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マクラーレン・M4B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マクラーレン・M4B
カテゴリー F1
コンストラクター ランブレッタ-トロージャン, ブルース・マクラーレン・モーターレーシング
デザイナー ロビン・ハード
先代 M2B
後継 M5A
主要諸元
シャシー アルミニウムモノコック
サスペンション(前) シングルトップリンク、ラジアスアーム、ロワーウィッシュボーン、アンチロールバー、アウトボードコイルスプリング
サスペンション(後) ツインラジアスアーム、ロワーウィッシュボーン、シングルトップリンク、アウトボードコイルスプリング
エンジン BRM 1,998 cc (121.9 cu in) V8 NA ミッドエンジン, 縦置き
トランスミッション 5速 MT
燃料 シェル
タイヤ グッドイヤー
主要成績
チーム ブルース・マクラーレン・モーターレーシング
ドライバー ニュージーランドの旗 ブルース・マクラーレン
コンストラクターズタイトル 0 (最高位:ランキング10位, 1967年
ドライバーズタイトル 0
初戦 1967年のレース・オブ・チャンピオンズ
(ノンタイトル戦),
1967年モナコグランプリ
(世界選手権)
出走優勝ポールFラップ
世界選手権:2
+ ノンタイトル戦:3
0 (最高位:モナコ4位)00
テンプレートを表示

マクラーレン・M4B (McLaren M4B) は、トロージャンブルース・マクラーレン・モーターレーシングのために製作したフォーミュラ1カー1967年の5戦に出場した。

概要

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M4Bは、M2BM5Aの間のギャップとして、フォーミュラ2カーのM4Aを元にして製作された。二つの燃料タンクがコックピットの両側に追加され、グランプリを完走できるようになった。車の後部は2.0リッターV8エンジンのBRM・タイプ56-2に対応するように切り取られた。このエンジンはグラハム・ヒル1962年にチャンピオンを獲得したエンジンである。

M4Bはブランズ・ハッチで行われた1967年のレース・オブ・チャンピオンズでデビューし、それぞれのヒートで4位と6位に入ったが、最終レースではエンジントラブルでリタイアとなった。オウルトン・パークで行われたスプリング・トロフィーでは両ヒートで5位となり、シルバーストーン・サーキットで行われた1967年BRDCインターナショナルトロフィーでも5位となった。

M4Bのグランプリにおけるデビューは1967年モナコグランプリで、その短いホイールベースが驚くほどの競争力を発揮した。マクラーレンは3位を走行したが、電力の低下したバッテリーをピットストップで交換し、4位でフィニッシュした。ここでのポイント獲得は1967年シーズン初であった。次戦のオランダでマクラーレンは1周目でクラッシュ、リタイアとなった。車は後に修理されたが、グッドウッド・サーキットでのテスト中に炎上し廃棄された。

F1における全成績

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(key) (太字ポールポジション斜体ファステストラップ

チーム エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ポイント 順位
1967年 ブルース・マクラーレン・モーターレーシング BRM V8 G RSA
南アフリカの旗
MON
モナコの旗
NED
オランダの旗
BEL
ベルギーの旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
CAN
カナダの旗
ITA
イタリアの旗
USA
アメリカ合衆国の旗
MEX
メキシコの旗
3 10位
ブルース・マクラーレン 4 Ret

参照

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外部リンク

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