日本瓦斯
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(ニチガスから転送)
日本瓦斯田無工場(閉鎖)と同社の旧ロゴ | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | ニチガス |
本社所在地 |
日本 〒151-8582 東京都渋谷区代々木4丁目31番地8号 |
設立 | 1955年(昭和30年)7月29日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9010001061924 |
事業内容 |
液化天然ガスの供給、販売 都市ガスの供給、販売 ガス機器・ガス空調設備等の販売 ガスその他の総合設備工事 |
代表者 |
柏谷邦彦(代表取締役社長) 渡辺大乗(代表取締役専務) 吉田恵一(代表取締役専務) |
資本金 | 70億70百万円 |
発行済株式総数 | 118,603,698株 |
売上高 |
単体1,033億51百万円 連結1,625億52百万円 (2022年3月期) |
純資産 |
単体446億81百万円 連結718億90百万円 (2022年3月31日現在) |
総資産 |
単体1,287億50百万円 連結1,538億11百万円 (2022年3月31日現在) |
従業員数 |
単体1,097名、連結1,740名 (2022年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 16.2% 日本カストディ銀行(信託口) 9.1% 東京電力エナジーパートナー 3.8% かんぽ生命保険 2.9% JPモルガン証券 2.0% (2022年3月31日現在) |
外部リンク | https://www.nichigas.co.jp/ |
日本瓦斯株式会社(にっぽんがす、英: NIPPON GAS CO., LTD.)は、東京都渋谷区代々木に本社を置く日本のエネルギー販売会社である。略称「ニチガス」。みどり会の会員企業であり三和グループに属している[1]。プロパンガス、都市ガスを主力としている。
営業エリア
[編集]関東一円および山梨・静岡両県に事業所(工場およびデポステーション)[2]・営業所[3]を設置。
- 東京都 - 町田工場、府中・瑞穂両デポステーション、西東京ほか10営業所
- 埼玉県 - 埼玉工場、狭山・戸田・八潮各デポステーション、朝霞ほか16営業所
- 神奈川県 - 夢の絆・川崎(工場)、横須賀・秦野・津久井各デポステーション、旭ほか13営業所
- 千葉県 - 千葉工場、東金・君津両デポステーション、市川ほか13営業所
- 茨城県 - 取手・稲敷・水戸各デポステーション、つくばほか8営業所
- 栃木県 - 宇都宮・小山両デポステーション、宇都宮ほか3営業所
- 静岡県 - 清水デポステーション、静岡ほか5営業所
- 山梨県 - 甲府工場、甲府ほか3営業所
- 群馬県 - 太田・前橋両デポステーション、前橋ほか4営業所
沿革
[編集]- 1955年 - 岩谷産業創業者岩谷直治の長男、岩谷徹郎により日本瓦斯設立。
- 1964年 - 東京オリンピック聖火用ガスを供給。
- 1966年 - 新日本瓦斯株式会社設立
- 1973年 - 東京証券取引所市場第2部上場。コンロ用ガスボンベの最新鋭工場が取手に完成。
- 1975年 - ニチガス開発株式会社設立
- 1976年 - 千葉、埼玉県下に簡易ガス導管供給システムの開発推進。ニチガス物流計算センターを設立。
- 1979年 - 東京証券取引所市場第1部上場。
- 1984年 - コンロ用ガスボンベ並びに各種エアゾール製品等の生産工場が滋賀に完成。
- 2002年 - 東武ガスを子会社化し、翌年東彩ガスと社名変更する。
- 2005年 - ISO14001を認証取得。
- 2005年 - 埼玉県の蓮田団地、千葉県富里市の日吉台ニュータウン、神奈川県の南平団地について、簡易ガスから一般ガス(都市ガス)への事業転換計画を関東経済産業局に提出、受理された。
- 2005年 - 日本ガス協会への入会を総会で満場一致で了承される。
- 2006年 - 2010年までに住宅団地向けの簡易ガス100箇所について、都市ガス他社が供給されている地域においては一般ガス(都市ガス)へ順次事業転換していくことにより、電力業界が推進しているオール電化への転換を阻止していくとの計画を発表。東京ガスなど既存のガス会社が所有しているガス管を借りて住宅団地に一般ガス(都市ガス)を供給する計画であり、都市ガスがない地域へはタンクローリーで液化天然ガスを供給することも検討しているという。
- 2009年12月1日 - 岩谷産業が日本瓦斯に対し液化石油ガス、カセットガス、工業ガスの供給停止を通告[4]。
- 2014年3月7日 - 子会社の東彩ガス・東日本ガス・新日本瓦斯・北日本ガスを株式交換により完全子会社とする。
- 2015年11月2日 - 本社を東京都渋谷区代々木(旧スクウェア・エニックス初台ビル)に移転[5][6]。
- 2016年
- 2017年8月21日 - 東京電力エナジーパートナー株式会社と共同出資で東京エナジーアライアンス株式会社を設立。
- 2024年1月1日 - ニチガスグループ各社のエネルギー小売事業を日本瓦斯に集約すると共に、グループのガス供給事業を東彩ガス(同日に社名を株式会社エナジー宇宙に変更)に集約。
-
代々木の本社。
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ビルの定礎にはエニックスの名がある。
関連会社
[編集]- 株式会社エナジー宇宙 - ガス供給部門(旧社名:東彩ガス株式会社)
- 東日本ガス株式会社 ※2024年1月1日、東彩ガスへ吸収合併
- 北日本ガス株式会社 ※同上
- 日本瓦斯工事株式会社
- 日本瓦斯運輸整備株式会社
- 株式会社雲の宇宙船 -システム部門
- 東京エナジーアライアンス株式会社
不祥事
[編集]特定商取引法違反
[編集]2023年5月25日、消費者庁は、ガスや電気の訪問販売の際、目的を告げずに勧誘したなどとして、日本瓦斯に対し特定商取引法違反(勧誘目的不明示など)で訪問販売に関する一部業務の停止(3カ月)を命じたと発表した。 消費者庁によると、少なくとも2021年4月から22年3月までの間、同社の委託先の営業員が消費者宅に訪問し、消費者が断っているのに勧誘を繰り返した。また、既存の契約先よりも安くなる事実がないにもかかわらず、「安くなりますよ」などとうその説明をしたという[8][9][10]。
CM出演者
[編集]脚注
[編集]- ^ “メンバー会社一覧”. みどり会. 株式会社みどり会. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “事業所一覧”. 日本瓦斯. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “お問い合わせ先”. 日本瓦斯. 2022年9月20日閲覧。
- ^ 「断腸の思い」-岩谷産業牧野社長/日本ガスへの供給停止を語る ガスエネルギー新聞(2009.11.18)
- ^ 平成27年6月24日開催 第35回定時株主総会 開催概要 質疑応答概要
- ^ 本社移転に関するお知らせ,日本瓦斯,2015年10月28日
- ^ “新ロゴ運用スタートのお知らせ” (PDF). 日本瓦斯 (2016年4月1日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ “訪問販売業者【日本瓦斯株式会社】に対する行政処分について”. 消費者庁. (2023年5月25日) 2023年5月25日閲覧。
- ^ “訪問販売でしつこく勧誘 ニチガスに一部業務停止命令3カ月”. 朝日新聞. (2023年5月25日) 2023年5月25日閲覧。
- ^ “日本瓦斯に一部業務停止命令 目的告げず訪問販売―消費者庁”. 時事通信. (2023年5月25日) 2023年5月25日閲覧。
- ^ “CM一覧”. 日本瓦斯. 2022年9月20日閲覧。