コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B'z > 作品リスト > B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-
『B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-』
B'zライブ・ビデオ
リリース
録音 2011年
ジャンル ロック
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
  • 1位(オリコン・DVD音楽 / DVD総合)
  • 1位(オリコン・BD総合)
ゴールドディスク
  • ゴールド (日本レコード協会[1]
  • B'z 映像作品 年表
    • B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-
    • (2012年)
    テンプレートを表示
    B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-
    B'z の コンサート・ツアー
    場所
    関連アルバム C'mon
    初日 2011年9月17日
    最終日 2011年12月25日
    公演数 全26公演
    B'z ツアー 年表
    • B'z LIVE-GYM 2011 -long time no see-
    • (2011年)
    • B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-
    • (2011年)
    • B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free-
    • (2012年)

    B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-』(ビーズ・ライブジム・ツーサウザンドイレブン・カモン)は、日本音楽ユニットB'zの14作目の映像作品。DVDBlu-ray Discで発売。

    概要

    [編集]

    2011年9月〜12月に行われ、50万人を動員したライブツアー『B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-』より、ドーム公演の映像を収録[2]。映像は主に京セラドーム大阪の12月18日の公演が中心となっており、一部東京ドーム公演の映像が挿入されている。

    2012年4月14日に公式ファンクラブ「B'z Party」のオフィシャルサイトでリリースを発表。追って4月16日に公式サイトでも発表され、公式YouTubeチャンネルで告知映像を公開した[3]

    アルバム『C'mon』収録曲のうち「Too Young」「デッドエンド」は未演奏となったが、「デッドエンド」は『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』のホール公演で初演奏され、『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-』の完全盤に収録された。また、「ひとしずくのアナタ」はアリーナ公演のみの演奏だったため、本作には未収録。

    記録

    [編集]

    オリコンにおける2012年6月11日付週間DVDランキングにおいて、5.3万枚を売り上げ総合首位に初登場した。これで8作連続での総合首位獲得となり、ミュージックDVDによる総合首位獲得作品数としては、これまで1位タイの7作で並んでいた嵐を上回り単独歴代最多を記録した[4]。また同日発売のBlu-ray Disc(以下、BD)も、週間BDランキングにおいて初週で5.6万枚を売り上げ総合首位を獲得。初週売上5.6万枚は、男性アーティストの初週最多売上記録であった関ジャニ∞KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTRおもんなかったらドームすいません』の4.4万枚を上回り、歴代1位(当時)となった。

    その後BD盤は累計7.0万枚を売り上げ、2012年度年間音楽BDランキングにて1位を獲得した。B'zの同部門1位は、2010年リリース『B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME』以来2年ぶり2作目。同部門年間1位2作は、2008年のBlu-ray Discランキング集計開始以来初となる[5]

    演奏

    [編集]

    メンバー

    [編集]

    サポートメンバー

    [編集]

    収録内容

    [編集]
    1. さよなら傷だらけの日々よ
      • ライブのオープニングとして、ステージを覆う巨大な壁に3Dプロジェクションマッピングを使用した映像が映され、最後に流れた「C'mon!」という叫び声の後に本曲のイントロが流れる。
      • 曲が始まると壁が開いてメンバーが登場。B'zの2人は天井から吊るされたX字の階段状のステージに乗っており、曲の中盤まで階段状のステージで演奏した。
    2. さまよえる蒼い弾丸
    3. Don't Wanna Lie
      • 突如現れた箱からボールを取り出し、書かれていることを叫びながら投げるという演出のあと、恒例のMC「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」に続く形で演奏。
    4. ピルグリム
      • 曲のラストではスクリーンがV字状の形に動き、稲葉の背中に白い巨大な翼があるかのような演出がされた。
    5. BE THERE
      • 本ツアーで演奏された中で最も古い楽曲で、ドーム公演から追加された。本曲をドーム・スタジアムクラスの会場で演奏するのは『B'z LIVE-GYM Pleasure '97 -FIREBALL-』以来、約14年ぶり[注釈 1]
    6. Homebound
      • 増田のキーボードソロからイントロに入る。
    7. ボス
      • アウトロのセッションから始まる。
      • Cメロでは稲葉がテノールで歌唱している。
    8. 命名
      • アリーナ公演では本曲の前に「ひとしずくのアナタ」が演奏されていた。
    9. DAREKA
      • 手拍子コーナーに続いて演奏。曲の終盤で一旦稲葉がステージの下に吸い込まれ、戻ってきた後に「井戸のコーナー」が始まる。
    10. Splash
      • 42ndシングル「SPLASH!」の英語バージョン。英語バージョンとしては、公式作品に初収録となった。なお、本作では唯一歌詞カードに歌詞が記載されていない。
      • 同年の北米ツアー『B'z LIVE-GYM 2011 -long time no see-』のセットリストの内、英語バージョンで演奏した曲の中では「さまよえる蒼い弾丸」、「SPLASH!」、「Brotherhood」が本ツアーでも引き続き演奏されたが、英語バージョンのままなのは本曲のみである。
    11. Brotherhood
      • 曲のラストでは、稲葉が恒例のロングシャウトを披露。
      • DVD版ではこの曲でDisc 1が終了。
    12. BLOWIN'
      • 「BE THERE」同様、ドーム公演から追加。
      • 曲の前には、メンバー紹介、サポートメンバーによるバンドセッション、松本のソロ楽曲「#1090 [千夢一夜]」の演奏がある。
      • 本曲から、『B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic"』と同様にフライングステージでドーム後方まで移動。
      • ラストの掛け合いは徐々にキーが上がっていく新アレンジで披露。
    13. イチブトゼンブ
      • ドーム後方でそのまま披露。
    14. 裸足の女神
      • 曲の冒頭で松本と大賀による曲のフレーズを用いたギターソロが演奏される。
      • 本曲で、元の場所に戻る。
    15. Liar! Liar!
      • イントロ後に火柱を用いた特効演出がある。
      • イントロのシンセサイザーと曲のラストの部分に、新たなアレンジが施されている。
    16. ZERO
    17. DIVE
      • アルバムバージョンでの演奏で、前曲から繋がる形で始まる。
    18. ザ・マイスター
      • イントロと曲の中盤でコール&レスポンスが行われる。
    19. C'mon
      • 東日本大震災と今回のアルバムタイトルである「C'mon」に込めた思いなどを語ったMCから、キーボードのアウトロソロ、ギターのサビソロで始まる。アウトロはCD音源より長いアレンジになっている。
    20. いつかのメリークリスマス
    21. ultra soul
      • アレンジは18thアルバム『C'mon』収録の「ultra soul 2011」である。ギターソロは「Blue Revolution」のものをアレンジした形となっている。
    22. Calling
      • アウトロでは恒例の連続シャウトがあり、また唐突にBPMが早くなる。

    ・演奏終了後、恒例のMC「お疲れー!」の後に、「Brotherhood」のリハーサル映像が流れ、エンドロールに入る。リハーサル映像の合間に、アリーナ公演初日の仙台公演のMC、ツアー各地の円陣の模様が収録されている。

    脚注

    [編集]

    注釈

    [編集]
    1. ^ 『B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"』および『B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION-』ではホール公演限定で演奏されていた。

    出典

    [編集]