないが、ミックスなどを変えたアルバムバージョンである。最後が微妙に違うことが一番判りやすい。
    3. WAKE UP,RIGHT NOW (3:18)
      ロック色の強いポップナンバーである。ファンの中での人気の高い曲である。歌詞もかなりポジティブである。スタッフの間ではこの曲を先行シングルにしようという意見もあった。(ちなみにアサヒ”スーパードライ”のCMでオンエアされており、シングルとして発売される期待も多かったが、実際の次のシングルは「野性のENERGY」であった。)「1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト2003」でも演奏された。
    4. 儚いダイヤモンド (3:28)
      「アラクレ」以上にスピーディでヘヴィなハードロックナンバー。稲葉自身もノリノリでレコーディングしたそうだ。編曲は豊田みのるのアイデアを生かし徳永らとアレンジしたものらしい。この曲のメイキングがDVD「The Days of Pleasure」に収録されている。
    5. I'm in love? (2:59)
      爽やかなポップナンバー。B'z本人曰く「恋心II」らしい。「恋心」よりも、主人公は成長しているようで「子供じゃないから、なんでも好き好きで始まればいいっていうもんじゃない」と一歩引いた位置に立っている。曲時間は3分を切るほど短い。
    6. IT'S SHOWTIME!! (4:00)
      「野性のENERGY」同様、曲名に変化はないがアルバムバージョンである。ドラムを打ち込みからシェーン・ガラースによる生ドラムに変更されている。
    7. 愛と憎しみのハジマリ (4:26)
      ダークな匂いがするロックバラードナンバー。当時開戦したイラク戦争を知った稲葉が感じたことを歌詞にしており、稲葉曰く「『愛だと思ってやってることが、逆の立場から見れば愛じゃなかった』ということを書きたかった」とのこと。なお、松本はこの曲のギターソロを気に入っている。
    8. BIG MACHINE (3:34)
      このアルバム表題曲であり、アルバム中で最もヘヴィなハードロックナンバー。曲名は自分達が「ビッグ(大物)」という意味ではなく、「大きな車輪」を自分達でひたすら転がして突き進むという意味であり、『RUN』(曲名)同様、B'zのことを歌っている。B'zでは珍しく7弦ギターが使用されている。
    9. Nightbird (3:56)
      ダークで幻想的なバラード。メロディは穏やかになったり激しくなったりする。雰囲気を出すために鍵盤はあえて打ち込みになっている。
    10. ブルージーな朝 (3:57)
      タイトル通りブルージーな雰囲気が漂うジャジーな曲。女性目線で詞が描かれている。
    11. 眩しいサイン (4:05)
      「I'm in love?」同様ポップな曲。意図的に昔のB'zを髣髴させるアレンジが施されている。『The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"』ツアーのライブ終了時に流された。
    12. CHANGE THE FUTURE (3:56)
      サイケデリックなハードロックナンバー。収録曲では唯一L.Aで制作されたもの。歌詞は環境問題がテーマとなっており、稲葉がとある本にあった、「今の世界は未来の人々から借りているもの」という表現に共感し、そこからイメージし書いたという。元々はアルバムの最後に収録される予定だった。
    13. ROOTS (5:13)
      ポップなバラード。稲葉曰く「世界中を旅行するような気持ちで書いた」とのこと。またこの歌詞は難産だったようでL.A.で書き始めて歌入れ直前まで書き直していたという。間奏では激しく弾き、哀愁漂うギターソロと優しい感じで終わるフェードアウトが特徴的である。当初はアルバムの最後に収録される予定ではなかったが、最後に合う曲として急遽最後に収録するように変更された。
    前作
    GREEN
    B'zのオリジナルアルバム 次作
    THE CIRCLE
    オリコン週間アルバムチャート第1位
    2003年9月29日
    前作:
    Every Little Thing
    Every Best Single 2
    B'z
    BIG MACHINE
    次作:
    ロードオブメジャー
    ROAD OF MAJOR

    関連項目

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