ゴッドファーザー (カクテル)
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ゴッドファーザー | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク[1] |
作成技法 | ビルド |
色 | 褐色透明 |
グラス | オールド・ファッションド・グラス |
度数 | 34度[2] - 36度[3] |
レシピの一例 | |
ベース | ウイスキー |
材料 |
ウイスキー …… 45ml |
アマレット …… 15ml |
ゴッドファーザー(Godfather)とは、ウイスキーベースのアマレットのアーモンド風味の香りと甘味、ウイスキーの濃厚さが特徴的なカクテルである。なお、ベースに使用するウイスキーの種類は特に決められていないが、スコッチ・ウイスキーが使用されることが多い。
由来
[編集]このカクテルは小説『ゴッドファーザー』をイメージして作られた。小説の著者(マリオ・プーゾ)はイタリア人であり『ゴッドファーザー』はイタリア系アメリカ人マフィアを描いた作品であるため、イタリア産リキュールのアマレットが使用された[4]。また、劇中の時代は禁酒法が敷かれており、アメリカンマフィアはスコッチを密輸して稼いでいたというイメージからスコッチが使用されたと言われている。
標準的なレシピ
[編集]- ウイスキー 45ml
- アマレット 15ml
他のレシピ
[編集]国際バーテンダー協会(IBA)では、ウイスキーとアマレットを等量にしたものがオフィシャルレシピとなっている[5]。
- ウイスキー 35ml
- アマレット 35ml
作り方
[編集]ウイスキー、アマレットを、氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに入れステアする。
バリエーション
[編集]- ウイスキーをウォッカに変えると「ゴッドマザー」になる[6]。
- ウイスキーをブランデーに変えると「フレンチ・コネクション」になる[6]。
- アマレットをドランブイに変えると「ラスティ・ネイル」になる。なおラスティ・ネイルのベースはスコッチ・ウイスキーが指定されている。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ 桑名伸佐監修『カクテル・パーフェクトブック』日本文芸社、2006年、239頁。ISBN 978-4-537-20423-0。
- ^ YYT project編『おうちでカクテル』池田書店、2007年、162頁。ISBN 978-4-262-12918-1。
- ^ 稲保幸『色でひけるカクテル』大泉書店、2003年、126頁。ISBN 4-278-03752-X。
- ^ “Disaronno: The Godfather”. Disaronno. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “GOD FATHER”. 国際バーテンダー協会. 2019年3月1日閲覧。
- ^ a b 中村健二『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、152頁。ISBN 9784072743935。
外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、ゴッドファーザー (カクテル)に関するカテゴリがあります。