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プログレスM-26M

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プログレスM-26M
任務種別ISS 補給船
運用者ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID2015-008A
SATCAT №40392
特性
宇宙機種別プログレス-M (11F615A60)
製造者RKKエネルギア
打ち上げ時重量7287 kg
任務開始
打ち上げ日2015年2月17日 11時0分17秒 (UTC)[1]
ロケットソユーズ-U
打上げ場所バイコヌール 1/5[1]
任務終了
廃棄種別軌道離脱処分
減衰日2015年8月14日 14時17分 (UTC)
軌道特性
近点高度186 km[2]
遠点高度237 km[2]
傾斜角51.65度[2]
軌道周期88.73分[2]
元期2015年2月17日 11時31分52秒 (UTC)[2]
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ズヴェズダ 後方
ドッキング(捕捉)日 2015年2月17日 16時57分 (UTC)
分離日 2015年8月14日 10時19分 (UTC)
dock時間 177日17時間22分
輸送
重量2370 kg
加圧1465 kg
燃料435 kg
ガスカーゴ50 kg
水カーゴ420 kg

プログレスM-26M (ロシア語: Прогресс М-26М)はロシア連邦宇宙局が2015年に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船NASAJAXAではプログレス5858Pなどとも称される[3]。6時間ランデブー方式で打ち上げられ、プログレス-M改良型として26機目、シリアル番号は425であった。

運用

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プログレスM-26Mは2015年2月17日11時0分(GMT)にカザフスタンバイコヌール宇宙基地からソユーズ-Uで打ち上げられた[4]

その後6時間未満でISSに到着し、2015年2月17日16時57分(GMT)にISSのズヴェズダ後方部にドッキングした。

2015年5月、プログレスはステーションのリブーストに利用されたが、最初の試みは燃焼の1秒後に宇宙機自身によって自動停止した。ロシアの飛行管制はの8基のスラスタのうちの一つの問題であったとしている。2度目の試みは7基のスラスタで行われ、32分間3秒の燃焼に成功した[5]

プログレスM-26Mはその後6ヶ月間ほどズヴェズダに係留されていた。係留中、積荷が下ろされ代わりにISSから出た廃棄物が積み込まれた。その後、8月14日にドッキングを解除し、太平洋上で軌道離脱処分された[6]

搭載貨物

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プログレスは2370kgの貨物および補給品をISSに輸送した[7]

輸送されたのは食料、水、燃料や補給品などであり、435kgの燃料、50kgの酸素など気体、420kgの水、1465kgの予備部品、補給品、実験機材などが第42次長期滞在の6人の乗組員に届けられた。

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  1. ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2015年2月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e Peat, Chris (2015年2月17日). “PROGRESS-M 26M - Orbit”. Heavens-Above. 2015年2月17日閲覧。
  3. ^ Chris Bergin (2015年2月17日). “Soyuz U lofts Progress M-26M on fast track mission to ISS”. NASASpaceflight.com. 2015年11月3日閲覧。
  4. ^ Stephen Clark (2015年2月17日). “Soyuz rocket boosts Russian cargo craft to space station”. Spaceflight Now. 2015年11月3日閲覧。
  5. ^ Station Orbit Boosted Sunday Night; Eye Science on Monday”. 2015年11月3日閲覧。
  6. ^ 「プログレスM-26M」補給船、大気圏に再突入 ミッション完了”. sorae.jp. 2015年11月3日閲覧。
  7. ^ Progress M-26M”. Roscosmos (2015年2月17日). 2015年11月3日閲覧。

関連項目

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