西尾市
にしおし 西尾市 | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||
都道府県 | 愛知県 | ||
市町村コード | 23213-1 | ||
法人番号 | 4000020232131 | ||
面積 |
161.22km2 | ||
総人口 |
167,185人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||
人口密度 | 1,037人/km2 | ||
隣接自治体 |
碧南市、安城市、岡崎市、 幸田町、蒲郡市 | ||
市の木 | クスノキ | ||
市の花 | バラ | ||
西尾市役所 | |||
市長 | 中村健 | ||
所在地 |
〒445-8501 愛知県西尾市寄住町下田22番地 | ||
外部リンク | 西尾市 | ||
(吉良町・一色町・幡豆町域を除く) | |||
ウィキプロジェクト |
西尾市(にしおし)は、愛知県の中央を北から南へ流れる矢作川流域の南端にある市である。抹茶の生産地として知られる。
地理
- 山 : 八ツ面山(標高67m)、羽角山(標高118.5m)、万灯山(標高145.9m)、茶臼山(標高291.0m)
- 河川
隣接している自治体
人口
西尾市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
古代においては、西尾市中心部(八ツ面山の西側)にあたる地域は幡豆郡熊来郷と呼ばれていた。
市名の由来
1564年に御剱八幡宮に奉納した鰐口の銘文には「三川國吉良庄西尾御剱鰐口酒井雅楽助政家寄進」とあり、この銘文がこれまで「西尾」の地名の初出とされていたが、2009年9月に横浜国立大学名誉教授の有光友學が発表した『今川義元書状』(江川文庫所蔵)に「西尾之御事」「西尾城」という記述があり、書状の内容から吉良氏が今川氏に反乱を起こした際のものとみられている。吉良氏の反乱は天文18(1549)年と弘治元(1555)年の2度あり、書状の日付は「十月廿三日」で、この時期に反乱の佳境だった弘治元年のものと判断されている。現時点では西尾の地名が歴史に現れる最初の史料になっている。
このほか、『三河物語』には、徳川家康による桶狭間の戦い後の三河統一戦で「西尾の城を得」と記載されている。また、今川氏真判物に「永禄四年酉年、六月十一日、西尾走廻」とある。
なお、かつては同じ愛知県内に類似した名称である尾西市(2005年に一宮市に編入され消滅)があったが、こちらは「尾張地方の西」という意味で、当市の名称との歴史的な繋がりは全く無い。
沿革
中世〜江戸期
- 1527年 - 久麻久神社本殿(国の重要文化財)が再建される。
- 1561年 - 酒井正親が西尾城主。
- 1585年 - 徳川家康の命により西尾城が改修される。
- 1601年 - 本多康俊が表高2万石で西尾藩主となる。
- 1605年 - 矢作川の新川掘割工事が完成し、米津側が本流となる。
- 1635年 - 平坂港が三河五港の一つに指定される。
- 1638年 - 藩主の太田資宗により西尾城総構えの工事に着手し、井伊直好が藩主であった1657年に完成する。
- 1707年 - 宝永地震による津波で、寺津、平坂が大きな被害を受ける。
- 1764年 - 松平乗祐(和泉守・大給松平)が入封する。
- 1823年 - 寺津八幡社神職の渡辺政香が、八幡書庫をつくる。
明治〜市制施行前
- 1869年3月 - 藩主の松平乗秩が版籍奉還の願書を出し、同年6月19日に許可される。
- 1871年7月14日 - 廃藩置県により西尾藩は西尾県となる。
- 1871年11月15日 - 西尾県は額田県に併合される。
- 1871年12月10日 - 西尾郵便局が設置される。
- 1872年3月 - 西尾城が解体される。
- 1872年11月27日 - 愛知県となる。
- 1876年6月17日 - 平坂村に郵便受取所(現・平坂郵便局)が設置される。
- 1878年 - 西尾城が廃城となる。
- 1879年 - 西尾警察署が設置される。
- 1883年5月24日 - 棉祖神を祀る天竹神社が建てられる。
- 1884年 - 西尾二等電信分局が設置される。
- 1891年10月28日 - 濃尾地震による津波で奥田新田の堤防が決壊し、死者60名が出る。
- 1899年 - 雲母坑での事故により、千年以上続いた八ツ面山での雲母採掘が中止される。
- 1904年12月16日 - 寺津村に郵便受取所(現・西尾寺津郵便局)が設置される。
- 1906年5月1日 - 次のような大合併が行われた。
- 1908年5月6日 - 岩瀬弥助が私立図書館の岩瀬文庫を開館する。
- 1909年3月24日 - 愛知県幡豆郡立農蚕学校(鶴城丘高等学校の前身)が創立される。
- 1910年 - 現在の市域内で電話が開通する。
- 1911年10月30日 - 西尾鉄道(開業時は西三軌道)の西尾〜岡崎新駅が開業する。
- 1914年10月30日 - 西尾鉄道が、西尾〜平坂臨港間(のちの名鉄平坂支線)を開業する。
- 1915年 - 北浜川(北浜悪水路)が完成する。
- 1918年2月22日 - 西尾町立西尾高等女学校(西尾高等学校の前身)が設立認可される。
- 1919年4月1日 - 愛知県立蚕糸学校(鶴城丘高等学校の前身)が設立され、翌年3月31日に農蚕学校を併合する。
- 1920年4月16日 - 室場郵便局が設置される。
- 1924年 - 平坂村が町制を施行し平坂町になる。
- 1926年4月1日 - 愛知県立西尾中学校(西尾高等学校の前身)が設立認可される。
- 1926年9月1日 - 三河鉄道が大浜港から、中畑・平坂・寺津を経由して神谷まで開業する。
- 1928年10月1日 - 碧海電気鉄道が西尾まで開業する。
- 1929年4月1日 - 寺津村が町制を施行し寺津町になる。
- 1932年4月19日 - 上永良神明社の大椎の木が国の天然記念物に指定される。
- 1932年9月1日 - 室場村が花明、家武、平原の3村を編入する。
- 1933年5月21日 - 福地郵便局が設置される。
- 1933年9月21日 - 室戸台風で奥田新田、西奥田新田、南奥田新田の堤防が決壊する。
- 1935年10月1日 - 米津郵便局が設置される。
- 1941年6月1日 - 米野郵便局が設置される。
- 1942年4月1日 - 蚕糸学校を西尾実業学校に改称する。
- 1943年5月16日 - 西尾鶴城郵便局が設置される。
- 1943年12月16日 - 戦争による金属資材(レール)供出のため、名古屋鉄道(名鉄)西尾線(初代)の西尾〜岡崎新駅が休止される。
- 1944年12月7日 - 東南海地震により、現在の市域で死者32名が出る。
- 1945年1月13日 - 三河地震により福地村、三和村を中心に甚大な被害を受ける。死者765名。
- 1948年4月1日 - 学制改革により西尾高等女学校、西尾中学校をそれぞれ幡豆高等学校、西尾高等学校に、西尾実業学校を西尾実業高等学校に改組する。
- 1948年9月1日 - 西尾中町郵便局が設置される。
- 1948年10月1日 - 幡豆高等学校と西尾高等学校が合併し西尾高等学校となる。
- 1952年12月1日 - 西尾町が福地村の一部(小焼野)を編入する。
市制施行後
- 1953年12月15日 - 西尾町と平坂町の一部(田貫、中畑)が合併して市制を施行し西尾市となる。
- 1954年8月10日 - 幡豆郡平坂町、寺津町、福地村、室場村を編入する。
- 1955年4月1日 - 幡豆郡三和村、碧海郡明治村大字米津および南中根を編入する。
- 1955年4月 - 岩瀬文庫が西尾市に移管され、西尾市立図書館岩瀬文庫となる。
- 1958年10月 - 市内の電話が自動化される。
- 1959年9月26日 - 伊勢湾台風により市内が災害激甚地指定を受ける。死者20名、負傷者309名。
- 1960年2月1日 - 市章を制定する。[1]
- 1960年3月27日 - 名鉄平坂支線が廃止される。
- 1962年3月1日 - 西尾永楽町郵便局が設置される。
- 1968年11月 - 市内の7農協(福地農協を除く)が合併し西尾市農業協同組合が発足する。
- 1975年3月 - 憩の農園が開園する。
- 1976年4月5日 - 愛知県立西尾東高等学校が開校する。
- 1977年4月1日 - 市町村合併の際、合併された旧町村の役場に設置した市役所の支所が廃止される。
- 1988年5月1日 - 西尾簡易裁判所が廃止される。
- 1989年7月2日 - 西尾駅付近の連続立体交差事業が完成し、西尾駅と西尾口駅が高架駅となる。
- 1991年4月 - 愛知県議会議員選挙の選挙違反事件で、市議会正副議長ら市議会議員が大量逮捕される。同年9月8日、議会定数の半数を超える17名の補欠選挙を行う。
- 1994年 - 西尾市バラ園が憩の農園に隣接して開園する。
- 1994年11月27日 - 中学生いじめ自殺事件が発生し、日本全国に波紋が広がる。
- 1995年12月26日 - 森下万歳(三河万歳)が国の重要無形民俗文化財に指定される。
- 1999年6月7日 - 岩瀬文庫の旧書庫と旧児童館(現・市立図書館おもちゃ館)が国の登録有形文化財に登録される。
- 1999年12月1日 - 西尾市内の一部でケーブルテレビ放送が始まり、「西尾幡豆チャンネル」が開局する。
- 2000年4月1日 - 西尾市および幡豆郡3町の5農協が合併し、西三河農業協同組合(JA西三河)が発足する。
- 2001年4月1日 - 西尾市および幡豆郡3町のごみやし尿処理、水道事業、広域計画の3組織を統合した西尾幡豆広域連合が発足する。
- 2003年4月2日 - 西尾市岩瀬文庫が古書博物館としてリニューアルオープンする。
- 2003年8月28日 - 西尾市・幡豆郡3町任意合併協議会を設置する。以降の協議では合併方式を巡り紛糾する。
- 2004年1月16日 - 西尾市・幡豆郡3町任意合併協議会を解散する。
- 2004年4月1日 - 名鉄三河線碧南〜吉良吉田間の廃止に伴い、市内の4駅が廃止される。
- 2004年4月1日 - 西尾実業高等学校を総合学科高校に改編し鶴城丘高等学校となる。
- 2005年4月1日 - 西尾市、一色町、吉良町の6漁協が合併し、西三河漁業協同組合(JF西三河)が発足する。
- 2006年12月16日 - 名鉄西尾線の鎌谷駅が廃止される。
- 2009年 - 新庁舎完成。
- 2011年4月1日 - 幡豆郡一色町、吉良町、幡豆町を編入。
幡豆郡3町の編入合併
周辺自治体との合併はこれまでにも検討されてきたが実現には至らなかった。近年、榊原康正市長が中心となって合併協議を進め、2010年8月27日に幡豆郡3町(一色町・吉良町および幡豆町)との合併調印式が行われ、2011年4月1日に各町が当市に編入合併した。
行政
市政
市役所出張所
- 寺津出張所(寺津公民館内)
広域行政
旧西尾市と旧幡豆郡3町で、ゴミ処理などの広域連合を設置していた。国の消防広域化構想では、人口30万人以上の要件に満たないため、さらに近隣との広域化が必要とされている。西三河の4広域行政圏域の中では、合計人口16万余と最も人口が少ない。国政の選挙区では、岡崎市・幸田町と同一だが、ケーブルテレビではKATCH(碧海五市)に後発加入した。
警察
消防
- 西尾市消防本部 - 本署(矢曽根町)の他に、西分署(楠村町)と北出張所(米津町)、東出張所(米野町)がある。消防車はポンプ車9台(うち水槽付き3台)、はしご車1台、化学車2台など、救急車は計4台が各署・出張所に配置されている。
- 消防団
当市は数少ない消防団が無かった自治体(他は大阪市のみ)であった。
1961年に自治体の消防組織である西尾市消防署が設置されたのを機に消防団を縮小、翌1962年に解団して水防団・警防団と改編した。これらはほぼ同じ役割を持つものであり、一般的には水・警防団または単に水防団と総称される。2004年に近隣自治体との合併が議論されたさい、この議論にあわせて消防団を復活させることが検討されかけたが、合併が不調に終わったために立ち消えとなっている。
2011年4月、幡豆郡3町の編入合併にともない、3町内の消防団を引き継ぐ形で49年ぶりに消防団が復活した。
経済
産業
金融・郵政
西尾銀行協会に加盟する金融機関は以下のとおり。(五十音順)
- 愛知銀行 西尾支店
- 愛知県中央信用組合 西尾支店(他に、西尾東支店)
- 岡崎信用金庫 平坂支店(他に、西尾支店、西尾南支店)
- 蒲郡信用金庫 しもまち支店
- 名古屋銀行 西尾支店
- 西尾信用金庫 本店(他に、西尾市内9支店)
- 西三河農業協同組合 本店(他に、西尾市内12支店)
- 碧海信用金庫 西尾支店(他に、西尾北支店、西尾西支店)
- 三菱東京UFJ銀行 西尾支店(●旧UFJ店舗)
郵便局
局名の後にある5桁の番号は取扱局番号。
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姉妹都市・友好都市
姉妹都市
友好都市
教育
小学校
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中学校
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高等学校
- 愛知県立西尾高等学校
- 愛知県立西尾東高等学校
- 愛知県立鶴城丘高等学校(旧称:西尾実業高等学校)
- 愛知県立一色高等学校
- 愛知県立吉良高等学校
おもな各種学校
- 西尾高等家政専門学校(専修学校。学校法人白百合学園が運営。)
- 西尾市立看護専門学校
- 西尾幡豆医師会准看護学校
交通
鉄道
路線バス
- 名鉄東部交通バス - 自治体がバス運行補助金を拠出し、名鉄東部交通が運行している。運行頻度は毎時1-2本程度で、設定のない時間帯もあるが、西尾-西尾市民病院は路線の重複があるため、昼間帯の運行頻度はやや多い。
- 寺津線:西尾 - 矢田小学校前 - 徳永東 - 東脇 - 刈宿 - 寺津神社前 - 徳永東 - 矢田小学校前 - 西尾
- 特定時間帯に西尾-西尾市民病院(昼間帯)-総合体育館西尾東高校前(朝1本往路のみ)の運行が延長される。徳永東→東脇→刈宿→寺津神社前→徳永東は循環運転のため逆方向となる停留所への利用ができない。
- 平坂・中畑線:西尾 - 下町住宅 - 法光寺 - 中畑 - 港前 - 西尾勤労会館前 - 住崎北 - 下町住宅 - 西尾
- 特定時間帯に西尾-西尾市民病院(昼間帯)-総合体育館西尾東高校前(夕1本復路のみ)の運行が延長される。下町住宅-中畑-港前-下町住宅間は循環運転で13時台以降は逆回りになる。
- 一色線:西尾市民病院 - 西尾 - 深池 - 福地 - 憩いの農園口 - 市子 - 一色大宝橋 - 三河一色
- 西尾-西尾市民病院(昼間帯と朝夕の一部)-総合体育館西尾東高校前(朝1本往路のみ)の運行が延長され、三河一色→一色渡船場→一色大宝橋は昼・夕の2本のみ運行。
- 岡崎・西尾線(三和小学校前・高須経由):西尾 - 西尾市民病院 - 総合体育館・西尾東高校前 - 三和小学校前 - 中島 - 高須 - 岡崎駅西口
- 岡崎・西尾線(室場・下青野経由):西尾 - 西尾市役所前 - 高河原 - 室場 - 永良 - 中島 - 下青野 - 岡崎駅西口 - 芦池橋 - 東岡崎
- 朝の一部と最終は岡崎駅西口止まり。
いずれの運行状況も平日のもの。
- ふれんどバス
- 名鉄三河線碧南-吉良吉田間の鉄道廃止に伴い、2004年4月1日より運行開始した代替バスで、旧沿線区間の西尾市など2市2町によるふれんどバス運行協議会が、名鉄バス東部に運行を委託している。運行頻度は毎時1-2本で、碧南と吉良吉田で鉄道路線に連絡している。但し名鉄東部交通バス路線とは運賃体系が異なる。西尾市内には西小梛から刈宿まで9つの停留所が設置されている。
- 2005年4月1日に西尾市関係分として、 西小梛、楠村、刈宿の3停留所を増設、寺津大明神を寺津二ッ家と改称し、巨海と共に移設した。
- 碧南駅 - 西小梛 - 平坂郵便局前 - 平坂小南 - 平坂港前 - 楠村 - 寺津二ッ家 - 寺津神社前 - 巨海 - 刈宿 - 一色高校西 - 吉良吉田駅 - 吉良高校
- 六万石くるりんバス(コミュニティバス)
道路
一般国道
主要地方道
一般県道
市内の道路通称名
- 西尾中央通り(愛知県道383号蒲郡碧南線の一部)
- 本町通り(愛知県道301号西尾新川港線の一部)
- 中町通り(愛知県道301号西尾新川港線の一部)
- 肴町通り
- 順海町通り
- 一色中町通り(愛知県道12号豊田一色線の一部)
- 平坂街道
道の駅
名所・観光・祭事
名所・旧跡・観光スポット
- 久麻久神社本殿
- 市内に久麻久神社は八ツ面町と熊味町の2か所あるが、国の重要文化財に指定された本殿は八ツ面町にあり、鰐口・棟札2枚・厨子が附[2]指定を受けている。延喜式式内社で、幡豆郡熊来郷と読みは同じである。
- 西尾市岩瀬文庫
- 西尾の実業家、岩瀬弥助が1908年に私立図書館として創設したものを、のちに市への移管を経て、2003年に博物館として開館させた。幅広い分野の書籍が約8万冊収蔵されており、旧書庫と旧児童館(現・市立図書館おもちゃ館)は国の登録有形文化財に、また収蔵品の後奈良天皇宸翰般若心経(ごならてんのうしんかんはんにゃしんぎょう)は国の重要文化財の指定をうけている。
- 西尾市歴史公園・西尾城趾
- 再建された本丸丑寅櫓や二の丸の表門・鍮石門があり、二の丸跡に京都の公家屋敷・旧近衛邸の茶室が移築されている。
- 西尾市憩いの農園・ 西尾市バラ園
- 西尾市憩いの農園は植木・観葉植物・盆栽などや、園芸資材を産地直売方式で展示即売する大規模な緑化木ショッピングセンターで、他にも農・海産物など地域の特産品も扱う。また西尾市バラ園は、憩いの農園の西に併設され200種以上のバラが楽しめる。
- 上永良神明社の大椎の木
- 樹齢約1000年と推定される樹高8m、根囲20m、胸高囲7mの椎の巨木で、国の天然記念物に指定されている。
- 三河工芸ガラス美術館
- ガラス工芸を扱った私設美術館で、2002年版の『ギネス・ワールド・レコーズ』に掲載された巨大万華鏡があり、体験工房ではステンドグラスや万華鏡などのガラス工芸が体験できる。
祭事・催事・民俗芸能
- 西尾まつり
- 7月13日から15日に開催され、市中を練り歩く。かつては「西尾の祇園祭」と呼ばれていたが、のちに改称されている[3]。
- てんてこ祭り
- 毎年1月3日に熱池(にいけ)町八幡社で行われる豊作祈願の神事。赤装束の厄男が太鼓の拍子に合わせて、腰に結んだ男根をかたどる大根を振る。県の無形民俗文化財に指定されている。
- 貝吹のかぎ万燈
- 毎年8月14日に貝吹町の万燈山で行われる旧盆の行事。万燈山の西側斜面に108基の松明を焚き、鉤(かぎ)状に炎を映し出す。鍵万燈とも表記。市の無形民俗文化財に指定されている。
- 森下万歳(三河万歳・御殿万歳)
- 太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)の二人が一組になり、祝言を謡いながら舞ったり言葉の掛け合いをする伝統芸能で、西尾のものは発祥地の名から森下万歳と呼ぶ。一般に三河万歳とも呼ばれる。森下万歳の発祥は鎌倉時代と言われ、江戸時代には幕府から優遇されて元旦の江戸城の開門の儀式も勤めた。新年を祝う芸能でもあったが、他の地域に伝承する万歳と違って門付けではなく、大名などの屋敷内の座敷で披露されたことから御殿万歳(演目や種類を御殿万歳と呼ぶ地域もあるが、西尾の場合は万歳形態そのものを指す)とも呼ばれる。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
- 棒の手
- 農民が自衛のため棒を使う武術として江戸時代に始まったといわれ、愛知県内の各地に伝わる。田貫町の鎌田流は古式を大切に受けついでおり、六尺棒の棒さばきが毎年10月の第3日曜日に披露される。県の無形民俗文化財に指定されている。
出身有名人
歴史上の人物
その他・一般
- 岩瀬弥助(実業家・岩瀬文庫創設者・元西尾町長)
- 神谷伝兵衛(実業家)
- 小笠原三九郎(実業家・元商工大臣・農林大臣・通商産業大臣・大蔵大臣・西尾市名誉市民)
- 関信三(教育者、僧侶)
- 小山茉美(女優・声優)
- 岩瀬仁紀(プロ野球選手)
- 沢朋宏(CBCアナウンサー)
- 金折知則(JRA調教助手)
- 神取恭子(メ?テレアナウンサー)
- 斉藤麻衣(女優)
- 近藤公園(俳優)
- 塚本一平(福井放送元アナウンサー)
- 斎藤吾朗(画家)
- 山田幸司(建築家)
- 名倉弘雄(日本画家)
- しあつ野郎(お笑い芸人)
- 外山滋比古(英文学者)
- 牧田哲也(俳優)
- 尾崎士郎(小説家)
- 岩井俊雄(メディアアーティスト)
- 葵かを里(演歌歌手)
- 小山勝二(天文学者)
- 加藤広基(竹内電気のベース担当)
- 杉浦享(元プロ野球選手、外野手)
- 南翔太(俳優)
- 宗田理(作家)
- 稲垣実男(政治家、元衆議院議員)
- 若二瀬唯之(力士)
- 高須克弥(美容外科医)
- 石堂克利(元プロ野球選手、投手)
- Viki(シンガーソングライター)
- 都築恵理(シンガーソングライター)